永遠の時を共に〆

クロ
真昼のせいだー俺がこうなったのは。弟を助けてもらった恩もあるし、これでも感謝してるんだ
(真昼のせいにしてしまえば本来自分が行くべきとこを総司が行ってくれた事に感謝してもう一度言うがとありがとうと告げ)

リリィ
御園がお酒飲めるかは分かりませんけどね、そもそも。御園は体力が本当ないのですぐ疲れてしまいますし、お酒なんて飲んだらどうなる事でしょう…
(御園自身体弱い事考えたらそもそもの前提としてお酒が飲めるのか分からなく笑って)

総司
お礼なんていいよ、僕のためにも連れ戻したんだし(クロにお礼を言われると、自分の為と言い、「風間に奪われてから、なんか凄いムカついたし。まぁ、捕まってた筈なのに、不知火って鬼と楽しそうに話してたけど」と言い)

平助
酒飲めねぇとしても、美味い飯いっぱい食って、みんなで騒げばいいじゃん(御園が飲めるかわからないが、もし飲めずとも、楽しめると言い)

クロ
いやお兄ちゃんとして礼を言いたいだけだからここは礼は受け取っておいてくれ。自分のためにロウレスを助けた…それって人間で言う恋というやつか？
(不死とはいえ自分の命に支障がないと思っていてなおかつ気が緩んだんだろうかと考えながら自分のために他人を助けに行くなんてと予想を口にして)

リリィ
それもそうですね、美味しいものたくさん食べ少しでも御園の体が強くなると良いですね。御園の体を強くなるように考えなくてはですね
(家で良いもの食べてるもののまずはもう少し体重増やす事を目標にしようかと提案し)

総司
え…？(クロに恋かと言われ、思わずキョトンとしてしまい、少しづつ理解しては、顔が僅かに赤くなり、「僕は人間で、ロウレスは吸血鬼だし、生きてる時代も違うんだよ？そもそも僕も向こうも男だし」と否定というより、言い訳を並べており)

平助
いっぱい飯食って、いっぱい動いたら、強くなんじゃねぇか？(御園に合ってるかはわからないが、自分たちは沢山食べて、稽古で動きまくっているため、似たようなことをすればいいのではと伝えてみて)

クロ
んー人間と吸血鬼だから諦めるかはお前次第だな。ロウレスは大昔人間に恋した事があるらしい、その人が死 んでからロウレスは壊れたけど。でも恋って否定しない時点でお前はロウレスに恋してるんだろーなぁ。人間と吸血鬼とか世界がどうとかよりお前自身どうしたいかじゃねーか？
(ロウレスがどう思ってるかは本人にしか分からないものの少なからず興味は絶対あると言い切り)

リリィ
御園はすぐ疲れてリードの椅子で休んじゃいますが、大丈夫ですかね？
(長時間歩く事すら出来ない状態だと教えて)

総司
！…じゃあ、風間に連れ去られてムカついたり、不知火と楽しそうに話してたのが面白くなかったのって？(クロに恋ではと断定され、まだ違うと思いたいのか、嫉妬だと気付かず、質問していて)

平助
…じゃあ、まずは長時間動くことだな
あと、ぶっ倒れそうなくらいまで動いて、その間椅子禁止とか？(すぐに疲れるというリリィの言葉に、ありえないと言いたげに驚き、少し考えては、提案してみて)

クロ
あーーアレだ、ヤキモチってやつ？好きでもない奴にそんな感情は芽生えないらしい
(真昼に聞いた事をぼんやりと思い出しながらそう答え)
ロウレスのとこ行ってやれー誰だったかそういうのは早くしないと他の奴にかっさらわれるらしい

リリィ
ぶっ倒れそうな位………それは御園が怒る以前に有栖院家の人に半殺 しにされますよ
(お金持ちの家だから余計に怒らせてしまうと考えもう少し優しめでと頼み)

総司
！そっか、ふふ…(ヤキモチと聞き、なんだか納得がいき、笑みを零しては、「ありがと、面倒くさがりなお兄ちゃん」と言って立ち上がると、ロウレスの元に行き)

平助
そんなんじゃ体力つかねぇよ(優しめにと言われるも、優しくしては意味が無いと言い、「御園はちょっと疲れただけで座ってそうだし、オレが言えたことじゃねぇかもだけど、早くにしんじまいそうだよな」と言い)

クロ
………おー
(めんどくさがりという事に否定は出来ずとりあえず見送り真昼の所へ戻り)

リリィ
体が弱いのですからいきなりハードすぎて返って御園の体に悪いのでは？まず15分歩くとかから始めません？
(いきなりぶっ倒れる位やったら命が関わってしまいそうで困り)

