名無しさん 2024-05-26 09:44:22 |
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だ、だって僕失敗しちゃって…っ
(相手の驚きように、また申し訳なくなってしまいながらもすぐにいつも通りにしようと落ち着くと服装はいつもと違うがいつも通りに切り替えて)
いえ、今から準備致します。お待ちください
うん、うん。大丈夫だからな…
(未だ胸の辺りをさすりながら、ベッドから出て反対の手で相手の肩を何度か叩き。着替えの場所等は解る為、出来る限りの事は自分もしようと動き出し)
準備を手分けしよう。まだ、間に合うぞ
ではお言葉に甘えて…
(相手の言葉にこくりと頷きながら、相手の着替えは相手に任せて朝食の支度をして。相手が自分の行動に驚いていたのか胸を押さえていたのを思い出し、あとで謝ろうと思って)
あとで謝らないと…はぁ、今日は大きいミスしてしまった
…はぁ…何だろう…驚いたせいじゃないよな…んー…
(着替えを用意して寝間着を脱いでいる間、何だか胸の辺りがモヤモヤしていて。わざわざ執事に言う程ではないが、今日は少し気を付けて過ごそうと思って。着替え終えると部屋に戻ってきて)
…どうだ?間に合いそうか?
はい、大丈夫そうですよ
(相手が部屋に戻ってくると、ちょうどご飯が出来たところだったため運んで。相手の言葉に大丈夫だと頷くと合間に用意しておいた相手の鞄もいつもの位置に置くと、相手が胸元を抑えていたため大丈夫かと尋ねて)
恵介様こそ大丈夫ですか?
間に合いそうなら良かった…んー…いや、大丈夫だ。今日も休む訳にはいかないからな。…多分、緊張しているせいだと思うから…心配するな
(言わないでおこうと思っていた矢先、大丈夫かと聞かれてしまい。なるべく心配をかけない様にとそれとなく答えて誤魔化すと椅子に座り。いただきます、といつもより少しゆっくりと朝食を食べ始め)
そうですか…何かあればおっしゃってくださいね
(相手の言葉に、心配は抜けないが相手が言うならとそれ以上は追求せず、けれど相手がいつもよりはゆっくり食べているため何か不安だと思い、念押しするように何かあれば言って欲しいと言って)
…あぁ、解ってる。ちゃんと言うさ
(朝食を食べながらにこ、と笑う顔にはやはりいつもの覇気は無く。念押しする執事の頭をそっと撫でると、また続きを食べ始め)
(/すみません、今後の展開バレですが…ここから主人の風邪パートに入りたいのですが、そう言った描写の苦手や萎え等ありましたら避けますので教えて下さい!)
…お仕事終わったら早めに帰ってくださいね
(相手が頭を撫でてくれるがどこか顔に覇気がなく、心配で早めに帰ってきて欲しいと言ってから、自分よりも他の人を優先する相手だからこそ断れないかもと思った言葉で早めに帰るよう再度お願いして)
僕が、恵介様に早く会いたいからって言うのもありますけど…だめですか
(/展開について了解です!全然苦手ではないので大丈夫です!あと、多分数日ほど返信ペース遅くなってしまいますがご了承ください…!)
うん…大丈夫だから、安心しろ…な?頑張ってくるから、今日もいい子にしてろよ?
(尚も心配している相手に言い聞かせる様に言って。笑顔だがいつもの元気さがない様に見えていて)
ん、おはよう…え、あぁ…なに、大丈夫だから、君らまでそんな顔をしないでくれ
(道中での体調悪化を懸念して歩きで会社へ向かい、中に入ると何人かの部下と挨拶を交わすが、その内の1人に顔色が悪いと指摘され。心配するのは得意だが心配されるのは苦手な為、笑顔を作って誤魔化すと、社長室に入り)
…これで午前は終わりか…あぁ、この後の会食…えっ…他にも言われたが…そんなに具合悪そうに見えるのか…?…あ、いや、大丈夫だ。出席する。では、20分後に
(午前の打ち合わせが終わった後、他の部下にも顔色が悪いですねと言われ。本人は本当に緊張しているからこうなっていると思い込んでいるので、そのまま会食には出席出来る、と伝え)
(/了解致しました。文章から察しているかと思いますが胃腸系の風邪パートですので、もし途中でも何かありましたら仰って下さい!更新頻度についても了解しました。こちらで定期的に上げていくので、無理せず来て下さい。お待ちしております)
…落ち着かない
(いつも通りいい子で、と言われていつも通り仕事をするもののあまり捗らず、とは言え手は抜かずに掃除やらの家事をして。今頃相手はお昼だろうかと思いながら昼食を取り、一応相手から連絡があればすぐ駆けつけられるようにはしておいて)
(/胃腸系の風邪了解です!
ありがとうございます、もし都合合わず1日空いてしまった際も遠慮なく上げてもらえると助かります)
やめておけば良かった…
(会食中料理は殆ど喉を通らず、匂いのせいで軽く眩暈を起こしていたが全く何も食べない訳にもいかず、食事量を最小限に抑えて話を聞く事に徹底していて。なんとかお開きにして社長室に戻って来ると、その時既に今朝感じていた胸のモヤモヤがはっきりとした吐き気に変わっていて、椅子に座ると片手で頬杖をつき口に手を当てたまま暫く動けなくなり)
ん…っ、ダメだ、これは…
(ここに居てはダメだと波が去ったタイミングで牛歩でトイレへ向かい、手洗い場にもたれかかり胸の辺りをさすってみるが吐き気が治る気配は無く、その後また波が来たのでシンクに顔を近付けて数回えずくが何も出ず。この調子では午後の打ち合わせは無理だと判断し、打ち合わせの代表に打ち合わせ中止と早退の連絡をして。その後出来ればかけたく無かったが、仕方なく執事の携帯番号をタップしてスマホを耳に当て)
…頼む…出てくれ…
(/了解です。うるさくならない程度に上げさせて貰います!)
…!もしもし、氷室です
(洗濯物を畳んでいると、相手からの電話が来たためすぐに出て。やはり何かあったのだと思うと話を聞く前から出られるように支度をしつつ、相手の電話内容を聞いて)
(/遅くなってしまってすみません…!あげありがとうございました!)
