せんせい、あのね。(〆)

せんせい、あのね。(〆)

女子生徒  2024-04-30 23:32:52 
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  • No.302 by 御影 みき  2024-06-08 18:29:33 



それはせんせー次第かな…。

( どうやら待ち時間のために珈琲をいれるらしい彼の移動の音だけを器用に拾っていけば、彼次第でいくらでもその点数が変わることを返しながらどうにかこの頬の赤みを収めようと彼が見ていないことをこれ幸いとテストでひらひら顔に風を送り。風を送っていくうちに段々と心臓の音や頬の熱さもちょっぴり落ち着いてきたのか、ちらりと珈琲をいれている彼の方に視線を送れば白衣と珈琲の香りを纏う彼に思わず見蕩れてしまいぽわぽわした瞳でそれを眺めて。どうやら影からこっそりと彼に恋の矢印を向けている女子生徒たちには気付いていないらしい彼から盾の要請を受ければ「 せんせーのお嫁さん候補はみきだけで十分ですって言えば良いかな…。 」と真剣な顔でぽそり。最も、みきが彼にご執心ということは2年生にはほぼ知られていることなのでこうして大っぴらにアタックしにいく子などはいないのだが。せんせーはバレンタインの本命とかにも気付かなそうだな…とちらりと彼に目線をやっては、自分に向けられた淡い恋心に疎いのも考えものだと首を捻って。 )



  • No.303 by 鳴海 司  2024-06-08 22:03:14 




お、いいぞ。
"もっと厳しく教えてくれ"って事だな?

( 自分次第、という事はつまり彼女が思い描いているであろう逆でもいいわけで。テストが靡くカサカサという音が背中越しに聞こえてくれば、彼女が熱を冷ましているのだろうと容易に想像できてしまってはくすりと微笑み。そろそろ少なくなってきたインスタントコーヒーの瓶を傾けて粉を入れてからお湯をイン。くるりと振り向いては椅子に戻らず、そのまま棚を背もたれにしてマグカップに口を付けて。「それはこっちが認めてないから無しだな。」いくら盾役を命じたとはいえ、彼女の冗談か本気か分からない(ほぼ確実に後者だろうが)一言には一応物申しておく。自分がもう少し…それこそ☆先生ほどの年齢ならば生徒たちとの年齢差も少ないためもう少し生徒からの好意を気にかけていたかもしれない。三十路にもなると女子生徒からの好意的な言葉は揶揄いにも聞こえてしまうもので。……もちろん、目の前の彼女は別なのだが。 )


  • No.304 by 御影 みき  2024-06-08 23:36:36 



ちがぁう!
みきは甘々、……………きびしく、…………ふ、普通がいいの!

( 彼の言葉に漸くテスト用紙から顔を上げてむきゃ!と顔を顰めてはいつものように甘く教えろと抗議しかけたものの、そう言ってとんでもないことになったんだったと思い返せば言葉には十分注意しながら結果的には普通が良いと答え。結局普通に教えるのであれば成績は現状維持のままなのだが、今みきの脳内はそれどころではなかったのでそれは割愛するとして。…でもせんせーの厳しいって見たことないかも。とふと思いついた好奇心は止まることなく、今度試しにやってもらおうと小さく頷いて。此方の提案が当たり前のようにあっさりと却下されてはむす、と唇を尖らせながら「 せんせーわがまま… 」と自分のことは綺麗に棚に上げてぼそりとつぶやき。大体☆先生のような教師にハマるのはミーハーな女子が多いけれど(みき調べ)、彼のような教師にハマるのはちょっぴり本気な子が多いのだ。生半可な盾ではきっとその恋心は止められないので、さてどうしたものかと頬杖をついて。 )


