怪異犯罪対策課(〆)

怪異犯罪対策課(〆)

伏見静  2024-05-20 07:55:48 
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…新しいバディが来る、と伺っているので。
(お相手様決定済)

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  • No.94 by 伏見静  2024-06-12 16:35:46 


(伏見は貴方から掛けられる言葉に「…ええ、まあ。」と曖昧な返答を返しつつも、視線を肉塊から動かす様子は無い。刃に吸い込まれる血の勢いが徐々に弱まり、やがてぽたりぽたりと床に垂れ始めた頃─徐ろに日本刀の柄を掴むと肉塊からずるり、とそれを引き抜いた。刃から垂れる血液を近くにあった布で拭った後、漸くそれを腰に提げていた鞘へと戻す。「…"怪異犯罪対策課"と銘打ってるのに、どうして怪異の力を利用しているのか…って思いましたよねえ?…こうするしか無かったんですよお。"黒鉄の神"は、どうしようも無かったんです。」言い訳とも独り言ともつかない言葉をぼそりと零し、部屋の出口へと足を進めた。開いた扉の向こうには、普段と同じように─大和川がデスクに積み上がった書類の整理をしており、扉の音に反応したのか─彼女はくるり、と貴方たちの方を振り向く。「…うん?ああ、伏見か。次は、そうだな…うちの資料室でも案内してあげるのはどうだい?」彼女からの穏やかなトーンで投げ掛けられた問いに対し、伏見は少し押し黙った後─如何にも渋々と言った風体で首を縦に振った。「…はあ、まあ…構いませんけど。……行きましょうかあ。」そうしてそのままオフィスを後にし、向かったのは─以前、貴方と伏見が来たことのある資料室。相変わらず"怪異犯罪対策課"のラックは居心地が悪そうに部屋の隅へと押し込められており、それを抜きにした所で─"怪異犯罪対策課"の占めるスペースはあまりに狭かった。伏見はその狭苦しいスペースの中に滑り込み、貴方の方をくるりと向き直る。「…まあ、知ってると思いますが…ここが、うちの資料棚です。」と溜息混じりに口を開いて)

  • No.95 by 大狼暁久  2024-06-12 21:05:14 


(貴方の言葉に目を向け、疑問に思ったかどうかを問われればゆるく首を振り。「いえ……あまり疑問には思っていません。怪異に対抗するためには怪異の力を使わねばならぬ、というのは理解できますし」毒を以て毒を制す、要はそういうことなのだろうと理解を示す。それからおもむろに口を開くと「……怪異犯罪対策課であって、”怪異殲滅課”ではないでしょう?無害化できるなら手段は問わないということも、対策の一種でしょうから」と、前向きながらに慰めとも励ましともとれる言葉を投げ掛け。貴方がその言葉にどう思うかはわからないが、少なくとも此方が貴方や怪異犯罪対策課の現状に対して、マイナスイメージを抱いているわけではないと伝わればいい。する、と入ったときのように扉をすり抜けて出ていった貴方を追い、ふと護符の手入れに関してを聞いていないことに気付く。さりとて貴方も自分も既に部屋を出てしまっていた後で。あまり参考にはならないと前置きはされていたが、本当に参考にならなかった──そこまで考えて後ろ向きな感想を振り払う。要は武器を使ったら、使っただけ力を補充すればいいのだ。護符が何の力を使っているかはともかく。陰陽道ということは記憶しているが……。思考を巡らせている間にも話はちゃんと聞いていたようで、貴方の声かけに頷くと後をついて歩き。資料棚まで案内されると、顎に手をやっては一瞬の躊躇いの後に「調べもの以外ではあまり来ることはなさそうですね」と返して。資料しかないのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、道中ですれ違う者に奇異の視線を向けられることも考えれば足繁く通うことはないだろうと)

