せんせい、あのね。(〆)

……食べたくても食べられないんだよ、今はまだ。

( 彼女が自身の頬をむに、とする度に申し訳程度に突き出される小さな唇をちらりと見やっては、何の穢れもない真っ白な彼女の耳に入らない程度の小さい声でぽつりと呟いて。彼女の友人に恋愛玄人だか歳の差恋愛のプロだかがいたはずだが、そんな友人が側にいてもなおこの穢れの無さはもはや芸術なのではと謎の感心を覚え。…とはいえそんな彼女だからこそ安心するような、願わくばこのままでいてくれと親心に近い感情がふわりと浮かんできたりもするのだが。せっかく遠回しに零した言葉をわざわざ拾い上げては嬉しそうな彼女に「違いますー。」と、舌を出しながらささやかな抵抗を。まあ実際のところ、彼女が笑顔になるのであればそんなのは些末なことで。隣で彼女が何を考えているかなどつゆ知らず、柔らかく頬を緩める彼女に釣られて此方の頬も緩み。 )



( ／ 背後から失礼します！
そろそろみきちゃんのお家も近くなってきたということで、毎度恒例となりました今後の展開のご相談をさせて頂ければと…。

……アッ、それよりも先にですね、あの、とりあえず今回は色々と調子に乗って思いの外ラインギリギリまでいってしまったような気がしておりまして…すみませんでしたぁっ！！(土下座)
というより先生が背後の手を離れて勝手に暴走しちゃってぇ……そもそもお酒が悪くてぇ……何だったらみきちゃんが可愛すぎるのも原因なんですけどぉ……、(突然の責任転嫁)
もしも主様的に『おいおいちょっとやりすぎやで』となったら殴っていいので遠慮なく止めてくださいませ…先生に倣って背後も禁酒しますので……(？) )

んー…。

( なぜ食べて貰えなかったのか、なんて今後人生で考えないであろう事柄を真剣に考えていたことも重なり勿論彼の小さな呟きはみきの耳に届くことはなく。最も、みきがどんなに真剣に考えようと彼が今どんな気持ちで全てを押し殺しているかなんて今はまだ分かるはずもないしわかる頃には“食べて！”とは素直に言えずにただただ顔を赤くして何にも言えなくなるだけなのだけれど、それはまだ先の話。べ、といつものように舌を出しながら此方のにこにこきらきらした指摘を否定する彼にも負けることなく「 でもみきもせんせーとばいばいしたあとはつまんないなーって思うから、同じ気持ちだとん！ 」と自分の気持ちを伝える分には照れることなく無邪気に特大のハートをそのまま彼に送って。だがしかし彼の頬が緩んだのを見れば理由は分からないけど彼が笑うとみきも嬉しいので、理由は分からないにしてもにこー！と夜の暗さに負けない笑顔を浮かべて。 )





( ／ きゃ～～！！！！！毎回恒例の楽しみがやって参りました！！！！これを楽しみに日々の暑さに負けず頑張って働いているようなものです助かる～～～！！！！！()


いやいやいやもう本当に「イ゛ヤ゛ン゛可愛すぎない！？！？」と日々枕を殴っては萌えを発散し地面を転がり回っておりました…！！可愛すぎて困る…いや可愛すぎて困ることなどない(反語)
禁酒なんてせんでええのですよ！！！！むしろもっと飲めフハハ！酔え！と魔王のように高笑いしておりました。フーン先生は酔ったら自制効かなくなるんだフーン、たらふく飲めばいいのにな～～～～とか思っていたくらいです…！！！！ありがとうございます……！！！！！本当に、寿命が五億年伸びました。なるみきはいずれガンにも効くようになる(？) )

…お前のそんな真剣な顔、
テスト期間中に見てみたいんだけどな俺。

( 自分からすれば酒の勢い(と逃げるのは狡いかもしれないのだが)に任せて少しだけタガが外れかけたわけで。明日にはしっかり頭を抱えてひとり反省会を催すことになるのだが、それについて真剣な表情で頭を回転させている様子の彼女が何だか可笑しくなっては意地悪く笑いながらその真剣さを本来発揮してほしい方へのベクトルを示して。彼女がもう少しだけ大人になって自らを嬉々として差し出すことが出来なくなったとき、その時ばかりは今度こそ狼の出番になるのだろうがそれは遠いようで近いかもしれない未来での出来事。まるで夜道を照らすかのようにぺかぺかと輝く笑顔は無邪気そのもの。「で、つまんないなーってなるから送ってくるんだよな。メッセージとか訳の分からないスタンプを。」彼女と連絡先を交換して早数ヶ月。担任でも無ければ部活の顧問でも無いしそもそも彼女もどこにも入部をしていない。そんな自分たちが連絡先を交換してもメッセージの内容はほとんどが中身の無いものばかり。しかしそれを煩わしいと思う事などもちろん無く、むしろ楽しんで生徒と個人的にやり取りをしているという点では教師として決して正解とは言えないのだろうが。 )