…あぁ、俺だ…結城、恵介…すまない、迎えを頼めるか…社員用の、トイレにいる…
(執事が電話に出てくれた事に少し安堵し、手短に事情を話して。話している内にまた気分が悪くなり、胃の中のものがせり上がる感覚があったので、最後に「頼む」と伝えると一方的に通話を切り。その後シンクに顔を近付けて口を開くも出て来るのは胃液のみで。同時に熱が上がっている事も自覚し始め、意識を保つのがやっとの状態になり)
(/大丈夫ですよー。お待ちしておりました!)
かしこまりましたすぐ向かいます
(車の免許は持っていたため、すぐに車に乗ると相手の会社に向かって走らせて。相手の執事であることを証明できるような書類も持ってきたため比較的すぐに上がることができるとそのまま相手を探すために名前を呼びながら社長室のあるトイレに入って)
(/日数を空けてしまって申し訳ありません…!)
ん…早かった、な…
(待っている間に仮眠室等に移動しようかとも考えたが、どうにも動けずその内に迎えが来て。電話の後も何度か波が来て咳込むも、結局楽になる程吐けはせず。執事の姿を確認すると身体を預ける様にし、口に手を当てたまま荒い呼吸を繰り返していて)
…なるべく早く、連れ帰ってくれると助かる…
安全運転で帰りますので
(相手の言葉に頷き、相手に手を貸しながらゆっくり相手を車に乗せて。病院に行くべきではあるだろうが、医者を家に呼ぶほうが相手の体調的にはいいだろうと思い、安全運転でゆっくり家に帰って)
(/こちらこそ忙しくてなかなか返事ができなくて申し訳ないです…無理せずしてください!)
うぅ…悪い、な…
(執事の誘導でゆっくりと車に乗せられ、後部座席で横になって。腹痛で苦しい思いをしながらも、安全運転で、と言ってくれる相手の背中をたくましく感じていて。道中また波が来るも車内でやらかす訳にはいかないと必死に耐えていて)
(/お互い様ですのでお気になさらず!お気遣いありがとうございます)
もしもし、結城様の執事の氷室です。今結城様が体調が悪くて…
(赤信号で止まると、電話をスマホスタンドにセットしながらかかりつけの医者に電話をし、すぐ来てもらえるとのことでホッとすると、家につき、相手の負担にならないよう体を支えて家の中に入って)
ゆっくりで大丈夫ですよ
んん…っ…はぁ、はぁ…
(口を開く余裕は無く、唸る声で返事をすると体重を半分預ける形で寝室へと一緒に向かって。しんどい中で、これだけ体調を崩したのはいつぶりだろうか、もしかしたら初めてでは?と冷静に考えている自分もいて)
よい…しょ…
(相手を寝室のベッドに寝かせてから、医者が来る前に熱を測るために額に手を当てて熱がありそうだなと思いながら医者が来る頃合いだろうかと思い相手に声をかけてから玄関の方に迎えに行って)
お医者様がそろそろ来ると思うのでいってきます
ん…わかった…
(執事に額に手を当てられ少し恥ずかしそうにするもゆっくりと頷いて。医者と戻って来るのを待つ間、スーツを脱いでネクタイを外すとシャツのボタンを数個開けて呼吸をし易くして)
うぅ…いっった…
(仰向けで呼吸を整える様にしていると急に腹部が痛み、身体を丸めて腹を抑え、耐えて)
こちらです
(相手の部屋に医者を通すと、相手が苦しんでいる様子に思わず駆け寄っていたが医者に診察するからと言われて少し遠くから見守って)
ふー、ふー、…うっ!っ…いや、今は、無いが…んん…そうだな…いや、下しては無い…
(腹痛に苦しく顔を歪めながら医者の問診に答え。吐き気は今は無いがまた来そうな気もすると伝え、下しているか、という質問には首を横に振り。子どもの頃からかかっている病院の医者なので、相手も慣れた様子で診察を進めて行き。暫くして医者から伝えられた診断は、“ウイルス性胃腸炎”だった)
ウイルス性胃腸炎…
(かかりつけ医から食事を制限することやマシになってきた頃のご飯、様々なことを聞きながら全てメモをして。ネットよりもこうして医師の助言の方が良いと思い全て記録するとお礼を言って見送りをして)
んん…出すもの無いのに、まだ気持ち悪ぃ…
(医者が帰ると、診察中から薄々感じていた気分の悪さを鮮明に感じて胸の辺りをさすり。執事が戻って来るのを待ちながら、何か受けるものが欲しいなと考えていて)
恵介様大丈夫ですか…?
(お医者様が帰ると、用意した方がいいと言われた容器などを持って相手の元に戻って。相手の顔色がなんだか悪そうだと思い慌てて容器を相手の元に持ってきて)
(/数日空けてしまってすみません…!)
んん…生まれてこの方、吐いた事無い、んだよな…あったとしても、記憶にない…から、どうしたら良いのか、解らない、…んだ…
(口を抑えながら言うその言葉には、自身も困惑しているというのが受け取れる。その証拠に具合の悪さを自覚してから一度もちゃんと吐き出す事が出来ず乾えづきばかりで、その事にしんどさは有りつつも少し苛立ちを覚えていて)
(/大丈夫ですよー。お待ちしておりました)
ううん、僕は吐ける時は吐けるので…
(相手の言葉にどうしようかと考えながら少し調べてみて。吐き気がある時の姿勢は横になるとましになると言うのをみて相手を横向きにさせ、あまり吐くのは良くないと言うのをみて薬があったか探しにいって)
えっと、横向きに寝転んでください。少しマシになるので、容器ここに置いておくので薬あるかみてきます
(/ありがとうございます!)
