永遠の時を共に〆

ロウレス
オレが言った冗談って……ヤキモチ妬いたって言った事ッスか？あれ本当冗談だったんスけど。オレ兄さんとも城田真昼とも楽しそうに話すッスよ
(あの鬼だけじゃなく身近な人たちとも至って普通に楽しく話すため不思議に思い)

リリィ
私たちの世界は戦というものはほぼありませんけど、色んな犯 罪が起きてしまってます。
(戦というものは無くなってない事考えれば平和な方なのかなと呟き)

総司
それはなんとなくわかってるけど、妬いちゃったみたいなんだから仕方ないでしょ(少しむっとしつつ、そう言っては、「僕は多分君が好きなんだと思う。でも、僕たち男だし、時代も種族も違うから、それだけわかった上で今まで通り仲良くしてくれればいいから」と言い、立ち上がって)

平助
オレたちの世界も、きっといつか平和になるはずだよな(自分に言い聞かせるように言っては、軽く欠伸をして)

ロウレス
オレなんか好きなんてなっちゃ駄目ッスよ…怠惰の兄さんか傲慢の兄さんに聞いてないんスか、オレ飽きたら主人を殺 すような吸血鬼なんスよ…
(今はリヒトに落ち着いてるものの今までの自分を思えば好意持たれる資格なんてないと首振り)

リリィ
もう遅いですね、そろそろ寝ましょうか。御園もちょうど寝てしまう時間でしょうし。部屋まで送ります。
(空を見上げてはそう言って立ち上がり)

総司
その言い方だと、君も僕が好きって解釈も出来るけど？(好きと伝えても、拒絶の言葉を掛けないのを見て、くすくすと笑いながら言い、「クロくんからは、君が過去に愛した人がいてその人が亡くなってから壊れた…としか聞いてないよ。じゃあ、伝えたかったことは伝えたし、僕寝るから」と言い、部屋へ向かって)

平助
いや、オレはいいから御園の面倒見てやれよ(少し眠いなと考えつつ、自分は大丈夫だからと、御園を優先してあげて欲しいと伝えて)

ロウレス
～～～～っもうバカじゃないんスかー！？
(戻って行ってしまった背中を見送っては好きじゃないと否定しなかった自分に自覚してしまっては顔が熱くなる感じがして誤魔化すように叫ぶとうるせぇと起こしてしまったリヒトに蹴り飛ばされ)

リリィ
部屋まで送ってからでも大丈夫なのでお気になさらず。
(布団に寝かせるだけだからと微笑んで)

総司
…、本当、元気だよね(部屋に入る直前、ロウレスの叫ぶ声が聞こえては、そう呟いては、咳き込みつつ部屋に入り)

平助
そうか…って、ロウレスの声？(リリィが言うならと頷いていると、ロウレスの叫ぶような声に驚いて、少し目が覚めてしまい)

ロウレス
いったぁぁ…もうオレのサブクラスのクセに何するんスか！？
(リヒトと喧嘩してればギルテンスターンに自分とリヒトの頭捕まれゴチンとぶつけられ)

リリィ
何かあったんでしょうか？
(何か問題が起きてはいけないと行ってみましょうと叫び声のした方に行けば頭を抱え痛がるロウレスとリヒトの姿に唖然とし)

平助
…ぎ、ギルさん怖ぇ(リリィと共に行けば、リヒトとロウレスが頭を抱えているのを見て驚いたが、ロウレスの言葉でギルが2人の頭をぶつけさせたとわかり、小さく呟いて。ロウレスらの元に行くと、「何があったか知らねぇけど、リヒトは怪我してんだから部屋戻れ！ロウレスも、みんな寝てたりすっから叫ぶなよな」と言い)

ロウレス
悪かったッス…ほらリヒたん寝るッスよ～
(騒がせてしまい申し訳なさそうにしながらリヒトの背中押し部屋に押し戻し)

リリィ
何事もなくて良かったですね。
(ロウレスの怪我は大方治ってきている様子にはホッと安心し)

平助
だな、オレも早く寝よっと(部屋へ戻るのを見つつ、何事も無かったことに安心していて、そう言ってはリリィと共に部屋に向かって。部屋に着くと、「ここがオレの部屋だぜ、もし何かあったら来てもいいからな。おやすみ、リリィ」と伝えてから、部屋に入り)

リリィ
はい、おやすみなさい。
(微笑み挨拶すれば御園の居る部屋へと向かい)

総司
…(翌朝になると、少し早くに目が覚めたというのもあり、道場に行き、素振りをしていて)

平助
みその、たすけるぞ…(いまだ寝ており、寝言を呟いていて)

ロウレス
ふわぁぁ…
(目が覚め欠伸をすればリヒトの具合を確認して熱が出ていた昨日と比べ多少良くなってる様子にホッとし)

リリィ
おはようございます、御園。良く眠れましたか？
(起きた主人に声をかけては寝言言ってましたと冗談言って)

総司
あ、一くん、よかったら手合わせしない？(稽古をしていれば、声を掛けられ、そちらを見ては、手合わせを頼み)

平助
んぁ…なんだよ新八っつぁん(気持ちよさそうに寝ていれば、新八に起こされ、面倒そうにしつつ起きて、当番だから呼びに来たのだと言われ、「やっべ、そうだっけ、忘れてた！」と言い、慌てて準備をしては、厨房へ行き、作り始めて)

ロウレス
リヒたん～熱下がって良かったッスね、リヒたんしんどいとオレもしんどいから早く治して欲しいんスよね
(汗かいただろうと思い新しい服手渡してやり)

リリィ
朝ごはんどうします？ここでお世話なります？
(いつものご飯とは違ってるだろうと御園へ聞いて)

御園
一旦家帰っても良いが、メニュー見てから決める。端から無理だとは申し訳なくて言いづらい
(準備してくれていたら最初からいらないとは言えないとここの人たちに気遣いするかのように答え)

総司
…平助が担当だったんだ(斎藤との手合わせを終え、広間へ行くと、準備している平助を見て、そう声を掛けて、御園らに声を掛けるように言われ、近いこともあり、リヒトのいる部屋に行き、「リヒトくん、調子どう？」と声を掛けつつ、傍に行き)

リヒト
完治した、なぜなら俺は……
(天使だからと言おうとした瞬間ロウレスに口を手で押さえられ)

ロウレス
はいはい、完治はしてないけど良くはなってるッスよね～。オレがまだ若干しんどいんだからリヒたん完治してるわけねぇッスよ。一晩寝て完治するなら病院いらないじゃないッスか
(総司を見るなり意識してしまえば昨日の事思い出しそうになり誤魔化すかのようにとりあえずリヒトの嘘を止め)

総司
順調に治ってるならよかったよ(良くなってると聞くと、微笑みつつ言い、「ご飯食べる？持ってきてあげるけど」と言い)

平助
リヒトと御園…真昼に、鉄に、クランツ…でいいのかな(何人分いるのかを考えては、そう呟いて)

ロウレス
皆と一緒に食べたら良いんじゃないッスか？こういう時じゃないと大勢で食べるなんて機会ないッスよね、リヒたん
(部屋で寂しく食べるよりは周りが賑やかで楽しければ体にも良いと考え)

総司
そう？じゃあリヒトくん連れて行っといて、僕他の人たち呼びに行かないとだから(1人がいいのだろうかと思っていたが、近くにいるロウレスが言うならと、リヒトを広間へ連れていくように伝えては、部屋を出て、御園らの部屋に行き)