( ／ なるみきで散々楽しんだ後のお楽しみタイムということですね！ここからは主様と私めのお時間でございます！()
やはり夏はイベント事が盛りだくさんで大っっっ…変に楽しませていただきました……圧倒的感謝……主様好(ﾊｵ)……。
いやいやまだ夏は終わらねえ！やり残したことがあるぜ！！というご意見があれば是非ともお伺いしたいのですが、季節を進めて秋編に突入するのもこれまた良きです！

いやもうこちらこそ悶えに悶えさせていただきまして……！
特にバイトのね！ヤキモチなんか絡んだりしちゃったらもうね！！！嫉妬はするのもされるのも美味しい……ご飯が進んで太っちゃう……これが幸せ太り……(？)
魔王様が仰るなら仕方ないなあまったく仕方ない。ではお言葉に甘えてこれからもしっかり飲酒をしていきますね！！いつか自制が綺麗さっぱり効かなくなるその日がくるかもしれませんからね！！(手の平ｸﾙｰ)
やだ嬉しい……主様とこれからまだ5億年先もお話が紡げるなんて幸せの極み…… )

む。
テストはテストで真剣に考えてるもーん。顔に出ないだけでー。


( 意地悪く笑う彼の鋭い指摘にぎく、と身体を強ばらせてはゆっくりと慣れの意地悪な笑顔から視線を逸らしながらもぽそりと小さく言い訳のように呟いて。どちらかと言えばテスト期間中は“わかんなぁい！”とわんわん騒いでいる時の方が多いのだけれど心持ちは一応真剣に考えてはいるのだ、結果に繋がっているのかはさておき。けれど彼との“ご褒美システム”が出来上がってからというもののみきの成績もめきめきと上がっているので赤点常連を脱却するのも近い未来なのかもしれない。担任でも部活の顧問でもない彼に対してただの一生徒である自分がメッセージを送ることはおろか連絡先を知っているのがそもそも珍しいのだけれど、それでも好きな人とはどんなにくだらない内容でも繋がっていたい現代の女子高生は彼の言葉につん。と唇をとがらせては「 だって寂しいんだもん。……せんせーもお返事くれるから、嬉しくなっちゃうし。 」と確かに自発的に送ることが多いメッセージにも彼は律儀に返信してくれるので、それで会えない寂しさを紛らわしているようなもの。両の人差し指をお腹あたりでモジモジと絡めては“迷惑…？”と言いたげなしょんぼりした瞳で彼を見上げては首を傾げて。 )



( ／ リアルでは夏なんて暑くて大嫌いだ…！と思っておりましたが、なるみきのお陰で夏がだーいすきになりました。やはりイベントごとのある夏、最高…！、！！！こちらこそ背後様にびっぐならぶでございます、キッスです…！！！()
まだまだリアルは熱いですが暦上は秋ですし秋編突入もありかもしれません！秋と言えばなんだ…？と必死に考えたのですが文化祭ぐらいしか思い浮かばず…まさか自分がここまで季節事に疎いとはびっくりです、あとはハロウィンか……？？と思ったけど仮装という括りなら文化祭で事足りるな……！？と振り出しに戻りましたね。ふはは！と、いった感じですのでもし背後様が素敵な秋イベをご存知でしたらぜひご教授いただきたく…！！！！

同じくご飯が進んでしょうが無かったです、私もこの居酒屋に居たかったしバイトとかで存在してはこっそり消毒してるとこ見たかった…！！！！ヤキモチ、されるもするも全部美味しいの天才すぎます。いのちたすかる。
やっぱね、五億年生きられる予定ですから！お付き合い期間とか結婚とか子どもとかね、そこら辺も紡いでいけるということで！！！そこまでいったら自制なんて必要Nothingですので！！散々小悪魔に振り回された仕返しが楽しみで今から既に口角が耳あたりまで上がってます(ﾆﾁｬﾘ) )

えぇ？
お前ポーカーフェイスなんて無縁じゃん。

( 今までの人生の中で出会った人の中でもトップレベルに彼女は＂顔に出やすい＂タイプだと思う。何を考えているのか分かりやすいほどころころと変わる表情は普段から見ていて飽きないほどに。そんな彼女がポーカーフェイスを成功させているところなんてもちろん今までに見たことがないわけで。くすくすと可笑しそうに意地悪な笑みを携えたまま視線の合わなくなった彼女の横顔を態とらしく見つめて。言われてみれば過去に付き合っていた相手にだってここまで律儀に返事を返したことは無かったかもしれないほど、自分でも無意識に彼女のメッセージを楽しみにしていたらしいことが彼女からの言葉に気付かされて。そんな個人的な感情で生徒とやり取りをするのは如何なものか…と考えていた矢先、不安そうな瞳に見つめられればどうにも弱くなってしまう。う……と少しだけ言葉に詰まっては「……いいよ別に、好きなだけ送ってくれて。」と白旗を。とはいえ元々彼女がこうして寂しいだ何だと言って帰るに帰らない状況を打破するために交換した節があったので、寂しさを紛らわせることに関しては一応目的を達成していることに変わりはないので。 )