  • No.305 by 鳴海 司  2024-06-09 07:32:57 




はは、我儘。
……つっても俺、厳しくってどうすりゃいいのか良く分かんないんだけどね。

( 彼女が何を思い出したのか想像がつくと、その慎重さについ笑いが零れ。とはいえ自分から言ったものの、元から生徒に対して厳しくするタイプでは無いのでそちらを選ばれてたとしても実際はちょっと困っていたかもしれない。うーんと悩みながら、学校でいちばん怖いと噂の先生を模倣すればいいのだろうかと思考を巡らせてみて。そもそもこうして誰かを真似しようとする時点で厳しくするのにはやはり向いていない気もするのだが。むすりと呟かれた言葉に「俺はまだお前を候補にした覚えはないからな。」と、ぴしゃり。候補に入りたいならまず生徒じゃ無くなってから、なんて期待を煽るようなことは言わないが無意識に口から出た"まだ"の部分に意味を含んでしまっているのは自分でも気付いておらず。彼女の真剣な心配とは裏腹に、自分は生徒から教師に対する恋心なんて学校生活中だけの一過性のものだと思っているためそこまで深く懸念することはないだろうと考えている。ただしこの考え、最初は彼女に対しても持っていたが今ではもう彼女だけはその枠外にいるのも事実なので、少しばかり見通しが甘い所があるのだが。 )


  • No.306 by 御影 みき  2024-06-09 11:43:39 



せんせー優しいもん。
…………ね、ね、ちょっとやってみて。

( 生徒に真摯でありなんやかんや言って優しい彼の厳しい一面を見たことがない自分と同じように彼自身も厳しい指導の仕方を分からないようで、無茶ぶりとは分かっていてもそわそわと好奇心が芽を出せば彼の方にくるりと体を向けてはおねだりをひとつ。学校でいちばん怖いと言ったら生徒指導の先生だけれど、あれは声の圧だったり体の大きさで怖さが倍増しているイメージがあるので彼がやったらまた別物になりそう、と彼を見つめるキラキラとした瞳は期待に満ちていて。〝まだ〟と副詞のついた言葉にぱち!と驚いたように瞳をまんまるにしては、きっとその言葉は彼の中で無意識についたのだろうと判断しては敢えてそれを指摘することはなく思わず緩んでしまう頬に両手を添えては「 いいもん、卒業までみきはすきってずっと言い続けるから。 」と教師と生徒という枠組みから開放される日まで…もとい候補になり得る日まで気持ちを伝え続けるとさらりと返して。まぁきっと、卒業したそのあともずっとずっと言い続けるのだろうけれど。 )




  • No.307 by 鳴海 司  2024-06-09 13:05:14 




えぇ…?
……──み、御影!お前はこんな問題すら解けないのか!何回言えば分かるんだ、夏休み中は毎日補習に来なさい!
………………痛って…、ていうか絶対違う気がするコレ…。

( 確実に面白がっている彼女の好奇心の圧に負け、こほんとひとつ咳払い。飲みかけのコーヒーを一旦机に置いて、それなりの力で机をバンと叩いたもののどうすればいいか分からず。とりあえず例の先生のように声を張り上げてはみたが、内容としては"厳しさ"と"怒ってるだけ"を履き違えているようなもので。一拍間をあけた後、手の平にじんわりと痛みと熱が広がればそれを冷ますようにひらひらと手を揺らしながら自分の演技に首を捻り。拗ねるか怒るかするかと思えば相変わらずの継続宣言。「それを聞かされた俺は反応に困ってるんだけどな…。」やれやれと溜息を吐きながらも、彼女の一途さには脱帽だ。この1年以上流せど流せどまったく効かなかったため、彼女の意志の強さと本気度はそれなりに理解しているつもりで。まあこうして自分の側にいる限りは、彼女の懸念材料である自分に好意を持っている(らしい)他の女子生徒は寄りにくいだろうと考えて。 )


  • No.308 by 御影 みき  2024-06-09 15:18:06 



っ、ふふ、……あははっ!
お、お腹痛い…!ふふふっ、こ、怖くなさすぎる…!かわいい…!

( 力強く叩かれた机に〝おお〟と感心したのも束の間、怒っているんだか叱っているんだか絶妙なラインの彼の厳しい教育に堰を切ったように笑い出して。そのあと手を痛めているのも含めて全てがツボに入ってしまったのか、けたけたと楽しそうに笑いながら首を横に振り。しかも夏休み中に毎日補習に来いというのは自分にとってご褒美に成りうるので叱る相手へのチョイスとしてはかなりミスなのが更にツボで。いつも此方に意地悪をするときはあんなにも楽しそうなのに厳しくしろと強請って返ってきたのがこんなにも不慣れな様子なのがとても可愛くて、またそれにもときめいてしまったのは内緒。こうして好意を伝えたあとの呆れた様子の彼も随分と見慣れたもので、みきも慣れたように笑いながら「 いーの、今はせんせーから何か返して欲しいわけじゃないから。みきがいっぱいすきって言いたいだけ。 」と、教師と生徒という関係上彼がこちらに何も返せないことはしっかりと分かっているんだという意味合いを含んだ言葉を返せば悪戯っぽく笑って。…それはそれとして、今回のテストのようにご褒美はたまに欲しいけれど。 )