  • No.96 by 伏見静  2024-06-14 10:46:37 


(伏見は目に付いた真新しい資料─"かごめかごめ"のファイルを手に取り、「まあ、ですねえ…」と何とも曖昧な返答を返しつつ、貴方の言葉に緩く呟いた。どうやら伏見当人にも多少の自覚はあるらしく、その口調からは普段の嫌味っぽさが少しばかり抜け落ちている。その後は暫し押し黙り、ぱらぱら、と資料の頁を捲る音だけが資料室に満ちる─と、唐突にその静寂は途切れた。どうやら別の課が事件資料を探しに来たらしく、"あの資料どこやった"などと言い合う声が貴方と伏見の耳に届く。伏見はその声に反応すると面倒臭そうに資料から顔を上げ、貴方の方をじいっと見つめたかと思えば─ファイルを棚に戻し、「…面倒そうですから…帰りましょうかあ。」とだけ言葉を発した。そのまま貴方の横をすり抜け、迷路のような棚を迷う事なく抜けたかと思えば─資料室の扉に手を掛けた。だがタイミングが悪かったらしい、ちょうど入ってくる刑事たちと伏見が鉢合わせする形となってしまう。刑事たちは一瞬面食らったような表情を浮かべた後、"怪異犯罪対策課か"とでも言わんばかりに─伏見のことを無遠慮に眺めたかと思えばふん、と鼻で笑った。ふと、まだ年若い刑事が"俺らはあくせく走り回ってるってのに、お前らは呑気に資料の閲覧か?掃き溜め部署の癖に良いご身分だな"と嘲るような声を上げる。伏見ははあ、と面倒そうな溜息を一つ、その刑事をじとりとした眼差しで眺めたものの─特に何を言うでもなく、「…失礼」とだけ零しつつ、刑事たちの隙間をするりと抜けていった。挑発を無視されて苛立っているらしい刑事の矛先が、次は貴方へと向けられる。"大狼じゃねえか。お前も怪異犯罪対策課だろ?何でも捜査中に妙な言動とか行動したとか?"はん、と嘲るような笑い声を一つ、"死神と変人、お似合いのコンビだな"と口にした。その声に呼応するかのように他の刑事たちも笑い始め)

  • No.97 by 大狼暁久  2024-06-14 16:36:47 


(ふと聞こえた声に、自分も何かに目を通すか、と手にしていた資料から顔を上げる。同じタイミングで顔を上げた貴方と視線が絡み、次いで向けられた言葉には「はい」と返して。悪意ある噂話や道中で注がれた視線を思えば、面倒そうだというのは理解できる。資料をしまって後を追うと、貴方が刑事たちと鉢合わせしている場面に出くわした。それだけならばまだ何も思うことはなかったが──鼻で笑い、あろうことか嫌味を向けられれば良い気はしない。険しい表情をしそうになるのを堪えて、貴方に続いて資料室を出ようと足を踏み出し──聞こえた言葉にピタリと動きを止める。それが皮肉だとか、嘲りだというのはわかっているが、似合いだと言われて此方が不快になるとでも思っているんだろうかと呆れたような心地になり。ふ、と小さく息を入れ換えれば年若い刑事をひたりと見据えて目を細め。「似合いですか。今日組んだばかりのバディですが、別部署の先輩方にそう見えているなら何よりです─」穏やかに発した言葉は本心から。事実、引き寄せ体質の自分には殲滅の経験が豊富な貴方と相性が良いと一方的に思っている。続けて獰猛にも、挑戦的にも見える笑みを浮かべると「─苦労自慢は結構ですが、お忙しいなら俺たちに構う余裕はないのでは?それとも、別部署の者と立ち話で談笑することも仕事の内と?大変ですね、お疲れ様です」と、先程の”あくせく走り回っている”という言葉を取り上げて愉快そうな声音で言い。では失礼します、と吐いた言葉の意味を相手が咀嚼し終える前に、横をすり抜けて廊下に出る。背後から何か聞こえた気もしたが、仕事をこなしているのだろうと素知らぬ顔して貴方の元へ合流して)

(/大狼は冷静で理性的であってもことなかれ主義ではないので言い返してみました。毎回律儀に言い返すわけではないですが、噛みつかれてばかりは性に合わないという狼っぽい要素を少しだけ出したかった…!)

