匿名さん 2024-05-25 00:10:07 ID:39ba6d435 |
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、……もう…。
( 熱が出ているのでは無いかという程に頬を赤らめては、嬉しそうに口角を上げる彼を見つめてはまた恥ずかしさからかふい、と視線を逸らして。自分を見つめる彼の瞳が語らずともたくさんの愛情が込められている優しいもので、まるで顔から火が出てしまいそうな程だと火照る頬に手を添えて。まるで脅すように付け足された言葉にぱち!と虹色の瞳をまんまるにしてはまた頬を赤らめながら「 …………それは、罰にならないわ。ご褒美になっちゃう。 」と、もうすっかり彼に心を奪われている自分にとって彼へキスをするというのはご褒美にほど近いものだと困ったように首を傾げて。 )
…へぇ?じゃあ帰ったらたーくさんキスしような
(脅すように言った言葉は、貴女にとっては脅しではなく褒美になってしまうものだったようで困ったように首を傾げる貴女を見れば、また意地悪したくなってきてしまい、ニヤッと口角を上げ昨日は貴女が疲れているだろうとキスは出来なかったため今日その分たくさんしようと考えて。イチャイチャはここまでにしておき、服屋に向かおうと貴女の手を引けば通りかかるくらいで中には入ったことの無いレディースの服が売っている店の中に入って。店の中にはズボンやスカート、帽子やアクセサリーなんかも売っていたりして、種類が豊富な店のようで。貴女が何を好むのかはまだ知らないため「アメリア、好きなものがあったらそっちに行っていいぞ」と自分の傍にずっと居ては息苦しいだろうと思いそう言って。)
!!!
……ウィルったら。
( 彼の言葉に思わず逸らしていた虹色の瞳を彼の方に向けては、そのまま更に頬の赤みが増していき。だが決して嫌ではないというのもまた事実であり、否定も肯定もすることなくアメリアはまた恥ずかしそうに彼から視線を逸らして。服屋に到着しては、街の若い女性たちが好むような様々なお洋服が売られており店員たちもアメリアたちを見た途端ざわざわとざわめいていたけれど水着屋の時のようにグイグイと接客に来るわけでもなくこちらの様子を伺っており。「 でも、水着は結局私の好きなものにしてしまったから。ウィルの好きなタイプのお洋服が欲しいわ。 」と好きに見て回って良いと気を使ってくれた彼へふわりと微笑んで。 )
好きなタイプ…か…。あーじゃあこんなのどうだ?
(先程の水着屋とは違い、こちらの店の定員はグイグイと寄ってくるタイプの者では無いらしく、貴女の珍しい瞳の色を見た途端ざわめいており、それが気に入らないのかざわめいている定員を軽く睨みつける。だが貴女がいて相手も何もしていない以上自分の出来ることは何も無いためそれにも苛立ちチッと舌打ちをして。自身の言った言葉に返ってきたのは、自分の好きな物を選んで欲しい、という物で貴女ならなんでも似合うと思っていたためパッとすぐに思いつくものはなく、何となく店内を見渡してみると夏でも着ることのできる薄い上に黒色の羽織る長袖とまたもや生地の薄いグレーのロングスカートを持ってきて、上記の言葉を口にする。黒などの暗い色は貴女のホワイトブロンドの髪を際立たせるだろうし、尚且つ外出する際に自分以外の男に肌をあまり見せたくないという独占欲からそれを選択したようで。「上の半袖はアメリアが選んでくれ。」と、どうせ袖が短いのを選んでも自分の選んだ羽織りで隠れるためそこは貴女に選んで欲しく。)
わ、……かわいい!
半袖、選んでくるわ!
( 意外にも彼が選んだ服は極力肌が見えないようなものたちで、だがシンプル故にアメリアの素材を引き立てるようなもの。アメリアはぱぁ!と瞳を輝かせては嬉しそうににこにこと微笑んでは彼の言葉通りに彼の選んでくれた洋服に合うようなトップスを探しに行き。だがすぐに見つけたのか、白いレースのあしらわれたミニハイネックのような半袖トップスで丁度彼の選んでくれた黒の羽織ものの襟元からレースが覗くようになっており。彼の選んでくれたものと自分の選んだものを重ね合わせてみれば「 どう、かしら……? 」と首を傾げて。」 )
わ、……かわいい!