  • No.309 by 鳴海 司  2024-06-09 20:30:38 




……笑いすぎ。
つーか怖くないは別にいいけど可愛いはやめろ。

( 自分でもらしくないのは分かっていたが、ここまで彼女を爆笑に誘ってしまうとは。少しでも雰囲気をと机を叩いてしまったのも結果的に笑いに燃料を投下する形になってしまい、彼女の評価に照れているともばつが悪そうとも取れる何とも複雑な表情で。怒ったり厳しく当たったりと、生徒指導は自分には向いていないことがはっきり分かったのでもしも来年度選ばれそうになっても絶対に断ろうと改めて決心が固まり。再びマグカップを手に取っては彼女から目を逸らして誤魔化すようにコーヒーを啜り。こちらから何も返せないことを分かってくれている彼女には正直助かっているのが本音。自分と彼女の関係性を理解してくれているからこそきちんと線引きしたうえで、どれだけぐいぐいこようが決してそこは越えてこようとしてこない彼女はある意味理想的な生徒かもしれない。「ほんと、困らされるけどそういう所は手が掛からないから凄いよお前は。」眉を下げて困ったような笑みを見せながらも、本当に嫌だとは思ったことのない自分も自分だ。…とはいえさすがに何も返さないのはどうにも落ち着かないので、たまには飴を多めに与えてやってもいいかもしれないと頭を過ったのは今はまだ内緒。 )


  • No.310 by 御影 みき  2024-06-09 21:55:56 



だって、…ふふ!新鮮なんだもん。
みきに意地悪するときはあんなにイキイキしてるのに、厳しく怒るのが苦手なのかわいい。

( どうしてもニコニコと緩んでしまう口元を隠すように両手を添えながら楽しそうに笑えば、此方から目を逸らして珈琲を啜る彼の様子をかっこいいなぁと眺めながらまたへにゃりと微笑んで。だがしかし今ので彼が生活指導には向いていないことがよくわかったので、きっと彼と恐らく来年もこうして準備室でのんびりお喋りが出来るはず。そう考えると彼が厳しく怒ることに対して苦手意識を持ってくれるのも有り難く、このままみきが卒業するまでは怒るの苦手なままでいてね…なんてなんとも自分勝手に心の中でお願いをひとつ。困ったように眉を下げながらも、決して嫌ではがってはいないんだと分かる優しい声の彼にこちらも笑顔を返せば「 えへへ。だってせんせーのことすきだもん。好きな人の好きなお仕事は大事にしたいから。 」と彼が何やかんや言って教師という仕事が好きだと知っているからこその言葉をさらりと。そうでしょ?とこてりと首を傾げては、またにこにこと人懐っこい笑顔を浮かべて。 )



  • No.311 by 鳴海 司  2024-06-10 01:39:31 




あーもう、苦手なもんは苦手なんだって。
そりゃ間違ったことをしたら注意はするけどさ…、生徒指導とかってそれとはまた別だと思うんだよな俺。
特にお前なんか、俺に絡むこと以外は普通に素行の良い生徒だし。

( 思えば教師になってから声を張り上げてまで生徒に怒ったことは無い。なおさら苦手なはずだと納得するようにひとり頷きながら、ちらりと彼女を一瞥してはこちらを見ながらにこにこと微笑んでいる様子が目に入ればまるで参観日の生徒側のような気分だと溜息をひとつ。そもそも悪いことをしたわけでもない生徒を上手く叱るなんて怒り慣れていない自分には難易度が高すぎる。基本的に何でも卒なくこなす方だと思っていたが演技には向いていないなと自己分析、意図せずして知るはずもない彼女のささやかなお願いは叶う結果になりそうで。さすがこちらの事を良く理解してくれている彼女にそうだな、と笑みを返し。「暑いのも寒いのも嫌いで体力仕事なんて向いてなさそうな俺には今の環境で働けるこれが天職だからな。」と何とも自嘲気味な台詞だが、その実はこの職が好きだという本音で。 )


