契約者は双子の弟(〆)

そっか…(相手の言葉に、少し残念に思いつつ言うと、時間を見ればお昼だったため、｢ね、腹減ったし、どっかでお昼食べよ｣と相手に提案して)

じゃあ…あそこ行く？（少し行った先に色々なレストランがあったためそこを提案してみて）

うん、行こ！(相手の提案に頷いては、レストランへと相手と談笑しつつ歩いていて)

じゃあ僕は何食べよっかなぁ（スマホでメニューを調べながら何個かで迷って）

！凄い、お子様ランチってのある！(相手のスマホを覗き込みつつ、目を輝かせながら言い、｢オレハンバーグにしようかな｣と呟き)

いいね、じゃあ僕はオムライスかな（相手の反応を楽しみつつレストランに着くと早速注文をして）

いいだろ？オレたち恋人なんだぁ(レストランに着くと中に入り、相手が注文すれば店員に仲がいいだの話しかけられ、恋人だと自慢げに言い)

…早く行こ（相手が自慢すると似ている自分と相手を見比べるためフードをかぶってそう言って足早にお会計をして）

？おう(相手の様子に首を傾げつつついて行き、｢怜夏、嫌だったの？｣と尋ねて)

…嫌じゃないけど変な目で見られるから（そっくりな自分と相手だと奇異な目で見られるので少し目を伏せて）

！…そっか、ごめん、気付かなかった(相手に言われ、ようやく理解しては、申し訳なさそうに謝り、｢言うのは双子の兄ちゃんってことだけにする｣と伝えて)

うん…（相手の気遣いに頷いてから「似てなかったら言ったのになぁ」と小さく呟いて）

！…(相手の言葉に、双子じゃなかったら良かったのかなと思ってしまうも、笑顔になって欲しいと思い、相手の頬に手を添えて逸らせないようにしては、見つめ合って、何度もテレパシーで大好きを伝えていて)

！も、もういいから…！（相手にそらせないようにされて真っ赤になりながら大丈夫だと言って）

怜夏嬉しい？(相手が真っ赤になると離れて、嬉しいか尋ねて、｢嬉しいなら笑ってよ、オレ怜夏の笑顔好きだから｣と言い)

嬉しいよ…（笑ってと言われて笑ってみるも、恥ずかしさが勝って顔が赤いままで。レシートに書かれた番号を呼ばれたため急いで取りに行って）

…いっぱい伝えたら笑顔になると思ったのに(相手の様子にきょとんとしつつ、失敗だったかなぁと思い、相手を待っていて)

お待たせ（相手の元に戻る事にはやっと赤みが少し減り、相手の笑顔を見せながら帰って）

！おかえり(相手が戻ってきて、笑顔なのを見て嬉しそうにしながら言うと、相手と共に席に座り)

うん、これ怜央にぃのね（相手の分を前に置いてあげてから向かいに座り「いただきます」と言って食べ始めて）