名無しさん 2024-05-26 09:44:22 |
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大丈夫です、お手伝いすることはございますか?
(相手に褒めてもらい、嬉しく思いながら食事が冷めない間に食べてほしいため自分ができることはあるかと尋ねて。一応顔を洗う時用のタオルも、相手の仕事用のカバンも部屋に持ってきているので、なにかないかと見渡して)
じゃあ、髪を頼む。その間に髭を剃るから…
(言いつつ、鏡の前に座り。引き出しから髭剃り、櫛、ワックスを取り出すと櫛を相手に手渡し)
顔はもう洗って来たからな、これらが終われば朝食が食べられるぞ
では失礼します
(相手に髪を任せられるといつもしていることなため慣れた手つきで髪を櫛で整えワックスをつけて鏡越しに確認すると完成したため一歩離れて)
できました、今日もかっこいいですよ
ふっ、当たり前だろ
(今日もかっこいい、という相手に得意げに返して。もうすっかり元の調子に戻ったのだろうと安堵し、道具をまた引き出しに仕舞うと朝食の席に座り)
いつもありがとうな。…いただきます
いえ、これが仕事ですから
(昨日はつい甘えてしまったが自分は執事なのだから、と言い聞かせながら朝食を取る相手のためにコーヒーを用意し始め、今日は何時ごろに帰宅かと夕食の用意もあるので尋ねて)
本日はお弁当作ってないのですが…夕食は何時ごろに何が食べたいでしょうか
今日は…そうだな…任せても良いか?打ち合わせが2回と書類の確認作業をしなくてはいけないから、17時半に会社を出る
(夕食のリクエストを聞かれたが、結局思い浮かばず困った様にこて、と首を傾げて。スケジュールを確認すると、伝え)
…ではローストビーフを作りますね
(相手のプランを聞いてから、サラダとローストビーフを用意してお酒も飲めるようにしておこうと思って提案しながら、相手の仕事を応援して)
今日も1日頑張ってください恵介様。美味しい料理を作っておきます
…ん、ありがとう。じゃあ、行ってくる
(仕事なのだから当然だが、いつもしっかりと自分の世話をしてくれる相手に感謝の気持ちを持ってそっと頭を撫で。にっ、と笑いかけると玄関を出て)
…頭撫でられるとなんか嬉しいな
(相手が頭を撫でてくれると、少しだけ表情が柔らかくなったが、見送るまではしっかりとして。相手が玄関から出ていくと嬉しそうにしてしまいながら夕食を作るための買い物に行くための用意をして)
(/大丈夫ですよ~)
さて、と…
(社長室に入ると、早速カバンの中を整理し 1回目の打ち合わせに備えて。ひとり資料を読み込んでいると廊下から大声が聞こえて肩を跳ねさせ)
…やっぱり大きな声は苦手だな…誰か怒られたのだろうか…
1人が嫌だから買いに来たけど…だめだな
(相手を待つ時間はずっと1人なため、その時間が苦手な自分にとって少しは紛れるかと思ったが相手がいないと思うとなんだか寂しくなってしまいながらも買い物が終わると家に戻り、夕食作りを初めて)
はぁ…
(やっと仕事が終わり、帰って来ると玄関の前で溜息をついて。自分が怒られた訳では無いのに大きな声を沢山聞いたのですっかり落ち込み。ゆっくりとドアを開けると小さな声で)
…ただいま…
おかえりなさいませ
(相手がドアを開けた音が聞こえると、相手の元に行き荷物を受け取りながらどうやら疲れているなと思い、お酒などは飲むかと少しでも疲れが癒やされればと思い尋ねて)
お酒は飲まれますか?お風呂が先でしょうか
…先に風呂に入る。準備してくれ
(相手の顔を見ると少し安心した顔になり、にこ、と力無く笑い。そのまま廊下を歩いて行き、風呂に向かって)
はぁ…やっぱり安心する…
恵介様、お風呂の準備できましたよ
(力無く笑う相手に、きっと疲れているのだろうと思い疲労回復にもいい入浴剤を入れてみて。お風呂が湧き上がると相手がお風呂場に向かっているため声をかけ、あがった後の服も用意して)
こちらに置いておきますね、ゆっくり浸かってください
…あぁ、ありがとう
(礼を言い、脱衣所に入ると着替えをし風呂に入り。言葉通りゆっくりと浸かると幾分か心身共にリラックスする事が出来て。上がって着替えると食堂に向かい)
上がったぞー
夕食の準備ができてますよ
(ローストビーフとサラダ、それに合うワインを用意しておき、食堂にきた相手にその説明をしながら椅子を引き、相手に座ってもらって)
ローストビーフのソースは手作りです
おぉ、そうか…!
(風呂と相手のぬくもりに触れ心身共に暖まり、表情には笑顔が戻って。手を合わせるとチラ、と相手を見た後挨拶をして食べ始め)
いつもありがとうなぁ。…いただきます
これが仕事ですから
(相手にお礼を言われるとそう言ってお辞儀をして。相手が食べ始めると、味見はしたが相手の口にきちんと合うかドキドキしながら横で見つめて)
僕は、恵介さまのそばにいられるだけで幸せですから
(相手がいる、帰ってくると思える家で仕事ができるだけで幸せだと思っているためそう述べて、褒められると嬉しそうに微笑んで
よかったです
っはは、そう言われると照れてしまうな
(相手から返って来た真っ直ぐな言葉に気恥ずかしくなり頬を掻き。負けじと自分の気持ちも相手に伝えて)
俺も、伊織が傍に居てくれて良かったと思ってるよ
な、なんだか照れてしまいますね
(告白してるわけでもないつもりだが、なんだか告白してcされたような気分になっててれてしまいながら少しだけ視線を逸らしてお礼を言って)
お役に立てれてとても嬉しいです
…お前も照れるなよー…食事が終わったら、マッサージしてくれるか?今日は座り仕事ばかりだったからなぁ
(顔を逸らしたのを茶化す様に言うと、腰に手を当てて。心は元気になったが、身体は正直だなぁと思いつつ伝えて)
伊織のは、よく効くんだ
もちろんです、お疲れ様ですね
(座り仕事ばかりだったという相手に、大変だったのだろうなと思いながらマッサージをすぐ出来るようにしておこうと温かいタオルを用意して)
恵介様のお役に立てるならマッサージも練習して良かったです
ありがとう、よろしくな
(相手が準備をする様子に礼を言うと残りを食べ進め、完食すると「ご馳走様」と告げて立ち上がり。寝室に向かおうとし)
寝室で頼む。ワインも飲みたいから、チョイスして持って来てくれ
では少しいいワインにしますね
(相手の言葉に頷くと、ワインのチョイスを少し考えてからいつもよりもいいワインにしようと思いグラスも用意して。相手の寝室にいくと早速できるように準備を整えて)
あぁ、頼むな…はぁ…
(相手と別れひとり寝室に向かうと、少しの寂しさが自然と自分に溜息を吐かせ。いつまでも相手と一緒に居られる訳は無いのにこのままで良いのだろうかと悩む自分もいて。そのままベッドに腰掛け身体を倒すと、相手が部屋に入ってくるのを待って)
お待たせいたしました
(準備が終わると相手の部屋に戻り、疲れている様子の相手に近寄り、ベッドの横の机にワイングラスを置き、注ぎながら他に何か自分に出来ないかと尋ねて)
今日もお疲れですね、他にご所望のことはございませんか?