( ／ 同じくですー！この夏はなるみきのお陰で乗り切れたと言っても過言では無いですね…！これはもう季節重ねていくたび主様へのらぶも増えていくのでそちらもよろしくお願いします…いっぱいちゅき……！()

まさしく同じ物を挙げようとしていてイベント事への疎さが露見しちゃうナーなんて思ってたところなのですが…お、お許しください…(震)
体育祭や文化祭……といっても体育祭に関しては似たようなものをすでにスポ大でやっているので文化祭のみでもいいような気はしますね。確かに仮装という意味では文化祭とハロウィンに通ずるものがありますが、文化祭にトリックオアトリートなんてごちゃ混ぜ贅沢すぎませんか……？学校の行事だからって合法的(？)にみきちゃんの仮装が見れるんですか………？？これはまたもや大長編の可能性が出てきちゃいますよ………！？
つまり上記の2つは同時開催でも分けても美味しいということで、主様に最終判断をお願いしたく！
他のイベントって何だ…？過ごしやすい季節……遠足……？あれ、高校って遠足あったっけ……？と自らの思い出を振り返ろうとしましたがちょっとよく思い出せませんでしたお手上げです。
秋らしさを重視して考えてみればどう足掻いても紅葉狩りにしかなりませんでしたお手上げで(ry

アッ、分かります～！モブでいいからその居酒屋に存在したかった……私もみきちゃんが働いている居酒屋に行きたい…美味しいヤキモチを間近で摂取したい……！(血涙)
きゃあ！こ、子供なんてそんな……！妄想が捗りに捗ってこっちまで口裂けになっちゃいます！！最高of最高な未来はよ！！！(ﾆﾁｬｱ) )

し、失礼なー！
みきだって高校生だしそれくらいできるもん！

( ぎく。と彼の言葉に分かりやすく体を硬直させては依然としてつん！とそっぽを向いたものの、自分でもポーカーフェイスなど出来ないことは分かっているのでちょっぴりどもりながら彼の言葉を否定して。自分としてはもうちょっとポーカーフェイスが上手な大人のレディになって恋の駆け引きだとかトランプだとかに有利に立ちたいのだけれど、如何せん全て瞳に出てしまうのでみき自身も困っているのだ。大人の人に片思いをしているからこそ背伸びをしてでも大人に見えたいのが正直な乙女心で。どうやら言葉にせずともこちらの問いかけは彼に届いていたようで、あっさりと白旗をあげた彼の言葉にきらきら瞳を輝かせては「 じゃあたくさん送っちゃお！ 」 と、メッセージの連投だとか彼の迷惑になるようなメッセージの送り方は決してするつもりは無いのだけれどやっぱり本人から許可があるのと無いのでは心構えが違うのか嬉しそうにうふうふ笑い。空に綺麗な虹が出来ていた時とか、道にいたねこちゃんが可愛かったとか、そんな些細な幸せを沢山拾い集めて彼と共有できるのがとても幸せでこれからもそれを送り続けても良いのが嬉しいようで。 )




( ／ やだ相思相愛ってことですか…！？！？嬉しすぎちゃいます、私もいっぱいちゅき…！！！！()

ｱ゛良かったぁ！！！！やっぱり秋のイベントってそのくらいですよね！？！？まぁでも高校の文化祭なんて一年の中でも特におっきくて楽しみなイベントですから！秋は文化祭(兼ハロ)にしてしまいましょう！！！あとはホラ、文化祭だけで足りなそうだったらフィールドワークと称して遠足に行っても良いですし………！？！？
ところで全く他意はないのですけれど、メイド服とチャイナ服は………どちらがお好きですか……？？？？？？猫耳しっぽとかも付属品であるんじゃないかなーとか思ってるんですが……あっいえいえ全くね、特に意味はないんですけど！ただちょっと聞きたいかなーくらいの世間話なんですけどね！！！(ﾆﾁｬ)

ですよね！？！？！？「彼氏さんやるねぇ！」ってからかうおぢかみきに手を出して先生に牽制されるおぢになりたい人生でした………………来世はそれらになります……！！！
我々、神なので！！！(重要)、ちょっと見たくなったらチラ見くらいは時間を操るくらい……どうってことはないですものね……フハハ……！！！！！)

