契約者は双子の弟(〆)

怜夏、ただいま(相手が目を覚ますと、笑顔を浮かべて言い、相手にキスをして)

おかえり…怜央にぃ（相手にキスをされてきちんと目を覚ますとふにゃりと笑って）

あんね、けーむしょってとこ行って、悪い奴喰って来た！(可愛いなと思い、相手を撫でつつ、食べてきたと話して、｢怜夏が言ってた通り、オレが喰いたくなるくらい悪い奴、いっぱいいた！｣と楽しそうに話していて)

そ、そうなんだ…（相手の言葉に本当に良かったのかな…と思いながら「お腹いっぱいになったのなら、もう僕から美味しそうな香りはしなくなったのかな…？よかったね」と言って微笑んで）

うん、おなかいっぱい！(相手の言葉にお腹撫でつつ言い、相手の首筋に顔を近づけて、匂いを嗅ぐと、｢匂いはするけど、朝よりは薄くなった感じかな｣と言い)

完全には消えないんだね、なんか不思議（相手の言葉にクスッと笑ったもののハッとして怒った顔をし「でも、僕怒ってるから、置いてかれたの」と言ってそっぽをむいて）

あ、ぅ…えっと…ごめん…(相手に、怒っていること、そっぽ向かれたことにショックを受け、しょんぼりしつつ謝り、なにかお詫びにしなきゃと考えるも、思いつかず)

…しらない！（相手の反応をちらっと見て少し罪悪感があるがそのまま怒った素振りを続けて）

ごめんなさい…(相手に許してもらえないショックから、ポロポロと泣いてしまいつつ謝り)

…まぁ良いけど（相手が泣き始めると驚きながらもう良いと思ってそう言って）

ほんと？(相手がいいと言うと、涙を拭いつつ相手を見つめて、｢許してくれる？｣と尋ねて、尻尾を自分に巻き付けていて)

うん、許したげる（相手が尻尾を巻き付けるとその尻尾をみながら、許すと言って笑って）

！ありがとぉ(相手の笑顔と許すという言葉に、顔を明るくさせては、相手に抱きついて)

次は無いからね（相手が抱きつくと嬉しく思いながら次は許さないと言って）

でも、悪い奴のとこに怜夏連れてけないよ(次はないと言われ、しゅんとして、今回のように刑務所に行った場合、相手を連れて行けないと言い)

…それは…仕方ないから、いいよ（相手の言葉に少しだけ頬を膨らませたが、それはしかないからと言って許して）

ごめんね？(申し訳なさそうに眉を下げつつ謝れば、相手にキスをして)

いいよ…（相手のキスに目を瞑っていいよと言ってから「…ご飯食べる？」と尋ねて）

怜夏が食べてないなら食べる(相手の問いに少し考えてから、相手と一緒に食べたいため、食べてないなら一緒に食べると伝えて)

じゃあ今から作るね（相手の反応に嬉しそうにしながら早速料理を作り始めて）