あぁ、待ってたぞ。頼むな…
(相手が部屋に入ってきてワインを準備する間も身体は倒したままで。他にして欲しい事、と考えてみるが思い付かず結局首を横に振り)
今はマッサージだけしてくれれば大丈夫だ。…ほら、早く
では失礼します
(相手に言われて、オイルを手につけてからマッサージを始めるときちんと勉強はしたが出来ているだろうかと思いながらゆっくりマッサージを施して)
やっぱり流石だなぁ…気持ち良いよ…
(ゆっくりとマッサージが施されるのを受けていて気持ちよさに目を細め。疲れもありそのまま寝落ちしてしまい)
寝てしまわれたんですね
(相手が眠ったとわかるとマッサージをやめ、相手が風邪をひかないようにと布団をかけてから片付けをし、ワインの入っていたグラスも洗うためにキッチンに持って行き、少し仕事をして)
ん…寝てしまったのか…
(ふと目が覚めると相手がいなくなってしまった事に気付き少し寂しさを感じるも、恐らく仕事をしに行ったのだろうと考えて布団を改めてしっかりと被ると寝直して)
…恵介様、お仕事お疲れ様です
(仕事を終えると、相手に部屋にもう一度行ってから眠っている相手にホッとしながらお疲れ様と言ってから自室に戻り、時間をしっかりアラームセットしてから眠りについて)
ん…朝か…昨日は結局ワイン、飲みそびれてしまったなぁ…
(翌朝、窓の外の眩しさに目を細めながらゆっくりと起き上がり、残念そうに呟いて。少しぼーっとしながら相手が部屋に入ってくるのを待っていて)
おはようございます恵介様
(アラーム通りに起きて支度をすると相手の部屋に向かい、扉をそっと開けたがすでに起床していて挨拶をするとカーテンを開け、食事のメニューなどを言いながらよく眠れたか尋ねて
昨夜は寝落ちされていましたが、疲れは取れましたか?
(/中々忙しくて来れなくてすみません。あげありがとうございます!)
あぁ、おはよう。よく眠れたよ…あぁやって寝た方がよく眠れるの、何で何だろうな?
(相手の声に顔を上げ、疑問を述べて首を傾げ)
(/大丈夫ですー。お待ちしていました^_^)
私のマッサージがよかったってことにしておきますか?ふふ
(相手の疑問に少し考えてから、自分のおかげかも、と少し戯けてから、相手の服を用意して)
…ん、そうだな。そうしようか!
(微笑まじりに返す相手を『可愛い』と思ってしまい、もうそういう事にしておこう、と上記を言って立ち上がり、服を受け取り)
先に着替えてくるから、準備頼むな
では朝食の支度をしてまいります
(相手に服を渡してから、準備を頼むと言われて朝食を用意してくると言い、一礼をしてから部屋を出て。朝食を部屋に持ってくるとノックをして入って)
失礼します。朝食にはコーヒーか紅茶どちらにされますか
あぁ、ありがとう。今日はコーヒーを貰うよ
(部屋に入ってきた相手に微笑みながら答え。椅子に座ると朝食が並べられるのを待ち)
今日の朝食は何だ?
かしこまりました
(相手の要望を聞き、コーヒーを作りながら朝食の説明をして。パンは焼きたてで、スクランブルエッグにハム、野菜などを用意したと言いながら食後のヨーグルトも用意して)
1日頑張れるよう多めに作りました。ヨーグルトには果実入りです
そうかぁ…ありがとう。いただきます
(色々としてくれる説明を聞きながら頷き、自分の為に何かを考えてしてくれる人がいるというのはやはり嬉しいものだと噛み締めていて。少しずつ食べ始め)
やっぱり美味しいなぁ…良い腕だよ
それはよかったです、恵介様のために一生懸命作ったからかもしれませんね
(相手が食べている様子を見ながら、褒められると嬉しそうに微笑み、相手のために作ってるからだと言って。相手の鞄などを用意していて)
恵介様の執事としてちゃんとしたいですから
…またそういう事を…お前、それ解って言っているのか?
(また自分に意識させる様な発言をする相手に訝しむ目を向けて。最後のひと口を食べ終えると紙ナフキンで口元を拭いて立ち上がり。赤くなった顔を隠す様に手で覆うと相手を見て)
俺はお前を信頼しているが…もう少し考えて発言して欲しいものだな…心臓が保たない…
私何か行ってしまったでしょうか…?
(相手に対しての素直な言葉を告げただけだったため、もう少し考えるようにと言われると少し申し訳なく思ってしまい、しゅんとした表情を少し見せながら、相手の表情を見ると赤いため大丈夫かと声をかけて)
以後気をつけます…恵介様顔が赤いですよ?大丈夫ですか
(/だいぶ間を開けてしまってすみません!ちょっとリアルが忙しすぎて…改めてお願いします!上げ本当にありがとうございました!おかげさまで見つかりました/返信不要)
あぁ、いや…大丈夫だ…気にするな…
(相手の返事を聞くに無自覚なんだろうと察すると、これ以上言及すると自分がドツボにハマってしまうと思い話を打ち切って。顔が赤いと言われれば心配を掛けさせまいと咳払いをしていそいそと準備を進めて。その流れで今日の予定を確認すれば資料の処理のみだった為、いつもより早めに帰れそうだと伝えようとし)
…今日はいつもより早く帰れそうだ。…夕食楽しみにしているぞ
かしこまりました…
(相手が話を打ち切ると少しきょとんとしたものの、相手が気にしなくて良いと言うと頷きながら食事を下げながら相手に準備を手伝うために動いて。今日は早いと言われると嬉しそうにしながら夕食のリクエストはあるか尋ねながら、ふと相手のお休みを尋ねて)
それは嬉しいです…夕食のリクエストはございますか?それと、今度の休日はいつなのでしょうか、まだお忙しいですか?
リクエスト…そうだな…ビーフシチューが食べたい。…休み…?えー…と…
(夕食のリクエストを聞かれると答え、続けての質問には首を傾げつつスケジュール帳を開き、ぱらぱらとページをめくっていき。今週のページを見つけると明後日の日付に×印が書いてあり、それが休みのしるしだったので、相手に伝え)
明後日は朝から休みだな。…何かあるのか?
ビーフシチューですね、かしこまりました
(相手のリクエストに頷き、休みを聞くとそれに対しても頷きながら深い理由はないが、相手がゆっくり休む時間があるか心配だっただけだと告げて)
いえ、何もないですが恵介様は毎日働いてるので…休みはいつなのか少し心配だっただけです
ん、期待しているぞ…そんな事を思っていたのか?仕事の日でも、ちゃんと帰ってくれば休める環境が整っているから大丈夫だぞ……うん、行ってくる
(リクエストを飲んでくれた事にほっとすると続けられた言葉には少し目を丸くし。自分の思った事をついそのまま発言してしまえばなんだか先程の相手への言葉がブーメランになって返って来る気がして咳払いを挟むと早々に玄関へと向かって歩き出し)
ふふ、では今日も帰ってきて休める環境にしておきますね。褒められているようで嬉しいです…あ、またしてしまいました
(相手の鞄を玄関まで持っていきながら、自分がその環境を作っているのかもと思い嬉しそうに笑みを浮かべ、素直に嬉しいと言ってから考えずに言ってしまったかもと少し口元を隠して苦笑を溢して)
…まぁ、間違ってはいないな。…無理に制御しなくても良い。それがお前の良さでもあるんだからな
(苦笑を溢す相手にはこちらも少し笑って答えて。玄関のドアを開けるともう一度だけ『行ってきます』の声と共に相手を見て、そのままドアを閉めると出て行き)
いってらっしゃいませ
(相手がドアを閉めると、途端に1人の空間になったことが落ち着かず、早速相手が希望したビーフシチューのための材料のチェックをしてからお昼頃に買い物に行こうと決め、家の掃除や洗濯を手際良く初めて)
さて、と…集中、集中…
(相手の姿が見えなくなると、深呼吸して気持ちを入れ替えて。相手の言葉は勿論嬉しいがそれにばかり囚われてしまうと何か仕事でミスをしてしまいそうで怖いのだ。そうしてステアリングを握って数分、会社に着くとまっすぐ社長室に向かい朝礼の準備を進めて)
休みが近いなら、お酒に合うものとかも用意しておこう
(相手の休みももうすぐだと思うと、ゆっくり出来るようにお酒好きな相手に喜んでもらえるような料理も用意しようと、考えながら食材を買いに向かって。道中相手の会社にビルを見かけて少し見ながら今頃頑張ってるのかなと思って)
…後は資料の確認をして…あれ、ここだけプリントが抜けているな…担当の課に内線してみるか…
(朝礼を無事終え、社長室に戻って資料を確認していると番号の抜けを見つけて。ドキッとしたが内線をかけてみると無事出来上がっているとの事だったので胸を撫で下ろし。時計を見るとそろそろ昼食の時間で、相手は今頃何をしているだろうか、と考えて)
材料買う前にここ寄りたかったら行こうかな
(家の仕事はすでに終わっているため、たまには外食でもしようと思い、相手の仕事場近くで評判の良い料理店に入って。注文をしながらもし美味しかったら相手に教えようと思いながら、相手に提出する食事などの計算をしながら料理を待ち、料理が来ると食べて)
あ、美味しい…恵介様も気に入りそうだなぁ
…今日の仕事は終わり、か…
(予定していた仕事を終えてしまうと、その日はもう何も無く、突発的な仕事も発生しなかった為、帰り支度を済ませると社長室を出て。部下に挨拶をしながら玄関まで向かうとそのまま駐車場で車に乗り込み、発進させ)
伊織はちゃんと待っているかな…
よし、完成…
(家に帰ってビーフシチューを用意し終え、それに合うワインも用意しておいて。相手が早くに帰ると言っていたが先にお風呂かもしれないと考えて温めれるようにして。相手が帰ってくるまでにお金の管理の続きもして)
さて、と…
(車を駐車場所に止めて荷物をまとめて降りると、早く会いたい、という気持ちを抱えつつドアを開け)
ただいま、帰ったぞー
おかえりなさいませ、お風呂にしますか?夕食の準備もいつでも出来ますが
(相手が帰ってくると、小走りで相手を迎えに玄関に向かい、出来るだけ表情は仕事中なので崩さないようにしながらも声色は嬉しそうで。相手にどちらを先にするか尋ねながら荷物と上着を受け取って)
ただいま。今日は先に風呂に入るよ。準備してくれ
(いつも通りの相手の顔を見ると、ほっとして仕事モードの顔から、まるで弟を可愛がる兄の様な優しい表情になり。上記を言うと風呂場までゆっくりと歩いて行き)
ではご用意致しますね
(相手の表情が、気分を見てから解れるとなんだか嬉しく思いながら相手のお風呂の準備のために着替えなどを用意して。お湯の温度もいつも通りにしながら相手がスーツを脱ぎ終えたであろう頃合いに声をかけて)
もう入れますので、いつでもどうぞ
うん、ありがとう
(準備を整えられ声を掛けられると上記を言い脱衣所から風呂場に入り。身体を洗い湯船に浸かるとこの日の疲れがとれていく様で落ち着き、身体を拭いて着替えるとドライヤーを持って来て鏡の前に座り)
上がったぞ。髪を乾かしてくれ
かしこまりました
(相手の声かけにすぐ反応してドライヤーを受け取り、先に髪を軽くブラッシングしてからドライヤーをして。相手に今日行った店のことやお金のやりくりについて軽く話すと鏡に映る自分の顔が緩んでいて慌てていつも通りの表情を作って)
恵介さまがお勤めの場所の近くに美味しい店があったんです。いつかご利用してみては?