…わかった…
(横向きになった事で少しましになったが、未だ口の中は酸っぱく、胃の内容物もぐるぐると回っている様で。薬を持って来る、と言った執事の言葉に、そう言えばさっき医者が棚の上に薬を置いていくと言っていたのを思い出したが、訂正する気力も無い為、短く答えて見送り)
えっと…他には…
(お医者様の言ってたことをメモしていたためそれを見ながら薬を探していると、棚の上に置いてあると殴り書きがあったため慌てて水を入れたコップを持って相手の部屋に戻り、棚にあった薬を手に取ると相手に飲んでもらおうとして)
すみませんここにありましたね…お手伝いするので、飲みましょう
…うん…いや、今飲んだら多分、吐く…ぅう…っ、げほっ
(慌てて戻ってきた執事に薬の服用を伝えられるが、今の気分の悪さから水を飲む事を想像して首を横に振り。話している内に胃液が上がってきて容器の中に少量嘔吐し)
きつかったらそのまま、吐ける分だけ吐いてください
(相手が少し嘔吐すると背中をさすりながら大丈夫だと優しい声で言いながら心配そうに容器を支えて。相手が水を飲めるようになってから薬を飲むのがいいのかと思い水も横に置いて)
うぅ、っォエゲホゲホッ!…はぁ、はぁ…
(執事に背中をさすられると、それに誘発されまた嘔吐し。気分の悪さは残っているが吐き出せた事で少しだけ楽になり、口を濯ぎたいのと喉が乾いたのとで、「水を飲みたい」と執事に伝え)
(/すみません背後です。今めちゃくちゃ主人弱ってしまっているんですけど、今更なのですが風邪パートの引き際?というかこの先どう治っていったら良いのかを見失ってしまいまして…このまま看病してもらい翌日治ったと思ったら今度は執事が倒れるとか、風邪をもう少し引きずって、弟に甘える兄みたいなシチュエーションが出てくるとか…考えてみたのですが、お相手様のご希望や意向などありましたら、教えて下さいませ)
すぐに持ってきますね
(相手が嘔吐し終えると、お医者様に教えられた処理をしながら手を洗ってから相手に水を渡して。お腹が空いてもあまり食べないほうがいいと言われてたのでそれを説明して)
あまり食べたらだめなので、我慢してくださいね
(/こんばんは~
どちらのシチュもいいと思うので、今主人が甘えて、その翌日治ったけどうつったとかの欲張りはだめですかね…wもしよければ、先に主人が甘える感じでしていただけたら嬉しいです!)
…食べようとはまだ、思わない…
(水を受け取ると少し口に含み、ゆっくりと飲み込んで。ありがとう、と告げながらコップを執事に手渡し、どさっ、とベッドにまた横になり。少し経って今度は腹痛と共に下から来そうな気配がして、腹を抱えてベッドの上で丸くなり、唸っていて)
(/了解しました。では、もうふた山くらい主人には弱ってて貰いその中で執事に甘えて、翌日には全快、お礼を言おうと少し早い時間に執事の部屋に行ったら執事が倒れていて、普段の礼と思って存分に看病する…という大まかな展開で如何でしょうか?)
かしこまりました、では少し片付けてきます
(相手の様子を見て少し席を外し、色々と処理などをして。少し時間が経ってから相手の様子はどうだろうかと気になってそっと相手の部屋に入ると唸っているのを見て駆け寄り声をかけて)
恵介様大丈夫ですか!
(/ありがとうございます~その流れでぜひお願いします!)
…っ、あぁ…っまずい…っ、伊織…助けて…
(執事が部屋に来た時には腹痛はピークに達しており、自力で動く事が出来ず執事に助けを求め。容器も念の為持って欲しいと伝えるとトイレまで運んで欲しいと手を伸ばして)
すぐに!
(容器を持ちながら相手を支え、トイレまで連れて行くと相手のズボンを少しだけずらしてあげてから容器を中に置いて自分は外にいるから何かあれば呼んでと言って)
私は外にいますからいつでもお呼びくださいね
うぅ…いっ、た…っ、ふぅ、ふぅ……
(トイレに1人になると、下痢をしていて。余りはらに力を入れられないので、少しずつだが排泄し、楽になっているのを感じて。幸い上からは出なかったので、胸を撫で下ろして処理をし、容器を持つとトイレから出て)
世話かけた、な…またベッドまで連れてってくれるか
はい…安静にしましょうね
(相手が出てくると心配そうにしながら容器を受け取り、相手を支えながらベッドまで連れていくと、自分は近くにいるので眠ってみてはどうかと提案して)
一度寝てみてはどうでしょうか
ん…今なら、寝れそうだ…
(ベッドに横になると、先程までよりは大分楽になっているのを感じて。ゆっくりと息をつくと、傍にいるから、と伝えられると横向きのまま自分の手を出して)
眠るまで…握ってて、くれるか…?
もちろんです
(相手が手を出すと少し驚いたものの頷いてから相手のほうに近づき、手を握るとゆっくり寝てほしいと思いながらじっと相手を見つめて)
ゆっくり寝てくださいね
ん…ありがとう、な…
(相手が手を握ってくれた事ですっかり安心し、すっと目を閉じて。気分の悪さも腹痛も、このまま眠って目が覚めた頃には良くなっている事を信じて眠りにつき)
…大丈夫かな
(相手が眠っているとそのまま握りながら、自分も少しだけ眠っていて。相手の手を握ったまま眠っていると、途中で目が覚めて相手の熱を測ってみて)
んん…伊織…
(眠っていてまだ熱が高く寝苦しそうにしていたが、執事に額に手を当てられると、ひやっとした感触が気持ち良く、落ち着いた様子で寝続けていて。夢の中で無意識に執事の名前を呼び、口角が上がっている様子もあり)
ここにいますよ、ずっと
(相手が名前を呼ぶと、ちゃんといるよと呼びかけながら落ち着いて欲しいと思い軽く頭を撫でながら自分の手で少しでも冷えればと思い額に手を当てながら見守って)
んん…んぅ…
(具合が悪い自分をちゃんと甘えさせてくれる相手に感謝しつつ、相手の声を聞くと完全に安心した様子で深く眠り。まだ不快感が残っていて、 もごもごと口を動かしてはいるが、よく眠れている様で握っていた手は徐々に力が抜けていき)
…仕事してきますね
(相手がぐっすりと眠ったのか握っていた手が少し弱まったので起こさないようそっと離れてから仕事をするために部屋を出て。すっかり時刻も遅くなっているため、相手が起きた時の薬の用意や着替えを準備するなど慌ただしく動いて)
んん…朝、か…
(目が覚めるといつの間にか明るくなっており、昨日の惨状が嘘の様に体調はすっかり回復していて。安堵すると同時に昨夜執事にして貰った事を色々と思い出して気恥ずかしくなるが、それでも礼はしっかりと言わなければと思いベッドから出るとどうせなら少し驚かしてやろう、と髪を少し整えてから音を立てない様静かに執事の自室の前まで行き、ドアをノックして)
氷室、氷室。起きているか
っ…はぁ、んん
(相手が自分を呼ぶ声が聞こえて、目を覚ますと気怠さとぼぉっとする視界に、向かいにおいてある姿見に映る自分が顔が赤いのを見て瞬間的にまずいと思いながらもふらふらと立ち上がり、相手の様子を見るために扉を開けて)
…あぁ、氷室…昨夜はありがとうな。その、色々と……氷室?