  • No.312 by 御影 みき  2024-06-10 14:58:23 



だって放課後指導室呼び出し!とか言われたらせんせーに会いに来れないし…。
せんせーがもし生徒指導の先生だったら悪い子だったかもだけど。

( 彼の言葉にん?と目を丸くした後に素行良好な自分を指さしながら笑えば、指導されない程度に素行の良い理由をさらり。本当はたまにスカート丈は注意されるのだが、まぁそれは他の女子生徒も同じなので致し方ないとして放課後呼び出しまでではされない。更に言えばピアスは痛そうだし、髪色は黒髪が自分に1番似合ってる自覚があるのでそのままという至って単純な理由の積み重ねの結果で。あとは素行が良ければ多少の成績不良もレポートの提出くらいで見逃してもらえたりするのが大きいというちょっぴり邪な理由は内緒。彼の言葉にくすくすと笑ってしまいながらもその言葉の真意にはしっかり気づいているのか「 確かに、他のお仕事してるせんせー想像つかないかも。 」と脳内で色んな職種に彼を当て嵌めてみるがやはりどれもしっくりくるものは無かったのか、こうして教鞭を振るっている彼が1番だと頷いて。 )



  • No.313 by 鳴海 司  2024-06-10 18:41:19 




じゃあお前の素行が良いのは俺のおかげってことね。
──それにしてもほんと、意外に真面目だよなお前…。

( 何とも彼女らしい素行の良い理由にふ、と笑いがこぼれては自慢げに口角上げて。…実はスカート丈で注意を受けている場面は何度か遠目に気付いたことはあるのだが、それに関しては生徒側の気持ちも分からなくは無いということで(本当はダメだが)自分は基本スルー。加えて生徒指導でもない自分がわざわざそこを注意するとセクハラ扱いされるのではと、変な所で尻込みしてしまう自分のための心配もあるのだが。これくらいの年頃の長期休暇中など自分も髪を染めてみたりした事もあったなと思い出しては、何の傷みもない艶やかな彼女の黒髪に感心するように目をやって。同意を示されると、だろ?と言うように笑みを返し。「御影ももう2年だし、そろそろ先の事とか悩み始める時期だよなー。将来の夢とかやってみたい仕事とか何か無いのか?……"せんせーのお嫁さん"以外で。」自分がこうして目指した職に就いているように、彼女にも何か目標はないのかとふと気になって。たぶんほぼ確実に口にするであろう答えには先に釘を刺しておいて、それ以外に何かあれば聞いてみたいと首を傾げて。 )


  • No.314 by 御影 みき  2024-06-10 20:18:22 



意外とは失礼なー!どっからどう見ても真面目じゃん!
……逆にせんせーは真面目じゃなかったの?

( む、と艶々した唇を尖らせては彼の言葉にぷんすこと胸の前で両腕を組んで〝遺憾の意ポーズ〟を。マァ己の彼に対する行動を省みてみたら自ずと答えを出てくるのだが、みきとしては本気で彼を口説いているのでそれは置いておくとして。だがこんな自分でも真面目だと言うくらいならば彼はもう少しヤンチャだったのかと好奇心がまた芽を出せば高校時代の彼のことを聞けるチャンスだとさらりとした黒髪を揺らしながら首を傾げて。髪とか染めてたのかな、ピアスとかしてたのかな、写真無いかな、と考えていることが全部書いてある夕陽色の瞳で彼を見つめ。彼からの問いかけに待ってました!と言わんばかりに「 そりゃあもちろん、せんせーのお嫁さ、─── 」と意気揚々と答えかけたところで当然のようにその回答はキャンセルされてしょんぼり。バレてた…と両手で頬杖をつきながら真面目に回答を考えたもののしっくりくる答えは特に出てこずに「 ン゛ー……。 」と唸ってばかりで。だが、ほんの少し。ほんの少しだけ彼の様に生徒に真摯な先生になりたいなと思ったことがあるのをふと思い出せば、だがそれを本人に言うのはちょっと恥ずかしい…とまたみきの中で葛藤があるらしく悩んで。 )



