せんせい、あのね。(〆)

やったー！
約束だからね、やっぱ恥ずかしいからヤダは無しだよ！

( 見事完全勝利を成し遂げればバンザイ！と両手をあげながらキャッキャとはしゃぎつつも釘を刺すところはしっかりと釘を刺して。ブレザーかな、学ランかな、とまだ見ぬ高校時代の彼に思いを馳せながら、思わずにこにこと緩んでしまう両頬に両手を添えながら楽しみだなぁと零して。まだ目標点数すらも決まってないどころか今回のテストが終わったばかりという点はどうやらみきには見えていないようで。一瞬、もしも同い年で同じクラスだったら合法的(？)にせんせーの写真をおうちに飾れるのか…とか考えたのはひっそりと心の奥に閉まっておくことに。くす、と柔らかに笑った彼の言葉にぴく、と反応してはその理由が分からないのか静かに首を傾げ「 みきが？……？なんで？ 」と、自分でちょっぴり考えてみたけれど何も浮かばずに大人しく彼へと理由を問いかけて。確かに文化祭とかスポーツ大会は率先してまとめて盛り上がりに行くタイプだけれど、きっと生活指導とかは見逃しちゃうと思うので教師らしく生徒の面倒を見る自分が想像出来ないようで。 )

分かってるよ。
…その代わり、次の目標はもう少し高めでいくからな？

( 自分の写真なんかが報酬になってここまで喜ばれてしまうと何だか羞恥心すらもどうでもよくなってきてしまいそうで。しかし前回と同じボーダーラインにするほど甘く設定するつもりは無いので、厳しくするべきところはちゃんとする。次は生物のテストのみならず他教科のテストも平均点以上を狙わせてみるか…とすでに考えを巡らせて。とはいえさすがにクリア出来ないほど壁を高くするつもりもないので、帰ったらとりあえず写真を探さなければと無意識に彼女を信頼しての行動を予定に組み込んで。「猪突猛進に見えるけど意外としっかり周りが見えてて行動できるところとか、面倒見のいいところ。それに友達が多いってことは周りに好かれてる証拠だしな。」主に自分に対する彼女の普段を思い浮かべてしまったが、実際に線引きするところは把握して行動を起こすあたり周りの見えたちゃっかり…いやしっかり者。それにくわえて彼女の周囲には友達がたくさんいるので人望もあるだろうし、周囲の意見をしっかり聞きつつも自分の信念的なものを曲げない一途さも魅力。彼女の疑問に悩む素振りなくすらすらと答えては、「…生活指導は苦手そうだから、そこも生徒から好かれる一因になるかもな。」と彼女の内心を知ってか知らずか、に、と笑って締め括り。 )

え゛。
……ほ、他の教科も60点は難しいよぉ…。せめて現文なら…。

( ぴた。と分かりやすく笑顔を固まらせれば嫌そうにむぎゅ…と顔を顰めながらしれっと自分が得意な教科で平均点以上を打診。彼の高校生時代の写真は確かに見たいけれど、でも元々苦手意識のある教科を平均点以上とるとなれば今回以上に腹を括らなければならないとその瞳は真剣で。しかも生物以外ともなれば彼とのマンツーマンの自習もどうなるか分からない、イコール、やる気の低下に繋がってしまうのも一つの理由であることは間違いなく。お願い、と両手を組んではこて、と首を傾げながら彼を下から見つめて。なんの迷いもなくさらさらと告げられていく自分が教師に向いている理由はしっかりと真っ直ぐに此方を見続けてくれているからこそ出る言葉ばかりで、みきの頬はだんだんと桃色に染まっていき。そして最後に付け足されたまるで思考を読まれているのかと思ってしまうほどの言葉に「 も、もうだめ… 」と両手を前に出してストップのポーズと、降参の言葉を返して。ただでさえ彼からの正面な褒め言葉に弱いと言うのに、そこから更にプラスしてよく見てくれているからこその理由が付随してしまえば恋する乙女の脳内は沸騰寸前というもの。みきはさっきまでぷんすこと怒っていたことすらも忘れてもうこれ以上はやめて、と懇願する瞳で彼を見つめて。 )

