永遠の時を共に〆

総司
ムカついたら、死なない程度に斬ってもいいでしょ？(少し考えては、そう言ってみて。そして、懐から金平糖の入っている袋を取りだしては、中からひとつ取ると、「君に迷惑かけたみたいだから、特別にあげる」と言いながら渡して)

平助
何百っ…？！(年齢を聞けば驚いて、見た目と違いすぎると思っていて)

ロウレス
それはダメッス、こっちの吸血鬼とは違ってオレたち真祖は契約者と精神？繋がってて…結構影響するんスよ。リヒトが怪我してオレも怪我した時怪我の治り遅くなったりするんスよね。
(契約結ぶ時から面倒な事だったり大変なんだと苦笑いしては迷惑だと思ってないと言ってやりながら受け取ると頬張り)

リリィ
見た目は老化しませんからね。不老不死だからずっとこのままです
(長く生きてきているため主人も何度か変わってる事話し)

総司
面倒だなぁ…(影響があるからダメと言われれば、不満そうに言い、自分もひとつ食べてから仕舞って)

平助
え、じゃあ御園じゃねぇ時もあったっつー事かよ！(不老不死や
主が変わってると聞けば、楽しそうに目を輝かせながら言い)

ロウレス
真祖と契約するって面倒なんスよ～まぁリヒトの場合無理やり契約させたに近いッスけど
(契約した時の事思い出すと面白かったなぁと笑って)
リヒトが迷惑かけちゃったし、何かして欲しい事ないッスか？もしくは欲しいものとかあれば向こうで買って来るッスよ。

リリィ
はい。私は御園の祖父と契約していましたし。御園の祖父が亡くなって御園と契約した流れです。
(小さい頃の御園可愛かったんですよと今の御園から想像出来ないでしょうと微笑み)

総司
そう言われても、そっちの世界に何があるかなんて知らないんだけど？(向こうで買うと聞けば、こっちにあるものがあるとは限らないため、知らないと言い、「もし僕が好きそうなのあったらでいいよ」と言い)

平助
すっげぇな！(その話を聞き、目を輝かせながら言い、「そういや、お前ら部屋はどうすんだ？」と尋ねてみて)

ロウレス
金平糖持ってるって事は甘いもん好きなんスか？甘いもの色んなのあるんスよ～ケーキとかチョコとか。あとクレープとか饅頭とかもあるッスね
(色々ありすぎて好きそうなものが多そうと悩み)

リリィ
あ、そういえばどうしたら良いんでしょう？そろそろ御園寝てしまう時間ですし
(起きている御園を見てまだ21時前だという事は分かるものの部屋どこでも良いから準備してもらえると助かると頼み)

総司
そっちにも饅頭はあるんだね(今まで自分たちの世界と違うものばかりだった為、知っている言葉に、ふふっと笑いつつ言い、「で、僕はもう部屋戻るけど、君はどうするの？」と立ち上がりつつ尋ねて)

平助
お前ら全員だと狭いだろうし、リリィと御園、ロウレスとリヒトでいいか？(少し考えてはそう提案してみて、3人の様子を伺ってみて)

ロウレス
饅頭でも種類あるんスよ～餡子だったりクリーム入ってたり。あ、もう寝るんスか？機嫌も良くなったみたいだし良かったッス。オレは適当にその辺で寝るッスよ
(リヒトと同じ部屋じゃなければと立ち上がってはググーっと体伸ばし)

リリィ
私は構いませんよ。
(ロウレスと一緒と聞いてリヒトはキッパリとクズネズミと同じ部屋は死 んでも嫌だと言い放ち)

総司
…鼠姿なら、僕の部屋に置いてあげるよ？(ハリネズミ姿なら、他の隊士らに攻撃される可能性があり、人の姿でも邪魔になると思い、そう言って)

平助
え、大丈夫かな…(主従関係があるからと言うのもあるが、ロウレスに面倒を見させようと思っていたため、勝手なことをされないだろうかと心配していると、近藤に3人を部屋まで案内するように言われ、「じゃあ行こうぜ。リリィ、わりぃけどリヒトのこと頼んだぞ」と言い、3人を部屋へ案内して)

ロウレス
あっれ意外、アンタ今日会ったばかりのやつと同じ部屋嫌がりそうなのに良いんスか？ハリネズミ姿にハマっちゃったんスかー？てかネズミはネズミだけどハリネズミッス
(朝になれば嫌でもハリネズミ姿になっちゃってるけどと笑ってはハリネズミに変わり)