…なんで戻すんだ。そのままで良かったのに
(話している内に緩んでいった相手の顔が元に戻ってしまうと、残念そうに上記を言い。次に続く店の話には少し驚きつつもにこ、と笑って)
…あの辺り行ったのか…じゃあ今度は、一緒に行こう。約束だぞ
仕事中ですから…最近気が緩んでしまいがちになってますし
(相手の言葉に少し申し訳なく思いながらも、仕事とそうでない時の区別をきっちりつけないのは執事失格だと思っているためそう述べて。相手の約束に一緒に行くつもりではなかったが、本当は嬉しかったため頷いて)
恵介様の仕事の合間のランチにでもと思っていましたが…いいのでしたら、ぜひ
そのままで良いんだぞ。…今は、緩んでも良い
(仕事中、と言われると納得しかけるが、自分には素の顔も見せて欲しいと思っている為上記を述べ)
そうだな…何度か店の前は通った事があるが…折角なら伊織と2人で行きたい
(何処となく真意を隠す様な言い方で、鏡越しに相手の目を見つめ)
そうでしょうか?恵介様がそう仰るなら
(相手の言葉に少しきょとんとした後に嬉しそうに笑みを見せて。相手に接する時が1番仕事をきちんとしなければいけないと思っていたがそうではないのかな、と考えて)
…デートに誘われてるようですね
(相手の言葉に、少しだけ頬を赤くして小さい声で呟いて。話しているとあっという間に髪が乾いたため相手に終わったと伝えて)
…勿論、緩むのは顔だけだぞ。仕事はちゃんとして貰うからな?
(しっかりとした言い方で、しかし決して従わせようとする言い方ではなく優しい声音で伝えて)
…何か勘違いしていないか?…嬉しいなら良いか…
(相手の続けての呟きには首を傾げるが、顔が赤くなっているのを見ると恐らく嬉しいという事だろうから今は放っておこうと上記を言い。終わったと告げられると『ありがとう、じゃあ夕食だな』と椅子から立ち上がり)
もちろんそこはしっかりしてます
(優しい声色でいう相手に微笑みを見せながら、そこはきっちりとしているため大丈夫だと言って)
ふふ、勘違いしてますね…とても良い出来なので楽しみにしていてください
(相手に少し苦笑を見せてからそう告げ、夕食の支度は後は並べるだけだったためすぐ用意ができるので、椅子やドライヤーを片付けながら楽しみにしていて欲しいと言って)
なら、良い。今後も期待しているからな
(相手の返答にはにこ、と笑い答えて)
…そうだな。…いつでも期待は忘れず、裏切られた事も無いがなぁ…
(自信たっぷりの様子にはしみじみと相手の事を思いながら答えて、食堂へと歩き出そうとし)
もちろん、ご期待ください
(相手の笑みに同じ様に笑みを浮かべてから、食堂に一足先に準備をしに向かって。相手のリクエストであるビーフシチューとサラダ、お手製のパンを置いてから、カトラリーも置いて)
では食事をお楽しみくださいね
自信たっぷりだな?…あぁ、ありがとう
(やっぱり自分の真意には気付いていない様子の相手を見て、また笑みを返すと上記を言い。食堂に着くと相手の準備をする様子を見ていて)
いただきます…ん、やっぱり美味しいなぁ
そうでしょう?頑張ってよかったです
(相手の反応に笑みを浮かべてから、食事をとる相手の様子を見守り、少し食事が進んだところで食事に合うワインを出してから相手の前の出して)
こちら赤ワインです、合うと思うのでよろしければ
あぁ、ありがとう。じゃあ頂くよ
(続けて食べ進めていると相手が赤ワインを出してくれたので注いで貰い、上記を言ってから口を付けて)
…本当だ、より美味しいよ
よかったです
(相手の言葉に笑みを見せ、相手が食べ進めているのをじっと眺めて。相手に褒められると嬉しいし、相手のために頑張ろうと活力になっており、最初は渋々だったがこの仕事をしてよかったなと改めて思って)
恵介様の好みを少しずつですがきちんと把握できてきてよかったです
本当だな、いつもありがとう
(嬉しそうな顔になっている彼を見ていて、感謝の気持ちを伝え。自分はあまり自分からあれこれ語る事は好きでは無いので、相手が仕事といえど色々と感じたり察したりしてくれている事が生活のし易さにも繋がっているのでそのまま気持ちを伝え)
お前が頑張ってくれるお陰で、俺もちゃんと生活出来ているよ。ありがとう
どういたしまして
(相手にお礼を言われて笑みを見せて。相手に褒められると嬉しそうにしながら、これからも頑張ると改めて言いながら、もっと相手のことも知りたいなと思って小さく呟いて)
もっと恵介様について知りたいですね
…もっと俺について…?っふ、今からじっくり教えようか?
(嬉しそうな顔からぽつりと呟きを聞くと、思わず吹き出してしまうがにこ、と笑って答えて。相手は仕事で自分と一緒にいるので、反対のプライベートな事は未だ余り知らないな、とふと考えて)
まぁ、お互い様な所もあるな。お前ももっと自分の事を伝えてくれて良いんだぞ?
いいのですか?
(相手が吹き出すと、聞こえてたのかと思いながらも教えてくれそうな相手に嬉しそうにして。自分のことを伝えていいと言われてもピンとこず、執事である自分だから知りたいのかなと思いながら頷いて)
かしこまりました、お互いですね
あぁ。俺に答えられる事なら何でも…と言ってもお前なら解るだろうが許容範囲があるからな。…ちゃんと、互いに教え合おうな
(嬉しそうな顔になる相手を見ていて、どんな質問をされても答えられる自信はあるが、一応念押ししておこうと上記述べ。その後ゆっくりと立ち上がると改めて相手を見て続けて)
明後日、久々の休みだからな。明日の仕事を順調に終わらせる為にも、今日は早めに寝るとするよ。…そういえば、氷室は何処か俺と一緒に行きたい所など、あったりするか?