  • No.315 by 鳴海 司  2024-06-10 23:05:53 




……………真面目デシタヨー。

( 彼女のいかにもなポージングと反論を聞いては可笑しそうに笑うも、続けて投げかけられた質問にぴたり。間を置いてずず…とコーヒーを啜りながら片言の返事を。決してものすごくヤンチャをしていたというわけではないのだが、まあ思春期の男子にありがちな状態だったとは思うので少しばかり気恥ずかしく。聞きたい知りたいと彼女の考えていることがキラキラとした夕陽色の瞳から伝わってくれば何となーく目を逸らし。彼女の答えを先回りで止められたことにやはり読みが当たっていたと少し得意げな顔を。そのまま真剣に悩んでいる様子をしばらく眺めていると、ふと思い当たることがあるような反応をする彼女に気付き。「……お、何か思いついた?」と、彼女の内心を知ってか知らずか少しばかりわくわくとした声色で問いかけ。 )


  • No.316 by 御影 みき  2024-06-11 01:21:20 



んふふ。みき、せんせーの分かりやすいとこ大好き。
ね、ね、写真ないの?

( 明らかに〝真面目というわけではなかった〟 と名言しているような反応を返してくれた彼に思わず絶対うそだ、と笑ってしまいながらも、みきがそう易々と引く訳はもちろん無く新しいネタ見つけた!とばかりに追撃を。椅子から立ち上がればそのまま彼が目線を逸らした方向にすすす、と静かに覗き込むように移動をしてはいつものようにしっぽを振っている子犬のようにニコニコ楽しそうな顔で見つめながら写真を見せてくれるのを待機して。どこかわくわくしているような彼の声にぎく、と体を強ばらせながらも先ずは「 まだ決まったわけじゃなくて、ふんわりね。ふんわりした感じだから、笑わないでね。 」と前置きをしながら彼から視線を逸らし両手の人差し指をもじもじと交差させ。すう、はあ、と深呼吸の後にちいさなちいさな声で「 がっこうのせんせー、…も、良いなぁって。 」と呟くように零してはちらりと彼の反応を伺うように1度だけ彼の方へと目線を戻し。 )



  • No.317 by 鳴海 司  2024-06-11 09:41:38 




……………、
残念だけど今は無いな、10年くらい前だから携帯も違うし。

( 演技力の乏しさはつい先程気付かされたばかり、誤魔化すにしても自分が分かりやすいという自覚があるのか、にこにこと笑顔の彼女に対し苦虫を噛み潰したような顔で。しかし彼女の追撃にはこれ幸いと、今自分の手元には何も無いことをしてやったり顔で堂々と告げて。もし彼女が写真を見る可能性があるならばその出所は自分の友達か家になるのだが…、どちらにせよプライベートだし今のところその心配は杞憂だろうと溜息をひとつ。何だかいやに厳重な前置きに、分かった分かったと返しつつも謎の緊張感。深呼吸をする彼女を見つめてはこちらも覚悟を決めなければくらいの心持ちで臨んだのだが、可愛らしい口から零れた小さな声は聞き取るのがやっとなレベル。しかし耳にはしっかり届いていたのでぽかんと一拍、そして想像の斜め上どころか圏外から飛んできたような答えに張り詰められていた糸が切れては「……っふ、………あ、いや悪い、笑うつもりは………はは!」とつい声を出して笑ってしまい。笑うなと言われていたのに怒られるなこれは。と頭の中は冷静なのだが、彼女が少しでも教師を志す理由にどこか期待をしてしまっている自分への笑いなのだろうがたぶん彼女にそれは伝わっていないだろうなと。 )


  • No.318 by 御影 みき  2024-06-11 12:01:25 



ちぇ。
……でも今は、ってことはおうちにはあるんでしょ?みき次のテスト頑張ったらせんせーの高校生の時のお写真見たいなぁ~

( むー、と不満げに唇を尖らせつつも揚げ足を取るように言葉を付け足していけば不満げだった顔はいつの間にやらニコ!という態とらしい笑顔に変わっており。次回のテストも頑張ったご褒美があるのならば彼に強請るものは決定したようで、まぁハグならなんやらよりはハードルは低いだろう(たぶん)と自分の中で勝手に納得してしまえば今まで憂鬱だったこの先のテストもちょっぴり楽しみになる気がして。意を決して吐露したというのに返ってきたのは彼の楽しそうな笑い声で、みきは顔を真っ赤にしながらも「 わ、笑わないでって言ったのに!!! 」と舌先も乾かぬうちに笑い出した彼へとぷんすこ怒り。そりゃあ確かに今は成績悪いけどさぁ、と拗ねたように彼からふい!と視線を逸らしながら頬杖をついて頬を膨らませては「 もうぜーったいせんせーの前では言わないんだから! 」とべ、と彼の方へと舌を出して小動物の威嚇を。 )



  • No.319 by 鳴海 司  2024-06-11 16:38:54 




え”っ。
………………それが次のご褒美、ってこと?