はは、いつかは見てみたいもんだな。
つっても俺は御影みたいに面白いくらい分かりやすい方が可愛いとは思うけど。

( 彼女が素直で真っ直ぐだからこそポジティブもネガティブも隠す事なくその瞳にすべて映してしまうのだろう。本人はどうやらそれを良いようには捉えていないらしいのだが自分から見れば立派な長所だと思っていて。相手の機嫌を損ねないように気持ちを察して…と、すでに過去の恋愛で経験済みだからこそ正直そういった駆け引きのようなものには少し疲れてしまうのが本音。好きだけでなく嬉しい楽しい、更には寂しい悔しいなど様々な感情を正面からぶつけてくれる彼女のそういった所はむしろ好感が持てるのだと、終了させられたはずの＂可愛い＂にまたひとつ追加を。遠慮するどころか逆に堂々と宣言する辺りも良い意味で彼女らしく思えば、眉を下げて笑いながら「はいはい、お好きにドーゾ。」とお手上げのポーズ。今時の子のようにスマホにべったり張り付いているわけではないので既読も返信もマイペースではあるのだが、そんな自分でも彼女が喜ぶことに一役買っているのならばまあいいかと。 )



( ／ ウッウッ…主様お優しい……。季節のイベントに関して引き出しが少ないのがお恥ずかしい限りですが…ちょっぴり贅沢な文化祭編、ぜひとも楽しんでまいりましょう！……あとこれはもしも良ければなのですが、文化祭を楽しむ本祭は大前提として、後夜祭なんかにハロウィン当日が被っちゃってまたその時は違った仮装をしてもらっちゃったりなんかって……(ﾁﾗｯ) 学校はきっと生徒の意志を尊重するタイプの指導方針なので問題さえ起こさなければイイヨ！ってことで、少しばかり楽しみすぎちゃってもいいかなーなんて……(ﾁﾗｯﾁﾗｯ)
フィールドワーク！！！…やっべすっかり忘れてましたそういや生物の先生でしたね() その案も有り寄りの超有りですね！！よっ！主様大天才っ！
ｽｩｰｰｰｰｯ………ちょ……っと、待ってくださいね……どっちも見たすぎて…あっいやどっちも好きすぎて、ですね……他意はないんですよね分かってますようんうん……。猫耳なんて出されたらもう…もうね……っ！メイドは王道カワイイ……チャイナはスリット最高………究極の選択…主様のいけずっ！！
………どうにかして両方楽しめる道はありませんかね？(小声)

どちらにしてもおぢを選ぶ主様さすがすぎます…！じゃあ私は牽制されるおぢを見てさらに寿命を伸ばすおぢに生まれ変わりますね……！
神の職権乱用万歳！！！！いつか是非ともその未来を覗き見してみたい……ふふふ…主神様よ、お主も悪よのぅ………。(？) )

！！！
も、もお！可愛い終わりって言った！


( 恋する乙女の耳は好きな人の言葉はなんでも拾ってしまうもので、終了にしたはずの“可愛い”にまたひとつ新しく付け足されてはぴく！と耳ざとく反応すれば頬にじわりと朱色を滲ませ眉を下げた表情でぱっと振り返り。ここで本来であれば全く照れずにしれっとしたポーカーフェイスを披露出来れば理想なのだけれど、残念ながらみきは片思い2年目に突入しているほど彼のことが大好きなのでそんな大好きな人に可愛いと言われてしまったら嬉しくて無反応なんてできないのだ。嬉しいが体の底から滲み出てしまう。お好きにどうぞ、と言われてしまえばその言葉に甘えない現代っ子ではない。みきはにこにこと機嫌良さそうに笑いながらも「 あのね、せんせーもみきにいっぱい送っていいからね。 」 と、きっと自分よりもスマホを触る時間が圧倒的に少ないであろう彼からも送って欲しいなんてちょっぴり我儘を。眠たい、とかお腹空いた、とか。そんなどうでも良いことでも良いから彼がその時どんなことを思ってどう過ごしているのかが知れるのが嬉しいのだと。 )



( ／ ﾊｯ！！！背後様は天才でいらっしゃいますか…！？！？！？それなら文化祭はメイド服、後夜祭の仮装大会(仮)にチャイナ服とダブルで楽しめるのでは……！？！？！？！？盛り上がってきちゃったな…！！！！
あと文化祭はね、ほら、ミスコンミスターコンとか、ありますからね……！！！うちの高校では先生も勝手に出場させられたりとかしてましたし…！！！！！

2人ともおぢなの大変わろてます、笑顔になりすぎて歯茎乾いちゃうな…！！！！
ふははは、ぜひね、神の職権を乱用してたまには(？)でろでろに甘ったるいのも……覗き見しましょうね……ふはは……！！！！！ )

じゃあ今のは口が滑っただけだからノーカンにしといてくれ。

( たった一言で落ち着いていた頬の赤みがまた戻った彼女にはやはりポーカーフェイスなど夢のまた夢ではないだろうか。しかし今のはさっきまでのように揶揄う(と言ってもすべて本音だが)ようなものではなく、本当に口をついてぽろりと出た言葉。言った後に『あ。』とは思ったが、やはり恥ずかしそうに抗議の意を示す彼女を見れば可笑しくなってしまい笑顔を見せながら手をひらりと一振り。彼女の言い方的にきっと本音は＂送っていい＂ではなく＂送ってほしい＂なのだろうと分かるのは中身の濃い2年間の付き合いの賜物で。そもそも友達ですら飲みの集まりに関するときや節目の挨拶くらいでしか、比較的早めのレスポンスでやり取りする事がないため「気が向いたらな。」と薄く微笑んで。まあ確かに友達に『眠たい』なんて送っても既読無視、良くて『寝ろ』と返ってくるくらいだろうし、たまに誰かと話をしたくなるような波がくればその時の第一候補は御影かな。なんて考えているのは敢えて口にせず。 )