  • No.98 by 伏見静  2024-06-16 10:57:34 


(資料室を後にした伏見は、今資料室で何が起きているか、などには興味が無いようで─面倒臭そうな溜息を吐きながら怪異犯罪対策課のオフィスへと戻り、顔を上げて微笑む大和川への挨拶もそこそこに─自身のデスクにどかりと腰を下ろした。その後暫しの間、ぼんやりとした様子で薄暗い天井を見上げていたが─「…はは、また何か言われたな?伏見」書類整理が終わったらしい大和川の揶揄うような声に反応してじとりとした目線を向け、返事をする代わりに両肩を軽く竦めてみせる。「…ま、気にしてませんけどねえ。怪異にとっての"死神"なのは事実ですし。」その捻くれた物言いに大和川が苦笑した所で─貴方が戻ってくる、半開きの扉が僅かに開く音がオフィスに響いた。大和川は貴方の方に視線を向け、「やあ、お帰り。…本当にやる事がないだろう?他部署との情報共有…といったって、我々は神仏課と話をする程度だからね。」そこまで声を上げた所で、何かに気付いたかのように言葉を一旦止める。次いで、心做しかばつの悪そうな表情を浮かべつつ─「…おっと、そういえば…神仏課について詳しく話したことは無かったね、すまない。」と貴方に向けて頭を下げた。─彼女の話を総括すると、怪異犯罪対策課の協力者である"神仏課"なる部署は─呼称「知らずの神」という名の神的存在を保有する部署であり、怪異犯罪対策課で対処し切れない"何か"が出現した際に頼る場所であるとのこと。「知らずの神」は呪いなどのあらゆる物事を"無かった事"に出来る代わり1日に1度しか利用できず、自身に関連する人間以外が使用するとその人間諸共"無かった事"にしてしまう神であり、その神の使用権限は千葉という男に一任されていること。神仏課の面々は全て古い因習の残る村や神社の生まれであり、千葉は「知らずの神」を元々崇めていた、"ある季節になると複数の家から子供を3人選び、黒い着物を着せて動物を解体させる"という奇妙な風習が残る村の出身であるということ。大和川はそこまで語り終わった所でふうと息を吐き、「…ま、という訳だ。我々は怪異に対処することはできるが、所謂呪物に対処することはできない。そうなると、彼らの出番…という訳だね。」と締め括って微笑み)

(とても好きです…!)

  • No.99 by 大狼暁久  2024-06-16 19:41:43 

(戻るなり待機中の業務が何もないことを改めて大和川警視に言われ、肯定の代わりに苦笑を浮かべる。強いて挙げるなら殲滅に備えての軽い準備運動なり柔軟運動なり──殲滅などで急に激しく動いて足など痛めたくはない──を自主的にするくらいしか、待機中にやることが思い浮かばなかった。そのまま自分のデスクに着いたところで、言葉を切った大和川警視に首を傾げ。その理由は直後に明らかになり、ああと納得する。謝罪に対して「気にしないでください」と当たり障りのない返答を投げ掛けたところで、彼女の話に聞き入る。その反応は始めはただ真顔で頷くといったものだったが、次第に頭の中で情報を整理するように目線を空中にさ迷わせ。締め括りの言葉に「なるほど、わかりました」と頷きを返してから「個人的に色々と気になる部分はありますが、踏み込みすぎるのは良くなさそうですね」と感想を呟き。知らずの神──害がないだけであれも怪異の一種なのだろうか。あらゆる物事をなかった事にする力は便利だが、回数制限や縁付いた者しか利用できないという条件以外にも何か代償があるのではと考えてしまう。或いは”そう在る”存在であって代償などないのかもしれないが──考えても仕方ないかと首を振って。案内を受ける前にデスクに置いていっていたコーヒーのプルタブに指をかけて開け、ちびりと飲んではややぬるくなったそれで喉を潤して)

(/わーい!お気に召していただけたようで嬉しいです!)

