貴女が創る物語

ルージュ、朝だから起きてください
（彼女の監視とは少し関係ないが
朝を起こすのが身についたため今日も
彼女の部屋に行き、肩を揺らし）

（/すみません、やはり自分から始めさせて頂きます。勝手なことをしてしまいすみません）

ｱﾙﾄﾙｰｼﾞｭ：……っ……、もう朝……？

おはよう…ございます……?

(深い眠りの中で、ウトウトしていたのだが身体を揺さぶられて、目を擦りながら ゆっくりと起き上がる。眠そうな顔を浮かばせながらも周囲を見渡すと、彼の姿を見つけて寝惚けながらも朝の挨拶を口にして)

はい、おはようございます
(可愛らしい声で挨拶をした彼女の頭を優しく
撫で、もう一度おはようと言い)

(何を思ったのかルージュに抱き着き)
ルージュ、このあと兄貴とお見合いがある、、
ごめん、、父様が無理矢理でもさせるって言って聞かなかった、、、ごめん、
(本当に申し訳ないと思っているのか声のトーンが低く
母に縋るように彼女に抱きつく)

(/上げておきます

ｱﾙﾄﾙｰｼﾞｭ：見合い……？
結婚させられる、ということ……?


(見合いと言われても寝ぼけた頭では、まだ上手く理解出来ないのか、どういうことなのかと首を傾げるｱﾙﾄﾙｰｼﾞｭ。だが少しずつ頭が覚醒してきたのか、直ぐに彼のお兄さんと結婚させられるのだと理解してきて、恐る恐る問いかけて)

いや、とりあえず一時間程話してみて
ルージュが了承するなら結婚するっと言っていた
(起きてすぐにする話ではなかったと後悔しながら
父が言っていた内容を言い落ち着かせる為に頭を撫で)