もちろん、常識の範囲内で聞きますよ。私も、答えれるものはきちんと答えますし
(相手の念押しにクスッと笑ってからもちろんだと答えて。立ち上がった相手に食器を片付けながら、見つめている相手に視線を上げてから少し照れたように笑いながら答えて)
そうですね…私は服をあまり持ってないので良ければ見繕っていただけると嬉しいです。けれど、私が一緒に行っていいのですか?
服、か…良いぞ。何言ってる?俺が誘うんだから、良いに決まっているだろう。明後日、楽しみにしていろよ
(相手に服を見繕って欲しいと言われると、少し考えてにこ、と笑い。楽しみにしていろよ、と口では言うが自分の方がどうしてもワクワクしてしまっているのではないかと少し恥ずかしくなり早々に席を立ち)
…じゃあ、歯を磨いて俺は寝る。…お前も早く寝ろよ?
…はい、では楽しみにしていますね
(良いに決まってると言われて嬉しそうにしながら、楽しみにしているように言われると笑顔を見せて。なんだかワクワクしているようにも見えながら席を立ち、早く寝るように言われると頷き諸々の家事が終わったら寝ることを伝えて)
はい、私はもう少し仕事をしてから寝ます。ゆっくりおやすみください
うん、その顔が良い。もっとこれからも見せてくれ
(相手の嬉しそうな顔にはこちらも、にこ、と微笑み上記を言い)
…解った。じゃあまた明日な、おやすみ
恵介様は笑顔がお好きなんですね
(相手の言葉に、人が笑う表情が好きなのだろうかと思いながら嬉しそうにして。おやすみと言われると頷き仕事を再開して)
…他の人には言わないけれどな
(相手の言葉には、ほんの少しだけ不満そうな顔をして答え。自分の部屋に入ってベッドに横になると、早々に目を瞑って眠りにつき)
…自惚れそうになるから…困るなぁ
(相手に不満げな表情、言葉にドキドキしてしまいそれは部屋に帰ったのを確認すると小さくつぶやいて。仕事が終わると寝る身支度を終わらせて、自室に戻り眠りについて)
…ん、もう朝か…最近夜の時間がとても短く感じるなぁ…ずっと変わらない生活を続けているのに
(明くる日、目が覚めるともう外は日が昇っており、首を傾げながらベッドから起き上がり)
…よし、完璧
(いつも通りの時間に起きて服に髪型を完璧に準備し終えると、、朝食の準備を初めて。そろそろ相手が起きる時間だと思うとタオルなど相手の朝の支度の用意を持って部屋に向かい、ノックをしてから入って)
失礼します、おはようございます恵介様
あぁ、おはよう伊織…
(暫くぼーっとしていると相手が部屋に入って来た。欠伸を手で隠しながらベッドから出て、相手が持っている物品を受け取ろうとし)
…最近、夜がとても短く感じるんだよな…いつも変わらない筈なのに…
夜が短く…季節の関係でしょうか?それか、よく楽しいと時間の流れが早いみたいなのはお聞きしますが
(相手が受け取ると、カーテンをきっちりと留めて空気の入れ替えのために窓を開け、服などの支度をしながら相手の質問に首を傾げながら答えて)
もし後者なら、それほど落ち着ける環境を提供出来てるってことですね
季節もあるのかも知れないが、うむ…そうだな…お前といるのが楽しいと身体が言っているのかも知れないな
(相手の言葉には一理あると頷きながら部屋を出ようとし)
っふ、伊織ならそう答えると思っていたよ。…その通りだとも
(言い切る相手にはにこ、と笑って見透かした様に上記を言い)
…そう、ですか?よかったです
(自分といると楽しいと言ってもらっているようで嬉しさを感じながらも、なぜか照れてしまい少し顔を赤く染めながらも、部屋を出ようとする相手に続き、朝食の用意を初めて)
直接そう言ってもらえると嬉しいですね
(にこっと笑う相手に、相手の言葉で表情が緩んでいたり、赤くなっているかもと思い少し視線を逸らして)
…っくく、赤くなってるぞ
(自分の発言で顔を赤くしている相手を見て笑い、上記を言い)
…可愛い、と思うのは違うんだろうか…
(身支度を済ませて食堂に向かいながら、顔を逸らされてしまった事を少しショックに思っていて)
それは、恵介様が照れさせることを言うからです
(相手に指摘されるとさらに赤くなってから反論するようにそう言い、少しだけ頬を膨らませて)
か、可愛くはないかと…
(相手の言葉に驚き、自分の行動に対して可愛いと言ったのだとわかりつつ恥ずかしさから否定して。朝食の準備を終えると相手が座りやすいよう椅子を引いて)
そうか…何か悪い事をしたな…?
(自分の発言でさらに顔を赤らめて頬まで膨らませた相手に首を傾げながら上記言い)
あぁ、ありがとう…俺は可愛いと思うぞ
(椅子を引かれた事に礼を言い座ると、再度確認する様に言い、相手の顔を見て)
…別に、嫌とは言いませんが
(相手の言葉に少しだけ小さい声で上記を述べると、誤魔化すように他の作業をしようと相手にそばを離れようとして)
ありがとう…ございます
(少しだけ戸惑うものの、褒められているのだろうと思い自分の顔を見る相手の顔は直視出来ないままお礼を言って)
そうか…?じゃあもっと言っても良いんだな?
(相手の呟きが聞こえるとにや、と笑って言い)
っくく、そう言うところな。…ありがとう、いただきます
(相手の態度に少し笑うと、手を合わせて上記を良い、食べ始め)
それは…可笑しいかもしれませんが、嫌とは思いません
(相手の笑みに少し考えてから上記を述べ、可愛いと言われて嫌だとはそこまで思わない自分に苦笑して)
揶揄わないでください…
(相手が食べ始めると、その様子を眺めながら小さくつぶやいてから、今月の出費をまとめた物を相手の横に置いて)
ふふ、やっぱり、可愛いな。…食べてしまいたい、と言うのも良く解る
(肩を揺らしながら言うと、ぽつりと呟き)
ん…もう出たのか。どれどれ…
(食事を進めていると相手から書類を渡され、ゆっくりと目を通し)
あ、あの…流石に冗談ですか…?
(相手の言葉を耳にして驚きと恥ずかしさで赤くなりながら冗談なのか本気なのかわからず思わず尋ねて)
仰っていた生活費分でやりくり出来ているかと思います
(相手に指示された通りにきちんと出来ただろうと自負しているためそう言いながら少しドキドキしていて)
っふ、そう思うならそうで良いさ
(まだにやにやと笑ってしまう顔を隠す様にすると上記言い)
…そうだな。何処か回し辛いところは有るか?予算を増やせない事も無いぞ?
(指示通りに動いてくれている事は嬉しいが、もう少し費用を回せない事も無いので、念の為聞いてみようとして)
だから、また恵介様はそうやって…!
(意地悪な返答をする相手にますます頬を膨らませてから、自分の反応が楽しいだけなんじゃないかと思って)
そうですね…少し電子レンジが替え時かもしれないのでそちらに任せますか?