半袖、選んでくるわ!
( 意外にも彼が選んだ服は極力肌が見えないようなものたちで、だがシンプル故にアメリアの素材を引き立てるようなもの。アメリアはぱぁ!と瞳を輝かせては嬉しそうににこにこと微笑んでは彼の言葉通りに彼の選んでくれた洋服に合うようなトップスを探しに行き。だがすぐに見つけたのか、白いレースのあしらわれたミニハイネックのような半袖トップスで丁度彼の選んでくれた黒の羽織ものの襟元からレースが覗くようになっており。彼の選んでくれたものと自分の選んだものを重ね合わせてみれば「 どう、かしら……? 」と首を傾げて。」 )
よく似合っている、それにするか?
(自分の選んだものと貴女が選んだものを重ねて見せられれば、貴女のセンスがいいということもあり自分が選んだものとよく合っていて。似合っていると言った際にも服を少し見ただけでじっと貴女の顔を見つめており、服ももちろん可愛いのだが、貴女が可愛くなければ似合わないため、こんなに可愛いのに優しいのか…と思いながら変な虫がつかないように気をつけなければとも思っており。これ以上貴女が欲しいものがなければ、この後は食材を買いに行って自宅へ帰ってしまうが、服は何着あっても困らないだろうと思い、このワンセットだけでもいいのかと尋ねる。)
ええ!このお洋服がいいわ!
( 似合っている、と視線や彼の雰囲気からはそう言って貰えるような気がしてきたけれど実際にそれを口にされるとやはり嬉しいものなのかふにゃりと花が綻ぶように微笑みながらこくんと頷いて。だがしかしワンセットだけで良いのかと彼に尋ねられればこて…と首を傾げては「 可愛いお洋服は好きだけれど、必要以上には要らないわ。だってウィルのお金だもの、ウィルが好きなように使って欲しいの。 」と、確かに年相応にお洒落に興味はあるけれどそれはあくまで自分で持っているお金の場合で、決して遠慮をしている訳ではなくただ単純に必要以上のものは望まないというだけのようで。 )
ん、わかった
(似合っていると褒めれば微笑みながらその服がいいと言われると、とりあえずその服は買うとして他のものはいいのかという質問に返ってきた言葉に女性にとって服は大事なものなのでは無いのかと思いながら聞いていると、話の続きを聞けば自分のことを思って言ったことなのだと理解して。「俺はアメリアに使いたいんだ、どうせ他に使い道なんてない」貴女の話は理解したつもりだが、自分にとって貴女にお金を消費するということはどんなことよりも嬉しく、楽しいことで。自分のお金で貴女が喜んでいるのを見るだけで幸せな気持ちになるため、他の誰でもなく貴女に使って欲しくて。)
、……ウィルは、本当に私に甘すぎるわ。
( 彼の言葉にぱち…と虹色の瞳をまんまるに丸めては、まるで冬の雪が春に溶けるようにほろほろとその表情は柔らかく解けていき。彼が選んでくれたお洋服を店員に預けて、フリーになった両手でそっと彼の手を取れば「 じゃあ、あともう数着。選んでくれる? 」と次はワンピースが飾ってあるコーナーへと共に歩いて。─── それから彼に複数着を選びきってもらえば、これで暫くは生活するのに苦労しないだろうというとアメリアの服選びは終了し。アメリアはこんなにも一気に新品の服を買ってもらったことがないのではふ、と少し興奮気味に息を吐いては「 たくさん選んでもらっちゃった…。ウィル、本当に良かったの? 」とおそらく自分が想像しているよりも値段が張っているであろう、店員によって紙袋に詰められていく服たちを見つめた後に彼を見上げて。 )
さっきも言っただろ、俺はアメリアに使ってもらいたいんだ。その代わり、帰ったらたっぷりお返ししてもらうからな
(服なんて全て同じだとあまりにも服に無頓着だった自分でも貴女が横で服を選び、試着しているのを見れば同じには見えなくなってきて。それも全て貴女のお陰だな、と思いながらあっという間に服選びが終わればしばらくの間生活に支障が出ないほどの服を購入すれば、定員が紙袋に服を詰めている間貴女が自分を見上げ遠慮がちに良かったのかと質問するのを聞いて、貴女がそんなことを気にする必要は全くないのに、と思いながら先程伝えたことを繰り返し。だが、貴女が納得いかないようであればきちんと帰宅後にお返しをもらおうかとも考えており。)
???
