碇シンジ 2024-06-24 18:12:18 |
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(どんな、表情でも絵になる美少年だなぁと、改めて思いながら、彼を眺める。隣の席にくれば何か真面目な話しなのかなぁと思い真剣に相手を見る)
え?なに?カヲル君
(/すみません。こっちでお願いします)
今日は一緒に帰ろうよ。
(ほぼ自分の希望なのだが、それでも言ってみなければわからないと思い。笑みを浮かべながら試しに提案してみせて)
え?あ、うん。いいよ(何か、深刻な悩みでも相談されるのかと身構えていたが、そんな事かと思い、あっさりとオッケーして)
帰り道、一緒だったっけ?
少し遠回りにはなるけど、ちゃんと家に帰れるから大丈夫さ。友達と帰るというのが僕にとっての憧れなんだ。
(今まで友達を作る機会もなかった為に、友達との関係についてはほぼ幻想だったので今なら叶えられるかも知れないと思っており)
友達、、(その言葉を聞くと、自分達は友達だったのかと思い、なんだか嬉しくなると、同時に果たして自分は彼に相応しい友達なのだろうかと思い)
あ、ありがとう。カヲル君が、僕の事をそんなふうに思ってくれてたなんて、知らなかったよ。僕、友達少ないからさ、、
こちらこそ。
だってシンジ君はいつも僕と仲良くしてくれているじゃないか。
(確かに彼は社交的というより、むしろ控えめに思えた。男子達と彼が会話をしている様子を見かけないわけではないし、クラスの女子達が恋バナをしている際に彼の名前が聞こえたこともあった。クラスメイトたちに嫌われているわけでもないはずだ。だが彼にとっての友達と言えば、それとは別なのだろうかと思うと、自分はまだまだ勉強不足だと思い)
あ、いや、でもさ。カヲル君って、そのカッコイイからモテるでしょ?なんで、僕なんかに話しかけてくれてるのかな?って思ってさ(彼の恋人関係に口を挟むのは、どうかと思ったが思わず聞いてしまい)
僕、恋愛については実のところよく分かっていないんだ。
だから人と付き合ったことは無いよ。
(突如出てきた疑問に対してくすっと笑い。告白された経験を振り返っていくと、一度もOKしたことがないのに気付き)
え?そうなの?(彼からの言葉を聞くと、本当に驚き目を大きく開いて)
そっか、まぁ、僕も付き合った事なんてないから、分からないんだけどね、、(自分の場合は、告白すらされていないけどなぁと思い)
え?なんで、カヲル君が謝るの?僕の方こそ、ごめんね。先に聞いちゃってさ、、(落ち込ませた。どうしようと思い立ち上がると、触っていいものこ悩みおろおろとして)
シンジ君こそ謝らなくて良いんだよ……
(まさかの展開に目を丸くして、尚更申し訳なく思い。恥ずかしさを隠すようにそろそろと話題を逸らして)
さあ、2人で帰ろう。
(/すみません、下校前に話していたという設定にしてしまったのですが大丈夫ですか?)
君って本当に面白いと思ってね。
(さっきまで落ち込んでいたと思えば、次は恥ずかしそうにしている感情豊かな彼の姿を見て感じた事をそのまま述べて)
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