甘えるな。
……って言いたいとこだけど、さすがに俺もいきなり次は全教科なーとは言わないよ。
生物は引き続き、あとはお得意の現文で2教科平均点以上が目標だな。

( 赤点常連の彼女がやっと1つの教科で赤点を脱出できた現状で、次は残りの教科を──なんて鬼じゃない。彼女のモチベーションを保つためにも、ご褒美という飴は用意しつつじわりじわりとボーダーラインを上げていく戦法でいきたいわけで。…まあ彼女の何ともあざといお願いポーズに少しばかり揺れ動かされたのも否定はしないがそれは内緒。生物と現文を指すようにぴし、と指を2本立てて。これがハグ以上を求めてくるのであれば更にハードルを上げるところだが写真くらいならまあいいか、という思いもあったりなかったり。まさに褒め殺しという言葉通り、彼女には大変効き目があったようで。「何だ、もういいのか。…そっちから聞いたのに？」と、小首を傾げてはにやりといつもの意地悪い笑顔。普段の押せ押せ状態はすっかりナリを潜め、頬を淡く染めてこちらを見つめてくる彼女は小動物のよう。今なら可愛い子にちょっかいをかけて苛めたくなってしまう小学生男子の気持ちがよく分かる気がすると、笑みを浮かべたまま見つめ返して。 )

！！
それなら出来る！

( 彼の言葉にぱぁ！と分かりやすく瞳を輝かせて笑顔になれば、こくこくと何度か頷きながらそれを了承し。恐らく彼が譲歩してくれたのか、はたまたゆっくりとハードルを上げていく作戦なのか、どちらにしてもみきとしては願ったり叶ったりでにこにこと笑い。現文ならば自分で勉強をしても平均点あたりまでは取れるし、それならば彼との放課後のお勉強も現状維持でも良いだろう。嬉しい、楽しみ、と早速今からゆるゆると緩んでしまう頬をそのままにまだ見ぬ高校時代の彼へと思いを馳せて。意地悪な笑顔といつかの時分に彼に言った言葉をそのまま返されればうぐ、と言葉に詰まり。仕返しだ、意地悪だ、と悔しそうに…でも彼のそういう所も好きだったりするのでなんとも言えないむにゃむにゃとした気持ちになれば「 ……いじわる、 」と一言ぽそりと零し、でも意地悪な視線から逃げるのはちょっぴり悔しい気もして羞恥で潤んだ瞳はそらされることは無く。 )

ん、なら俺も次のテスト気合いを入れて作らなきゃだな。

( きらきらと輝くような笑顔を見ていると、幾分自分は彼女に甘すぎる気がしなくもないなと苦笑。だけどまあその結果、こうして笑っていてくれるならそれも悪くないかなと思えてしまう。別に他の生徒と差をつけてまで可愛がっているつもりは無いのだが、本音を言えばやはりこうして好意的な分可愛さは増すのも事実で。すでに達成した気でいるのかにこにことご機嫌な彼女を見ていると釣られてこちらも口角が上がって。悔しさの色が混じったオレンジの瞳が負けじとこちらを見つめ返してくれば「何のことやら。」と楽しそうに返事をして残っていたコーヒーを呷り。そうして一瞬だけコーヒーの方へ移していた視線を再び彼女の方へ向けては、その眼差しは意地悪なものから優しく見守るようなものに。「御影せんせー。…って呼ばれるお前を見るの、楽しみにしておくな？」くす、と笑みを零したもののこれは純粋に応援と期待のそれで。 )

それは気合い入れなくて大丈夫…。

( 先程のキラキラした笑顔はすん…と落ち着いて冷静に彼の言葉を拒否。教師が気合を入れて作るテストは、大体生徒には良い結果にならないので。みきはむきゅ、と顔を顰めてながらいやいやと首を横に振って。彼がただでさえ今自分にそれなりに甘いことも優しいことも充分にわかっているのだけれど、それとこれとは話が別。テストには気合いを入れなくて良いですと言わんばかりにウン。と一つ頷いて。ぴく、と彼に名前を呼ばれれば先程まで悔しそうだった夕陽色の瞳はまたじわじわと羞恥の色が滲んできて。先生に先生と呼ばれることがなんだかむず痒いけれど嫌いではなくて、本当に教師を目指してもいいかもしれなだなんて思ってしまうほど。「 …………鳴海せんせ。…って呼ばなきゃ。みきが先生になったら。 」と、いつもひらがな喋りの辿々しい口調で彼を呼んでいるけれど自分も教師になったらそれも変えなければ、とお返しに彼の名前を小さく呼んでは少しだけはにかんで。 )

