ヌシ 2024-05-08 18:52:31 |
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なんだよソレ。夢ねえな、サンタが親でしたって感覚と一緒じゃん(あまりにも弱々なアームに不服そうな雰囲気を醸し出していると、相手から感心の言葉をかけられたのでまぁな!と単純御曹司はころっと機嫌が直って。そして全く掴む気のない理由を聞くとなんとも夢のない現実的な話で、シンプルに金の自由がない純粋無垢な子ども達が可哀想だと感じるものの大人の事情も理解はできて。どんな理由があるにしても欲しい物は絶対に手に入れる主義な為、目の前の自分達に似た熊のぬいぐるみは確実にゲットする気満々で、自分はツイている人間だと思っているので早めに取れたらいいなくらいの精神で再び100円玉を投入して。それから同じ動作を5回繰り返したところでアームはがっちりとぬいぐるみを掴み、持ち上げ、そのまま穴へと落ちていき。景品口から白熊のぬいぐるみを取り出すと「取れた!ビギナーズラック発揮した?俺!へへッ」と目をきらっきら輝かせ、興奮からか頬を紅潮させながら笑顔で相手に見せびらかして)
うん、発揮した。いいなーお前、お金持ちの家の住民じゃん。……じゃあ次は俺ね。レオグマはチョキの隣に置いて俺の話し相手2号にする(周りに次は取れるかなとワクワクしながらUFOキャッチャーをしている子供たちがチラホラ見られ、それを横目に相手の例え話に確かにと胸中で頷く。取れるまでのからくりが分かったからと言って相手が諦める訳もなく、寧ろなんだか先程より取る気満々でアームを動かしている所を隣でぼーっと見ていると、明るい音楽と共におめでとう!と機械音声が聞こえて取れたことを知らされる。ぬいぐるみを見せびらかしながら頬を紅く染めて嬉しそうに笑う相手がなんだか可愛く見え、彼の部屋に置かれるであろう白熊の頭をポンっと叩きながら、口では白熊の未来を羨みつつ、心はえー…なんか俺ヘンかもとザワつきが気になってしまい。自身もUFOキャッチャーに集中すれば幾分か落ち着くだろうと紫の熊は自分が取ると宣言し、「それしまってて」と手を付けていない方の紙コップを財布にしまうよう相手に促して、ボタンの前に立てば即座に100円を投入し始めて)
ふはっ、お前可愛いとこあるよな(この調子で紫の相手曰く自分に似ているらしい熊も救出するぞと意気込んでいたが、どうやら次は相手の番なようで、欲しい理由はチョキに続いて話し相手2号にするというとても可愛らしいものだったので、数回目をぱちくりさせてから思わず小さく吹き出して。チョキを迎えた理由を聞いた時から可愛い部分があることは知っていたが、改めてそれを実感したので笑顔のまま上記を述べて。相手の異変に気づくことなく手を付けていない方の紙コップの100円玉をしまうように促されるとおう、と言う通りに全て財布に戻し、大事そうに白熊のぬいぐるみを抱き直せば「ナギ、友達救出してもらおうな」とちゃっかりナギと命名しており、フレーフレーとナギの手を動かしながら救出成功するようエールを送り始めて)
…レオに言われたくない。……おい白熊、お前の相方、俺が今すぐ救出してやんよ(ボタンを操作し始めた所でぬいぐるみの腕を動かしエールを送ってくれている姿が筐体のガラスに反射しているのが見え。その可愛らしい姿に動揺したのか、ぬいぐるみのタグにアームの先端を差し込むという緻密な操作をするはずが随分ズレてしまい、空を掴む虚しいアームを背に可愛いとかどっちがだよという気持ちを込めてジト目で相手を見つめながら不服を唱えて。相手が呼んでいた″ナギ″が自分のことではなく、抱えている白熊の事だと理解すると、心做しかナギの表情が我が物顔をしているように見えて。レオにとっての″ナギ″は自分だけで十分だと、エゴを瞳に宿しながら白熊の頭を鷲掴みにして上記を述べて)
(/またすぐに現れてしまってすみません…!お察しかとは思いますが、勝手ながら少しずつ凪から玲王へ矢印出し始めてます…!そして急に思い出したのですが、自分ディズニーで遊ぶシチュ大好き人間なので、お付き合いできた暁にはディズニーデートとかもしてみたいです!!!
