永遠の時を共に〆

リリィ
挨拶も済んだ事ですし、もう遅いので寝ましょうか。部屋まで送ります、というよりここから部屋の戻り道分からないですよね
(一人で戻らせたら迷わせる自信ありそう言っては部屋を出て部屋へ向かい)

平助
…考えながら歩いてたから、どうやって来たか覚えてねぇ(リリィに送ると言われ、苦笑しながら道がまったく分からないと伝えて、リリィに部屋に連れて行ってもらい、「悪い、手間かけさせちまって」と謝り)

リリィ
いえいえ～この屋敷の部屋の位置を来たばかりで覚えられる方がすごいのでお気になさらず。ちなみに沖田さんのお部屋は藤堂くんの隣ですから
(案内するのに手間とは思っておらずそう言ってはおやすみなさいと告げ自室へ戻って行き)

平助
そっか、わかった(リリィから総司の部屋が隣と聞き、そう返事をして、リリィと別れれば、ベッドに入り眠りについて)

ロウレス
あんま干渉しても迷惑なんスかね
(喉に良さそうな喉飴やハチミツなどを買ったは良いものの逆に自分の行動が迷惑で嫌がられたらと考えてしまい)

総司
…けほっ、けほっ(眠れずぼんやりしていたが、咳が出て咄嗟に手を押さえたものの、その手に着いた血を見て、もうすぐくたばりそうだと自分を嘲笑っていて)

ロウレス
あ、時間ヤバっそろそろ向こう戻んないと６時間以上なっちゃうッスね。メロンも買ったし、リヒトに蹴られても許してくれるッスかなー
(購入した物が入ってる袋を持ちひとまず戻ろうかと空間へと向かって歩き)

総司
…(ロウレスのためと無理やり言い聞かせては、ベッドに入り、眠ることにして)

ロウレス
(屯所へと戻るなりリヒトから手加減なしの蹴りをくらいつつメロン渡してご機嫌取りすれば総司どこ行ったんだろうと考えつつ寝ようとハリネズミの姿になれば丸くなり)

総司
…もう朝、か(翌朝、目を覚ましてはそう呟いて、起き上がっては、部屋を出て、御園を探して)


平助
ん…(朝になれば、カーテンが閉まっていたこともあり、朝日を浴びることなく起きることが出来、今日はどうしようかと考えていて)

御園
(慣れ親しんだ家で休めたのもあってなのか体調も良くなってきているのを自覚しながらベッドから出ると部屋を出て廊下を歩き)

総司
あれ、もう元気になったの？(御園と廊下で会えば、そう声を掛けて、「僕もここに置いてくれてありがとうね」と言い)

御園
ああ、だいぶ良くなってる。貴様の体の事は聞いた、いつでもみてもらえるよう医師を常駐させたからいつでも診てもらうと良い
(父が大きな病院と話してしばらく屋敷に滞在してもらえる事になったと話し)

総司
！それは助かるよ(まさか医者を常駐させるとは思わず、驚きつつもそう言って、思っていたより早く治すことも可能だと思い)

御園
ところで強欲にはなんて言ってこっちに滞在してるんだ？僕たちも聞いておかないと話し合わせられんからな。まさかとは思うが何も言わず滞在決めたわけではないだろうな？
(病治せば強欲と色々な場所にも行けるようになるだろうと考えては、ふとロウレスにどう理由付けてきたのかと思い)

総司
元々すぐ戻るつもりだったから、何も言ってないんだよね(御園に聞かれると、目を逸らしつつ、何も言ってないと言い、「勿論、長く続くとも思ってないよ」と言い)

御園
………………、貴様は馬鹿か！？強欲の性格多少なり分かってるだろう！貴様が咳して心配してるの分かっていながら何も言わずに戻らないなんて余計心配かけてるんじゃないのか！治療は黙ってるにしてもだな、夕べ一度は戻るかすべきだったんじゃないか？
(少し沈黙しては怒鳴るもこっちの世界を少し見て回りたいからなど理由告げてから家に来るべきだったのではと思い)

総司
わかってるよ、だから一旦戻るつもり(御園に怒鳴られては、仕方ないと思い、頷いて、一度屯所に戻るつもりだと言い)

御園
何も知らされずに待つ身となる強欲の気持ちも考えた方が良い、心配性なのに拍車がかかって余計心配するんじゃないか？
(ちょっとした事でも心配するようになったらそれこそ違った意味で大変になりそうだと想像し)

総司
…うん、わかってる(御園の言葉に頷いては、御園の髪を撫でて、｢じゃあ、少し行ってくるよ｣と言い、歩き始めて)