それは残念。
───そうだな、鳴海先生呼びに……あとは敬語も。

( 彼女のやる気に答えるように入れようとしていた気合いをあっさり拒否されては、その理由を察してけらけらと楽しそうに。とは言ってもちゃんと学期に応じたテスト内容にするのはもちろんのこと、こちらも少しだけ気恥ずかしい写真を提示しなければならないという条件があるため、彼女の希望に応じて甘くするわけにはいかないのが現実なのだが。今では彼女から滅多に呼ばれることのない苗字付きでの敬称に一瞬動きが止まり、同じようにむず痒さを感じては頬をぽり、とひと掻き。出会って早々から人懐っこかったこの生徒は気付けば敬語も使わなくなっていたのだが、自分はあまり気にする質では無いので咎めることも無かった。しかしもしも本当に彼女が後輩に当たる立場になれば、残念ながら敬語も使ってもらわなければと、にやりとした笑みと共に追加を。 )

けいご、……。
……鳴海先生、今日もお疲れ様です！このあと職員会議もちゃんと出席してくださいね！それから本日の施錠見回りも鳴海先生の担当ですので、よろしくお願いします！

( そういえば確かに無意識に彼への敬語を外してしまっているけれど、職場の先輩となったら敬語で会話をしなければならないのかも…と彼の言葉にふむ、と考え込めば教師同士の会話の見本を頭の中の引き出しから探し。にこにこといつもの様に人懐っこい笑顔を浮かべながら漸く頭の中の引き出しから出した言葉は、つい先日彼が他の教職員から言われていた言葉を引用したもの。こういう事でしょ？みきは敬語使えるよ、と言わんばかりにドヤ顔で彼を見上げては自信満々に彼の反応を待ってみるものの、やけににこにこ若々しい口調は教師の先輩後輩間の会話と言うよりは高校生の先輩後輩間の会話のテンション感に近く、恐らくみきも演技には向いていないことが遺憾無く発揮されてしまったのだがそれは本人の知るところではなく。 )

………あぁ、うん……。
敬語はいいんだけどその…内容が………、なんか無駄にリアルな未来を見た気がする……。

( 素敵な笑顔で引き出された会話の見本は自分に覚えのあるもので。まさかのチョイスにどう反応すればいいのか分からず瞬間固まってしまい、口角をひくつかせながら彼女のドヤ顔に頭を抱え。まだ見ぬ未来のはずが、もしも彼女が本当に教師になったうえで同じ学校に勤めることになれば──。と、はっきりくっきり想像できてしまうのが少しだけ悔しいような悲しいような。かと言って自分のスタンスを変えられるかどうかはまた別の話。今だって彼女の台詞で思い出したかのように、「………そういやこの後本当に職員会議あるんだった…、めんどくさ……。」とやる気無さそうに項垂れて。空気と化して話を聞いてるだけならまだ良いが、1学期の終了が近づくにつれて段々とやる事が多くなってくる会議を思うと憂鬱だと溜息吐き。 )

せんせーがこないだ言われてたのをそのまんま真似してみた！


( ひく、と緩く上げた口角をひくつかせながら頭を抱える彼とは対照的に上手でしょ！褒めて！と言わんばかりにニコニコと笑っては自分の台詞チョイスに胸を張り。それからどうやら本当に今日は職員会議だったらしい彼にもしかして自分が言わなければ忘れていたのでは…と口元に手を当てては「 もしみきが先生になったらちゃんと毎回呼びに来てあげるからね… 」と静かに頷いて。もうすぐ夏休み、ともなれば学期末の教師たちはなにだかとてもバタバタと忙しそうで、夏祭りでの見回りや夏休み中の補習、部活動の計画などできっと職員会議も増えているのだろう。今度せんせーの肩とか揉んであげよう…なんて若干気遣いの方向性が間違った方へ向きつつも学生なので夏休みという甘美な響きに今から心踊っているのは内緒。 )