亀返信のくせにやってみたいシチュは増える一方ですみません泣
返信早められるように頑張ります…!!独り言のようなものなので蹴っても大丈夫です。)
ん?…ちょ、ナギが潰れちまうだろ(空を掴むアームを見てゲーセン、UFOキャッチャー初心者の自分からしてみれば何処狙ってんだ?と不思議で仕方なく、ジト目で自分には言われたくないと言われると何のことかさっぱりで小首傾げて。突然、自分の腕の中にいるナギの頭を鷲掴みにしたかと思えば、普段より少しばかり荒目の口調で話す相手の姿に吃驚したのか少し固まってしまい。はっと直様我に返ると掴まれたことになって変形してしまっているナギを庇うように相手に背を向けては上記を述べて。可哀想に、と形を整えながら顔だけそちらに向けると「早く救出して次はぷりくら行くぞ、天才」と取れると信じているのでにっと笑顔で軽く言ってみせて)
(/凪くんがひたすら可愛すぎて悶えてます。矢印の出方がまたいい…玲王はどこで出そうかな…!
ディズニー最高です!絶対やりましょう、カチューシャ付けさせたい。
ご自分のペースで構いませんのでお気になさらず…!シチュ提案していただけるの嬉しいのでどんどんおっしゃってください^^)
YES BOSS…ゲームなら俺の得意分野だし(正直なところUFOキャッチャー改めクレーンゲームは少し齧った程度であり、先程成功させる予定だった巧妙なプレーもどこかで見た動画を見よう見まねでやってみただけであるのだが、その名に″ゲーム″と付くのであれば自分に出来ない訳がないと持ち前のセンスで再度ぬいぐるみのタグを狙い。相手に庇われた白熊にこれ以上玲王を取られまいと集中して操作をすればアームの爪は見事タグに引っかかり、そのまま持ち上げてアームが開くのと同時にストンと穴に落ちて。景品口から紫の熊を取り出し、相手の顔の横へ持って行くと「うん、やっぱり似てる。…ゲーセンにいる間はレオがコレ持ってて」と相手の抱えるナギを取り上げては自身の取ったレオグマを抱えさせて)
(/ありがとうございます!!常に不安しかないのでそう言っていただけて嬉しいです…!凪には何だこれ何だこの感情知りたいってさせたいので今の所は恋愛ばぶちゃんです。どこでもバッチコイです!!!
カチューシャ付けさせたいめちゃくちゃ分かります。是非付けさせましょう!!ご配慮までありがとうございます。また何か思い付きましたら言いますね!ヌシ様もあれば是非教えて下さい!)
す…すげえ、すげえよ凪!なんだよ今の!確率無視じゃんッ(珍しく集中している姿を見て、これ以降は応援せず黙って静かに見守ることにして。しかし、また変な部分を掴もうとしているのを見て思わず声が出そうになったがアームの爪はタグに引っかかり、持ち上がった紫熊はそのまま運ばれ景品口に落ちていったのを見てポカンと呆気にとられていて。自分の顔と見比べてやっぱり似てると言われ、此処にいる間はナギではなくレオグマを持つようにとされるがままの状態で受け取ると、漸く我に返り肩を組めば自分が取った時より興奮した様子で褒めまくり「この調子で次はぷりくらだ!」とどんなものかも場所も分かっていないのに肩を組んだまま歩き出して)
(/何だこれ何だこの感情の恋愛バブちゃん凪くん可愛い!玲王は多分理解するけど認めてしまっていいのか分からないタイプですね…。
ブルーロック行く前なのでなんでもできますよね…!あれやりたいこれやりたい言うと思うのでよろしくお願い致します!)
うぇっ、…前に動画で見たやつ、やってみたら出来た(興奮した様子の相手に肩を組まれると、その勢いに思わず呻き声を出して。気のせいかもしれないが、白熊を取れた時よりも喜んでくれている気がして、相手の興味が自身に注がれてることに居心地の良さを感じている様で。とは言ってもプリクラは未だ乗り気でなく、「プリクラのこと忘れてなかったんだ…あー、そう言えばさっきもなんか言ってたね。レオ、多分こっち。あと俺トイレ行ってきていい?」とぬいぐるみを取る前の相手の言葉に肯定したことを少し後悔しつつ、プリクラコーナーとは真逆へ歩き出す相手の制服を引っ張って制止し、行ったこともない場所だったが、店の配置図の記憶を辿って正しい方向を指さした後、1人でプリクラの所まで行けるかの意を込めて許可を求め)
(/おわ……絶対そうです…。ヌシ様の玲王の解像度高すぎませんか…??そうなんですよ!是非是非!!