( ／ 後夜祭が仮装大会(仮)ですって…！？まさかそこまで盛大に開いてくださるとは……主様は天才を超える天才ですね…！
み、ミスコンッッッッ！！！！なんて素敵な響き……！先んじて出場を頼んでもきっと先生は面倒くさがってしまうので、それはもう勝手にエントリーして勝手に出しちゃってください！！！みきちゃんの参加はすでにこちらで決定となっておりますので、これはまーーた米の進むヤキモチがあったりなかったり…しちゃうんじゃないかなァ……？(ﾆﾁｬｱ)
どこかのクラスが絶対にやってくれるであろうお化け屋敷とかもね、ちょっと期待しちゃいますね！

ﾑｷｯ!て歯茎を見せて笑うおぢ2人の図はなかなかアブナイですね…でもなるみきのためなら通報されても何のそのなので何も問題ないですけども！()
先生と生徒ではなくなったなるみきは危険レベルの糖分大放出を始めると思いますので……我ら神も虫歯覚悟で臨ませていただきましょうとも！あーーーーそっちも楽しみ…！！
もしも他にやってみたいifですとかありましたら全然挙げてくださいませね！神の意見はすべてゴリ押しで通りますので！！ )

大人はすぐそうやってずるいこと言うんだから…！

( 慌てることも無くさらりとこの場を切り抜けるカードを切った彼にぐぬぬ。。。と悔しそうに眉を寄せるもののその頬は変わらずぽわぽわ柔らかな桃色で照れ隠しだというのは誰が見ても明らか。口が滑っただなんて言われてしまったら本当に彼がそう思っているかのように勘違いしてしまうのだから(事実そう思ってくれていることには全く気づいていない)、あんまりそういう事は他所で言って欲しくないなぁだのんてちょっぴり嫉妬の花を咲かせつつも全く！というようにお姉さんぶって腰に手を当てて。気が向いたら、というのは彼にとって大体イエスの意だということを知っている彼限定のエスパーはその返事に嬉しそうにニッコリ笑えば「 気が向いたら、ね！ 」と彼の言葉を復唱してこくりと頷き。そうこうしてる間にあっという間に公園に到着してしまい、彼とこうして夜道デートするのも終わりの時間。名残惜しいのは山々なのだけれどいつまでも駄々をこねるのはレディとしてはきっと美しくないので我慢…はするけれどそれはそれとして。「 ─── …上書き！ 」としっかり周りに人がいないことを確認してから彼にぎゅ、と抱きついては彼が先ほどしたように上書きを。だがしかし直ぐにぱっと離れて「 っ…送ってくれてありがとせんせー！おやすみ！だいすき！ 」と何故だか仕掛けた方であるみきが顔を真っ赤にして一方的にそう告げれば、ぱたぱたとおうちの方向へと忙しなく駆けていき。 )


( ／ ヤッター！！、！！じゃあこれで合法的(？)に他意はなく聞いた猫耳メイド服とチャイナ服がお披露目できるって訳ですね……！、！特にね、服装を聞いた意味はないんですけど！！！！
きっとね、3年生のお姉さま方が先生を「 あ、うちらエントリー出しといたから笑 」みたいな感じでエントリーしておいてくれたはずですから…！！！っっっぱね、学生と言えば何かとミスターコンミスコン優勝者をくっつけたがるもんですから(偏見) 、そこら辺でもご飯を美味しくいただけちゃう展開がありそうでﾆﾁｬﾘ笑顔が止まりませぬね……！！！！お化け屋敷も何があっても絶対になるみきをねじ込ませましょう……！！暗いしくっつけるし！！！(重要)

なるみきの為ならば神にでも不審者にでもなってやる覚悟でございます…！！どんどん我々の意見要望希望、全て通していきましょうね……！！！！()
生徒と教師という枠がなくなっちゃった時今の立場が逆転するのかなぁと考えては既に口角がニッッコリしてしまいますし虫歯もむしろウェルカムですね！！ドンと来いってもんです！！！
ﾝﾜｰｯｯｯありがとうございます助かります！！もちろん背後様もなんの遠慮もなくやりたいこと全部仰ってくださいね、全て叶えましょう！！、、！！ )

