政府職員 2024-06-16 11:48:23 |
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室長曰く「レディーは気難しいからね」らしいよ、私は本が顔面に飛んできて大変だった。
【上から時々落ちてくる本への対策も兼ねて紅葉傘は傘を差している】
【丁寧に声を掛ける山姥切国広の背を見ながら「私普通にブチギレながらあの本に怒鳴ったな、こういうところに感性の差がでるな」などという過去回想をしている紅葉傘さん。付き添いで行った室長曰く「すごく理不尽な逆ギレの域だった」とのこと】
【「ふーん、へー、あの本たちやっぱり何か宿ってたんだ。会話できるんだ、へー。最高に頼れる先輩の像が崩れるな。醜態をさらした覚えしかないし」と思っている紅葉傘さん】
おっけー、じゃあ次に行こう。
それにしても、話せるんだね。というかやっぱり何か宿ってたのかあいたぁ!!
【上の本は傘でカバーしたが正面から飛んで来た本は防げず顔面に当たった】
ああ、次は“禁書の鎖を替える”?
普段から暴れている為鎖で縛られているが、半年に一度その鎖を破壊されないように替えている…。なるほど、暴れるタイプの本ということか…少し厄介そうだ。
場所は禁書の棚、右から2番目の鉄柵に入れられている…だと?なあ、いつもかなり暴れるのか?こいつは。
暴れる、というのをどう捕らえるか、ね。文字通りさっきの本みたいに飛び回りもするし、他者の興味を煽って鎖を外させようともする。一度、鎖が外れたことがあるらしいというのは聞いたことがあるけどその結末は知らない。でも今ここに居るってことは捕まったんでしょうね。
これか。ものすごく暴れているな…。
っい…!初手から顔に飛び込んでくるな…!
こいつは少し骨が折れそうだな…。
確かにこんなに暴れていたら鎖も緩くなるはずだ…。
くそ…っ、いい加減にしろ!!
これだけ頑丈に縛っておけば流石に緩まないだろ…。
恨み節ばかりうるさいぞ、そんなだから閉じ込められるんだ。
はあ…これが通過儀礼というわけだな、確かにそう言われてもおかしくないはずだ。
【「私あれ素手で出来なくてバール持ち出したなァ、あれ素手でどうにかなるんだ刀剣男士すご」と思っていた紅葉傘さん】
その通り、まだまだ色々あるよ。ガンガン行こう!!
何でそんなに楽しそうなんだ…?まあいいか。
最後はこれか…。“呪いの棚3列目にある、呪いの本の286ページが赤く変色していないかの確認。変色している場合、即座に本を閉じ逆さまに戻すこと。”…?なんだこれは。長く見てはいけないということか?
なるほどな、それなら早くその本を見つけるとするか。
呪いの棚は…ここだな。この本の286ページ…あった、これだ。
特に変化はないようだな。
良かったじゃん、何事も無いのが一番ですし。
図書本丸は無事観測完了、今日中に絡繰本丸も行く?明日にする?【「私の時は図書本丸だけで三日位かけてやったなぁ」と思っている紅葉傘】
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