あーはいはい、すごいすごい…。
ったく、ほんとお前は覚えなくていいような事ばっか覚えるんだもんな……。

( 何とも得意げな彼女にぱち…ぱち…とやる気のない拍手を送っては、多々あるはずの敬語を使用している場面の中から選定された今回のシーンに苦い顔を。公式ひとつよりも遥かに長いこの台詞を一言一句違わず再現した彼女の記憶力を、果たして褒めるべきか苦言を呈するべきか考えては深めの溜息を吐くに終わり。彼女の心配通り、このままだと誰か他の先生を迎えによこされていただろう。その神妙な口ぶりには「それは結構まじで頼む。…昼までは覚えてるんだけどな、昼までは。」と同じように頷きながら、予定がすっぽり頭から消え去る時間を思い出すようにうーんと首を傾げ。ちらりと時計を見やれば会議まであと30分。5分前くらいに行けばいいか…とまだ余裕のある状態ゆえにのそのそと机の上を簡単に片し始めて。自分も通ってきた道とはいえ、やはり大人と違って夏休みを楽しめるだろう学生を羨ましいと思うのは自然だろう。彼女へ視線を向けては「いいなー、学生。」とぽつり呟き。 )

お昼ご飯食べたらどっか飛んでっちゃうの…？
みきのお勉強と一緒だぁ。

( 此方の言葉に頷きながらどうやら本当に自分がこの学校に就任した際には彼を職員会議の度に呼びに来なければならないんだと実感させられる言葉を返す彼に憐憫の視線を送ったものの、そうは言いつつも自分も覚えたての公式や英単語を直ぐに忘れてしまうのでまぁ人の事は言えないなと自戒。彼のぽろりと零れた言葉にきょと…と思わず瞳を丸くしてはそのあとにすぐにぷは、と吹き出してしまい。「 せんせーだって学生の頃いっぱい楽しかったでしょお 」とくすくすと笑いながらもどうやら自分より学生時代楽しんでいたらしい彼にふんわりと言葉をなげかけて。どうやら彼の時計を見る仕草や書類をまとめている様子を見ればあと少ししたら職員会議なのだろう、みきもふんわりと帰りの自宅をしては小さな生き物たちにも挨拶をしようと水槽の方へ )

…教師としてそれ以上に不安になる言葉は無いな…。
まあでも人間そんなもんだし、嫌な事とか面倒な事は頭の隅に追いやってるうちにいつの間にか忘れちゃってんだよなぁ。

( 同意の言葉を受け取れば、それは教師という立場上聞き流せない…というより悲しくなるような台詞で。肩を落としてツッコミを入れつつも、そもそもの原因は自分の一言から始まっているのでそれ以上は何も言えず。むしろこちらも同意するようにうんうんと頷いて。自分の学生時代を見透かしているように楽しげに笑う彼女に何だか気恥ずかしさを覚えながら「普通だよ、ふつー。男子らしくバカやってたくらい。」と、誤魔化すように片付ける動作を早めて。とはいえ楽しかったのは事実なので、彼女にも楽しい夏休みを送ってもらいたいのが本音。水槽へと近付く彼女に視線を向けては優しく見守り。 )

んへへ、そうなの。
……あ、でもせんせーの授業は忘れたことないよ。

( 彼の言葉にへにゃりを笑いながら情けない同意をしたものの、思い出したかのように付け足してはまたにこにこと笑って。くるくると変わる時間割の中でも彼が担当している生物は絶対に遅刻も欠席もしたことがないと胸を張るも、それが当たり前のことなのは分かっているので褒めて！とは言わずに。水泳の後だって彼の授業は睡魔と格闘しながら何とかギリギリいつも起きている。あくまでギリギリ、なのだが。ふろすけやふぐ太郎たちに指先で挨拶をしつつもなんとなく想像出来てしまう彼の言葉に笑ってしまえば「 みきもせんせーと同い年が良かったなぁ。そしたら文化祭も夏休みもいっぱい一緒に遊べるのに。 」と小さく零して。もちろん叶わないし、たらればというのは意味が無いことがわかっているけれど。それでもやっぱり教師と生徒の垣根がなければもっと近付けるのにな、なんて思いながら水槽の中の小さな友人たちに挨拶は済ませたのかゆっくりと立ち上がり。 )