  • No.100 by 伏見静  2024-06-20 13:48:11 


(伏見は暫しの間、大和川と貴方の話を黙って見守っていたが─ふと、デスクに放り出してある携帯に目線が落ちた。その後デスクに両手を着いたかと思えばすっくと立ち上がり、そのまま踵を返してオフィスの扉から出ていく背中に─「伏見、何処へ」大和川のごく軽い呼び掛けが届いたらしい。だが、かと言って特に彼女や貴方の方を振り向くという訳でも無く─「……別に、何でもありませんよ。…羽賀さんに呼ばれただけですから。」とだけ言い残し、「おい、伏見。」と呼び掛ける大和川の声も無視したままに─オフィスを後にしてしまった。貴方と大和川だけになった部屋に、暫しの気まずい沈黙が満ちた後─大和川は呆れたように肩を竦めながら溜息を一つ吐き出し、貴方に向けては何処か引き攣ったような苦笑いを浮かべてみせる。「…はあ、全く…すまないね。決して悪い奴では無いんだが、少し行動に突発的すぎるところが…おっと、相棒の君なら…改めて言わなくても分かるか。」─一方、オフィスを後にした伏見は廊下を猫背のままにのしのしと歩き、彼に連絡を寄越した当人である羽賀の待つ場所─神仏課のオフィス前へと到着した。相変わらずへらへらとした軽薄な笑みを浮かべたまま、「や」と軽い調子で手を振る羽賀にじとりとした目線を向けつつも─「…どうも。」と頭を下げる。羽賀は伏見に頭を上げさせた後、振っていた手とは逆の手を差し出す─そこには真新しい護符が乗せられており、怪訝な表情をする伏見に対して羽賀は「これ、オーガミくんに渡してあげてよ。前のやつは情報料代わりだったからさ、退魔の力が弱かったんだよね~。でも、これはちゃんと書き直したやつだからさ…パワーは比べ物になんないよ?」と悪戯っぽく笑ってみせた。伏見ははあ、だのああ、だのと呆れたような声を発しつつ、その護符を受け取ると再び怪異犯罪対策課のオフィスへと戻ってきて)

(返信が遅れて申し訳ございません…)

  • No.101 by 主!  2024-06-20 15:51:06 

主/よろしくお願いします!

  • No.102 by 主!  2024-06-20 15:54:27 

主/私、オリキャラを使用するんですけど、いいですか、?
(もしいいなら、設定を載せるので見てください!)

  • No.103 by 伏見静  2024-06-20 15:55:58 

>101

(関係の無い方のコメントはお控えください。)

  • No.104 by 主!  2024-06-20 15:56:21 

主/もし、みなさんが、私のオリキャラの設定とかを許可してくれた場合は、そのオリキャラを使用します!

  • No.106 by 伏見静  2024-06-20 16:00:57 

>101
102
104
105様

(大変失礼ですが、コメントの意味を理解していらっしゃいますか?>102でこのトピックに関係の無いコメントはお止めください、と申し上げているのですが。)

  • No.108 by 大狼暁久  2024-06-21 11:10:01 

(貴方が立ち上がったのを見て浮かせかけた腰を、会話を聞いて再び沈める。貴方の呼び掛けが無い以上はついていくべきではない。するりとドアをすり抜けていく背中を見送ると大和川警視の言葉に曖昧な笑みを一つ返して「そうですね、慣れるまで驚かされるばかりになりそうです」と口にする。無意識ではあるが、貴方に合わせようという思考が前提にあると受け取れる言葉だった。デスクに置いたコーヒー缶を持ち上げ、もう一度喉を潤す。理想的なのは目配せ一つで意図を察することができるバディなのだが──かなり長い付き合いが必要になるだろう。「そういえば、伏見警部補はいつからこの部署に?配属当初からああいう感じだったのですか?」ふと浮かんだ貴方への興味をそのまま大和川警視へと向ける。本人に聞かないのは幾ら好意的な問いであっても不躾だろうと思ってのことで。答えを知る前に戻ってきた貴方に、質問を聞かれてはいなかったかと気まずそうに目線を泳がせておかえりなさい、と声をかけて)

(/何やら妙な方がいらっしゃっていたようで、昨日はお疲れ様でした。1対1カテゴリの意味を深く考えない方がいるのは嘆かわしいですね……。返信遅れに関しては気にしていませんが、一週間以上は間が開きそうだと思った場合はご連絡くださると嬉しいです!重ねて申し上げますが、昨日は本当にお疲れ様でした。迅速かつ毅然とした対応、素晴らしかったです!)

