異常本丸調査室の日常(〆)

はあっ…、泳ぐのは初めてだったが…なんとかなるんだな。
…下から見ると鳥居、すごく大きいな…。

お、泳ぐの早いね？刀剣男士の研修には水泳でも入ってたの？はい、タオル。布も持って来たよ。

もし池に落とされるかわからないからな、口頭では聞いたことがあったんだ。
ありがとう、助かる。

じゃあ残りも行こうか、調査票は大丈夫？濡れてない？

確か布と一緒に纏めておいたはず…。
あ、あった。
次は“小島に船で向かいそこにある鏡を取ってくる”らしい。

島は、あっちの方向ね。はい、舟はここに。

よし、行ってくる。
あんたはここで待っていろ。


着いた…。この祠の中に鏡があるのか？
なんだか…祠に入れるにしては可愛らしいデザインだな…。
【祠の中にある鏡は子供のおもちゃのような見た目をしている】

さて、服着替えるか。濡れてスーツダメになるのは回避したいし。【紅葉傘はラフな格好に着替えた、着ているTシャツには「働いたら負けにゃ」とぼやく猫がプリントされている】

この鏡、見た目こそ可愛らしいがうつすものはこの世のものではないな。
なるほど…祠に入れられるはずだ。
【自分の背後にはいないはずのモノが映り込んでいる】

あ、そろそろ戻って来るかな。海の御子に驚いていなければ良いけども

すまない、待たせたか。
鏡、持ってきたぞ。調査票によるとこれを地下の祠に戻すらしい。

お帰り、これはこれは・・・・・・。随分懐かれた、と言えるのかな？嫌われるよりは良いか。

じゃあ行こうか、道中気を付けて。海の目を見ないように。

ああ、これか。そうだな、嫌な気配はしない。

…海の目？それはなんだ？

海の目は、私にも知らないけど先輩から伝えられるのよ。「海の目と目を合わせるな」って

そうか…。とにかく気をつけるとしよう。
まずは地下に続く道を探そう。

毎回場所変わるんだよねぇ・・・・・・。前回、私が来た時は東の方にあったよ

なら、前回と同じとは思えないが一度東の方に向かおう。

じゃあ、移動を・・・・・・あれ？私舟どこに置いたっけ・・・・・・。君が、戻って来て、それで、その後・・・・・・。

…？どうした、船は先程あちらに置いたが？

え、あ、ああ！！うん、そうだったね。うん、なんでもない。じゃあ移動しよう。