大人の生態を知る機会が多くて良かったな、
俺に感謝しろよー。

( 大人という生き物の誰しもがこうしてのらりくらりと躱すような事をするのかと言われれば疑問ではあるが、少なくとも自分のようなタイプ(というよりは鳴海 司という一個人)への理解は彼女の右に出るものはいないのではないだろうか。そうして彼女が＂大人＂への理解を深めるのは機会を与えている自分のおかげだと誇張も甚だしい台詞を、お姉さんぶる彼女にけらけらと笑いながら返し。しかし気が向いたら、だとか、そのうち、という誤魔化すための一言もそんな彼女からすれば言葉の裏の意味まで分かってしまうらしい。態とらしく復唱されれば少しだけばつが悪そうな顔を見せて。──彼女のバイト終わりということもあって、この公園に辿り着いた頃には今までで一番遅い時間帯。ましてや繁華街からは随分と離れていれば人通りなどもうほとんど無い状態で。それをしっかりと確認した彼女からの＂上書き＂は完全に不意打ち。酒の入っている頭では突然の事を理解するのにいつもより時間を要してしまい、気付けばすでに彼女はぱたぱたと走り去って。その背中が見えなくなるまで見送っては「──…っくそ。やられた…！」と、誰に見られるでも無いのだが薄らと赤くなった耳の存在を誤魔化すようにがしがしと頭を掻いては自分も帰路につくため踵を返し。 )



( ／ うふふ……そうですよね、雑談中にたまたま出た服の話ですもんね…！答えた側としても他意は無いですからね、まあ厳密には選べてないので答えたとは言えないかもしれませんがそこはご愛嬌ということで。(笑)
あ～～やってくれそう……！コラッ、3年生！勝手なことして！内申アップさせたるからな！！()
優勝者か……ということは人気No.1の☆先生はあれですかね、去年の優勝者ということで今年は参加権を失っている形ですかねやっぱり(力技)
秋イベ思いつかね～！と唸っていたのが嘘のように、文化祭でのあれやこれやが湧き出てきてもう楽しみと幸せですでにお腹いっぱい胸いっぱいです……主様の引き出しが豊富で非常に助かっております本当にありがとうございます……！

おぢであり不審者であり神である……なんて忙しいんでしょう(爽笑)
もうね、先生だけじゃなく背後の方もね、みきちゃんに対する気持ちが溜まりに溜まっていますのでそれはもうでろっでろになりますからね！そこは覚悟していただかなければと！……ただし主様とみきちゃんの中での先生のイメージを損なってしまう恐れが無きにしも非ずなのが少し尻込みしてしまうところではあるので、是非とも寛大な心でお許しいただけるか先に刺せる釘だけでも刺していただければストップをかけますので…またお教えくださると幸いでございます……。

そして気付けば1000レスを超えていますし、改めて主様に感謝とたくさんの愛()をお送りさせてくださいませ……本当に心の底からいつもありがとうございます……！
こうした背後同士のお話もお陰様で相も変わらず楽しすぎて終わりが見えなくなってしまいますので、ここは詰めておかなければ…という所が特に無ければ適当に蹴ってくださって大丈夫ですので…！ )

─── 文化祭だー！


( 年に一度の楽しみ、一年に一回の学生の祭典。特にこの学校では学生の自主性を重んじているためか出し物などの自由度が高く、一般公開もある為かとても賑わいのある文化祭なのだ。普通ならば真っ先に自分の教室に行って開店の準備やら気合いの入ったメイクやら髪型やらをセットするのだけれどみきの場合はもちろんその前に寄り道。ぱたぱたと廊下を軽快に駆ける足音と、ドアの前で一瞬立ちどまり─── 前髪をササッと直し ─── それから満面の笑顔で準備室の扉を開けては「 せんせーおはよう！いい天気で文化祭日和だね！ 」と一大イベントの朝に相応しいきゃぴきゃぴとしたハイテンションで先ずは好きな人にご挨拶を。 )




( ／ 私一人の独断で選んでいたらどちらがひとつになっていたでしょうし背後様の天才的な提案で二着出来るようになったので、本当に感謝永遠にです……！！！！！！
きっと☆先生は殿堂入りとかで今年はむしろ審査員とかに…なってるんでしょうね…！！！！！そして3年生のお姉様はこっそりみきとかに「 ミスターコンの優勝者の優勝景品はミスコン優勝者からのキスらしいよ～ 」 とか嘘を吹き込んでほし………………(ﾆｺｯｯｯ)
こちらこそ「秋イベ！？！？！？ハロウィンしか知らねぇ！！！！」みたいな人間だったにもかかわらず文化祭をたのちく堪能できそうでニッコリです…！！！！こちらこそ本当にありがとうございます……！！！！

なるみきが居るおかげでただの一般人の他にも色んな人間になれて幸です…忙しいけど嬉しい悲鳴だ…()
私もみきも「こんな先生知らない…！！！！！(歓喜)」になる未来が透けて見えておりますしもう先生もね、背後様の手から離れて好きに動いていただいて大丈夫ですから……！！！当方NGなし雑食ですよろしくお願いします！！！！！！(ﾄﾞﾝｯｯｯｯｯ)