私にできることならなんでも頑張るわ。
( 帰宅後にたっぷりとお返し、と彼の言葉を聞けば一体何をすれば良いのか想像もつかないのか虹色に瞳をぱちぱちと瞬きさせながらこてりと首を傾げて。今日だけでも随分と高い金額を彼に使わせてしまったのだから、炊事や掃除などのただの家事だけではお返しには足りないだろう。どこか楽しげな笑みを浮かべる彼の瞳をずっと見つめてみるも答えはいまいち分からずに、でももうこの後に帰宅なのだから直ぐに分かることかと気持ちを切り替えてはにこりと微笑んで自分に出来ることならば何でもすると小さく頷いて。 )
へぇー…
(自分の言っているお返しと、貴女の思い浮かべているものとは全く違うのだろうな思いながら、それはそうと関係なく『お返し』をしてもらおうと考えていて。服を買って一段落したが、今日の夕食の買い物をすることがまだ残っており、服の入った紙袋を持っていない手で貴女の手を握り様々な食材が売っている場所まで歩く。普段この街を歩く時はこうして服屋に来たり食材を買ったりなどはしていなかったためなんだか新鮮で慣れないが、これから貴女と生活をしていくことになればこれも日常になるのだと思うと嬉しくて。)
ねぇウィル、今日のご飯のメインは何がいい?
( 彼と手を繋いで街を歩いていれば、街に足を踏み入れた時にあんなに大きかった恐怖心は不思議と無くなっていく。隣の彼が絶対に守ってくれるという安心感が繋いだ手の先から伝わってくるようで、アメリアはすっかり安心したようなふわふわした笑顔でふと隣の彼を見上げては今日の夕食のメインのリクエストを問い掛け。彼が一番好きだと言ってくれたスープはもちろん作るつもりだけれど、それはメインにはならないだろうともう1つリクエストを求めて。 )
メインか…アメリアが作ったものならなんでもいい
(今日の夕食の話になると、どうやらスープが飲みたいということは覚えてくれていたようでメインは何が良いかと尋ねてきた貴女のことを見つめて少し考えた後、貴女の料理なら何を作っても美味しいのだろうと確信しているため、その答えが一番困るとわかっていながらも答えられるほどの料理名を知っている訳では無いためそのような返答になってしまい。そんな話をしていればすっかり食材の売っている店に着いてしまい、スープやメインに何が入っているか自分には分からないため、材料を買う際は貴女について行くことにして。)
もう、いちばん困るって分って言ってるわね?
( 彼の言葉に呆れたようにくすくすと笑ってしまえば、その回答に悪気がないとも分かっていながらつん、と彼の頬を人差し指で優しくつついて。今までは父親が街まで出てこうして食材を買ってきてくれていた為自分で食材を吟味して買うのは初めてなので少しばかりソワソワした気持ちがありながらもその瞳は楽しそうで。「 じゃあ、今日はハンバーグとスープにしましょ。パンも買わなくちゃ。 」とにこにこ楽しそうに食材を選んでいけば、その手際の良さもありあっという間に買い物は終わり。 )
あぁ、よく分かったな
(くすくすと笑いながらも自身の回答に対して咎めることもなく自身の頬を白く細い指先でつん、と小突かれるとその手首を掴んで手の甲に軽くキスを落とす。メインの料理はハンバーグになれば、先程いった店で食べたことがあり、絶品だった為貴女が作ったらより美味しくなるんだろうと期待をふくらませながら再び恋人繋ぎし、あっという間に買い物が終わってしまえばこれから二人で暮らしていくとなれば、これが日常になるんだと考えそれだけでも幸せで。「じゃあ帰るぞ」と声を掛けると食材の入った袋を貴女と手を繋ぐ手と逆側に持ち。)
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