(礼を言おうと思って部屋まで赴いたのに、いざ顔を見ると恥ずかしくなり俯いたまま礼を告げて。少し待っても相手から返事が無かったので不思議に思い顔を上げると顔の赤い執事と目が合って、少し驚き)
お、おい、大丈夫か?顔が真っ赤だぞ…も、もしかして…
ちょっと風邪みたいです…でもこれくらい平気ですよ
(相手のお礼の言葉を聞いていると視線が合い、驚いたような相手に少し笑みを見せて大丈夫だと言って。小さい頃も熱は出たことあったが、大抵自分1人でなんとかなっていたため平気だと思いながら相手の体調が良くなって良かったと安堵して)
恵介様の体調が良くなってよかったです
そんな顔で何言ってんだ…今日は仕事は良いから、ゆっくり休め。俺も今日、昨日の時点で大事をとって休む事にしていたんだ。だから、何かあれば俺が看病するから
(自分の体調を心配してくれている事は嬉しいが、そんな事より自分の心配だ、と上記を言いながら相手を部屋に戻そうとして肩を押して)
だから、な?ベッドに入って、安静に…
…すみ、ません…
(相手が心配をしてくれると申し訳なく思いつつ、肩を押されると軽くふらっとしたものの頷き、大人しく相手の言う通りベッドに入ったもののご飯は大丈夫か、他の家事も…と思い少し体を起こして)
でも、ご飯大丈夫ですか…?それくらいならできるので
…俺を幾つだと思ってる?それなりの知識も経験もあるから、大丈夫だ。今は自分の心配をしていろ。大方、俺の風邪が感染ったんだろう?…かなり近距離で看ていてくれたものな…吐き気とか、他に症状はあるか?
(自分がしんどい時に周りの心配をするのが相手らしいなと思いながら上記を述べ。起こしかけた身体を少しだけ強く押してまた寝かせると、何か必要なら持って来るが、と続けて)
…はい、大丈夫です。熱と頭痛くらいです
(相手に体を押されると自然とベッドに横になってしまって。相手に自分の体調を伝えてから、少し咳をして。相手に甘えていいのだろうかと思いながらも、これまであまり親にも弟たちにも甘えて来なかったので小さい声で頼んで)
り、りんご…食べたいです
食欲はあるんだな、良かった。用意してくるから、いい子で待ってるんだぞ
(相手から症状を聞き、咳をしているのを見るとトントン、と背中を優しく叩き。りんごが食べたい、と言われると落ち着いた声で上記を言って、さら、と前髪を撫でつつ額を触ると熱があるなと感じて冷やすための物も持ってこようと考えながらにこ、と執事に笑いかけて部屋を後にして)
…看病されるの初めてだなぁ
(相手が部屋から出ていくと、ぼぉっと天井をみながらこれまで看病なんて、体調が悪くて放って欲しかったのに弟たちの遊びとして看病という名の遊びだけだったので年上に甘える看病に慣れずに少しむず痒い気持ちでいて)
ふむ…こんなものか…
(手を洗って冷蔵庫を開けると、隅の方によく冷えたりんごがあり、取り出すとナイフを持ち出して器用に切っていき。切り終えると、一旦キッチンを出て洗面器を持ち出して水を溜め、その中にタオルを入れ、りんごとフォークを乗せた皿と一緒に持って執事の自室に戻り。少しだけドアを開けたままにしていたので、そっと腕で押して中に入り)
ただいま。りんご切って来たぞ。少し身体、起こせるか?
おかえりなさいませ…
(少しだけ目を瞑っていたが、相手の声が聞こえると少し起き上がってベッドに座り直して。相手がりんごを切ってくれたことにお礼を言いながらも、少し甘えたい気持ちがあって口篭りながらお願いしてみて)
りんごありがとうございます…その、もう一個お願いしてもいいですか…?
無理しなくていいぞ。食べられそうなら食べろ
(ゆっくりと身体を起こす相手を見ていて、少し悲しそうな顔になって。皿とフォークを手渡すと口篭もりながら何か言いたげだったので、それを待つ様にじっと顔を見て)
…なんだ?言ってみろ
食べさせて欲しいです、あと頭も…撫でて欲しい…
(相手から手渡されたりんごを見ながら恐る恐る、食べさせて欲しいといったあと、一個だけと言ったが続けて、相手が時々撫でてくれるからか撫でて欲しいとお願いをして)
…っはは、ひとつじゃないだろ、それ
(相手からのお願いを聞くと、無遠慮な態度に思わず笑ってしまい。皿を受け取るとカットされたりんごの1つをフォークで刺し、相手の口に運んで優しく言い)
ほら口、開けろ?
