名無しさん 2024-05-26 09:44:22 |
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ん…ありがとう、な…
(相手が手を握ってくれた事ですっかり安心し、すっと目を閉じて。気分の悪さも腹痛も、このまま眠って目が覚めた頃には良くなっている事を信じて眠りにつき)
…大丈夫かな
(相手が眠っているとそのまま握りながら、自分も少しだけ眠っていて。相手の手を握ったまま眠っていると、途中で目が覚めて相手の熱を測ってみて)
んん…伊織…
(眠っていてまだ熱が高く寝苦しそうにしていたが、執事に額に手を当てられると、ひやっとした感触が気持ち良く、落ち着いた様子で寝続けていて。夢の中で無意識に執事の名前を呼び、口角が上がっている様子もあり)
ここにいますよ、ずっと
(相手が名前を呼ぶと、ちゃんといるよと呼びかけながら落ち着いて欲しいと思い軽く頭を撫でながら自分の手で少しでも冷えればと思い額に手を当てながら見守って)
んん…んぅ…
(具合が悪い自分をちゃんと甘えさせてくれる相手に感謝しつつ、相手の声を聞くと完全に安心した様子で深く眠り。まだ不快感が残っていて、 もごもごと口を動かしてはいるが、よく眠れている様で握っていた手は徐々に力が抜けていき)
…仕事してきますね
(相手がぐっすりと眠ったのか握っていた手が少し弱まったので起こさないようそっと離れてから仕事をするために部屋を出て。すっかり時刻も遅くなっているため、相手が起きた時の薬の用意や着替えを準備するなど慌ただしく動いて)
んん…朝、か…
(目が覚めるといつの間にか明るくなっており、昨日の惨状が嘘の様に体調はすっかり回復していて。安堵すると同時に昨夜執事にして貰った事を色々と思い出して気恥ずかしくなるが、それでも礼はしっかりと言わなければと思いベッドから出るとどうせなら少し驚かしてやろう、と髪を少し整えてから音を立てない様静かに執事の自室の前まで行き、ドアをノックして)
氷室、氷室。起きているか
っ…はぁ、んん
(相手が自分を呼ぶ声が聞こえて、目を覚ますと気怠さとぼぉっとする視界に、向かいにおいてある姿見に映る自分が顔が赤いのを見て瞬間的にまずいと思いながらもふらふらと立ち上がり、相手の様子を見るために扉を開けて)
…あぁ、氷室…昨夜はありがとうな。その、色々と……氷室?
(礼を言おうと思って部屋まで赴いたのに、いざ顔を見ると恥ずかしくなり俯いたまま礼を告げて。少し待っても相手から返事が無かったので不思議に思い顔を上げると顔の赤い執事と目が合って、少し驚き)
お、おい、大丈夫か?顔が真っ赤だぞ…も、もしかして…
ちょっと風邪みたいです…でもこれくらい平気ですよ
(相手のお礼の言葉を聞いていると視線が合い、驚いたような相手に少し笑みを見せて大丈夫だと言って。小さい頃も熱は出たことあったが、大抵自分1人でなんとかなっていたため平気だと思いながら相手の体調が良くなって良かったと安堵して)
恵介様の体調が良くなってよかったです
そんな顔で何言ってんだ…今日は仕事は良いから、ゆっくり休め。俺も今日、昨日の時点で大事をとって休む事にしていたんだ。だから、何かあれば俺が看病するから
(自分の体調を心配してくれている事は嬉しいが、そんな事より自分の心配だ、と上記を言いながら相手を部屋に戻そうとして肩を押して)
だから、な?ベッドに入って、安静に…
…すみ、ません…
(相手が心配をしてくれると申し訳なく思いつつ、肩を押されると軽くふらっとしたものの頷き、大人しく相手の言う通りベッドに入ったもののご飯は大丈夫か、他の家事も…と思い少し体を起こして)
でも、ご飯大丈夫ですか…?それくらいならできるので
…俺を幾つだと思ってる?それなりの知識も経験もあるから、大丈夫だ。今は自分の心配をしていろ。大方、俺の風邪が感染ったんだろう?…かなり近距離で看ていてくれたものな…吐き気とか、他に症状はあるか?
(自分がしんどい時に周りの心配をするのが相手らしいなと思いながら上記を述べ。起こしかけた身体を少しだけ強く押してまた寝かせると、何か必要なら持って来るが、と続けて)
…はい、大丈夫です。熱と頭痛くらいです
(相手に体を押されると自然とベッドに横になってしまって。相手に自分の体調を伝えてから、少し咳をして。相手に甘えていいのだろうかと思いながらも、これまであまり親にも弟たちにも甘えて来なかったので小さい声で頼んで)
り、りんご…食べたいです
食欲はあるんだな、良かった。用意してくるから、いい子で待ってるんだぞ
(相手から症状を聞き、咳をしているのを見るとトントン、と背中を優しく叩き。りんごが食べたい、と言われると落ち着いた声で上記を言って、さら、と前髪を撫でつつ額を触ると熱があるなと感じて冷やすための物も持ってこようと考えながらにこ、と執事に笑いかけて部屋を後にして)
…看病されるの初めてだなぁ
(相手が部屋から出ていくと、ぼぉっと天井をみながらこれまで看病なんて、体調が悪くて放って欲しかったのに弟たちの遊びとして看病という名の遊びだけだったので年上に甘える看病に慣れずに少しむず痒い気持ちでいて)
ふむ…こんなものか…
(手を洗って冷蔵庫を開けると、隅の方によく冷えたりんごがあり、取り出すとナイフを持ち出して器用に切っていき。切り終えると、一旦キッチンを出て洗面器を持ち出して水を溜め、その中にタオルを入れ、りんごとフォークを乗せた皿と一緒に持って執事の自室に戻り。少しだけドアを開けたままにしていたので、そっと腕で押して中に入り)
ただいま。りんご切って来たぞ。少し身体、起こせるか?
おかえりなさいませ…
(少しだけ目を瞑っていたが、相手の声が聞こえると少し起き上がってベッドに座り直して。相手がりんごを切ってくれたことにお礼を言いながらも、少し甘えたい気持ちがあって口篭りながらお願いしてみて)
りんごありがとうございます…その、もう一個お願いしてもいいですか…?
無理しなくていいぞ。食べられそうなら食べろ
(ゆっくりと身体を起こす相手を見ていて、少し悲しそうな顔になって。皿とフォークを手渡すと口篭もりながら何か言いたげだったので、それを待つ様にじっと顔を見て)
…なんだ?言ってみろ
食べさせて欲しいです、あと頭も…撫でて欲しい…
(相手から手渡されたりんごを見ながら恐る恐る、食べさせて欲しいといったあと、一個だけと言ったが続けて、相手が時々撫でてくれるからか撫でて欲しいとお願いをして)
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