  • No.109 by 伏見静  2024-06-21 12:10:39 


(部屋に入ってきた伏見は、貴方と大和川をさして興味も無さそうにちらりと一瞥しただけで─「…はあ、どうも。」と普段通り、何処か気の抜けたような生返事を返す。大和川は貴方の問い掛けにううん、と首を捻った後、何を思ったか─伏見当人に対し、「伏見。大狼くんに"あの事"を話しても構わないかい?」とぼかしてはいるものの、半ば直接的にも近い問い掛けを投げた。その言葉に反応した伏見の眉がぴくり、と動いたかと思えば─面倒臭そうに視線を持ち上げ、大和川を見据えては「…はあ、まあ。…大和川警視が、大狼巡査を信用できると思うなら…別に良いですけど。隠すようなことでもありませんしねえ。」と億劫さが滲み出る口調で答えた後、デスクにどすんと腰を下ろす。大和川はふ、と軽く微笑んでから頷き、貴方に向き直って─普段通りの、穏やかで明朗な笑みを唇の端に浮かべて口を開いた。「…伏見はね、この部署が設立された当初からのメンバーだよ。元々は私と伏見、そして─高槻の3人しか所属していなかったんだ。伏見は昔からずっとああだったよ…今も相変わらず掴めなくて、不気味で、不思議な男だ。」そこまで語り終わったところで彼女は一旦言葉を切り、既に興味を無くして目を閉じている伏見を一瞥した後─打って変わって真剣な表情を浮かべる。「…うちにはもう一人…伏見の"前の"相棒、まあいわゆる…君の"前任"だね。その人物が所属していたんだ。でも、彼は…」そこで一瞬口籠ったものの、意を決したように唇を噛んで言葉を続けた。「怪異に殺されたんだ。…それも…伏見の、目の前でね。…それを引きずってる、という訳じゃないとは思うんだが…伏見は、君が来るまではバディ候補を徹底的に拒絶し続けていたのさ。…見ている限り、伏見は君の事を嫌っている訳じゃない。」睡眠を阻害されて苛立っているのか─眉間に皺を寄せ、ううん、と低い声で唸り始めた伏見を一瞥し、彼女は言葉を止める。「…だから、君には改めて頼みたい。…伏見を、私の大事な部下を…どうか、見捨てないでやってくれ。」大和川はそう締め括り、貴方に向けて深々と頭を下げ)

(そうですね…急に来られたので驚きましたが、勝手に一人で話を進めているところを見るに何も反応せずに放置すると余計にひどくなるのでは、と思いましたので…。了解致しました…!遅れそうな際は連絡させて頂きますね…!)

  • No.110 by 大狼暁久  2024-06-23 01:35:54 

(大和川警視が貴方に対して放った問いかけに、本人を抜きにして不躾な質問をしていたことがバレやしないかと薄茶色の瞳を泳がせて。自分のデスクに戻る貴方の様子からして、気を悪くされたりはしていなさそうだと判断しほっと息をつく。「設立当初から……」大和川警視の話を聞いて、思わず漏れ出た呟き。目の隈や痩せた頬でわかりにくいが、年の頃は自分と殆ど同じであろう貴方が卓越した判断能力や高い殲滅力を持つ理由に納得がいった。次いで語られる前任の話には目を丸くして。以前のバディ候補から死神とバディを組むのは不快だなんだと言われていたことは聞いていたが、そういえば前任のバディの話は聞いたことがなかったように思う。道理で死ぬなと言われるわけだ、と目線を動かして貴方を一度見つめ、それから深々と頭を下げた大和川警視に「頭を、上げてください」と静かな声で伝える。貴方の睡眠を阻害しないよう声を潜めてはいるが、その声には芯が通っていて。「一個人の考えですが、誰かを見捨てた人間は、誰かに見捨てられても文句は言えないと思っていまして。……俺は見捨てられたら文句を言いたい人間なので、自分から誰かを見捨てることはありません」と、真顔で私情を明かし。それからふと表情を緩め、微笑みを浮かべ。「伏見警部補のことは掴み所のない人だとは思っていますが、好ましくも思っています。見捨てようなどとは思いません」不気味で、不思議で、だからこそ面白い人だと思う。相棒になれて良かった──とまではまだ出会ったばかりなので言わないが、共に行動していて苦を感じないことは確かなため、その思いを言葉に乗せて。言い終えてから気恥ずかしい内容を聞かれてはいないかと貴方に再度視線を向けて確認を)

