契約者は双子の弟(〆)

じゃあ、赤にする！(どれにするか悩んだが、色を決めればそう言って相手の手を引きつつ赤のカップに行き、乗り込んで)

いいね（一緒に赤に乗ってから、回すのは相手に任せようと思い「怜央にぃ頑張って回してね」と言って）

うん、わかった！(ワクワクとしながらハンドルに手を置いて待っていて、動き始めると少しずつ速く回し始めて)

すごい早い…！（相手の回すスピードが早く、笑ってしまいながら楽しんでいて）

いっちばん早く回ってるかな(相手に気をつけると言ったのをすっかり忘れ、ハンドルを回し続けていて)

…そう、かも（ぐるぐると回るコーヒーカップに少しだけ顔色を悪くしつつも我慢して）

！…あ、ごめんね！(楽しそうにしていたが、相手の顔色が悪いことに気付くと、急いでゆっくりにして、｢ゆっくりするって約束したのに、オレ楽しくて忘れてた…｣と申し訳なさそうに言い)

ううん…なんか、ジェットコースターと違って景色がぐるぐるで（相手が弱めてくれるとほっとしながら少し苦笑いをして）

怜夏、もう大丈夫そう？(相手を見つめながら心配していて、ハンドルから手を離し)

うん、慣れてきた（相手が手を離すとそういい「回していいよ」と言って微笑んで）

いいの？じゃあ回すね(相手が回してもいいと言うと、大丈夫かなと思いつつゆっくり回していき)

ありがとう（相手が先ほどより弱く回してくれるとお礼を言って）

速いの楽しいけど、怜夏と楽しみたいから(相手にお礼を言われると照れくさく感じつつ、相手と楽しみたいと思っているため、それを言い)

えへへ、僕も（相手の言葉に大きく頷くとコーヒーカップが止まったため降りて）

ふぅ、楽しかったぁ(止まると、相手と共に降りては、そう言い、｢怜夏、次どうする？｣と尋ね)

んーどうしよう（相手の言葉に園内のマップを広げて見ながら少し悩んで）

…怜夏、おばけやしきって何？(相手とマップを見ていたが、そこに書かれたお化け屋敷が何かわからず、相手に尋ねて)

んと怖いやつかな（相手の言葉に一瞬ピクッとし「…行きたい、の？」と恐る恐る尋ねて）

…、ううん、知らないから聞いただけ！(相手の説明を聞き、行ってみてもいいかもと思ったが、相手の様子に気付くと、聞いただけと言い、｢んー、どうしよっか…あ、これ楽しそう！｣と言って指したのは、シューティングゲームで)

…別に、行ってもいいよ（相手が指さす方を見ながらも、お化け屋敷でも大丈夫だと言って）