永遠の時を共に〆

総司
じゃあ、どんな理由があるのか聞いちゃおうかな(ニヤニヤと笑いながら、理由を聞いてみて、頬を離せと言われると、素直に手を離して)

平助
鬼はどうかわかんねぇけど、少なくとも羅刹はさすがに無理なんじゃねぇか？(考えてみたが、試したこともないため、断言はできないが、羅刹は寿命を削って傷を治しているため、無理だと思うと言い)

ロウレス
なっ、言わせるんスか！？………、もー
好きだからッスよ！
(言うか言わないか悩むも少し沈黙した後顔真っ赤にしながら叫ぶように言えば恥ずかしさから逃げるようにハリネズミの姿になり)

リリィ
こちらでは寿命を使っての治癒なんですね。
(吸血鬼といっても自分たち真祖とは違うのだと感じ)

総司
…だって、一度も聞いてないんだもん(嬉しそうな、満足そうな微笑みを浮かべつつ言い、ハリネズミになったロウレスを拾い上げて)

平助
鬼もくっつくのかな…(さすがに試しはしないものの、気になればそう呟いて)

ロウレス
兄さんとか居るとこで言わせるなんて卑怯ッス…
(叫ぶように言ってしまった事で聞こえてただろうとさらに恥ずかしくなり)

リリィ
試すにも強い相手ですから分からないままになりそうですね
(ロウレスを攫った時を思うとかなりの手練で手足斬り落とす事自体無謀と思い)

総司
僕のせいなの？勝手に叫んだの、ハイドじゃない(楽しそうに笑いつつ言い、宥めるようにロウレスを撫でてあげ)

平助
多分うちの幹部連中とお前らで一斉に斬りかかっても、傷程度で終わりそうだしな(風間の強さから、人数がいようと、そう関係ないだろうと思い、苦笑していて)

ロウレス
うー、まぁそうなんスけどー言わせたの沖田じゃん
(しばらくハリネズミのままで居ようと思いながらクロを見るとやはり聞こえていたのか良かったなと言いたげな顔をしていて)

リリィ
真祖のロウレスさんですら適わない相手でしたから…手足斬り落とされても引っ付くのは真祖だからって事にしておきましょうか
(ずっと気にしてても解決しなさそうだと苦笑いし)

総司
…面倒くさがりだけど、面倒見のいいお兄さんだよね(よかったと言いたげな顔をするクロを見つけると、そう言って、｢ていうか、その沖田って呼び方、そろそろ変えてよ。僕たちはただの知り合いじゃなくなったんだし｣と言い)

平助
…そういう事にしとく(リリィの言葉に深く頷いて、昼が近づいていることに気付くと、｢あ、オレ巡察の時間だ。御園、行くか？｣と尋ね)

ロウレス
ちょ、ちょっと待って、兄さんに何か相談かしてたんスか！？あーそういや兄さんにオレが前壊れたって聞いたんだっけ
(兄さんが仲介したようなもんなのかと考えては呼び方に関して総司で良いんスよねと聞いて)


御園
あぁ、行く。今後椿との事のためにも体力付けたい
(もちろんと頷いては立ち上がって)

リリィ
御園、私から離れないで下さいね。と、言っても外は日が照らしてるので私人の姿ではいられませんけどね
(曇ってくれれば良いんですけどと空を見上げ)

総司
…そもそも、あの時お散歩中のクロくんのおかげで君に伝えることにしたんだよ(自分一人では、恋していると気付くことは無かったかもと思い、クロのおかげだと言い、呼び方については頷いて)

平助
ふはっ、そうだな(リリィの言葉に、くすくすと笑いながら言うと、御園らを連れて玄関に行き、集まっていた隊士らに御園とリリィを紹介しておき、同行することを伝えては、早速巡察を始めて)

ロウレス
兄さんが、意外すぎるッス。恋とかそういうの一番知らなさそうなのに
(弟想いの兄さんって事にしておこうと思い兄さんのおかげと思えば後で礼だけでも言おうと決め)

リリィ
吸血鬼はどうしても日光弱いですからね
(玄関に移動し外に出た瞬間蝶の姿になり御園の髪に止まり)