こちらこそ本当にいつも楽しくお話させて頂きありがとうございます…！！お返事が来ているのを見る度に「わーい！」と子どものように無邪気に喜んでおります…！！！！背後様へ多大なる感謝とビッグなラブあんどキッスを…送らせてくださいませ……！！！！！！！！！！！！
調子に乗って長々お返事してしまいましたが、こちら遠慮なく蹴っていただいて大丈夫です…！！ )

おー。おはよ。
文化祭日和…はまあいいとして、確かにだいぶ涼しくなって過ごしやすいから天気がいいのは気持ち良いな。

( 普段は遅刻ギリギリになるような生徒たちも今日ばかりは早くに登校を済ませているのか、いつもより声が賑わってくるのが早い気がする。暑かった夏もようやく過ぎ去って2学期、中間テストも落ち着いてひと段落した生徒たちがここ数日にかけて準備やら何やらで盛り上がっていた文化祭も今日が本番。程良い気温のスカッとした秋晴れの青空を窓越しに眺めながら準備室の生き物たちの世話をしていれば、いつものように朝イチで挨拶にやってきた彼女の声に振り返り。心なし…ではなく明らかにいつもよりテンションが高いのは彼女も今日を楽しみにしていた証拠だろう。「当日の朝なんか一番忙しいのにお前も律儀な奴だなほんと。……そういやお前のクラス何やるんだっけ？」こんな日でさえ欠かさず自分の元に寄る彼女に呆れたような笑みを浮かべてはふと思い出したように問いかけて。彼女のクラスが何をやるかは、準備期間に入って早々に聞きはしたがそれも少し前の話だし、彼女もやはりクラスの出し物の準備に忙しかったらしく挨拶はあれど雑談が出来るほどの余裕はそこまで無かったようで。それに教師陣は教師陣で忙しいのもあって、各学年各クラスの出し物をあれやこれやと気にかけているうちにどこが何をやるのか頭の中はごちゃ混ぜ状態になってしまったわけで。 )

みき達のクラスね、最初はアニマルカフェだったんだけど─── … あ、やっぱり内緒！来てのお楽しみ！


( 文化祭準備期間が始まった当初は“学生たちがそれぞれ動物の耳を付けて接客するカフェ”の予定だったし彼にもそう伝えていたのだけれど、最終的に自分たちのクラスが選んだのは“アニマル執事＆メイドカフェ”。当初のコンセプトにそれぞれメイド服と執事服をプラスしただけなのだけれど、折角ならばサプライズ的に彼に見せびらかそうと小さなイタズラ心が湧いたのか唇の前に人差し指を立ててはいたずらっぽくへにゃへにゃと微笑んで。「 あのね、みき11時からのシフトなの。そのくらいの時間に来てくれたら嬉しいなぁ～ 」あくまで彼がお店に来てくれるのは大前提としてこてりと首を傾げては来てね？と強請るようにしっかり計算された上目遣いで彼を見つめて。ちなみに☆先生が来る予定の時間はめちゃめちゃにシフト争奪戦になっていたらしいのだけれど蚊帳の外だったみきはちゃっかりと先生たちが暇になりがちな文化祭が始まってちょっと経った時間のシフトをゲットしたらしく。 )

？、まあいいけど…。

( どうやら当初の予定を変更したらしい言い方ではあるが、根本的に変えるとなるとまた色々と面倒なことになるはず。となればカフェであることに変わりはなさそうなのだが、なぜか皆まで言わない彼女に訝しげな視線を送りつつもそうしたい理由があるのならばと追求することはなく。さらに彼女からこちらの来店時間を指定されればそれに対してはいはいと二つ返事。「分かった分かった11時な。……あー、でも一応見回りとかもあるから遅れたりする可能性があることだけ先に言っとく。まあ間に合うようには行くから。」時間の話題が出れば今のことでなくとも自然と時計に目を向けてしまうのは人間の心理なのだろうか。見回りはきっちり、という程でもないのだが見回る先で何があるか分からないので念の為に保険をかけておいて。…とはいえ、もしもギリギリになるような事になっても約束を違えるつもりはなく急いででも行く所存ではあるのだが。 )

！うん、だいじょぶ！
あのね、あのね、すっごく可愛くして待ってるから！


( 彼からの好食感の返事にぱぁ、と瞳を輝かせては詳しいことは内緒なのだけれどとりあえず可愛くめかしこむという宣言を。こうしたイベント事には妥協を許さない我がクラスは文化祭にももちろん全力で、メイド服も執事服も結構力を入れたつもりだ。……料理は残念ながら出来合いだけど。それでも本物のメイド喫茶よろしく目の前で絵を描いたりだとか要望があれば美味しくなる魔法をかけることもできるし、知り合い限定で写真撮影もできる。彼が来るとならばみきのやる気もひとしおだろう。じゃあ待ってるね！と準備室を出ようとしたもののぴた。と立ち止まれば「 ぁ。せんせー今年のミスターコン出るんだね。ポスター見たよお。 」とへらりと笑って彼がミスターコンにエントリーされてることを告げて。毎年出ている“教師枠”なのだろうけれど、昇降口に貼ってあるミスターコンエントリー者一覧を見た時は驚いたものだ。よくよく見たら推薦者は3年生のお姉様たちだったので今のところは嫉妬の感情はないのだけれど。 )