ん…すみません
(相手が食べさせてくれると嬉しくて微笑みながらりんごを一口食べて。久々に食べたリンゴにとてもおいしいなと感じながら、相手にお礼を言って)
とても美味しいです
ん、ちゃんと食べられたな。偉い偉い
(りんごを食べられ、微笑んでいる相手の頭を望み通りそっと撫でて上記を言い。美味しい、という言葉に対しては「そうだろう?」と少し自慢げに言い。頭痛がしているとの事だったので、無理をしない様にそっと問いかけて)
まだ食べられるか?無理しなくてもいいぞ
…えへ
(相手が撫でてくれると熱のせいもあるのか、柔らかい笑みを見せて。無理しなくていいと言われるとこくりと頷きながらも、まだ相手にいて欲しいと思って、まだ食べたいと言って口を開けてねだって)
もう少し食べたい、です
…嬉しそうな顔、するなぁ
(柔らかく笑う相手を見て、つられて笑って。暫く続けて撫でているとまだ食べたい、と言われ、普段の様子との違いから相手が無理をしているのは解るので、少し疑わしい様な顔をしながら残っているりんごをフォークで刺してそれを相手に向け)
…本当か?大丈夫なら、良いんだが…
嬉しいですから…
(嬉しそうと言われると、実際嬉しいから仕方がないと言って。疑わしそうな目を向けられると、少しだけ視線をそらしながら、素直にもう少しそばにいて欲しいからであるとは言えず、大丈夫だと頷いてからりんごを食べて)
ほ、本当に大丈夫ですからね
ん、全部食べられたなー偉いぞー
(相手が大丈夫と言いつつ目線を逸らした事には気付かないふりをして、皿の上にりんごが無くなったので頭を撫でながら上記を告げ。暫く撫でた後、自分も朝食を食べてこようと立ち上がり)
水とタオルを持って来たから、これを当てて暫く休むと良い。俺も朝食を食べてくるから、な
本当ですか…えへ
(偉いと褒められると照れたように笑いながら少し横になって。相手が立ち上がると、普段通りにしつつも表情が隠せず、少し寂しそうな様子を見せて)
かしこまりました…待ってますね
…そんな顔をするな、今生の別れでは無いんだから。何かあればすぐに、呼ぶと良い。…大丈夫だからな
(寂しそうにする相手に向かって優しく上記を言い。そっと額に触れるとまだ熱かったので、持って来たタオルを水に浸して絞り、額にそっと置いて。自分も傍に居たい気持ちはあるが、しんどい時には1人で落ち着く時間も必要だろうと考え、下記を言って部屋を後にし)
これで少しは楽になるだろう。また後でな
…待ってますから
(相手が部屋を後にすると、横になったが相手が来ないかなとそわそわし始めて。相手が額に置いてくれたタオルがひんやりしているため、少しずつうとうとしてから、眠ってしまって)
さて、と…朝食と着替えと…仕事の準備か…やる事多いな…
(執事の自室を出たは良いものの、何からするか迷ってしまいため息をついて。部屋の中からはゴソゴソと動く音が止み、寝息に変わっていくのが解ったので一先ず安堵し、よし、と気合いを入れて廊下を歩き出し)
先ずは着替え、だな
ん…
(すやすやと眠りにつくと、熱があるせいか変な夢を見てしまい始終うなされたような声を出しながら、ベッドの上を右へ左へと移動して)
…伊織、大丈夫だろうか
(着替えを済ませて朝食に温かいお茶と食パンを一切れの半分程食べ、一息つくと執事の事が気になり。あまりずっと傍に居ても休まらないだろうと思いつつ、一度様子を見に行ってみようと再び執事の自室を訪れ。そっとドアを開けるとうなされているのに気付いて静かに駆け寄り、手を取って)
…伊織…?
ん…恵介…さま…
(相手が手を取ってくれると目が覚めたのか、相手の名前を呟くと少し寂しそうな表情でをしてからどこにも行かないでと、熱で甘えたくなってしまったのか言いながら相手の手を握り返して)
そばにいてください…行かないで…
…俺は何処にも行かない。自分から、お前と離れる事なんて、絶対に無いからな。大丈夫、大丈夫だぞ…
(寂しく自分の名前を呼ぶ相手に対して少し熱くなり初めて相手の事を「お前」と呼ぶが、その声はとても優しく、落ち着いていて。握った手をそっと撫でながら、大丈夫、と繰り返して)
大丈夫、だぞ…
…だい…じょうぶ…
(優しい相手の声に、優しく手を撫でられて大丈夫だと言われると、少しずつ安心してのか相手の手を握る力がゆるくなっていき、寝言のように大丈夫と繰り返すとそのまま眠って)
ん…落ち着いて良かった…
(執事の呼吸等が落ち着いて来たのが解り、ほっと一息ついて。そのまま力が緩くなった手を撫で続け、眠りにつくまで見守っていると、自分もいつの間にか眠ってしまい)
すぅ…すぅ…
んん…
(眠ってしまっても温かい手に安堵して数時間経つと目を覚まし、相手が眠っているのを見て嬉しく思ってお礼の意をこめて額にキスを落としてみて)
すぅ…
(相手の寝息のリズムが心地良く、思いの外深く眠っていて。最中何かが額に触れる感覚があったが、目を開けるのが億劫であった為、そのまま顔を上げずにやり過ごそうとして。しかしどう考えても触れたのは相手の唇で、驚きつつそっと顔を上げてみて)
!お、おはようございます
(相手は目を覚ますとは思っておらず、顔を赤くしながら挨拶をし「その、まぁまぁよくなりましたよ」と今自分がしたことを何もなかったように振る舞いながら相手に微笑みかけて)
あぁ、良かったな
(顔を赤くし良くなったと話す相手の頭を撫でようとして一瞬止まり。だが余り深くは考えずそのまま撫でて。外は暗くなり始めていたので時計を見るともういつもの夕食の時間で。少し気恥ずかしかったが、相手の顔をじっと見て)
ディナーは用意できそうか?無理なら、相応の物…お粥とかを俺が作って来るが…
…まだちょっとだるいです
(相手がいつも通りな気がして、少しほっと安心しながら相手にまだ少し無理だと言って。一応頭は痛くないがまだ体のだるさが残っていて、甘えても良いなら作って欲しいと思って頼んで)
作ってもらえませんか…?
…ん、解った。お粥で良いな?他に何か欲しいものはあるか?
(我ながら甲斐甲斐し過ぎるのではと思い始めてきたが、出した言葉は引っ込める事は出来ず。にこ、と笑みを崩さずに相手の方をじっと見て)
…りんご…?