(少し考えてから、温めのし辛くなった電子レンジを思い出し、足りない部分はまた節約した分から出して貰えばいいだろうかと考えて)
っ、はは!いや、悪い悪い!そう怒らないでくれ…
(頬を膨らませて怒る相手に弁明して)
そうか。じゃあ、それも休みに一緒に買いに行こう。家電には拘りたいからな
(相手の要望を聞くと、頷いて上記を述べ。食べ終えると立ち上がり、出勤の準備をし始め)
…休みの日のデートで何か買っていただけたら許します
(相手が弁明すると、自分だって少しは相手を揶揄ってみたいと思い、わざとデートと言ってからチラッと相手の反応を伺って)
ありがとうございます、ではお店を調べておきます
(出勤の準備を手伝いながら、家電の評判がいい店なども探しておくと言い、相手の鞄を渡して)
っは、言うじゃないか。楽しませてやるから、覚悟しておけよ
(自分相手に言い返した相手を見て少し驚くも、笑い飛ばし上記を言い)
ん、その辺りは頼んだぞ。…じゃ、今日も行ってくるな
(相手の肩をぽんぽん、と叩くと玄関で靴を履き、手を振って出て)
…はぁ、勝てなかった
(相手が驚いたものに笑い飛ばされ、手を振って出ていくと手を振り返しながら玄関の扉が閉まると顔を真っ赤にし上記を呟いて。しかし実際一緒に出かけるのが楽しみで相手が自分の気持ちを知っていて揶揄ってるなら、いっそやけくそでデートっぽくしようと思いながら家電の評判がいい店などを調べて)
っはぁ…調子狂う…
(ドアが完全に閉まってから頭をガシガシと掻き、ため息をついて。車に乗り込むと職場へ向かい、仕事の合間にスマホで休みにどこへ行こうかと調べ。部下にニヤけている事を指摘されると咳払いをして。休みの為に仕事を詰めているので普段よりは色々と忙しいが、相手の事を思うとそれ程苦にせず頑張る事が出来ていて。終業の時間になるとそそくさと帰る準備をし、車に乗り込んで)
…ちゃんと待っているだろうか…
…ずっと恵介様のことばっか考えてしまった
(元々賑やかな家庭育ちの自分にとって広すぎる屋敷で相手を待つのは少し寂しく、相手の事を考えるあまり早く帰ってこないかなと思ってしまって夕食を作りながらもそわそわとしてしまい、帰って来る時間が近づくとお風呂の用意などをいつも通りして玄関の近くで相手を待って)
いつも通り、いつも通り、と…
(車を停めて降りると、何だか気恥ずかしくいつも通りに振る舞えるのか不安になり。相手が休みを楽しみにしているのは聞かずとも解る為、本当に可愛いやつだなとまたもニヤけてしまい。玄関の前で深呼吸を一つするとドアを開けて)
…ただいま、帰ったぞ
おかえりなさい、お風呂入れますよ
(相手が帰ってきた音がすると出迎え、普段ならきちんと仕事モードで表情も真剣だが、無意識に少し笑顔で出迎えて。相手が疲れているかもしれないと思いお風呂の準備をしていたためそう声をかけて)
あぁ、ただいま。今日もイイ子にしていた様だな
(出迎えられると少し笑顔な事に気付いてしまい、顔を若干相手からそらす様にして。そのまま頭を撫で横を通り過ぎざまに『風呂に入ってから夕食にするよ』と伝えたので何だかそっけない風になってしまったな、と少し後悔しながらバスルームへと向かい)
…流石に調子に乗りすぎた…?
(頭を撫でられたものの、どこか普段より素っ気なく感じてしまいバスルームにすでに向かってしまった相手をじっと見ながら、相手がいいと言ってくれた範囲の加減を覚えないといけないなと思いながら夕食の準備をして)
…上がったぞ
(濡れた髪を拭きながらぽつ、と告げて。本当は自分でも勿論乾かす事が出来るが、いつも乾かして貰っているのでつい流れで声をかけてしまった自分がいる事にまた気恥ずかしくなり、先程の事もあるのですぐにその場を立ち去ろうとして)
え、あ…
(いつもなら乾かして、と言ってくる相手が上がったと言ってからすぐに立ち去ってしまい、少しショックをつけながら流石に仕事中に聞くのはダメだろうと思い、相手が髪を乾かし終えたら食べられるように夕食の用意をして)
はぁ…どうしたら良いんだ…
(いつも通り振る舞いたいのに、相手の顔を見るとなんだか上手くいかない。ドライヤーをかけながら色々な事を考えていると同じ所に暫く温風を当てていたのでうなじを少し火傷してしまい。やってしまったなぁ…とその辺りを摩りながら食堂に戻って来て)
…夕食は出来ているか?
えぇ、できてますよ
(相手が食堂にやってくるとそう言ってお皿に盛り付けられた夕食を見せて。相手が摩っているのを見てどうかしたのだろうかと思い尋ねながら、首が痛んだなら湿布を用意した方がいいのだろうかと思って)
首、どうかされましたか?
…そうか、ありがとう…
(用意された夕食を見て席に座るも、礼を言った後は何かを悟ったらしい相手にじっと見られて変に緊張して黙ってしまい。まさか相手の事を考えていたせいで火傷をしてしまったとは言えず、咄嗟に手にまだ持っていたタオルでその部分を隠し)
大丈夫だ、何ともない
…少々お待ちください
(相手の返答を聞いたものの、なんとなく状況で火傷か首を痛めたのだろうと思い冷やすことが出来るものを用意しようと思い氷をタオルで包み相手に渡して。夕食のためのカトラリーを置いてから少し気不味そうに呟いて)
あの…今朝私が調子に乗ったから怒っていらっしゃるんでしょうか…
なっ…怒っている様に見えたか…それはすまない事をしたな…
(保冷剤を手渡されると受け取り、その後に続いた言葉には驚いて顔を2度見して。自分の態度がそう見えてしまったのであれば相手に多大な責任感を感じさせてしまったと反省し。一先ず自分も気持ちを落ち着けたく、相手に小さく手招きをして)
…ほら、近くに寄れ。怒ってないから
怒ってないんですか…?
(相手に小さく手招きをされると少し縮こまりながら相手の目をじっと見て。相手が椅子に座っているのでそのそばにしゃがみ込んで。相手が怒ってないならよかったと思いながらも、調子に乗ったのは事実だったので少し謝って)
でも、調子には乗ったので…すみません
大丈夫だ、あれぐらいで怒ったりなんてしないから。…な?
(自分の傍に来てしゃがんだ相手の頭をそっと撫でると、上記を言い。尚も謝る相手を見て、どうしたらちゃんと誤解が解けるだろうかと考えたが、良い答えは出なかった。一先ず気持ちを切り替えようと笑いかけて)
…そういえば明日、何処に行くか決めたのか?
…明日は、この電気屋さんと恵介様のおすすめの服屋さんとこのカフェです
(話が一度そらされたためそのまま提案をしてみて。相手とのプランとして考えた場所を提案して。服装に関しては相手が選ぶ方が良いと思い、伝えながら相手の顔色を見るようにじっと見つめてどうだろうかと首を傾げて)
…ん、良いチョイスじゃないか。じゃあ、電気屋にまず行って、カフェでランチ、その後じっくり服を選ぼうか
(提案された内容を聞き、にこ、と笑うと上記を述べ。色々と明日の事を考えていると段々楽しくなってきて、その感情を隠し切れず相手を見つめ。言いながら手でグラスを持つふりをして、問い掛け)
明日が楽しみだな。…今日はどうする?少し飲むか?
はい、楽しみです
(相手が提案に乗ってくれるとほっとしてから、楽しそうな様子に少し吊られて笑みを見せて。相手の動作に頷き、明日は休みなので相手はそういうだろうと思っていて自分の先にお風呂を済ませておいたのでいつでも飲めると言って楽しげに笑って)
もちろん、お付き合いいたしますよ
おっ、じゃあ早速準備してくれるか?
(自分の提案に同意してくれたのが嬉しく、ニコニコで上記を言って準備を頼むとそれが終わるまでは本でも読もうと立ち上がり)
すぐにご用意いたしますね
(相手が立ち上がるとそう述べて相手の部屋でまた飲むのだろうと思い、明日もあるためそこまで度数が強くないお酒と事前に作っておいたおつまみを用意してグラスも持つと相手の部屋に向かって)
…おっ、ありがとう。いらっしゃい
(自室で1人読書に耽っているとドアがノックされたので開け、相手を招き入れ。最近は読書の際には眼鏡が手放せなくなっている事をそう言えば伝えていなかったなと少し頬を掻きながら、椅子に座る様に相手に促して)
取り敢えず座るか。今日のお酒とつまみはなんだ?