分かったって。
今からそんな気合い入れてたら途中で疲れるぞ。

( 可愛くして待っている。というのがまさか特殊な意味とは今はまだ知る由も無いのでメイクやら髪型やらに力を入れるんだろうなと的外れな予想を立てては、朝にも関わらず更にテンションを上げていく彼女に思わず溜息混じりの笑いを零して。勢いそのままに準備室から退室しようとする彼女を見送……ろうとしたところで知らされたそれは自分の知らないところで勝手に進んでいた悪巧み(としか思えない)。「あーはいはい今年もやるんだなアレ────、は？いや…え、何？俺？何のはなし……？」去年は☆先生のおかげで大層盛り上がっていたミス&ミスターコン。自薦他薦問わずとはいえ大人数の前で舞台に立てるのはそれなりに自信を持っているからこそ出来るもので、自分にはまったく関係のない世界だと気に留めることのなかったイベント。──それに出る？誰が？俺が？と、いつの間にか当事者に据えられていた事実に頭がついていかず、ぽかんとした表情でひたすら疑問符を飛ばすことしかできず。 )

、せんせー知らなかったの？
今年は☆先生殿堂入りだとかで3年生の先輩たちがせんせーのこと推薦したって書いてあったよ。


( ぽかんとダークブラウンの瞳をまん丸にしながら頭に疑問符を何個も乗せた彼に今度はこちらがきょとん…と瞳を丸くしては先程登校したときにスマホで撮ったミスターコン出場者一覧のポスターを彼に見せて。イケメンだなんだと騒がれている男子やネタ枠で出場しているのであろうお調子者の男子の名前が各学年2人ずつの計6名ほど書いてある中に【教師枠】とハートで囲われた文字の後には間違いなく彼の名が。「 今日は16時からコンテストがあるから出場者は遅れないように集まってって、─── そういえばせんせー会議にいなかったかも。 」とこてりと首を傾げては確かにミス＆ミスターコンの会議に彼がいなかったことを思い出して今の彼の反応も腑に落ちて。恐らく事前に伝えていたら逃げられただろうから当日拉致してそのままステージに立てるつもりだったのだろうとお姉さま方の作戦を察してはバラしてしまったことをちょっぴり反省しつつもその時は自分が責任をもって連れていこうと小さく決意を。 )

推薦……？
待っ……、全部が初耳でちょっと理解が追いついてない俺……。

( 確かに去年は女子の票のほとんどが☆先生に入ったらしく、同じ轍を踏まないように＂殿堂入り＂という措置に至ったらしいという所までは風の噂で聞いたことがあったような気がする。そんな彼女の説明すらもどこか上の空で聞いていたものの、目の前に差し出されたスマホの画面を見て漸く自分の置かれている状況を把握した模様。自分の知らないうちにしっかりエントリーされたうえに推薦者の名前を見てはがっくりと肩を落とし。さすがは3年生、こちらの性格を熟知しているからこそよくぞ当日まで隠し通せたものだとある種の感心すら覚えてしまう。「……、あいつら…っ！……──…って、会議？まさかお前も出るのか？ミスコン…。」今更知ったところであとの祭り。さすがに生徒主催のイベントを個人の感情(主に面倒臭い)で盛り下げるわけにもいかないので、嫌々ながらも腹は括らねばならないだろう。しかし運営と出場者が参加するであろう会議に自分がいなかったことを知っている彼女ももしや…と視線を向けて。 )

みきも今日登校したらびっくりしたよ～。
……あ。でもせんせーが出たら優勝しちゃうからこまる……モテちゃう……。


( ガックリと肩を落としてどうにか現実を受け止めている彼にけたけたと楽しそうに笑っていたものの、ふとあることに気がついてしまえば真剣な顔で眉を寄せて両腕を組んで。元々モテる人がエントリーする場合が多いので当たり前だけれど、ミスターコンの優勝者というのは総じてコンテスト後はモテてしまうものなのでみきとしてはライバルが増えてしまう大チャンスなのだ。それは誠に困ることなのだけれどでもミスターコンで優勝する彼も見たいし……と悶々としていればううんと悩んで。だがしかし彼の言葉にえへ。と照れたようにはにかんでは「 みきは賑やかしだよぉ、他の子達の引き立て役です。 」と推薦されたは良いもののなにだかトントン拍子で予選を進んでしまいここまで来てしまったので自分でもまだあまりついていけてないのかふるふる首を振って。 )