あと玲王がソロでいる所をやっぱり逆ナンしたいな~と思ったので、凪は御手洗に行かせることにしました。凪はトイレなんかしない!!!!(生理現象なのでしてると思います)と心が叫んでます笑)
お前はほんと才能の塊だよな、さすが俺の宝物!…お、じゃ先行っとく、ナギは俺が預かっとくから(練習したわけでもなく動画を見てやってみたら出来た、なんて天才としか言いようがないとサッカー以外でも才能を見せる相手にベタ褒めを続けて。上機嫌のまま次の目標へと進もうとしたところを制止されるとどうやら真逆だったようで、プリクラを嫌々している割になんだかんだで付き合ってくれるだろう相手に僅かに表情を緩ませ、トイレに行きたいと言われるとこくりと頷き、先ほど取り上げられたナギを相手の腕の中から再び回収して。相手の指を差す方を確認するなり任せろ、と親指を立ててからひらりと手を振り一度別れ、一人プリクラコーナーに向かっていると先ほどよりも明らかに女子高生を中心に若い女子達が増えてきたので小首傾げ、取り敢えずコーナーの入口付近で相手を待とうと壁に凭れれば通りかかる女子達がこちらを見てカッコいいだのなんだのきゃーきゃー騒いでいるので一応愛想笑いを浮かべておいて)
(/いやいや、それを言うなら背後様の凪くんの方が…!
了解です!括弧笑ってしまいましたw玲王もしない!(生理現象なのでします)モブJK楽しみです…。)
うん…(ナギとレオグマを抱えてひらりと手を振る相手の背中を少し不安気に数秒見つめ、さすがにトイレに行っている数分くらいは大丈夫だろうと思い直せば自身も目的の場所を目指し)
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__ねぇ、誰か待ってるの?彼女さんとか…?(撮った写真のプリントアウト中、周りが先程よりザワついていることが気になり、辺りを見渡せば事の発端が目に入る。背が高く、有名な進学校の制服を身に纏った紫髪のイケメンくん。オマケに可愛いぬいぐるみ付き。これは騒いでしまうのも頷ける。声を掛けようかと迷っているヒソヒソ声が聞こえ始める中、プリクラの回収は友人に任せ、緩く毛先が巻かれたセミロングの茶髪を揺らしながらただ一人躊躇いなど無い様子で彼に近付き、声を掛ける。何を隠そう、この少女は先日彼氏にフラれたばかりなのである。あぁ、アイツにフラれたのってこの人に会えるからだったのか、とすぐ行動に移せたのも少し自暴自棄になっていたからであろう。今日は化粧ノリも跳ね上げラインもバッチリキマっている。男子が好きであろう″可愛い″を全開に「ふふっ、その子達キミが持ってるのも可愛いけど袋に入れなよ。使う?」とさっき貰ったゲーセンに配備されている袋を差し出して)
(/いやいや!私の凪の解像度は低すぎてもはやモザイクかかってそうです笑 凪誠士郎もどき…
期待外れなJKちゃんだったらすみません…!!一応モブなのにめっちゃしっかりロル描写しちゃいました…メインの凪よ、早く帰って来い…。
ヌシ様とのお話も楽しすぎてついついでしゃばってしまいすみません…!そろそろ消えますね汗)
いや、友達だけど(相手を待っている間に少し離れた場所に女子の塊が徐々に増えてきてこちらを見てチラチラヒソヒソ話す光景に俺ってほんとモテすぎだよな、なんて恥ずかしげもなく自画自賛し、居づらいので場所を変えようとしたところに一人の少女に声をかけられたのでそちらに体を向けながら上記を述べて。姿を視界に入れると見たことのない制服に身を包んだ少女は化粧もバッチリとキメていて如何にも今時の女子高生という感じで。しかし、彼の場合は男子が好きであろう可愛いを全開に見せられても特に感情が昂る等一切なく、何時もと何ら変わらない様子で差し出された袋を見てはこのクマ達も見られる原因の一つなのかと納得し、なんだか可哀想なので抱っこしておいてあげたい(特にナギ)気持ちもあるが今の状況では仕方ないと自分に言い聞かせ袋を受け取ると「見ず知らずの相手にありがとう、助かる!じゃあ」と早速二体のクマ達を貰った袋に入れては笑顔で軽く手を振りその場を去ろうとして)
