主 2024-05-03 20:03:09 |
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どう、かな。一応マッサージと整体の資格は持ってるけど……
(ナハトはクリスの身体を洗いながらそのように質問をする。一応整体の資格も持ってはいるが、この場では大して関係ない。が、取り敢えず気持ちいいと思ってもらえているのかなと疑問に思った彼はそのようにクリスに言うことだろう。)
ふふ、良かった……
(今回はそもそも眠いと言っていたのに起こすと申し訳ないという思いから脚は重点的にしている中でも痛いと思しきツボは押していない。……痛いとなぜ分かるのか、というのは整体やマッサージの知識からである。体の歪みだったり足の筋肉の付き方の違いだったり、割とヒントは沢山あったりする。……大半の人間、ビースト種は気付かないだけで。)
……クリスー、終わったよー。
(数分立ってクリスに終わったと宣言してはシャワーを止める。あとは水気を拭き取り、多少ドライヤーなどで乾燥させれば終わりだ。)
んじゃとりあえずタオルドライしようか。
(と言っては先ずはタオルドライ(タオルを使って水気を拭き取り乾燥させる事)から。タオルドライなんて言葉は完全に本職の人間しか使わないのだが、その経験があるナハトはその癖が抜けていないようだ。)
ん、始めるよ。
(クリスがマッサージでナハトが本職であると見抜いた通りの手つきがタオルドライでも発揮される。もっとも、タオルドライでツボを押したりなんてすることは無いのだが、それでも乾かす手際が明らかによい事だろう。大した時間もかからずタオルドライを終えることだろう。)
まぁそりゃ元々やってたからね……
(クリスの思いとは裏腹に自分からCO(カミングアウト)するナハト。別に前の職場がどうとかそんなこと特に考えてもいなかったようで、自分の出来ることには確りと誇りを持っていたようだ。そして既に用意していた魔法石の力で風が出る魔道具(ドライヤーのようなもの)を使ってさらに乾かしていく。この手際も非常に良い事だろう。)
軍の人も、ビーストにも……トウマにもやってたよ。……大半、居なくなっちゃったけど。
(少しだけ悲しそうな声でそう呟き、俯きつつも手際は変わらず。その腕は確かに本物のようだ。……本物じゃなかったら少なからずトウマに施術をするのは許されないだろうし、何よりその腕前はクリス自身も今味わっているのだから。)
、、そうか、やはり、俺よりもはるかに上回る困難を乗り越えてきたのだな。
俺なんざ人やらなんやらに見捨てられた奴だしな。
(関心しながら)
……だからこそ、僕はマリンドールの事件を解き明かしたいんだ……はい、辛気臭い話と乾燥は終わり!戻るよ!
(自分で始めたにも関わらずこれ以上お風呂というただでさえ水を使うところで湿っぽい話をするのもと思ったナハトはクリスの乾燥が終わると共に強引に話を打ち切ってはフィストとクレアの居る部屋に戻るよとまたクリスを持ち上げては部屋へと戻ろうとする事だろう。)
そうだな、
って、持ち上げ、、
もういいや、、
(自分で戻れる、と言おうと思ったが、今は多分地面を這うと思うので言うのをやめた)
戻ったよー。
(ナハトとクリス(正しくはナハトと持ち上げられ抱かれたクリス)が部屋へと戻ってきた。そしてそれと同時にクレアとフィストに戻った事を伝える。)
(/フィスト主さんどうしたんですかねぇ……)
おかえりなさい。
それと、疲れてるときにごめんね。
ご飯とかは大丈夫なの?
(クリス君には申し訳ないけど、なんか買ってこようかなって思って。と付け足すとソファに寄っかかって)
あー……そういえばまだ食べてないね……一緒に行く?
(クリスを下ろすと彼は少しだけ上の方を見ながらそのように言う。とは言っても別にお腹はなったりはしていない。活動自体はできそうだ。だからこそそのように提案するのだった。)
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