陰キャ君に負けるヤンキー

…ま～、そうでしょうね…

(聞いたことがないと言った由樹くんを見て少し罪悪感が湧いたが、イヤイヤ嘘は言ってないし、と首を振り)

…暇、ですね。します？買い食い
僕、パピコ食いたいです

パピコ美味いよね！
俺も食いたい！
俺買ってこよっか？
(可愛い可愛い人前で言われてまた顔紅くなるのが恥ずかしくて)

や、そんな悪い……じゃあ、お願いしてもいいですか？
ハイ、お金渡しときますね

(人の善意を断るのも…と思い、ポケットからミニサイズの財布を取り出しては由樹くんに手渡して、)

ん、別にいいよ？お金、、
じゃ、行ってくるー！
(子供のようににこっと太陽のように明るい笑顔を見せて行く)

……うわ、わ

(由樹くんが去ってから、へたりと力なく地面に座り込んで)

かっわいい………

……うわ、わ

(由樹くんが去ってから、へたりと力なく地面に座り込んで)

かっわいい………

えと、、まぁ、これでいっか、
食えるっしょ。
(たたっと小走りで戻り、)
翔太ー！買ってきたぞー！

うわっやばいツンデレヤンキーの無邪気小走りやばい…
好き…結婚しよ……

(自分の名前が聞こえ、振り向くと走り寄ってきてくれる由樹くんの姿が見え、座り込んだまま顔を手で覆ってオタク化してしまい)

えとー、大丈夫そ？
(我ながらはしゃぎ過ぎたな、と思い少し減速しながら)
ほい。
(相手の頬にパピコをくっつけて)

うわっっ、冷た！！ちょっと、やめてよ由樹くん

(そう言って、頬に当たるパピコを受け取りありがとう、と感謝を伝えて)

ごめんごめん。
しゃがんでたから具合悪いのかなと思って。
(はは、と笑って)

僕を心配する可愛い系ヤンキー…………？
は？薄い本が厚くなりますが？エグい悶え死ぬ結婚しよ？

(由樹くんの笑顔の破壊力に早口が止まらず、最終的には勢いでプロポーズしたのち、1人冷静になって)

……だ、大丈夫デス。心配してくれてありがとね

うん、もう俺お前が何言ってるかもわかんなくなってきた。
あと可愛くない。
なんならお前の反応の方が可愛かったよ～？
(ヲタク丸出しなの面白いしなんか可愛いし、と笑いつつパピコを食べる(飲むが正解なのかもよくわからん))

僕は可愛くないですってば。もう

(自分に向けられた「可愛い」という発言にむっとしながら、由樹くんが買ってきてくれたパピコをぱきんと割り、蓋部分を千切って口をつけ)

ん、うま。もし次があったら今度は僕が奢りますからね

はは、
反応可愛いと思うけどなー、
俺なんかよりも
(にや、と少し意地悪な笑顔を見せて、)
奢ってくれんの？それは有難いけど今回もお前の金じゃん。
(俺全然奢るけど？なんならもうカツアゲみたいになっちゃうじゃん、と少し首を傾げながら)

(/一旦上げ)

【/上げます。】

【/上げー。】

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