(/もどきじゃないです!とても好きです。私の玲王見てください、女子にこんなあっさりでしたっけ!迷子です;;モブJKちゃん冗談抜きでドンピシャで最高ですw絡むの楽しい…。
こちらも楽しくて長々とすみません…!また何かあればよろしくお願い致します/蹴り可)
…え?あ、まッ、待って!!…あ、あ~えっとぉ……キミみたいなカッコイイ子がさ、この辺に1人でいると絶対声掛けられまくって大変だし…友達来るまででいいからちょっと話してようよ!ね?(彼の浮かべる笑顔にマジで顔が良いんだけど…と見蕩れそうになり若干反応が遅れたが、去ろうとする相手の腕を咄嗟に掴んで。自分で言うのも何だが顔もスタイルも良い方だと思っている。だからこそ自身がフラれた側なのがとことん気に食わないのだが。大抵声を掛ければ男子はホイホイと付いてくるし、寧ろ声を掛けられる方が多い。…ならこの人は何故なにも反応を示さないどころか此処から立ち去ろうとしているのだろうか。袋は受け取ってくれたから恐らく警戒はされていないはずなのに…。予想外な事に言葉が詰まるが、このチャンスを逃す訳にはいかないためアドリブで一緒にいれるような言い訳を必死に考える。パッと思いついた事を反射でそのまま口走ると、イケメンくんもこれは無下に出来ないだろうと腕を掴む力をきゅっと少し強めれば上目遣いと共に最後の言葉を述べて)
(/ありがとうございます!泣泣泣
凪とサッカー始めてからは絶対女子の対応あっさりしてると思います!そして自己肯定感MAX&特にナギグマ抱っこしてたい玲王ぴ非常に好です。
凪とモブJKちゃんでロル描写少し変えてるつもりなので上手く表現出来てれば嬉しいです…!こちらこそよろしくお願い致します!こちらも失礼しますね。)
!…んー、分かった。でも多分すぐ来ると思うからちょっとしか話せないけど(まさか腕を掴まれるとは思っていなかったので、予想外のことに少しばかり驚いた表情を浮かべながら足を止めそちらに顔を向けて。まだ何か用があるのだろうかと耳を傾けるとそれは自分のことを気に掛ける内容で、袋を譲ってくれた時は単なる親切心で声をかけてくれたのかと思っていたがこの感じだと結局のところ相手も自分に好意があることをなんとなく察して。しかし、相手の言う通りこのまま待ち続けていると少し離れてこちらをチラチラ見ている女子達がいつ動き出すか分からないので、今は目の前に居る一人の少女と話しておいた方が後が楽だと判断し、少し悩んだ結果、上目遣いが効いたわけではないが凪が来るまでの間だけを条件に話し相手になることを了承して。かと言って何を話せばいいのか、変に気を持たせてしまっては可哀想なので当たり障りのない会話で終わらせようと「誰かと遊びに来たんじゃないの?友達は?」と話しかけながら手が離れるよう自然な動きで腕を動かして)
そだよー!友達と来てて今はその辺にいると思う。この後みんなでカラオケ行こ~って話になってて…人数多いほうが盛り上がるし、男子も何人か後から来るからさ、キミの友達戻ってきたら一緒に…(まただ。また何となく距離を感じる対応をされる。合理性だけを求めているようなそんな反応。現に腕も自然な感じを装って離されてしまった。相手はバレていないと思っているだろうが、女子高生という生き物を侮らないでほしいものだ。そっちがその気ならこっちからガンガン踏み込んでやろうと、上記を述べながら腕を伸ばして今度は彼の手を取ろうとした瞬間____
___何してんの?レオに何か用?(少女の手が玲王の手に触れる間際、その腕を掴み上げる。顔も名前も知らない少女が相手と話しているだけでなく、その手に触れようとしていた事に怒りなのか嫉妬なのか、よく分からない感情が腹の中で煮え滾り、掴む手に思わず力が入ってしまい、話す声は自分でも驚く程の低音が出る。少女が苦痛で顔を歪めながら小さく「痛ッ!」と呻くが、そんな事は気にも留めない様子で光のない目を少女に向けて。御手洗から出た時点では少し格ゲーコーナーに寄り道しようかと考えもしたが、プリクラコーナーと言う名の女子高生の巣窟に相手を1人置いておくことが気がかりで、真っ直ぐにプリクラコーナーに戻れば、果たして目的の人物はコーナー入口ですぐに見つかり誰かに絡まれているようで。