リリィ
大丈夫ですよ、リヒトさんはロウレスさんと同じ部屋の方が面倒になると思うので。ロウレスさんと別部屋なら大人しいはずです
(現にロウレスが近くに居ないのもあって大人しいリヒトを指さし)

総司
そこら辺で寝てもいいけど、他の隊士に攻撃されちゃうかもだし、仕方ないでしょ(ロウレスの態度に苛立ちつつ、そう言って、「人の姿よりこっちの方が部屋にいても邪魔にならないじゃない。布団も僕が使えるし」と揶揄うようにいいつつ、ハリネズミになったロウレスを拾い上げては、そのまま部屋に行き)

平助
…暴れねぇのはいいけど、自分勝手に動かねぇよな？(リリィにこそっと尋ねて、客室へ向かっていて)

ロウレス
吸血鬼のオレを心配してくれてるんスか？ダイジョーブッスよ、不老不死だから。
(優しいんスねとリヒトとは違った扱いに嬉しいと思い)

リリィ
そこまでは保証出来ませんけど、道も分からないでしょうし問題ないかと
(勝手に出て行って迷子になるという事をするようには思えなくて)

総司
じゃ、大人しくしててよね(部屋に着くとロウレス床に下ろしては、自分は髪を解くと布団に入り)

平助
ならいいんだけどよ…(少し心配ではあるものの、そう呟いて、部屋に着くと、「御園とリリィはこの部屋使ってくれ、リヒトは隣の部屋な。朝になったら呼びに来るから、それまではゆっくりしてくれよ」と言い)

ロウレス
大丈夫ッスよ、何もないのに突然暴れないッスから。
(部屋の隅へとトコトコ行き丸くなり寝る体勢に入り)


リリィ
ありがとうございます。それではおやすみなさい。
(にっこりと微笑んで礼を言うとちょうど寝てしまった御園を寝かせ)

総司
…(朝になり、目が覚めると少しぼんやりとしたが、軽く咳き込んでしまい)

平助
んあ…もう朝か(自室で寝ていたがふと目が覚め、起きると準備をしてから部屋を出て、リリィらの部屋へ向かって)

ロウレス
…大丈夫ッスか？
(咳の音に目を開ければ日光出てるため人の姿にはなれずハリネズミのまま相手の近くへと寄り)

リリィ
御園、おはようございます。良く眠れましたか？
(主人を起こせばあまり良い睡眠ではなかった様子に苦笑いし)
ベッド持って来ても良いか後で聞いてみましょうね。

総司
大丈夫、ちょっと咳が出ただけだよ(何とか治まると、少し息をつきつつ、大丈夫だと言っては、「僕が咳してたとか、誰にも言わないでね」と言い、服を着替えたり髪を結ったりして)

平助
リリィ、御園、起きてっか？(2人の部屋に着くとそう声を掛けつつ、扉を開けて、「もうすぐ飯だぞ…って、蝶？」ときょとんとしていて)

ロウレス
……言わないのは良いッスけど、オレ口軽い方だからポロっと言っちゃったらごめんッス。病気？ちゃんと病院行ったんスか？
(受診して薬貰って飲んでるのかと心配そうに相手の膝に乗って見上げ)

御園
安心しろ、この蝶はリリィだ。真祖は日光当たると動物の姿になるんだ。だから今頃ロウレスも動物の姿になってるはずだ。あとちゃんと喋れるから喋っても驚くなよ
(聞いていたとしても実際見たら驚いて仕方ないかと苦笑いし)

総司
…医者に見せなくても、きっと治るでしょ(自分でもなんとなくわかってはいるものの、病院に行かなくても治ると言い)

平助
そ、そうなのか…じゃあ、飯はお前とリヒトの分でいいのか？(ロウレスがハリネズミになるのを見せてもらったため、わかっていたとはいえ、驚いてしまい、朝食は人間である2人分でいいのかと尋ねて)

ロウレス
でも近藤って人慕ってるんでしょ、ならその人のために受診するのも有りなんじゃないッスか？まぁ強制はしないッスけど、こっちよりオレらの世界の病院の方が詳しく検査出来るしもしかしたら早く良くなるかもしれねぇッスけど
(行かないまま慕ってる近藤に心配ばかりさせちゃう事になるのも総司が辛いんじゃないかなと考え)

リリィ
私は吸血鬼ですから御園とリヒトさんの分だけで十分です。
(時間見て御園から血をもらうから大丈夫なのだと告げ)