(相手が笑顔のままなので安心しながら、少し口元を布団で隠しながらまたりんごを頼んでみて。ただ少し甘えすぎているなと思ったので明日には絶対治し、このお礼は明日必ずしようと思って)
明日には絶対治しますね
またか…?りんご好きだなぁ…切ったまま食べられるか?すりおろしても良いが
(再度りんごをリクエストされると頭を撫でながら上記言い。口元を隠す様子に思わず可愛いなと呟いてしまい慌てて口元抑え)
…聞こえてないよな。努力するのは悪い事じゃない。…無理せず、な
(意気込む相手にそっと返し、少し足早に部屋を後にして)
切って欲しいです
(また相手に食べさせてほしいため、切って欲しいと頼んで。かわいいという呟きに一瞬きょとんとしたまま相手を見送ると顔を赤くしながら部屋を後にした相手は帰ってくるのを待って)
りんご、りんご、と…
(先ほどの出来事を誤魔化す様に呟きながら廊下を歩けば、冷蔵庫からりんごを取り出して。お粥を煮ている間にりんごを切ると、ほんの出来心でひとつだけうさぎの耳にして。それらを皿に盛ると、自分の分は後で用意しようと冷蔵庫を覗きながら考え、扉を閉めると執事の部屋に向かい)
…待ったか?作って来たぞ
あ、かわいい
(ぼーっと扉を見ていると相手が帰ってきたため、反応するとお皿にあるうさぎのりんごに目を一瞬輝かせたが流石に子どものようだと思い、咳払いをしてからまた食べさせて欲しいとお願いしてみて)
まだ食べにくいので食べさせて欲しいです…
…っくく、可愛いだろ?…仕方ねぇな…
(思わず呟いてしまい咳払いをする相手を見て自分も笑い。皿を2つサイドテーブルの上に置いてベッドの近くに寄せてくると、自分はその隣に椅子を置いて座り。お粥を一口分すくうとふーっ、と息を吹きかけて十分に冷ましてから口元へ運び)
…ん、どうぞ
ん…おいしいれす
(相手に冷ましてもらったお粥の美味しさに笑顔を見せながら、もっと食べさせて欲しいと言いたげに口を開けて。りんごの時もそうだが、主人である相手にこうして特別甘えられるのは今だけかもと思い堪能するようになって)
…お前、本当は楽しんでるな?伊織…
(美味しい、と言いながらまた自分に向けて口を開ける相手に嗜める様な言葉を投げ。もう一口スプーンでお粥をすくい、充分に冷ましてから相手の口に運んでやり。最早これは執事と主人という関係からは想像が出来ないな、と1人でに考えていて。りんごもすっかり食べ終えた様子を見ると皿を回収しつつ更に問いかけ)
他に何かして欲しい事はあるか?
楽しんでなんていない…です
(楽しむと言うよりは、相手に甘えることになんだか嬉しさを感じていたため軽く否定して。全て食べ終わると少し考えてから、睡眠も取れそうだし大丈夫だろうと思い少し微笑んで大丈夫だと伝えて)
今の所大丈夫です、色々ありがとうございます
本当か…?嬉しそうにも見えるな…
(相手の返事を聞くと首を傾げて。今のところ大丈夫、と答えられると少し寂しい気持ちにもなったが、余り深追いしても鬱陶しいだけだろうと考え、また頭を撫でると部屋を出ようとし)
…じゃあ、俺もそろそろ寝る。しっかり、休むんだぞ
…弟扱いも悪くないなぁ
(相手が部屋から出ていくと、頭を撫でられるのもやっぱりなんだか悪くないなと思って少しの間嬉しそうにしていたが、だんだんと眠くなってきたため目を瞑り、明日のためにも早く治そうと思いながら眠りについて)
…はぁ…ちと、やり過ぎたかな…
(廊下に出て1人になると、もう少し一緒にいたかった気持ちと少し世話を焼きすぎてしまったかも知れないという気持ちで色々な事を考えてしまい。キッチンでコップ一杯分水を飲むと、自分の部屋へと向かい、着替えてベッドに入り)
…明日も、いつも通り過ごせます様に…
…ん…
(真夜中、いつもよりよく寝る時間が多かったからか目が覚めてしまい目をこすりながら一度キッチンへ行き水を飲んで。まだ寝ぼけてぼーっとしてしまっているのか入る部屋を間違えて、そのままベッドに入り込んで眠ってしまって)
ん…んん…?
(ベッドの上で寝返りをうつと、自分の手に布団では無い何かが触れ。だが眠気でそれが何か起き上がって確認するほどの気力は起きず。取り敢えず、とその当たったものをぽんぽん、と撫でながらまた眠りに落ちて)
ん…ん?
(何かが当たっている気がして目を覚ますと、相手との距離が近く思わず飛び起きそうになるが相手が寝るためなんとか堪えてこっそりベッドから抜け出そうと思いそっと動いて)
…ん…俺を置いてくのか、伊織…
(寝ぼけているので勿論それが本人だとは気付いていないが、反射的に寝言で相手の名前を呟き。そっと出ていくのを手で追って、何も無いところを撫でる様にして)
!置いてかないです
(相手に悪いかなと思ってベッドから離れようとしたため、なにもないところを撫でている相手の方に動いて、少し手に触れてからじっと相手が眠っている様子を眺めて)
んー…ふふ…そうだよなぁ、一緒だよなぁ…
(声が聞こえているのか否か、間延びした声で返事をして。手を握られると再び眠りに落ちていき)
…寝ぼけてるだけですよね
(相手が再び寝始めると、そういえば自分はなぜここに居るんだっけと思いながら、繋いだ手を離して起こすのもいけないと思いそのまま眠りについて)
ん…朝、か…
(目覚ましの音に目を開ければ、朝日の眩しさに再び目を閉じて。昨夜のあの感覚は何だったのだろうとゆっくり体を起こすと視界の端に見覚えのある黒髪が写り。2度見してやっとその正体に気付くと、叫び声こそ上げないが、数十センチ後ろに飛び退け)
…い、伊織…だよな…
ん…恵介さま…
(相手の声で起きたのか体を起こし、何やら驚いているのか距離のある相手に少しだけきょとんとしたものの、そういえば相手は寝ぼけてたのだったと思い事情を説明して)
僕が間違えて入っちゃったみたいで…すみません
っそ、そうか…気をつけるんだぞ…?
(未だばくばくと鳴っている心臓を撫でながら言い。時計を見るとそろそろ準備を始めないといけない時間だったのでベッドから出ようとして)
今日は仕事に行くぞ。…準備頼んだ
はい、すぐ用意いたします
(相手に気をつけろと言われると頷いてから、相手が準備と言うと、寝ぼけていたような表情からきちんといつも通りになってから準備をすると言って相手の着替えを用意して)
うん、ありがとう。身支度をしてくるから、他の事頼む
(着替えを受け取り、いつも通りに戻ったのだろうとほっとし、相手に笑みを向けると部屋を後にして)
仕事仕事!