やっぱり寄り道しなくて正解だったと思い、冒頭に戻る。)
あー…初対面の俺ら混じったら友達も困惑するだろうし、俺の友達もカラオケとか行くタイプじゃ──…あ、凪。ってちょ、相手女子だから…!(問題無用にグイグイ迫ってくる少女を見て前言撤回。こちらをチラチラ見ている消極的な女子達を相手にしておいた方が賢かった、と自身の選択ミスを恨み、カラオケの話を持ちかけられると流石に丁重に断りを入れようとしたところで何を思ったのか今度は手に向け少女の腕が伸びてきたのでマジかよ、と頭をフル回転させどう回避するか考えているとそれを阻止するかのように何者かに掴まれた少女の腕。顔を上げるとその人物は帰りを待っていた相棒で、だがいつもと何処か違う雰囲気を纏っている今の相手は普段より声も低く光のない目を少女に向けていて、男の自分ですら身構えてしまうほどの威圧感にごくりと生唾を飲み込んで。小さく苦痛の声を漏らす少女の声にはっと我に返ると慌てた様子で女子相手にこれは良くないと軽く指摘しながら少女の腕から手を離させ、はあ、と肩を竦めては改めて少女に向き直り「ごめん、今日はコイツと遊ぶ約束してるから君とは遊べない」と眉を下げ申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にして)
…ふーん。レオって偉いよね。興味ないヤツにもちゃんと優しくするし(自分からすれば男子も女子も関係ないのだが、相手に指摘されて仕方なく少女の腕から手を離しつつ、その顔には未だ不満だと言いたげな表情を浮かべていて。相手が少女に遊べないと伝えている所を見るに、恐らく彼の優しさが少女に好意的だと勘違いさせ、少女が遊びにでも誘ったのだろうと予想し、普段から学校で女子生徒に黄色い声を上げられている相手が頭に過ぎると、特別少女に興味がある訳じゃない事を伝えるために顔は相手の方に向けているが、目線だけは少女を捉える。玲王から興味を向けられていないことを伝えられた少女は、190cmの大の男に怯むことなく掴まれた腕を摩りながらこちらを睨んでいるが、これ以上邪魔はされたくないと思い、「ねぇ、もういーよね。行こレオ」と相手の腕を引っ張って少女から離れようと歩き出し。その途中で後ろ手に「…ちょっ、はぁ!?!意味分かんなっ!!」と吼える声が聞こえたが、歩みを止めることもせず右から左へ聞き流して)
(/上げありがとうございます!!大ッッッッ変お待たせしてしまい申し訳ございません…!!何だかロルが下手になっている気がします…。/蹴り可)
っ、ちょ、凪…!(指摘すると何処か不満そうながらもちゃんと少女の腕から手を離してくれたので一先ず安心したように肩を竦めるがそれも束の間、相手の発した言葉に一瞬でその場が凍り付く。しかし、実際のところ先ほど会ったばかりで中身も知らない自分に好意的な少女は恐らくこの顔とこの有名な進学校の制服しか見えていない。外見だけで寄ってくる人間は嫌というほど見てきて少女もその中の一人だ。相手の言う通り少女には1ミリも興味がなく、こういう人間はどちらかと言うと苦手な分類に入る。一見、相手の言葉は直接的に少女に向けられたモノではないように聞こえるものの、負けを知らない勝ち組感が出ている少女にとって今のはプライドが傷つけられたんじゃ…と少し同情してしまい、何か言葉をかけようと口を開こうとしたところで行こう、と相手に腕を引かれ驚いたように声を漏らし。制服で学校もバレてるし、プロになった時にあの子が凪のこと覚えてたらどうしよ、なんて先の心配をしながらも今はこれ以上相手の機嫌を損ねないことを最優先にしようと着いて行きながら少女の方に顔を向けると口パクで「ご、め、ん!袋マジでありがとう!」と謝罪と感謝の言葉を告げ、クマ達が入った袋を掲げると何とも言えない困ったような笑みを浮かべて)
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