御園
だから髪に止まるなといつも言っているだろう、リリィ！
(何故髪に止まるんだと手でリリィを振り払い)

総司
真昼くんのが移ったって本人は言ってたけどね(面倒見がいいと言った時に言っていた言葉を、笑いつつ言い、｢君と同じで何百年も生きてるから、どういう事が恋なのかわかるんじゃない？｣と言い)

平助
御園、疲れたら遠慮なく言ってくれよ
無理しちゃ元も子もねぇからな(歩きつつ、御園に伝えていて)

ロウレス
兄さんは前からあんな感じだったッスよ、城田真昼と契約してから余計怠けてる気がするんスよね
(だからこそ恋に詳しいとか意外と首傾げ)

御園
その時はちゃんと休憩するから大丈夫だ
(屯所を出て5分も経ってないにも関わらずすでに椅子を出しては座り)

総司
…どこかの鼠さんと同じで、昔に恋したことがあるのかもね(ふふっと笑って言うと、ロウレスを軽くつつき)

平助
おいまてまてまて！さすがに早すぎるし、こんな道で堂々座んなよ(5分と経たずに座り出した御園にそう言っては、一度立たせて、｢あともうちょっとだけ頑張って歩いてみようぜ？｣と言い)

ロウレス
どこかの鼠って、オレネズミはネズミでも、ハリネズミッスよ。
(兄さんに聞いたら答えてはくれないだろうなぁと思い)

御園
疲れたんだから仕方ないだろう。注文の多いやつだな、全く
(周りからの視線にたかが椅子で何なんだと椅子位あるものだと思っていては立ち上がり)

総司
見たことないんだから、鼠でいいでしょ(自分達にとっては見たことがないため、鼠と言い)

平助
その椅子も変わってるし、急に出てきたら誰だって怖いだろ(なぜ自分が我儘みたいになってるんだと思いつつ言い、｢それに、休憩すんなとも言ってないだろ？だから、もうちょっとだけ頑張ろうぜ｣と言い、御園の手を握り)

ロウレス
まーネズミの仲間だから良いッスけど。
(ネズミではあるためそれ以上何も言えず人の姿へと戻り)
こっち何もなくて退屈じゃないんスか？暇なんスけど～何かないんスか～

御園
？？だから休憩していただろ。端によってなら出しても構わんって事か？
(あと数分頑張ってみるかと歩き出し)

リリィ
ふふ、こうして見ていると御園と藤堂くん、兄弟みたいですね
(二人を見て思った事を口にしては駄々こねる弟を宥める兄のように見ていて)

総司
団子屋とかどう？(ロウレスの言葉に、考えては、団子屋を提案してみて)

平助
…じゃあ、そろそろ休むか(御園の手を引きつつ、歩いて、数分経つと、そう言って団子屋に行き、店先の椅子に御園を座らせてあげて)

ロウレス
良いッスね、団子屋！ここからそんな離れてないッスよね？
(距離あるなら怪我してるリヒトを連れて行けなく近ければ別行動取れるため聞き)

リヒト
団子屋？甘いもんが食いてぇから行く
(メロンがないため甘いであろう団子で我慢しようと思い)

御園
何の店なんだ？
(座るとふぅと深呼吸しては店を見渡して)

総司
リヒトくん大丈夫なの？(数分の距離だと伝えようかと思っていたが、リヒトが行くと言い出すと、大丈夫なのかと尋ねて)

平助
ここは団子屋だぞ(店を聞かれると、不思議そうにしつつ首を傾げ教えてあげ)

リヒト
当たり前だ、なぜなら俺は天使だから
(お決まりのポーズ取っては問題ないとキッパリ言い放ち)

ロウレス
リヒたんまだ動いちゃ本当は駄目ッスよ、俺が本調子になってないんスから大丈夫じゃないのバレてるッスからね。無理そうだったら引きずってでも連れ帰るから
(駄目と言っても聞かないだろうと思い)

御園
団子屋はこちらの方が風流あって良いな、雰囲気も和菓子食べるのには良い
(洋菓子が全くない事に逆に不思議がり)