眼鏡…珍しいですね
(相手の眼鏡を見て一瞬きょとんとしたが上記を述べながら微笑んで。サイドテーブルに置きながらワイングラスと未開封のワイン、小さめのピザを見せてきっと合うだろうと確信はないが美味しかったため自信はあると少し自慢げにして)
ワインとミニピザです。結構美味しいですよ
そう、だな…最近見えづらくてな
(珍しい、と言われると『年取ったなぁ、』なんて笑いながら言い。メニューを告げられると自信ありげなその様子に思わず吹き出しそうになり、いやいや、相手が張り切っているのだから笑っては失礼だと咳払いをし)
…そうか、では早速頂くとしよう
疲れもあるかもしれないですね…でも眼鏡お似合いです
(相手が歳を取ったからだと思っているとは思わず、少しじっと見つめてから似合ってると言って微笑んで。j咳払いをした相手に頷き、ワインを注ぎながらぜひ食べてみて欲しいと勧めて)
ぜひ、ワインと合えばいいのですが
…そうか?なら…かけているのも悪くないか
(元来自分の容姿やその見た目が変わっていくのは余り好きでは無かった為場所や時間を決めて眼鏡をかけていたが、似合っていると言われるなら話は別で。椅子に座ると準備されたものに手を伸ばし、食べて)
…ん、美味しい。これは合いそうだ
はい、なんだか…もっと大人っぽく見えますね。本を読んでるのもあるかもしれませんが
(少し考えてから、本を読んでた姿もなんだかいつもよりももっと大人っぽく思いそう言って。それは美味しいと言うと目を輝かせて喜び、自分も食べてから美味しさに頷きながらワインを飲んで)
自分で言うのもなんだか変ですけど美味しいですね
…そういう所なぁ…ういやつめ!
(続けて言う相手に少し考えてからポンポン、と頭を撫で。なんだか久しぶりに一緒に飲んだなぁ、なんてしみじみと考えていれば少しずつ酔ってきて)
…なぁ、伊織?お前俺の事、どう思っているんだ?ただの雇い主か?
えへへ、ありがとうございます
(相手に褒められると嬉しそうにしながら撫でられて。自分も酔ってきていたところでの質問だったため、少し頬を赤らめながら少し考えてから、特別な主人だと言ってから微笑みを見せて)
初めてのご主人様で、えと…特別な、主人です…
特別な主人、か…ふふ…俺もお前の事を、特別だと思っているよ
(少し頬を赤らめる相手に自分も少し照れた様に答えて、くい、と残りのワインを飲み切るとニコニコしながら答えて。酔いが回ってきたのかウトウトとし始め、グラスはテーブルに置くとじーっと相手を見て、欠伸をし)
…お前はつくづく、可愛いやつだなぁ…ふぁ…
…嬉しいです、えへへ
(ニコニコしている相手に同じように笑みを見せてから、少しだけ眠そうにしながら自分を見てる相手にまた赤くなりながら欠伸をする相手に少し微笑んで嬉しそうにして。相手が眠そうだし、酔っているしと思い少しだけ本音を言って)
ありがとうございます、恵介様に言われるのやっぱりなんだかててますね
…そろそろ、寝るか…明日は午前中に起きて出発するんだったよな?寝坊するなよ?
(にこー、と相手の言葉に微笑むと歯を磨こうと椅子から立ち上がり。少しの時間だが付き合ってくれた相手にお礼の代わりにまた頭をゆっくりと撫でると部屋を出ていき)
おやすみ、伊織
もちろんです、おやすみなさいませ
(撫でられながら寝坊するわけないと言いながら相手が部屋を出ると、ワインなどのグラスやお皿を片付けながら相手とのお出掛けに胸を躍らせながら洗い終わると、明日の服装はシンプルなものしかないので少し恥ずかしいなと感じて)
楽しみだなぁ…
っはは、寝ようと思えば思うほど目が冴えていくなぁ…
(歯磨きを済ませベッドに横になると、中々寝付けず苦笑して。結局夜がふけるまで眠れず、目覚ましをかけていた時間になった時にはまだ眠くて目は開けられず)
んん…もう起きないといけない時間か…
ふぁ…んー
(お酒のおかげかぐっすりと眠ってしまい、目が覚めると早速身支度をして。いつもの格好ではない服装なため、他に何か着飾る必要があるか迷ったが、なにもアクセサリーは持っていないためそのままの格好で相手の部屋をノックしてから入って)
失礼します、朝食を食べてから出ますか?
ん…そうだな。朝食を食べて、身支度をして…
(相手が部屋に入って来た気配でゆっくり身体を起こし、暫くぼーっとしていたが上記を言うと相手の顔を見て、いつもの格好では無い事に少し驚き。これなら服の選びがいがあるなぁとにこ、と笑いベッドから出て)
着替えて、身支度を整えてくるよ。朝食は…パンケーキが良いな
はい…では用意してきますね
(相手が自分の顔を見ると、本当にシンプルなものしか持っていないと分かる自分の格好の恥ずかしさを抱いて少し視線を下にしてしまって。パンケーキを頼まれると頷き、部屋を出ると早速作り始めて)
あまり朝から重いのもアレだから…フルーツにしておこう
んー…飲み過ぎたか…
(歯磨きと洗顔を済ませ、今日は何を着ようかとクローゼットを開けた所で、ずき、と少し頭痛がして。この歳で浮かれて飲み過ぎたのかと呆れも含めて溜息を吐くといつものスーツよりは少しラフな格好を選び、その上に裾が長めのジャケットを羽織ると何事もありません様にと思いながら食堂へ向かい)
…出来たか?
はい、できましたよ
(すでに用意したカットした果物とパンケーキは別々にして好きにデコレーション出来るようにしておいて。もしかしたら二日酔いもあるかもしれないと思って、二日酔いに効くらしいコーヒーも用意しておいて)
コーヒーと一緒に食べてくださいね
…ん、ありがとう。…これは…自分でかけろと言うことか?
(言うと席につき、パンケーキの上にフルーツを乗せて行き。体調を考えながら適当な量盛り付けると『いただきます』と食べ始め)
うん、甘くて美味しい。…コーヒーも頂くよ。ミルクを1つ頼む
(/すみません背後です。これから朝食の後互いに身支度を整えて出発する流れになると思うのですが、もう少し2人の仲を縮めたいというかより親密になりたいと言うか…そんなエピソードを入れたいのですが、何か良い案ありますか?私に考えさせたら多分前回の様な主人と伊織くんが互いに風邪ひいて看病し合うみたいなトラブルの感じのしか思い付かないので…勿論服選びやランチででも色々ときっかけはあると思いますが、もし要望があれば!)
用意いたしますね
(自分が果物を盛ると多くなってたかもしれないのでよかったと安心して。相手の頼みに頷き、コーヒーをまた作るとそっと置いてから一応外に出掛けるのでどう呼べばいいのだろうかと思い尋ねて)
そういえば、恵介様と外で呼ぶのは目立ってしまいそうなので、恵介さんでもいいでしょうか
(/そうですね…王道ですが主人がナンパされて嫉妬する、服を好みに選んでもらう、とかですかね…私もあまり思い浮かばなくてすみません!)
ん、ありがとう
(受け取ったコーヒーを冷ましながら飲んでいると、外にいる間の呼び名について問われ、思わず吹き出しそうになり。確かに様付けは目立つだろうが、それにしてもさん付けとはなんと他人行儀だろうか。だとしても一体なんと…少し考えているとふと良い案が浮かび、早速提案してみて)
そうだな…兄呼びはどうだ?兄さん、とか…いや、別に弟が出来たみたいで嬉しいとか、そう言うわけじゃ無いんだがな…さん、は流石に距離が出来た様で寂しい
(/嫉妬している伊織くんを想像して可愛いと思ってしまった…是非それで行きましょう!上記の通りだときっかけはこちらから作るという事でよろしいでしょうか?)
…兄さん?
(相手の提案に少し驚いたものの、相手がそれを望むのならと思い少し咳払いをしてから呼んでみて。やはり恥ずかしさがとてもあるが、まぁ大丈夫だろうと思って。相手にとって自分は弟みたいなものなんだなと改めて思うと少しもやっとしたものの、笑顔を見せて)
恵介様が満足なら、そう呼びますね
(/ありがとうございます~きっかけお願いしたいです…!)
