三日月宗近 2024-05-05 20:47:48 |
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よ、よし。戻るか。明日も早いしな…じゃあお前たち、また明日な
(同様に夕餉を食べ終えると食器をさり気なく2人分まとめて流しへと運び。その姿を見ていた男士達から「らしく無い」等噂をされれば、「俺だってこれぐらいするぜ。驚いただろ?」とさらりと返して食堂を後にして)
ん?そうだな。
もらいものだが、悪くない。
( 自分も注いだ猪口に口をつければ、それをゆっくり喉に流し込んで。この酒は当たりだったなと言えば、ふと懐から先程もらったお守りを出しては。今日の夜の月を眺めて比べ)
このお守りの三日月。今日の月にそっくりだ。
あぁ、今オレの目の前には、綺麗なものがいっぱいだ
(自分があげたお守りをかざす三日月を見ては、少しうっとりとして素直に心の内を述べ)
明日もこうして、良い月が見られるといいな
鶴丸も、綺麗だぞ?
この月下の夜に白はよく映える。
( こちらを見る視線にほほえむと、例え話を。やはり夜の黒に白はよく映える)
っふ、…っ!やっぱりお前にゃ敵わねぇ。驚かされてばかりだ
(不意に綺麗だと言われると酒を吹きそうになり。慌てて口元を拭うと、続けて)
夜も更けてきたな
本当のことを言ったまでだ。
( 猪口の酒を飲み干せば、そっとそれを自分の横に置いて。夜が更けていく様子に目を細めて。)
そうだな。寝るか?
ほ、本当だとしても、だな…まぁ良い。…寝るか
(さら、と言ってのける三日月を見てやはり意識しているのは自分だけなのかと少し落ち込むが、それを見せない様にし。猪口を置いて立ち上がると2人分の布団を敷き)
電気、消すぞ
っす、少しなら…良いぞ
(無意識に相手の背中を眺めていたので、急に身体を向けられてドキッとして。顔は赤く、少し息も荒くなりながら)
あぁ。眠くなるまでな。
…人の体というのは不思議だな。1人だと寒いが2人になればすぐ温かくなる。
( 相手の方へ近付くとその温もりに頬を緩めて。暗がりで相手の表情はよく見えていないが、どんな顔をしているのだろうと少しばかり気になって)
み、見ないでくれ…赤くなり過ぎてちょっと恥ずかしい…
(近付いて来られると相手から顔が見えない様に背を向けて。その内に眠りについて、寝息を立て始め)
おやすみ。
( こちらもウトウトするとそのまま目を閉じて眠りについて。そのままいつのまにか朝の光を感じては、目をうっすらと開け眠気まなこで傍の相手を見つめる。)
おっ、起きたか。おはよう、三日月
(もう既に目覚めて身支度を済ませ、じっと寝顔を眺めていたので目を開けたと同時に挨拶を返し。その頬はまだ緊張しているのか、ほんのりと赤く)
おはよう。いや、驚いた。
このじじいよりも早起きとは…
( 既に身支度まで済ませている相手に驚きつつも体を起こして。今日は出陣の日だと思い起こすと自分も身支度をしなければと布団から出て。 )
へへ、なんか早く目覚めちまってよ。朝餉、もう少しで出来るって聞いたから準備出来たら行こう
(驚いた、と言われて少し得意げになり。嬉しげに身体を左右に揺らしながら言って)
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