契約者は双子の弟(〆)

…あ(ベッドに置いている自分のぬいぐるみが目に入り、幻覚で誤魔化していたが、それが解け、糸がほつれて綿が少し見えつつあり、それを手に取っては、寂しげにして、それを抱えて相手の元に行き、「怜夏、裁縫出来る？」と尋ねて)

ん？うん、できるよ（相手の手に取ったぬいぐるみを見てから頷き「あとで縫ってあげるね」と言って机に置いておくように言って）

！うん、お願い(相手の言葉に嬉しそうにして、机に置いては、「怜夏が治してくれるって、よかったね」と嬉しげに尻尾をゆらゆらと振りつつぬいぐるみに声を掛けていて)

お待たせ、簡単でごめんね（相手がぬいぐるみに話しかけると、炒飯を置いて自分も席について）

今日も美味しそうだね(炒飯を見ては、ワクワクとしながら言い、席に座ると頂きますと言って食べ始め、無意識に尻尾を立たせながら、もぐもぐと食べていて)

えへへ、よかった（相手が尻尾を立てると嬉しいのかなと思い笑顔になりながら食べ進め、合間にぬいぐるみの状態を確認して）

本当はほつれかけてたんだけど、オレ裁縫とか苦手だから、綺麗だって見えるように幻術かけてたんだ(あっという間に食べ終えては、ぬいぐるみの状態を見ている相手にそう話して、「直せそうなの？」と尋ねて)

うん、これくらいならすぐにできると思う。綿は減ってないし（相手の言葉に頷くと、そう言いながら食べ終えると早速裁縫道具を使って縫い初めて）

！よかった…(大丈夫と聞けば、嬉しそうにして、相手の手元をじーっと眺めては、「怜夏は凄いなぁ」と呟き、尻尾をゆらゆらとさせていて)

えへへ、ありがとう（相手に褒められると嬉しそうにしてから、しばらく時間が経つと相手のぬいぐるみをしっかり縫えたため相手に渡して）

！直ったぁ(相手からぬいぐるみを受け取ると、嬉しそうにしながら抱きしめ、「怜夏ありがとう」とお礼を伝え)

どういたしまして（相手の言葉に笑顔を見せてから「お風呂入ってくるね」と言って）

うん、行ってらっしゃい(お風呂に行くという相手を見送り、嬉しそうにしつつ、ぬいぐるみを撫でたりしていて)

ふぅ…あがったよ…もう寝る？（お風呂から上がると相手がぬいぐるみを撫でているのを見て嬉しそうにしながら尋ねて）

うん、寝よ寝よ！(ぬいぐるみに魔力を少し流しては、ベッドに置き、寝転がり、相手を誘うように隣を叩き)

うん、明日って学校あったっけ…（相手が隣を叩くと眠たげに目をこすりながらそう尋ねてベッドに横になって）

ないならデートしよ？(学校があるかはわからないが、もしないならデートしたいと思い、相手にそう提案して)

えへへ、そうしよっか（相手の言葉に目を輝かせて頷き「デートどこ行きたい？」と尋ねて）

んー、どこにしようかなぁ(行きたい場所を聞かれ、どこにしようかと悩み、「怜夏は？行きたいとこある？」と尋ねて)

えっと…遊園地とか？（相手の言葉に少し悩んでから定番の遊び場の遊園地を提案してみて）