2288 2024-05-07 23:24:22 |
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だめです。
昔は幼かったので共に寝たことがありましたが、ウィンター家の跡取りであるルカ様と、ただの執事である私が同じ場所で寝るなどできませんよ。
( 抱きついてきた相手を優しく受け止めつつもその申し出には首を振り。さすがに次期当主になる彼と、ただの執事である自分が共に寝るなど、絶対にあってはいけないことだ。そこは譲る気はないらしく。 )
…なんで?けち。セバスはただの執事じゃないし
(断られた回答にむっと唇尖らせ、あからさまに機嫌下がればベッドへと連れていくようまだ着替えを持った相手の腕を引き)
…ルカ様が寝るまで、ですよ?
あと上着だけ脱がせてください。
( こうなったら言うことを聞かないだろうなと諦めて従う事にしては。執事服の上着がシワになるのでを脱ぐことにして。)
うん、眠くなったら一緒に寝ていいから
(折れてくれた相手に素直に手を離せば嬉しそうに微笑み一人では大きすぎるベッドへ入り端に寄って相手のスペース作ればポンポンと自分の隣を叩いて相手待ち)
ルカ様、それ以上奥に行くと落ちます。
( 上着を脱いで近くのチェアにかけて、自分のスペースを開けてくれている相手の横に入るとあまりに相手が隅に寄っているのでそれ以上奥に行かないよう、そっと相手の細い腰を自分の方に引き寄せて)
せ…っ狭くないから大丈夫っ
(ぐいと引き寄せられ密着すれば普段自分から行くのは何ともないが不意討ちにかぁっと耳が赤く染まり慌てるようもそもそと動いて離れ)
そうですか?
では、おやすみなさいませ。
( 勢いよく離れてしまった相手を見ては少しだけ微笑むと、寝る挨拶をして。体を相手の方へと向けたまま眠りにつくのを待つことにし)
…セバス、どこにも行かないでね…
(密着した体温思い出してはまだドキドキと心臓早まりつつ離れて行かないよう相手の服の裾を掴みつつ呟き、疲れからか来ないと思っていた睡魔に襲われ数分もしない内に眠りに落ち)
( 暫くして静かに眠りについた相手を見つめては、小さく笑って。幼い頃よくこうやって相手を寝かしつけたものだと思い出に浸ると、そこにある寝顔はその頃のまま。しかし体はすっかり大人になってしまったと、時間のすぎる早さにしみじみとして。)
寝顔はまだ幼いままだというのに…。
すっかり大人になりましたね。
行かないで…
(完全に寝落ちしてしまっているが夢見が悪く眉間に皺がよれば、近くにある相手の服の裾を掴みつつ体を丸めて、うう…とうなされれば裾を握る手に力入り)
しかたありませんね…。
( 相手の言葉に離れるに離れられず。仕方ないと諦めればそのまま自分も眠りにつくことにして。次に目が覚めた時にはカーテン越しに太陽の光が差し込み始めた頃で。)
─…ん
うーん…
(隣にいる温もりが心地よくぐっすりと眠っており、窓から差し込む光が眩しく感じればもぞもぞの布団に潜り込みまだ起きる気配はなく無意識に温かい相手のいる方へすり寄り)
…まだぐっすりですね。
ルカ様。朝ですよ。
( 深い眠りについている相手の傍でそっと声をかけて。自分も早朝だが、仕事があるため着替えたりなんなりしなくていけなく、ひとまず起きようと体を動かし)
ん…んー?
セバス…?おはよ
(相手動けば布団捲れふるりと身震いすれば声かけられたこともありだんだん意識覚醒してくればゆっくり瞼開け一番に好きな相手が見れれば力なくふにゃりと笑い)
おはようございます。
ルカ様はもう暫く寝ててもいいですよ?
私は仕事があるので。
( まだ寝ぼけている相手を見てくすっと小さく笑っては、少し癖のついた髪を撫で、まだしばらく寝ててもいいと伝えて。自分は起きるために少し体勢を変えて)
んー…セバス…一緒に寝てくれたんだね…ありがと…(相手の言葉に甘え再度夢の世界へ戻ろうとするも体制を変える相手の服を掴み嬉しそうに目を細めれば謝罪の言葉を口にし、昨日の苛立ちなどどこかに消えており)
ルカ様…手を離してください、まったく…
( 目を細めて彼の様子を見ていたが、どうやら解放してはくれないようで困ったように苦笑して。彼の耳元で囁くように声をかける「離してくれないとお仕置きしますよ」と伝え)
お、お仕置き…?
(再びうとうとと瞼が落ちかけていたが不意に耳元で相手の声弟完全に目が冴えてしまい耳元を押さえればぱっと手を離し熱くなった耳を隠しつつぱちぱちと瞬きして)
冗談ですよ。目が覚めましたか?
( 目を覚ました相手に微笑むと、今1度挨拶をしてからベッドから出て。近くに置いた上着を手に取り、この後は自分も着替えや相手のためのお世話の準備があるので下がることを伝えて)
ルカ様、私も身支度をしてきますので、自室に戻らせていただきます。
…セバスのばか。
(あからさまにからかわれたと分かればむぅと唇を尖らせ子供のような表情で、悪口を言い、下がろうとする相手引き留める理由もなく頷けば見送り、自身も着替えを済ませれば本日は稽古の予定があったなと思いだし。参加する気も起きなければ何処でサボろうかと考え)
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