永遠の時を共に〆

総司
じゃあ、リヒトくんの死に様、見届けてあげる(ふふっと笑って言うと、｢好きに食べてよ｣と言い、あんこの団子を1つ取ると食べて)

平助
そうなのか？なんか、意外だな…(なんとなくではあるが、ちゃんと考えそうだと思っていたため、意外そうに言い)

ロウレス
リヒたん死んだらハイドじゃなくなるんスよね
(何だかぴんとこないなぁと長生きしそうなリヒトを見ては団子頬張り)

御園
考えるのは僕の役目と思ってる。城田は助けたいと言っても具体的にどう動くかとかは考えてなかったりするぞ
(後先考えれると一番頼りになるんだろうと思い)

総司
…さぶくらすでも、契約出来たらいいのに(団子を食べつつ、無理だとわかっているものの、出来たらいいのにと呟き)

平助
…じゃあ、対等な関係って事だな(御園の言葉に、少し考えてはそう言って)

ロウレス
さすがに下位吸血鬼とは無理ッスよ。言い忘れてたッスけど、下位吸血鬼は真祖に血吸われると灰になって死 ぬんスよ。だから真祖と契約する際に血貰うから下位吸血鬼と契約するのは無理ッスね
(出来たらって言葉に思い出したように説明し)

御園
そういう事になるか、考える人間はどうしても必要だからな、居なかったらどんな作戦も上手くいかないだろう
(良いバランス取れていると思って良いと思い頷いて)

総司
灰になるのは予想外だけど、やっぱり無理なんだ(ロウレスら真祖が下位吸血鬼を作ると聞いていたため、無理だろうと思っており、そう言いつつ団子を頬張り、｢そっちの団子と、何か違うの？｣と尋ねて)

平助
だな、オレや新八っつぁんは考えんの苦手だけど、近藤さんや土方さんが作戦考えてくれるし(御園の言葉に深く同意するように頷いて)

ロウレス
契約時に血必要だから下位吸血鬼は血吸われたら灰なっちゃうからどうやっても無理だと思うッスよ、血吸われた瞬間灰になるから契約完了しないッスからね～
(下位吸血鬼になって契約したいと言われても断ると言っては向こうの団子とほぼ変わらないと答えてはきな粉かかってたり黒蜜かかってたりする団子はある事はあると言って)

御園
あーあの眉間に皺を寄せてる奴も頭脳派なんだな。というかあんなに眉間に皺を寄せてて疲れないのか？
(土方を思い浮かべれば気になった事を口にし)

総司
灰になる、か…本当、つくづく似てるよね(灰になると聞けば、ふふっと笑いつつ、羅刹と似てると言い。違いは無いと聞くと、よかったと思いつつ、リヒトを横目で見ていて)

平助
あの人はほとんどあの顔になってっからな、癖みたいなもんだろ(御園の言葉にケラケラと笑いながら言い、定期的に応援するような声掛けをしていて)

ロウレス
変若水って誰かの血じゃないッスよね？下位吸血鬼は羅刹ってのと違って自我無くしたりおかしくなったりしないッスからね、つくった真祖に何かない限り。ってさっきから何リヒたんを見てるんスか？
(リヒトをみる総司に不思議がりリヒトを見れば黙々と食べる姿に唖然として無言で食べ続けるの怖いからとツッコミ入れ)

御園
……年取ってもあのままなのだろうか…
(死 んだ時眉間もそのまま固まってたりしたらどうしようもないだろうなと思い)

総司
ちょっと、公の場でその名前出さないでよ、なんで君が捕らえられて、リヒトくんが呼ばれたか忘れたの？(新撰組で秘密裏に行われていた事なため、呆れたように言い、｢無言で団子食べる人初めて見た。無口な一くんですら、ここまでじゃないし。ていうか、もう既にほぼ無いし…｣と苦笑しながら言い)

平助
年かぁ、オレあとどれ位生きられんのかな…(御園の言葉に、少し考えては、そう呟いて、｢出来んなら土方さんと近藤さんの死に際にいたいけどな｣と言い)

ロウレス
いや屯所の外で出すなって説明されてないんスけど！？説明しなかった土方って人に文句言っといて
(申し訳なさそうに髪掻き聞かれてないかと周り見渡して、こっちの団子気に入ったみたいと笑ってメロンも無言でひたすら食べるんだと教え)

