>273 ピンク色の屋根…ちょうど見えるわ。もう着くから、すぐに行きますわね (彼に言われて顔を上げれば、ピンク色の屋根が見え。そこを曲がって3つ目のドア、心の中で復唱しながら角を曲がる。確実に近づいているという自信と、彼の声に安心を覚えると自然と歩みも早くなり。3つ目のドアまでたどり着くと足を止め、)