っは、別に嫌なら良いんだぞ?そうやって真面目に聞いてくれるから、伊織は本当に可愛いなぁ…
(相手の反応にはふわ、と笑うと上記を言い。少し複雑な表情をしたのも見えたが、敢えて今は触れないでも良いだろうとそのままにし)
…じゃあ、行くか。片付けと車の手配が済むまで待ってるな
(改めて、とひとつ咳払いをすると椅子から立ち上がり自分はその間に歯磨きともう一度身なりを整えようと洗面所へと向かい)
(/わかりました!繋げてみますので、今後の展開をお待ち下さい~)
いえ、きちんと呼びます…兄さん
(可愛いと言われると少し視線を逸らして首を横に振りながらきちんと呼ぶと言って微笑んで。片付けを早めにし、食器も洗い終わると、相手に声をかけてから車を出す準備をして)
最初に電気屋さんですよね
…そうだな。今行く
(歯磨きと身支度を終え、やはりいつもより少し体調が優れないが、相手も楽しみにしている為そう簡単に予定をキャンセルする訳にはいかないと考えて、何事もありません様にと思いながら車に乗り込み)
目的地に着いたら起こしてくれ…少し寝る
かしこまりました
(相手が車に乗り込む目を瞑ると、体調があまり良くないのかもと思い、最悪電気屋さんだけ見て帰った方がいいのだろうかと思いながらゆっくり静かな安全運転をし、しばらく時間が経つと目的の店に着いたため揺らして)
着きましたよ
ん…っ、確か必要なのはレンジだったよな?先にそのコーナーへ行っていてくれるか?…トイレに行ってから向かう
(止まった車の中で起こされれば、やはり少し吐き気があるので対処した方が良いだろう、相手の事だからきっと着いて行くと言うだろうなという考えもありながら上記を言うと座席から降りてトイレへと向かい。小走りなその様子を建物の出入り口の付近から目で追っている女性2人組がいたが、本人はそれに気が付いていない様子で)
…っ、はぁ…治って、くれよ…
…大丈夫でしょうか
(車から降りた相手に、なんとなく朝から体調が悪そうにも見えたので鍵をかけてから一応、相手の言った通り電子レンジを見に行き、目当てのものがあったため取り敢えず相手にも値段の相談もした方がいいと思ったが中々戻らないためトイレの方に向かって)
んっ、……はぁ、はぁ…良かった…すぐ治ったな…
(少しの間トイレに篭っていれば吐き気は治ったので念の為携帯しておいた胃薬と水を飲んでひと息つき。待たせてしまっている申し訳無さもあったのでまた小走りでトイレから出ると、女性2人組に声をかけられ、この後暇か、お茶でもしないかとしつこく聞かれて、モテているのは正直嬉しいが相手を待たせているのでどう切り抜けようかと考えていて)
っあー…えーっと…その…
…お姉様方すみませんが、兄さんは僕と…デート中なので
(トイレはこちらと言う看板を見てたどり着くと、相手を囲いいわゆるナンパをしているような女性たちを発見して。やっぱりかっこいいからナンパされるよなぁと思いつつも、はっきりと断らない相手に少し嫌じゃないんだろうなと思ってモヤモヤしてしまって。相手の前に立ち、一緒に出かけてると言おうか迷ったが、態とデート中と言うと相手の腕を引いてその場を去たそうにして)
…い、伊織…?
(遅い自分を心配して来てくれたであろう相手は何故か少し怒っている様子で。自分たちの様子を“デート”と呼称する様子は何処か嫉妬の様な感情が伝わって来て、尚且つ自分の手を引いて足早にその場を去ろうとしている。成程、そういう事かとおおよその事態を把握すれば引かれた腕に従う様に女性たちに会釈をしてその場を去り。相手の口から本心を聞こうと敢えて問いかけ)
…なぁ、伊織?…お前、どうしてそんなに怒っているんだ?
…怒ってないです、主人から目を離して執事としてダメだなと思っただけです
(怒っている、と言われると自覚はなかったため肯定せずに怒ってないと拗ねた子どものように言い、嫉妬したなんて言えるはずもなく自分の仕事を全うできてないからだと言い訳を述べて。少しずつ冷静になると、邪魔したのは良くなかったかもしれないと言う考えをしてしまい、嫌味にも捉えられそうな嫉妬心を言葉にして)
…折角の良い方に巡り会えたかもしれない機会を邪魔してしまい申し訳ありません
っは、俺が自分で1人で良いと言ったんだぞ?何故お前がダメになるんだ
(主人、と言われると少しドキッとするがすぐに含み笑いをしながら上記述べ。ああして声をかけられるのを俗にナンパと言うんだよなと考えながら、今の2人の状況を改めて整理してみる。齢30の独身男と、それに仕えるこちらもまた独身の男。…はて?この状況で本当の兄弟ならば兄が他人に取られてしまうと言う様な嫉妬心はわからなくも無いが、果たして所詮赤の他人である相手が自分に嫉妬する理由などあるだろうか?それ程主人として慕ってくれているという事なんだよな?考えれば考える程良く分からなくなってしまい、思わず溜息が漏れ出たがすぐに表情を戻し、続けて口を開いた)
…はぁ…お前がそこまで気にする事は無いんだぞ?伝えたい気持ちや考えがあるのなら、はっきりと俺に伝えろ。なんだって、受け止めてやるさ
…その、僕とのお出掛けなのに、あの人たちに取られるかもと思うと嫌だったんです
(相手のため息に少しだけ表情を曇らせ、素直に嫌だったと伝えて。執事として、主人を独り占めしたいと思うのはおかしいことなのは重々承知だが、どうしても止められなかったための結果だと反省しながら、嫉妬したなんて直接言うのは恥ずかしくて誤魔化して)
そんなことより、電子レンジいいのが見つかりましたよ
…そんな、こと…か…
(この際はっきりと相手の言い分を聞こうと身構えていたが、帰って来たのは少し期待外れの言葉で。たった数文字の音で自分の感情を伝えると、誤魔化した相手の様子に同意する様に数度頷き。そうだ、今日は久しぶりの買い物に来たんだったな。この先もずっと一緒にいるだろうから、この事はまたじっくり時間のある時にでも考えれば良いだろう。そうと決まれば、とゆっくりと歩き出し)
ん…そうか。どれだ?予算と照らし合わせて検討しよう
一応予算以内になるのがこれですね
(目当ての電子レンジを指差し、性能も申し分ないことを話しながら、主に使うのは自分にはなるが相手の使いやすい方がいいかと思うと1番いいことを説明して。しかし、電子レンジのみだと車で持って帰る方が早いなと思いながらこれでいいか尋ねて)
こんな感じなんですけど如何でしょうか
…うん、良いんじゃないか?サイズも良さそうだし、内観にも合っている
(相手が選んだものをまじまじと見ると、上記を述べ。色々な事を考え過ぎて脳内の自分は既に次の目的地ーカフェと服屋ーへと向かっているので、些か上の空の様子で続け)
…それにしよう。…後は他にあるか?
そうですね…他はないので、買ったら行きましょうか
(他の家電は特に壊れそうだったりはしなかったので大丈夫だろうと思って。店員さんにお願いをしてからお会計をして。事前に用意してたお金で買うと、少し重いが持っていけるし問題ないだろうと思って持ちながら相手に声をかけて次のカフェに行くために準備をして)
…それ、車に置いて行くよな?…車の鍵、上着のポケットか?
(会計後商品を持っていた相手に問い掛けると、徐に探り始め。主人と執事という立場上任せられる事は任せた方が良いのだろうが、やはり出来る事は自分でしたいし、自分が助けられる事があるのなら助けたい。そう思ってから少しやり過ぎたかとふと冷静になり、はっと相手の顔を見て)
…伊織?
大丈夫です…僕がするので
(相手が自分の顔を見ると視線を逸らして自分ですると言って歩き出して。相手に冷たい態度を取るのはだめだと思いつつも先ほどのモヤモヤが払拭出来ないまま車のロックを器用に解除してから積み終えると車に乗って)
そう、か…うん、わかった
(やっぱり相手は怒っているんじゃ無いだろうか。世話をされる立場でありながら、勝手に一人で行動して色々と気を遣わせた事を。はたまた、彼は自分にーーいや、もしそうで無かったとしたら自分の早とちりで余計な感情を相手に湧かせてしまう事になる。そうして上記だけ述べると自分も車に乗り込み)
お腹空いてきたなぁ…何を食べようか…
色々あるようなので…楽しみですね
(いくらなんでも態度が冷たすぎないかと思いつつも、今更謝るのもなんだか可笑しいだろうかと思いながら車を発信させて。赤信号に引っ掛かるまでの間は無言を貫いているか相手の返答に答えていたが、少し冷静になったからか相手の方に少しだけ視線を向け無礼を詫びて)
あの、今更なのですがせっかくのお出かけなのに冷たくしてしまい申し訳ありません…子どもでもないのに
(暫くは自分の言葉に短い返事を返すだけだった相手がミラー越しに自分を見て謝罪をしてきた事に少し驚いて。自身を卑下する様な言葉に自分らを包む空気が重くなっている事に気がつくと笑い飛ばす様にし、下記を言い。自分も上手く相手に言葉を返せない事に落ち着かない気持ちもあり、ぼそりと呟き)
っはは、いつまで気にしているんだ?…子どもなのは俺のほうかも知れないな…
そんなことないです…その、女性にナンパされてるのをみて、もやもやしてしまって、つい冷たくなってしまいました
(はっきりと言わないと相手は自分が悪いと言ってしまうと思い、素直に嫉妬したことを告げて。相手を取られるかもと思ったことや相手は断らないことにモヤモヤした事を述べていると段々と恥ずかしくなって来て視線を逸らし、青信号に合わせて発進して)
…あれを見て、か…?…成程…?
