契約者は双子の弟(〆)

！…怖いんでしょ？(相手がお化け屋敷でも大丈夫だと言うと、相手が怖いのではないかと尋ね)

怜央にぃいるし（相手がいるからですと言いながら腕に抱きつき「こうしてたら平気」と言って）

そっか、じゃあ行こ！(相手が大丈夫と言うと、嬉しそうにしながら言い、お化け屋敷へ向かって、｢もし怖くても、オレが守ったげる！｣と言い)

うん（相手が守ってくれると思うとほっとしながら相手もうでに抱きついたままお化け屋敷の列に並んで）

…なんか、カップル多くない？(相手と並んでいたが、周りを見ればカップルが多く、相手にそう言い)

…怖がってるふりして彼氏に抱きつく彼女とかいるから（地震が本気で怖いが、どうも怖がってそうなふりも、ほんとに楽しみだが彼氏が嫌そうな顔だったりと様々な人がいて）

彼氏嫌がってんのに、変なの(なぜわざわざ怖い振りをするのか理解出来ず、そう呟いて)

可愛く感じて欲しいとか（少し考えてからそう言い「でも、まぁ気持ちがわからなくもないけど」と呟いて）

ほんとに怖がってる方が可愛いと思うけどなぁ(少し考えてみるも、わざと怖い振りより本当に怖がっている方がいいと思うため、そう言い)

そう…？（そんなものなだろうかと思えば順番が来たため少し震えながらも入って）

うん、オレはだけどね(相手の言葉に、あくまで自分意見だと言い、中に入っては、相手の頭を撫でてあげて、｢結構暗いね…｣と言い)

そう…だね…っ（頭を撫でられると少し落ち着いたが急に驚かされてしまい驚いて）

わっ！？…もぉ、急に驚かしたらびっくりするでしょ！(お化け屋敷を詳しく知らないが為に、脅かし役に言っていて)

そ、そう言うものだから…（相手の反応に少し笑ってから少し説明をして）

そうなの？じゃあ、警戒しなきゃだね(相手から教えてもらい、警戒しないとだと言い、脅かし役に謝り、道順に進んでいき、気配でなんとなくわかるため、近くなると相手にそこにいると伝えていて)

ほんとだ…（事前に身構えるためそこまで驚かないが、相手が楽しいのか少しきになって）

…怜夏、待ってて(最後辺りに来ると、小声で相手に待っててと言い、脅かし役の隠れている場所に行き、｢ばあっ！悪魔だぞー！｣と言うと驚いて叫びながら逃げていき、楽しそうにケラケラと笑っていて)

…？（相手が何をしているか声しか聞こえなかったが戻ってくると「あんまりそう言うのしちゃだめだよ」とだけ注意はしておいて）

脅かし役を脅かした方がおもしれぇじゃん(相手に注意されては、不満そうに言い、そのまま出口から外に出て)

お仕事邪魔したらかわいそうだよ（相手の言葉に少し苦笑をしながらそう言って出口を出るとホッとして）