(1日していなかっただけで違和感があったためやっと仕事だと言いたげに朝ごはんを作り始めて。昨日お世話になったのでいつもより少し豪華にしながら完成すると部屋に持っていって)
おっ、なんだか今日はより美味しそうだなぁ
(いつもより張り切っている様子の相手を微笑ましく見ていて。片隅では仕事のことを考えつつ、今日は先に身支度を済ませてしまおうと声をかけて)
今日は先に支度を済ませてしまいたいんだが、いいか?
大丈夫です、お手伝いすることはございますか?
(相手に褒めてもらい、嬉しく思いながら食事が冷めない間に食べてほしいため自分ができることはあるかと尋ねて。一応顔を洗う時用のタオルも、相手の仕事用のカバンも部屋に持ってきているので、なにかないかと見渡して)
じゃあ、髪を頼む。その間に髭を剃るから…
(言いつつ、鏡の前に座り。引き出しから髭剃り、櫛、ワックスを取り出すと櫛を相手に手渡し)
顔はもう洗って来たからな、これらが終われば朝食が食べられるぞ
では失礼します
(相手に髪を任せられるといつもしていることなため慣れた手つきで髪を櫛で整えワックスをつけて鏡越しに確認すると完成したため一歩離れて)
できました、今日もかっこいいですよ
ふっ、当たり前だろ
(今日もかっこいい、という相手に得意げに返して。もうすっかり元の調子に戻ったのだろうと安堵し、道具をまた引き出しに仕舞うと朝食の席に座り)
いつもありがとうな。…いただきます
いえ、これが仕事ですから
(昨日はつい甘えてしまったが自分は執事なのだから、と言い聞かせながら朝食を取る相手のためにコーヒーを用意し始め、今日は何時ごろに帰宅かと夕食の用意もあるので尋ねて)
本日はお弁当作ってないのですが…夕食は何時ごろに何が食べたいでしょうか
今日は…そうだな…任せても良いか?打ち合わせが2回と書類の確認作業をしなくてはいけないから、17時半に会社を出る
(夕食のリクエストを聞かれたが、結局思い浮かばず困った様にこて、と首を傾げて。スケジュールを確認すると、伝え)
…ではローストビーフを作りますね
(相手のプランを聞いてから、サラダとローストビーフを用意してお酒も飲めるようにしておこうと思って提案しながら、相手の仕事を応援して)
今日も1日頑張ってください恵介様。美味しい料理を作っておきます
…ん、ありがとう。じゃあ、行ってくる
(仕事なのだから当然だが、いつもしっかりと自分の世話をしてくれる相手に感謝の気持ちを持ってそっと頭を撫で。にっ、と笑いかけると玄関を出て)
…頭撫でられるとなんか嬉しいな
(相手が頭を撫でてくれると、少しだけ表情が柔らかくなったが、見送るまではしっかりとして。相手が玄関から出ていくと嬉しそうにしてしまいながら夕食を作るための買い物に行くための用意をして)
(/大丈夫ですよ~)
さて、と…
(社長室に入ると、早速カバンの中を整理し 1回目の打ち合わせに備えて。ひとり資料を読み込んでいると廊下から大声が聞こえて肩を跳ねさせ)
…やっぱり大きな声は苦手だな…誰か怒られたのだろうか…
1人が嫌だから買いに来たけど…だめだな
(相手を待つ時間はずっと1人なため、その時間が苦手な自分にとって少しは紛れるかと思ったが相手がいないと思うとなんだか寂しくなってしまいながらも買い物が終わると家に戻り、夕食作りを初めて)
はぁ…
(やっと仕事が終わり、帰って来ると玄関の前で溜息をついて。自分が怒られた訳では無いのに大きな声を沢山聞いたのですっかり落ち込み。ゆっくりとドアを開けると小さな声で)
…ただいま…
おかえりなさいませ
(相手がドアを開けた音が聞こえると、相手の元に行き荷物を受け取りながらどうやら疲れているなと思い、お酒などは飲むかと少しでも疲れが癒やされればと思い尋ねて)
お酒は飲まれますか?お風呂が先でしょうか
…先に風呂に入る。準備してくれ
(相手の顔を見ると少し安心した顔になり、にこ、と力無く笑い。そのまま廊下を歩いて行き、風呂に向かって)
はぁ…やっぱり安心する…
恵介様、お風呂の準備できましたよ
(力無く笑う相手に、きっと疲れているのだろうと思い疲労回復にもいい入浴剤を入れてみて。お風呂が湧き上がると相手がお風呂場に向かっているため声をかけ、あがった後の服も用意して)
こちらに置いておきますね、ゆっくり浸かってください
…あぁ、ありがとう
(礼を言い、脱衣所に入ると着替えをし風呂に入り。言葉通りゆっくりと浸かると幾分か心身共にリラックスする事が出来て。上がって着替えると食堂に向かい)
上がったぞー
夕食の準備ができてますよ
(ローストビーフとサラダ、それに合うワインを用意しておき、食堂にきた相手にその説明をしながら椅子を引き、相手に座ってもらって)
ローストビーフのソースは手作りです
おぉ、そうか…!