(何となく相手の心情は予想していたつもりだが、改めて本人の口から聞くとやはり違う。しかし頭の中では混乱しつつもはっきりと言ってくれた事で自分もちゃんと気持ちを伝えなければと思い立つ事が出来た。すっ、と息を吸うと口を開き)
…それは、多分…やきもちと言うやつでは無いか?俺も以前、お前に似た様な感情を抱いた事がある
…私に、ですか?
(相手にやきもちではないかと指摘を受け、自分の中でわからなかった謎が分かったものの相手が自分に対して抱いたことがあると言われると驚いて。自分は、相手の事を慕っているし尊敬しているが自分が相手にそのように思われるような人物ではないと思っているため確認するように尋ねて)
失礼ですがただの執事ですよ…?いつ…?
うん…あれはお前と出会ってすぐだったな…
(問われると、相手と出会ってすぐの頃を思い出して感嘆を吐いて。親密な関係になりたくて仕事をして貰っている傍ら色々なことを質問している時だった。相手には兄弟が沢山いると聞いた瞬間、言いようのない寂しさと兄弟に囲まれて賑やかにしている相手の姿を想像して、生まれて初めてやきもちを焼いたのだ。あの時の感情は、幾ら時間が経とうとも、今でも忘れる事が出来ない。一通り話すと、気恥ずかしさから顔を覆い隠し)
…はぁ…改まると恥ずかしいな…
…それは兄弟が多い僕が羨ましかったという事でしょうか
(相手の言葉でなんとなく思い出すと、自分の話を聞いて寂しさを抱いたなら、自分の家族関係が羨ましかったのだという事だろうと思い、自分に抱いたやきもちと違うのかなと思いどこか期待はずれだったと表情には出さないようにするが残念そうにため息を小さく吐いてから誤魔化して)
本当の兄弟にはなれませんが、恵介様が望むならいつでも弟代わりになりますのに
…いや、本当に話を聞いていくにつれて、もしかしたら俺の執事を辞めてその兄弟達のもとへ帰るのなんて簡単なんじゃないかって考え出したら止まらなくてな…代わりじゃ、ダメなんだよ。俺の傍にいるお前が、いつかいなくなるなんて、考えられない…
(もう恥ずかしさから半分何を言っているのか自分でも解っていないが、出てきた言葉は取り消せないのでそのまま言って。その内に言っていたカフェのある通りが見えてきたので、少し座り直し)
…っあ、カフェは次の道を右に曲がるぞ
…そ、そうですか
(代わりじゃだめ、と言われると自惚れてしまいそうで段々赤くなりながらも、必死に執事としての自分の代わりじゃだめだということだと言い聞かせて。そうしなければそれ以上の感情うっかり吐露して相手が嫌がるかもしれんし…と思いながら駐車場に車を停め、もう治っただろうとミラーを見るがまだ耳まで赤い自分の顔が写ってしまい顔を隠して)
少し落ち着くまで待ってください…
うん、うん…本当に可愛いなぁ、お前は
(相手の様子をニコニコと見守っていて、なんだか微笑ましい気持ちになり。今まで生きてきた中で色々な事を経験してきたんだろうなとしみじみ思い、顔を隠す相手の頭をそっと撫でて。同時に、自分がきちんと線引きをしなければ相手をもっと困らせてしまう事になるなと真剣に考え始め。暫く撫でて、そろそろ落ち着いただろうかとそっと相手の顔を覗き込み)
そろそろ、行けそうか?
落ち着くために聞きたいのですが…仮に、仮にですよ?私が恵介様をお慕いしているって言ったらどうしますか
(可愛いと言われていちいち喜んでしまう自分に心の中で呆れながら、相手に仮にとして尋ねてみて。もしそれで迷惑だったり執事をやめてもらうと言われれば、片思いで終わらせれば良いしもしそうじゃなければ…都合のいい事だが、もし両思いなら嬉しいなと思ってしまいながら尋ねてみて)
…えっ…と…それは『仮に』、で良いのか?
(若干顔を上げた相手からは、自分が予想していた言葉とは少し違ったものが発せられた。そうか、自分と相手では考えているものの行く先が根本から違っていたんだ。もし自分がここで承諾したら、一体相手はどんな反応をするだろうか。出来る事なら自分の気持ちに嘘は吐きたくない。そうして強い眼差しを持つと、口を開き)
俺は素直に、嬉しいと言うな。そうして気持ちが通じ合った事に対して安堵し、……思わず抱き締めてしまうかも知れない
…その言葉、本当ですか?
(相手の言葉は予想と違い、期待を抱いてもいいという事なのだろうかと思って。もし違って、相手が揶揄うためにそう言っていたらと頭の片隅で考えてしまったが、相手が言うならと信じて相手の方に少しだけ視線を流すと相手に自分の想いを小さい声でだが伝えてみて)
…主人にこんな事、言うのもダメって分かってるのですが今だけ、ごめんなさい。前から、お慕いしているんです、だから嫉妬もしました
…っ、本当だとも!俺は、…お前の事を…っ、ただの執事としては見られなくなっている…もう、この先離れるなんて、考えられない位にはな…
(相手の言葉にはドキドキと心臓が高鳴っていくのを感じながら上記を言い。恥ずかし過ぎてクラ、と視界が歪み思わず相手の方に倒れそうになるのをぐっと耐えるとぽん、と肩を叩き)
この続きは、家でじっくり話そうか…中に入って、何か食べよう
…は、はい
(相手の言葉に真っ赤になってしまい、肩を叩かれると頷き車から出るものの本当に相手は自分と同じ気持ちなのかと驚き、混乱してしまいながら店に入って。2名だと店員さんに言いながらも思い出すとまた赤くなりながら順番を待って)
…本当に大丈夫か?…俺の言葉が…
(相手の様子を伺い、もしかしたら自分はとんでもない事を口にしてしまったのではないだろうかと冷や汗が出てきて。見たところ悲しそうだとか苦しそうだとかいう感じは伝わって来ないが、もしこのまま相手が自分の言った言葉を引きずって業務等がままならなくなったら…と思うとつい先程の言葉を訂正したくなってしまい)
…忘れ…られる訳無いよなぁ…はぁ…言ってしまったものは消せないな…
!今更取り消すのは、悲しいです
(相手の発言に慌ててしまい、服を掴むと首を振って。流石に意識しすぎた自分も悪いがもし取り消しと言われたらショックを受けてしまうし、それこそ余計に嫌な思い出として忘れられない事になってしまうなと思いながら、意識しないようにするから言わないでほしいとお願いして)
もう意識しないようにするので、そんなこと言わないでください…
っ、冗談に決まっているだろう。俺に二言は無い!…良いんだ、よい方に捉えてくれているのならば、俺はそれだけで…
(相手の慌てぶりにこちらも慌てて上記を返すと、包み込む様な笑みを向けて。空いている席へ通されると、そろそろ話題を変えないとどつぼにハマりそうだと話題を変えようとし)
…伊織はどんな服装が好みとか、あるのか?してみたいファッション、とか…
ええと…あんまり好みとかないですね。ずっと弟たちの面倒見るために動きやすい服ばっかりでしたし…強いて言うなら落ち着いた服でしょうか
(話題が変わると少し考えてみて。これまで動きやすさ重視や汚れてもいい服ばかりだったので、好みとかがあまりなくて少し考えてみて。落ち着いたシックなものなら無難だし誰でも合うだろうかと思い落ち着いた服が良いと言いながら何を注文しようかとメニューと眺め、カツサンドかグラタンで迷いながらもカツサンドにしようと決めてから呼び方や接し方を訂正して)
けいす…兄さんは何食べま…る?
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