それはどーも。
おかげでお前の授業態度には良い点を付けられるよ。

( にこにこと何処か得意げにも見える彼女にふ、と微笑みながらひらりと手を上げて。確かに水泳の後など体力的に疲れる授業の後、机の上に潰れる生徒が数多く見られる中彼女だけは舟を漕いでも突っ伏すことだけはしていない。＂には＂というところが少しばかりミソではあるが、そこに関しては正当に評価をしていて。彼女の願望そのままの呟きに同じ学生だった場合、逆に彼女が大人で自分と同じ立場の場合の二通りを頭に描いてみて。「………どっちにしてもお前に振り回されてる図しか思いつかないのも何だかなー…。やっぱり今のままでいいと思う、俺。」学生同士であればイベント事の時は引っ張り回されそうだし、今の年齢だったとしても落ち着きなく休日であろうが連れ回されそうだと想像。しかし多分自分も、暑かろうが寒かろうが彼女の誘いを断りきれずについて行くんだろうなと考えると悪い意味だけではない苦笑を零し。とはいえ彼女から＂せんせー＂と呼ばれる事も今だからこその特権のようなものなので、それはそれで悪くないのだが敢えて口には出さずに。彼女が立ち上がるのを見ては、彼女の見送りついでに職員室へ向かうため自分も立ち上がり。 )

みき、授業態度は毎回良い点数だからね！
……んふふ、あたり。だって同い年なら一緒に歩いてても変じゃないもん。ま！今でも振り回すけど！

( どうやら同い年だった場合のIFも彼には簡単に想像がついてしまうようで、苦笑いを浮かべる彼とは対照的にみきはにこにこ笑顔で。人目を気にせず手を繋いだり、好きだと言えたり(それは今でもしている)、ハグをしたり、それはとても魅力的だけれども未来にキラキラとした期待がある今もそれはそれで嫌いではないのかその表情はとてもあっさりしていて。 忘れ物がないか確認をして、ぴかぴかの62点のテストはお母さんたちに自慢をするので丁寧に折りたたんでスクールバッグにしまい、それを肩にかければあっという間に帰宅準備は終わり。帰りたくないなぁとは思うけれど、ここで我儘を言ったところで彼の口八丁で帰される未来は簡単に想像できてしまうので良い女はアッサリ去ることを選択。ぺたぺたと真っ直ぐに扉の方まで歩き「 じゃあね、せんせー！転んだ時助けてくれてありがとぉ、また明日！だいすき！ 」とくるりと彼の方を振り返れば満足そうににこ！と満点の笑顔を浮かべていつもの一言を付け足せばひらりと手を振ってあっという間に嵐は去っていき。 )



( ／ 背後から失礼致します！！
いつもたくさんたくさんお話してくださり本当にありがとうございますお陰で無事に大量の萌を摂取したことにより喉の痛みが治りました…！！！

次の展開ですが、せっかくだしお外でバッタリ！をやろうかなと企んでいるのですがいかがでしょうか…？？スポ大はその後にやっちゃおうかな、なんて…！！！！
もし他になにかやりたい展開がございましたら遠慮なく仰ってくださいませ…！！ )

それをそんなに堂々と言えるのはお前だけだよ…。

( 本来であれば教師を振り回すなんて！と叱るべきところなのかもしれないが、彼女と自分の関係性だからこそ呆れたようなツッコミをするに収まって。とはいえここまでハッキリと振り回します宣言をされては少しばかり悔しいものもあるのが本音で。お返しと言わんばかりに自分から揶揄うことはあるが、それでもやはり彼女の行動力と勢いには押されがちなのは認めていて。こちらの都合やらをちゃんと理解している＂良い女＂は、いつも駄々を捏ねることなくすんなりと帰ってくれる。そのアッサリとした感じに安心すると共に、逆に何となく寂しく思う気持ちがあったりするのは今はまだ内緒。「もう転ぶなよ。気をつけてなー。」わざとらしい台詞にこちらもわざとらしく返しては、その小さな背中が見えなくなるまで部屋の入り口に立って見送り。 )


( ／ こちらこそいつも可愛いみきちゃんからたくさんの萌をいただいて楽しませていただいておりますー！
喉の……痛み……？ま、まさか主様体調を崩されておられた……？そんな状態でお返事してくださってたなんて頭が上がりません……。ていうか！言ってくださいヨォ！お見舞いさせてくださいヨォ！！()
もうご無理はなさらないでくださいね(号泣)

