通りすがりさん 2024-05-04 16:36:35 |
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あぁ、わかった。いれよう。
クッキーか、お茶と一緒にいただくとするか。
( 緑茶を選択されると頷いて、電気ケトルに水を入れわかし急須に茶葉を入れる。蒸らすなどの作業を簡単に済ませた後2つのゆのみに綺麗な緑のお茶を注いでは、テーブルの上へと運んで。普段甘いものはそんなに食べないが、ちょうど小腹が空いていたので食べることにして)
綺麗なグリーン…匂いもいい香りですね。
(包装を開けるのに少し苦労はしたが、何とかクッキーをお皿に盛りテーブルへ。相手が煎れてくれた緑茶を見ると鮮やかな薄緑色の液体に豊かなお茶の香りが感じられ、早速、と椅子に座り湯呑みを手にした。手のひらに伝わるじんわりとした熱に「暖かい…」と呟くと1口飲み、美味しい、と頬を緩めて)
ふふ、とても美味しい…ほっとする味ですね。
口にあってよかった。
やはりいつもは紅茶を飲むのか?
( 緑茶はどうやら口にあったようでほっと一安心して。こうやってみると彼はやはり貴族らしい佇まいを身につけていて、優雅に緑茶を飲む姿も様になっている。普段はやはり紅茶を飲むのだろうかと気になり聞いてみて。クッキーをひとつつまめば、「おいしい」と満足そうに緑茶とともに楽しむと手を合わせ「ごちこうさまでした」とつぶやき。)
そうですね、ディナーではワインを飲むことがありますが他は基本紅茶です。それに料理は出来ませんが紅茶を淹れるのは得意なんですよ、僕。
(いつも紅茶を飲むのかと聞かれると頷き、普段の飲み物について伝えて。母国では水をそのままのむのは危ないため熱して紅茶として飲むことが主流である。そのため、自分も紅茶を淹れる腕だけは自信があるのだと少し誇らしげになって。相手が食後の挨拶をすると、自分も真似するように手を合わせて"ごちそうさまでした"と述べ、はっと思い出したように時間を尋ねてみて)
そういえば今何時なのでしょう……時計とかこの部屋ありましたっけ?
へぇ。そんなに言うなら紅茶も飲んでみたいが…ここから出られたらそれは叶わなくなるな。
( やはり主流は紅茶だと知ると、淹れる腕前も相当なようで。本場の紅茶を飲んでみたいと思うが、それまでの間に早くここから出ることが先だと思い。時間を聞かれては、そういえばと辺りを見渡し。時間の感覚が分からないせいか、昼か夜かも分からず、ただ今は眠くは無く。)
時計はないようだ。全く時間の経過がわからない。
タブレットにも時間は表示されていないようだ
ふふ、心配しなくても会いに行きますよ。吸血鬼は長生きなので……まぁ討伐とかされなかったら、ですけどね。
(吸血鬼ならではの長所にくすくすと笑って、冗談混じりに部屋を出ても会いに行けると伝えて。自分にとっては約500年も待たないとならないが、その間に苦手な家事も得意になればいいだろうと良い方に考えていて。これまで何となく生きていたが、目的ができるのは楽しみだと内心嬉しく思っていて。また、時間が分からないとなるとこの後の過ごし方を疑問に思い、とりあえずお風呂に入ろうかと提案してみて)
そうですか……それは困りました。ミッションもないとなるとここで過ごすしかないでしょうし…早めにお風呂でも入りますか?
なるほど。
じゃあ、楽しみにしてる。
( 確かに吸血鬼の相手にとっては無理では無い話。そうだといいなと希望に僅かに口元に笑みを浮かべて。風呂に入るという提案には頷けば、確かに課題も提示されていないならばただぼーっとしているのも時間が勿体ない。それならば湯船にお湯を溜めなければと用意をしてくると相手に伝え。)
じゃあ、風呂の準備をしてくる。
はい、分かりました。僕は片付けしますかね。
(相手がお風呂の準備をしてくれるのであれば自分は片付けでも…とお皿と湯のみをキッチンへ持っていく。が、生憎水道の使い方が分からず眉をへにょりと下げながらお風呂を準備している相手のところに行き扉から申し訳なさそうに顔を出して頼んだ。現代の水道やお風呂、トイレなど、自分には知らないことばかりで恥ずかしくなるが、挑戦してみなければ相手に迷惑がかかるとお願いして)
ケイト、すみません…準備が終わってからでいいのでキッチンの使い方を教えてください……。あと、そちらのバスルームの方も……。
あぁ、そうか。そうだよな。すまない。
( 浴槽をお湯で流していれば、相手からの声掛けに目を丸くし。そういえばすっかり忘れていたが相手は現代のものについて何も分からないのだったと納得すると、お湯を浴槽に溜めてから先程の部屋へと戻ることに。キッチンへと足を進めれば、水道のレバーをあげて水を出して。さらに横にあるクッキングヒーターについても説明し。)
ここでこんなふうに水が出る。あと、横にあるクッキングヒーター。これはこのボタンを押すと火は出ないが熱くなる。これで火力調整もできるぞ。
ほほぅ、なるほど!火種や桶を使わなくて良いのは便利ですね。火傷の心配をする事もなさそうです。
(相手がレバーを作動したり、ボタンでヒーターをつけている工程を見るとやり方をふむふむと頷きながら覚えた。やり方がすぐできたり、覚えやすいのは魅力的でついつい目を輝かせて。使ってみたいなぁとわくわくとした気分を湧き上がらせていると、ふと、相手はこれらを使ってどんな料理を作るのか気になって)
ケイトは家でどんな料理を作るんですか?それとも執事やメイドがいらっしゃるとか?