御園
死に際か……リリィは長く生きてきてるから人の死に際に立ち会う事多かっただろう…
(悲しい経験を幾度としてきたのだろうかとリリィを見て)

リリィ
御園の祖父も看取りましたし、その前の主人も看取りましたし、不死というのは良いようで結構辛いものですよ
(慣れるものではないと苦笑いし)

総司
隠してるんだから、出しちゃダメってわかるでしょ(ロウレスの言葉に、わざとらしくため息をついて言い、リヒトを見ては、｢…リヒトくんに合わせてたら僕のお金無くなりそう｣と呟いて)

平助
…オレは新撰組のみんなでずっとバカ騒ぎしてたいんだ(きっと叶うことは無いとわかっているものの、微笑みながら零して)

ロウレス
今後気をつけるッスよ～
(外では化け物って言うようにしようと思いリヒトにいい加減やめてと止めて)

御園
どの時代も同じだな、楽しくいたいと思うのは当然の事だと思うぞ
(城田もリヒトもロウレスも皆そう思っているだろうからここだけの話しではないと思い)

総司
…ハイドと2人で来ればよかった(自分の財布を確認しては、不満そうに呟き、これ以上いたらやばいと思い、会計を済ませて)

平助
ちょっとでも長く騒げることを願っとかねぇとな(御園の言葉に、そういうものかと嬉しくなりつつ、にっと笑って言い、｢御園、大丈夫か？｣と尋ね)

ロウレス
結構気に入っちゃったみたいでごめん、向こうのお金がこっちで使えたらオレも出したんスけど
(向こう行った時に何か奢ろうと決めてはリヒトの食べ過ぎに謝り)

御園
そりゃ何もなく平穏に暮らせるのが一番だろうからな。今のところ大丈夫だ
(イザコザが好きな奴なんて頭おかしいだけだと思っては疲れてはいるもののもう少し頑張ろうと思い)

総司
ほんと、僕に感謝してよね(時代や世界が違うため、仕方ないと思っているものの、痛い出費だと思い、｢じゃあ帰ろう｣と言い、立ち上がって)

平助
それもそうだな(御園の言葉に頷いて、大丈夫と聞けば、｢よかった、もうちょっとで半分だぞ｣と応援していて)

ロウレス
向こう行ったらたくさんリヒトに買ってもらったら良いッスよ
(有名人なためそれなりに金持ちだからと言っては立ち上がり店を後にし)

リヒト
おい、何勝手にてめぇが決めてんだクズネズミ。それよりお前、名前で呼ばれてんのか？
(先程ハイドと呼んでいた総司を思い出し)

御園
まだ半分にもいってなかったのか！？
(巡察とやらは長い事やるんだなと思い)

御園

総司
僕は奢ってあげたのに、リヒトくんはしてくれないんだ？(リヒトの言葉に、あえてそう言って、屯所へ戻りつつ、名前で呼んでるのかと言われると、｢聞こえてたんだ…団子にがっついてるから、聞こえてないと思ったのに｣と言い)

平助
街を見回るのが仕事だからな(驚くのも無理は無いと思いつつ言っていて)

リヒト
俺は別に奢る位はしてやる、クズネズミが決めた事が気に入らなかっただけだ。珍しいな、コイツが名前教えるなんて。通り名をずっと言っていやがったのに
(城田たち以外に教えてると思ってなくそう言えば城田たちが名前知っても通り名を呼んでると思い)

御園
そうだよな、こんな広い町短時間で見回れるわけないか
(余程の高速で歩かない限り無理があったと苦笑いし)

総司
まぁ、僕はハイドの恋人だからね(リヒトの言葉に、あえてロウレスの手を握って言い、｢まぁ、本人が嫌だろうし、ロウレスも呼ぶけど｣と言い)

平助
だろ？地味だけど結構大変なんだぜ(御園の言葉に、大変だと話して)

リヒト
…………そうか、なるほどな。変わってるな、こんなクズネズミのどこが良いんだか
(恋人と聞いても特に驚いた素振りはせずどこか納得した様子でいて)

御園
何もなければただ歩くだけなんだよな
(自分では長続きする自信ないと感じ)