五条 2024-06-16 11:58:09 |
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そう言うてもらえるのは有り難いですけど…
(相手の言葉に少しの間だけ表情を柔らかく緩めたものの、続けられた言葉に反応してかその表情は苦々しいものへと戻った。相変わらずぶつぶつと何かを呟く呪霊の方へ目線を向け、肩を竦めながら相手の方を向いて)
…まあ、何してきても五条さんが居はるから大丈夫やとは思いますけどね。
折角のデートだから少し楽しもうよ
(彼の言う通りであの呪霊が、というよりもこの地にいる呪霊達が何をしてきても痛くも痒くも無い。気楽に言って眺めていたがこちらに気付いたピエロは呟きを止め面白味も無く真正面から走ってきて、それを見れば溜息ひとつ吐いて万が一の事がないように彼の肩を抱き寄せると退屈そうに言葉を吐いて)
なーんか、思ってたのと違った。ごめんね、斗真。
(止めていた呪力の出力を再び上げると一瞬にして目の前の呪霊どころか広い遊園地全てを更地にし、その後彼の方に顔を向けて「さ、終わったしこれからホントのデートしよっか。」と何事も無かったかのように微笑み)
何も更地にせんでも…。…はあ、後で報告せな…
(暫く呪霊の行動を見守っていたが、こちらに向けて走ってくる呪霊に対応しようとした瞬間、相手に肩を引き寄せられてバランスを少し崩す。一瞬にして消え失せた呪霊と遊園地内の建物を見て溜息を吐き、額に手を当てながら疲れ果てたような表情を浮かべた。が、続けられた言葉に少しばかり驚いたような表情を見せると首を傾げて)
…現場調査やなかったんですか?
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