そう、だな。
どんなと言われても…料理は好きだからなんでも作るが。
何か食べたいものがあれば作る。
( 物珍しそうにきらきらとした表情で話を聞く相手の姿に思わず微笑み。 日本ではよくなんでも作って食べていたのである程度のものであれば作れると伝えれば。何か食べたければ作ると言いつつ、冷蔵庫の中を今1度眺め。)
食べたいもの……ケイトが良いのであればニホンのご飯が食べたいですね。いつも油っぽいものを食べているので、ケイトが食べたいものが良いです。
(食べたいもの、と聞かれると眉を寄せ悩む。邸宅で食べているものといえば今で言うイギリス料理やステーキなど、少し味の濃いものであまり今は食べたいとは思えなかった。相手が料理好きだと聞けば甘えてしまおうかと考えつつ、あまり詳しくは無いのだが日本の料理が食べたいと、相手が食べたいものを一緒に食べたいとお願いして)
わかった。口に合うといいが。
( 日本のご飯をと言われると少し考えて。冷蔵庫から野菜や調味料を取りだし、作る準備を整える。日本人と西洋人では体格も味覚も勿論違うだろうし、口には合わないかもしれないが、と言いつつ。じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、牛肉がそろっていたため、肉じゃがを作ることにして。 )
母国の料理に比べたらどんなものでも美味しいです。
(近くにいては相手の邪魔になるだろうと少し離れたところに移動しつつ、作業する工程を見ていると野菜やお肉が準備されたため何を作ってくれるのだろうとわくわくとした気持ちが湧き上がっていた。相手は自分に合うかと心配しているようだが母国の料理は独創的であるためそれに比べれば……と笑みを浮かべてしまう。少しの間料理する音を聞いていたが、ただ立っているのは申し訳なく、なにか手伝えることはあるかと尋ねて)
あの、なにか手伝えることはありますか?
そう、だな。
特に思いつかないから風呂でも先に入ったらどうだろう。
( なにかすることはと言われれば、特に思いつかず。それならば先に風呂でも入ってもらったらいいかと相手に言い。先程大体は教えたが、使い方は分かるかと尋ねて。)
分からなければ使い方教えるが。
ではお言葉に甘えて。使い方は多分……何となく理解はしましたので使ってみます。ケイト、何かあれば呼んでくださいね。
(相手の提案に良いアイディアだと納得すると、料理するのは相手に任せてお風呂に入ろうと準備をすることにして。使い方に関しては何となく理解はしているので、手探りでもなんとかなるだろうと変な自身の元頷いておいた。恐らく変な事態は起こらないだろうが何かあれば声をかけて欲しいと言い残すと、リビングから出てベッドルームのチェストからパジャマであろうスウェット類や下着を持ってバスルームに移動して。お風呂の操作にはやはり四苦八苦したものの何とか浴槽に身を沈めて温まって)
( 具材を調理し終えると煮込み始める。その片手間でご飯と味噌汁なんかを用意してみては、果たしてこの純日本料理が異国の彼の口にあうのだろうかと気になり。そもそも昔の貴族というのはどう言ったものを食べていたのだろうかなんてことも想像をめぐらせ、テーブルの上にある程度のものを用意しつつ、肉じゃがが完成するのを待って)
はぁー……気持ちよかった。ケイト、お風呂ありがとうございました。何とか出れましたよ。
(しばらく温まっていたがあまり長く浸かっているとのぼせてしまいそうだったので充分体が温まると浴槽から出て。バスタオルで体を拭くと下着やパジャマ代わりのスウェットを身に纏うと、フェイスタオルを肩にかけて髪の毛の水分で服が濡れないようにすると、いつの間にか用意されていたスリッパを履いて先程の場所へと戻る。タオルドライか自然乾燥の乾かし方しか知らないのでほぼ生乾きだが、満足そうな表情で相手に声をかけて)
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