>154 …待って (帰る彼を見送ろうとして、彼の少し後ろに立ち。頭を下げ、ドアを開けた彼に顔を上げると声をかけ。吸血鬼だと言う彼と、もっと話してみたかった。吸血鬼から見たら、魔女という自分の存在はどう映るのだろうか。まっすぐ彼を見つめれば、首を傾げて) 貴方さえ良ければ、明日お会いできないかしら? 場所は私がそこに行くわ_どうかしら。