総司
…何してるの？(ロウレスを見つけては、驚かせようと、背後からそう声を掛け)

平助
オレはあんまわかんねぇし、そばで見てるお前が何をどれくらいするか決めた方がいいんじゃねぇか？(御園と会ったばかりなため、よくは知らないため、リリィが決めるべきと言い)

ロウレス
何してるってリヒたんの看病ッスけど？
(気配で気付いていたのか驚く事はせず体拭いてあげるために水貰いに行ってたと手元の水を見て)

リリィ
ある程度体力付いたら走るとかしてみましょう、今度こっちの町を散歩という形でさせて歩かせても良いですか？
(異世界の自分たちが無闇に歩き回るのは良くないと思い大丈夫か許可もらおうと思って尋ね)

総司
それは真昼くんに任せて、僕と2人で話そうよ(驚かれなかった事に少し残念そうに思いつつ、看病は真昼にやらせろと言い)

平助
んー…問題ねぇかもだけど、お前らの服って俺らと違ぇから目立つし、不逞浪士に絡まれたりするかもしれねぇから、俺らの巡察の時に着いてったらいいんじゃねぇか？(御園とリリィが街を散歩するのは問題ないが、違いすぎる格好は目立つため、そのせいで絡まれる可能性があると伝え、巡察に同行すれば絡まれても対処出来ると思い、そう提案して)

ロウレス
話すのは良いッスけど、部屋の前でも良いッスか？
(何でも真昼に任せるのもどうかと思ってせめて部屋の前で良いならと話そうと思い)

リリィ
そういえばそうですね、この格好結構目立ちますね。では藤堂くんのその巡察というのに着いて行くという形を取りたいと思います
(平助の提案にそれが一番妥当と判断して頷き)

総司
いいよ、どこでも(流れによっては他の人に聞かれたくない話になると思い、周りに人がいないならどこでもいいと伝え)

平助
あ、巡察ってわかるか？(リリィの様子から、もしかすればわからないかもと思い、そう尋ねては、説明して、「だから、散歩にもなるし、何かあっても大丈夫だろ？」と言い)

ロウレス
話そうなんて眠れないんスか？
(疲れているであろう総司に眠れないのかと思って聞いてはリヒトの居る部屋へと向かい)

リリィ
巡察、分かりませんが見回りみたいなものですか？
(時代的にも見回って問題ないか確認しないといけないのだろうと推測して)

総司
…そんなんじゃないよ(寝れないのかと言われると首を横に振り、揶揄うような笑みを浮かべると、「もしかして、寝れないなら添い寝でもしてくれるの？」と冗談で言い)

平助
そうそう、町を見回って、取り締まってんだよ(リリィの言葉に頷き、「まぁ、町のヤツらには嫌な目すげぇ向けられるけどな」と言い)

ロウレス
添い寝はこっちに来た時一度してるじゃないッスか、ハリネズミで。
(部屋に着くとリヒトの近くに水をおいて部屋の外へ戻れば廊下に腰を下ろし)

リリィ
悪い事してる人たちからしたら嫌でしょうからね。
(悪い人たちからしたら捕まるかもしれないというヒヤヒヤ感からそういう目を向けてくるのだろうと苦笑いし)

総司
あれは添い寝っていうより、僕の部屋に泊まっただけじゃない(ロウレスの言葉に、くすくすと笑いながら、泊まっただけと言い、隣に座っては、少し深呼吸しては、「…風間に君を攫われて、なんかムカついたんだよね。それもあって、僕が自分から提案したんだよ、風間を誘き寄せた隙に君を助けに行くって」と言い)

平助
それもあるだろうけどよ、俺達もその不逞浪士と同じに見えんだろうな(自分たちと不逞浪士の区別など、町の人たちからすれば、人を斬っている以上同じだと苦笑しつつ言い)

ロウレス
そう言われたらそうかもッスね。…え？ムカついて、自ら助けに来たって、え！？なんで会ったばっかなのにそんなするんスか！？
(接点って言っても部屋に泊まった位で総司の言葉に混乱して)

リリィ
こちらの世界ではそれが日常となっているようですね…
(辛いというか悲しい時代でもあるのだなぁと眉下げて)

総司
その時は僕も知らなかったし、君が楽しそうに話してたのも凄いムカついた(恥ずかしさを必死に堪えつつ、不知火と楽しそうだった事もムカついたと素直に伝えては、「君の冗談も、あながち嘘じゃなかったみたい」と言い)

平助
…平和な世界になってくれりゃ、オレも嬉しいんだけどな(寂しそうに微笑みながら言って)