  • No.111 by 伏見静  2024-06-24 20:58:40 


(「………」伏見は貴方の視線に気付く様子もなく、呑気に寝息まで立てて─ごく静かに寝入っている。顔を上げた大和川も貴方に釣られるようにして目線を伏見へと向けた後、改めて貴方へと視線を戻しながら─「……ありがとう。そう言って貰えると、嬉しいよ。」普段と同じ、穏やかで快活な笑みを浮かべてみせた。その後、彼女は大きく伸びをしながら何がしかの作業に戻り、暫しの沈黙がオフィス内に満ちる。─と。ふと、その静寂を断ち切るかのように─伏見が大きく欠伸をしつつ、クマの浮かぶ瞳をゆったりと開いた。「……お話は終わりましたかあ?」と間延びした口調で貴方に問い掛けつつも、やはり答えは聞かぬままに先程の大和川と同じような伸びを一つ。感情の読めない表情のまま大和川のデスクにひょい、と手を伸ばしたかと思うと─必要最低限の情報だけが几帳面にファイリングされた『かごめかごめ』の資料を手に取り、退屈そうにページをぱらぱらと捲る。"神仏課持込済:責任者 千葉亮司"と赤文字で銘打たれたその資料には、つい数時間前に貴方と伏見が相手をした怪異の情報が記されていた。伏見はふと視線を上げたかと思うと、貴方に向けてそのファイルを揺らしながら「……見ますかあ?」と問い掛けて)

  • No.112 by 大狼暁久  2024-06-25 09:43:23 

(大和川警視の言葉に返事はせずともふ、と笑みを返し、それから懐の護符を取り出して少しの間眺める。他の武器を選ぼうとするとうなじがピリつくのは何故なのか、考えても答えは出ずにしげしげと観察し。貴方が動いたのを見とめて懐に護符をしまい直すと「終わりました」と答え、貴方が引き寄せたファイルを目で追って。興味の眼差しに気付いてか視線を上げた貴方とパッチリ目が合うと、気まずげに目を逸ら──そうとして、揺らされたファイルに動きを止め。「見ます」とハッキリした声音で言い切るのは興味半分、手持ちぶさた半分で。席を立ち、貴方のデスクに歩み寄る姿は落ち着いているが、どこか飼い主に呼ばれた大型犬のようなそわそわとした雰囲気を纏って)

(/今週からリアル多忙につき、少々返事が遅れぎみになりそうです。なるべく早めのお返事を心がけますが、日数が開いてしまうかもしれません。すみません……!)

  • No.113 by 伏見静  2024-06-25 12:51:05 


(どうやら伏見は、気まぐれに声を掛けただけだったらしい。自身の掛けた言葉に露骨に反応して近寄ってきた貴方をちらりと一瞥したかと思えば─手にしていたファイルをもう一度だけぱらぱらと捲った後、それを貴方に差し出しつつ「…はあ、お好きにどうぞ。中の情報が"消える"前に見てくださいねえ。」と声を掛けた。ファイルを完全に貴方に手渡した後、伏見は大きく伸びをして─何かを思い出したように「あ」と小さく声を上げる。スーツの胸ポケットに入っている、几帳面に小さく畳まれた紙切れ─羽賀から渡された護符を手に取り、ぞんざいな手付きでそれを広げた。幸い、畳まれていたお陰で千切れたりはしていないらしい─手の平より少し大きなサイズの、縦に長い和紙には何か分からぬ言語が筆で綴られており、心做しか─貴方が手にしているものよりも厳かな雰囲気を放っている。伏見は破れたりしていないかだけをざっと検分した後、それを掴むと「…これ、羽賀さんから預かってまして。…『ホンモノ』…だそうですよ。」─貴方に向けて護符を差し出しつつ、今しがた貴方の懐に仕舞われた護符を指差し)

(了解です…!お気になさらず…!)