お外企画、心の底から大賛成でございます！！！
では流れとしてはスポ大からの夏休み編ですかね…、まだまだイベント盛りだくさんで今からすでに楽しみです！
そのバッタリ大作戦()なのですが、実は昼と夜とで対応を変えたいなと思っておりまして…。
昼間であればバッタリついでに一緒に買い物ですとか擬似デートのようなことができますし…夜であれば、コンビニかどこかでたまたま会って、先生側は飲み会の後とかだったりしたらやっとこさ酒要素が組み込めるなと画策したりしております…！
お好きな方を選んでいただければ幸いですし、もちろん選ばれなかった方はまた今後に持ち越しという形にできればなと……！ )

もー。
駅前のコンビニにしかないアイスリクエストするなんて姉使いが荒すぎる…。

( ちょっぴり飲み屋街の多い場所に位置するコンビニ。時刻は21時前。当たり前にすっぴんで、いつもポニーテールにしている髪を降ろして、サイズを間違えて買ったぶかぶかのパーカーの猫耳フードをすっぽり被って、パーカーがぶかぶかだから履いているんだか履いていないんだかわからないショートパンツから生脚を覗かせて、ぺたぺたとサンダルの音を鳴らしながらアイスコーナーに辿り着けば弟とじゃんけんで負けたが故にパシられたものたちを買い物かごにぽいぽいと投げ込みつつ不満げにぼそりと呟き。パーカーをすっぽりと被っているせいか妙な輩に絡まれずにここまで来た訳だが、丁度1軒目が終わり2軒目に行こ～という時間帯でこのコンビニから出てしまったら色んな酔っぱらいが蔓延っているのだろうなぁと想像してはいつも楽しみなはずの土曜日を少しだけ恨めしく思ってしまうのは仕方の無いこと。みきは呆れたようにため息を履いてはアイスコーナーからジュースコーナーへと移動して )



( ／はわわわわその言葉でもう完全究極体になりましたありがとうございます…！！(？？)
でもお見舞いは楽しみなので次はぜひ！！！！お待ちしております！！！！！

スポ大からの夏休み、確認致しました！夏はイベントが盛りだくさんでとても楽しいですね…！社会人になってからそんなものァありませんけどどど、あれ、目から汗が……………………
昼バージョン夜バージョンどっちも良すぎて思わず電車内で「良すぎ！」 と叫びました、無事に人権はなくしましたがせっかくなら先に夜編を…！！！！やらせていただければと…！！！！昼編は夏休みとかにバッタリ、でも出来そうだなと思いましたので次回に持ち越しさせてくださいませ…！！！！ ／蹴可 )

はー……久しぶりに飲んだ飲んだ……、
…───あ？

( 高校時代の友達から久しぶりに連絡がきたと思えば飲みの誘い。高い頻度で誘われるならば参加率は3回に1回くらいだが、しばらく会ってなかった相手となればさすがにこちらも楽しみに出向いてしまう。…と言っても最低でも年に1回は何やかんやで集まってはいるのだが。それでも気心の知れた友達はいいもので少しばかり酒の進みは早くなり、別に決して弱いわけではないが本日はほろ酔いの出来上がり。いつとも決めていない次回を口々に、それぞれが電車やらタクシーやらで帰路に着くなか自分ひとりは歩ける距離。その途中にコンビニへ入れば酔い覚ましのお茶でもとジュースコーナーへ。通路を抜けてドリンククーラーの扉に手をかけたところで視界の端に入った相手に自然と目を向ければ、ぴょこんと耳のついた可愛らしいフードを被ってはいるもののちらりと見えた横顔は明らかに知っている顔でつい声が出てしまい。 )


( ／ 呼ばれればすっ飛んでお見舞いに向かいますからね！！約束ですよ！！！()

みきちゃんと話していると、自然とイベント事がスケジュールに組み込まれるので幸せです…。あとそれ私にもクリティカルヒットしております、目に汗が滲んでます………ちくしょう…染みるぜ……。
わあ良かった！主様の失くされた人権は私めが拾って大切に保管しておきますのでご安心を！！(？)
では昼編は夏休み中のお楽しみということで、改めてよろしくお願いします！
主様への溢れる想いでついお返事しちゃいましたが、楽しすぎて長くなると大変ですのでぜひこちら蹴ってくださいませ！ )