(風呂と相手のぬくもりに触れ心身共に暖まり、表情には笑顔が戻って。手を合わせるとチラ、と相手を見た後挨拶をして食べ始め)
いつもありがとうなぁ。…いただきます
これが仕事ですから
(相手にお礼を言われるとそう言ってお辞儀をして。相手が食べ始めると、味見はしたが相手の口にきちんと合うかドキドキしながら横で見つめて)
僕は、恵介さまのそばにいられるだけで幸せですから
(相手がいる、帰ってくると思える家で仕事ができるだけで幸せだと思っているためそう述べて、褒められると嬉しそうに微笑んで
よかったです
っはは、そう言われると照れてしまうな
(相手から返って来た真っ直ぐな言葉に気恥ずかしくなり頬を掻き。負けじと自分の気持ちも相手に伝えて)
俺も、伊織が傍に居てくれて良かったと思ってるよ
な、なんだか照れてしまいますね
(告白してるわけでもないつもりだが、なんだか告白してcされたような気分になっててれてしまいながら少しだけ視線を逸らしてお礼を言って)
お役に立てれてとても嬉しいです
…お前も照れるなよー…食事が終わったら、マッサージしてくれるか?今日は座り仕事ばかりだったからなぁ
(顔を逸らしたのを茶化す様に言うと、腰に手を当てて。心は元気になったが、身体は正直だなぁと思いつつ伝えて)
伊織のは、よく効くんだ
もちろんです、お疲れ様ですね
(座り仕事ばかりだったという相手に、大変だったのだろうなと思いながらマッサージをすぐ出来るようにしておこうと温かいタオルを用意して)
恵介様のお役に立てるならマッサージも練習して良かったです
ありがとう、よろしくな
(相手が準備をする様子に礼を言うと残りを食べ進め、完食すると「ご馳走様」と告げて立ち上がり。寝室に向かおうとし)
寝室で頼む。ワインも飲みたいから、チョイスして持って来てくれ
では少しいいワインにしますね
(相手の言葉に頷くと、ワインのチョイスを少し考えてからいつもよりもいいワインにしようと思いグラスも用意して。相手の寝室にいくと早速できるように準備を整えて)
あぁ、頼むな…はぁ…
(相手と別れひとり寝室に向かうと、少しの寂しさが自然と自分に溜息を吐かせ。いつまでも相手と一緒に居られる訳は無いのにこのままで良いのだろうかと悩む自分もいて。そのままベッドに腰掛け身体を倒すと、相手が部屋に入ってくるのを待って)
お待たせいたしました
(準備が終わると相手の部屋に戻り、疲れている様子の相手に近寄り、ベッドの横の机にワイングラスを置き、注ぎながら他に何か自分に出来ないかと尋ねて)
今日もお疲れですね、他にご所望のことはございませんか?
あぁ、待ってたぞ。頼むな…
(相手が部屋に入ってきてワインを準備する間も身体は倒したままで。他にして欲しい事、と考えてみるが思い付かず結局首を横に振り)
今はマッサージだけしてくれれば大丈夫だ。…ほら、早く
では失礼します
(相手に言われて、オイルを手につけてからマッサージを始めるときちんと勉強はしたが出来ているだろうかと思いながらゆっくりマッサージを施して)
やっぱり流石だなぁ…気持ち良いよ…
(ゆっくりとマッサージが施されるのを受けていて気持ちよさに目を細め。疲れもありそのまま寝落ちしてしまい)
寝てしまわれたんですね
(相手が眠ったとわかるとマッサージをやめ、相手が風邪をひかないようにと布団をかけてから片付けをし、ワインの入っていたグラスも洗うためにキッチンに持って行き、少し仕事をして)
ん…寝てしまったのか…
(ふと目が覚めると相手がいなくなってしまった事に気付き少し寂しさを感じるも、恐らく仕事をしに行ったのだろうと考えて布団を改めてしっかりと被ると寝直して)
…恵介様、お仕事お疲れ様です
(仕事を終えると、相手に部屋にもう一度行ってから眠っている相手にホッとしながらお疲れ様と言ってから自室に戻り、時間をしっかりアラームセットしてから眠りについて)
ん…朝か…昨日は結局ワイン、飲みそびれてしまったなぁ…
(翌朝、窓の外の眩しさに目を細めながらゆっくりと起き上がり、残念そうに呟いて。少しぼーっとしながら相手が部屋に入ってくるのを待っていて)
おはようございます恵介様
(アラーム通りに起きて支度をすると相手の部屋に向かい、扉をそっと開けたがすでに起床していて挨拶をするとカーテンを開け、食事のメニューなどを言いながらよく眠れたか尋ねて
昨夜は寝落ちされていましたが、疲れは取れましたか?
(/中々忙しくて来れなくてすみません。あげありがとうございます!)
あぁ、おはよう。よく眠れたよ…あぁやって寝た方がよく眠れるの、何で何だろうな?
(相手の声に顔を上げ、疑問を述べて首を傾げ)
(/大丈夫ですー。お待ちしていました^_^)
私のマッサージがよかったってことにしておきますか?ふふ
(相手の疑問に少し考えてから、自分のおかげかも、と少し戯けてから、相手の服を用意して)
…ん、そうだな。そうしようか!
(微笑まじりに返す相手を『可愛い』と思ってしまい、もうそういう事にしておこう、と上記を言って立ち上がり、服を受け取り)
先に着替えてくるから、準備頼むな
では朝食の支度をしてまいります
(相手に服を渡してから、準備を頼むと言われて朝食を用意してくると言い、一礼をしてから部屋を出て。朝食を部屋に持ってくるとノックをして入って)
失礼します。朝食にはコーヒーか紅茶どちらにされますか
あぁ、ありがとう。今日はコーヒーを貰うよ
(部屋に入ってきた相手に微笑みながら答え。椅子に座ると朝食が並べられるのを待ち)
今日の朝食は何だ?
かしこまりました
(相手の要望を聞き、コーヒーを作りながら朝食の説明をして。パンは焼きたてで、スクランブルエッグにハム、野菜などを用意したと言いながら食後のヨーグルトも用意して)
1日頑張れるよう多めに作りました。ヨーグルトには果実入りです
そうかぁ…ありがとう。いただきます
(色々としてくれる説明を聞きながら頷き、自分の為に何かを考えてしてくれる人がいるというのはやはり嬉しいものだと噛み締めていて。少しずつ食べ始め)
やっぱり美味しいなぁ…良い腕だよ
それはよかったです、恵介様のために一生懸命作ったからかもしれませんね
(相手が食べている様子を見ながら、褒められると嬉しそうに微笑み、相手のために作ってるからだと言って。相手の鞄などを用意していて)
恵介様の執事としてちゃんとしたいですから
…またそういう事を…お前、それ解って言っているのか?
(また自分に意識させる様な発言をする相手に訝しむ目を向けて。最後のひと口を食べ終えると紙ナフキンで口元を拭いて立ち上がり。赤くなった顔を隠す様に手で覆うと相手を見て)
俺はお前を信頼しているが…もう少し考えて発言して欲しいものだな…心臓が保たない…
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