  • No.114 by 大狼暁久  2024-06-27 09:28:47 


(「”消える”……まさか、あの神の影響ですか?」ファイルを受け取り、掛けられた言葉の意味に思考を巡らせて。どこまで無かった事になるのかわからないが──記録まで消えてしまうものなのかと空恐ろしい思いを驚きと共に一言溢し、開いたページに目を通す。中身は資料室にあったファイルの例に漏れず、簡易的な情報のみが記されている。紙の上に並ぶ字を目で追っては怪異の情報に目を通し、もし消えるとするならこの部分だろうと予測を立てた。怪異の存在そのもの、発生自体が無かったことになるのなら、情報が残るはずもない。理解できなくとも道理である。「……記憶は消えないだろうな」恐る恐るといった呟きは貴方に向けてというよりも独り言で。理解できぬ存在への恐怖が再び沸き上がってくるのを苦々しく思っていると、貴方があげた声に顔を上げる。差し出された護符に目を留めて「羽賀さんからですか?ありがとうございます」とファイルを一度机に置き、護符に手を伸ばして。「…っ」触れた瞬間に手の内から脳天まで走った何がしかの感覚に瞳を揺らすと、護符を手にしたまま額に手を当てる。そのまま一度二度頭を振って感覚を逃がすと「…護符の違いはわかりませんが、強力なものだということはわかりました」と眉間に皺を寄せたまま頷き。懐にあった三枚の護符を取り出しては、新たに貰ったそれと見比べて──「今までのと合わせて使うのは、ありでしょうか」と首を傾げ)

(/強力な護符をいただけたとのことでしたので、御縁も強力になったような描写を挟んでみました。特に何かが強化されたというわけではありませんが、今後大狼に強化が入る際に心なしか強化率が上がる……といいな~!
それから新しく貰った護符に関しての質問なのですが、現在持っている三枚それぞれの上位互換として三枚いただけたのか、或いは現在持っている護符の力が全て統合された一枚をいただけたのか、枚数と能力に関して認識のすり合わせを行いたく思います!複数枚であればその様に描写されていると思うので多分一枚なのだろう、と思っていますが、すれ違いがあったら大変なので念のため……!)

  • No.115 by 伏見静  2024-06-29 16:20:40 


(伏見は貴方に護符を手渡し、一仕事終えたとでも言わんばかりに息を吐き出す。貴方の呟きを耳聡く拾ったらしい伏見は、嘲笑うように鼻から息を吐き出した後─椅子に深く腰を下ろす。キャスター部分がぎい、と僅かに軋む音を立てているのもお構い無しに腰を伸ばし、貴方に向けて「…まあ、別に…記憶までは消えないと思いますよお。あれはただ、それが"在った"という事実を無くすだけですからねえ。」と呟いた─と、その言葉が終わるか否か。『かごめかごめ』のファイルに綴られていた文字が空中に浮かび上がり、空気に溶けるかのように消えていった─伏見はその光景を退屈そうな眼差しで見守り、猫のように大きな欠伸を一つ。貴方の問い掛けには大して興味もなさそうな雰囲気を保ったままに「…はあ、別に羽賀さんから使い方の指定はありませんでしたし…お好きにどうぞ?」と、聞きようによっては些か呑気にも聞こえる返答を返した。その後は一切の興味を無くしたかのように首の辺りに手を当て、ごきごきと骨を鳴らしながら緩く目を伏せて)

(その認識で大丈夫です…!書き方が曖昧で申し訳ございません…!)

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