( 案の定諦めの悪い彼女に出された提案にびくり。しかも実際にテストの結果は良くなっていたし、もしも次回があるならまた考えてやってもいいと思っていた矢先のことで。腕を組んで長考、ここで断ったにしても彼女のことだからたぶん諦める事はないうえに、ハグというギリギリのラインを再び求められるのもこちらとしては心臓に悪い。それならばまだ写真の方がマシだろうかと天秤が少し傾き始めたようで一応確認のために問いかけて。大変拗ねさせてしまった彼女に「…っはー、いやまじで悪いって。ごめんごめん。」と未だ笑顔ではあるが謝罪を。視線を逸らされたため彼女の横顔を見つめることしか出来ないが、「今の成績なんてそんな気にしなくて大丈夫だよ、俺だって別に成績良いわけじゃなかったし。」と怒っている小動物へとフォローを入れて。自分がかつて教師を目指した理由のように、彼女もそうだったとしたらそれは教師冥利に尽きると言える。少しの期待を持ったまま、にこにこと彼女がこちらに顔を向けてくれるのを待ち。 )


  • No.320 by 御影 みき  2024-06-11 21:48:27 


んふふ。そーゆーこと!
別にせんせーがこのご褒美は嫌って言うならみきも無理にとは言わないけど~。そうしたら次のテストのご褒美のときもみき転んじゃうかも~。

( あくまで譲歩しています。そんなスタンスでにこにこと人当たりの良い笑顔を浮かべてはまるで残り秒数をカウントするチクタク時計を表すかのように人差し指を左右にゆらゆらと振って見せて。多少ずるいかもしれないけれど、でもこの二択なら間違いなく写真を見せてくれるだろうなぁという乙女の悪知恵がどうやら働いているのか、みきの表情は勝利を確信してにこにこきらきらと輝いており。マァ仮にこれで写真がNGでもハグはできてしまうし、ハグが出来なくても写真が見られる。どちらに転んでもwin-win(?)なのだ。彼からのフォローにチラ…と目線のみ彼の方へと戻しては、そのにこにことした笑顔にも何だか毒気を抜かれてしまったのか未だ頬を膨らませ頬も赤いまま「 まだ決定じゃないんだからね!なんとなーく、学校の先生も気になるなーってなっただけなんだから! 」と拗ねたオレンジ色の瞳で彼を見つめて。さすがに目の前の彼が理由です、とは恥ずかしくて口が裂けても言えないけれど普段の言動やら何やらから理由は明らかにダダ漏れてしまっているけれど本人は気付いていないらしく。 )



  • No.321 by 鳴海 司  2024-06-11 22:23:00 




……ほんっと俺に絡む時だけ悪知恵働くなお前は…。
───…はぁ……あーもう、分かった分かった。次の目標クリアで写真ね。

( やはり自分が評した通り、彼女の素行が良いのはこうして絡んでくるとき以外だと口角を引き攣らせながら納得。こういう時だけは彼女の方が頭の回転が早いのか勝てる気がしない。正直なところ少しだけ羞恥はあるとはいえ見せるのが嫌というわけではなく、ただ持ってくるのが面倒臭いだけなのだが。大きめの溜息をひとつ吐いて手をひらひら、彼女との交渉は完全敗北に終わり。視線はこちらに向けてくれたものの未だに頬はぷっくらと膨らんだまま、まるでツンデレ少女のような言い回しにくす、と再び笑みが零れて。「はいはい。…でも案外、御影は教師に向いてると思ってるよ俺。」目の前の可愛い生徒が己と同じ職を志そうとしてる理由を根掘り葉掘り聞こうなどと野暮なことはしない。相手はまだ教育実習生だったとはいえ過去の自分がその人に憧れてこの道を選んだように、今の自分も誰かに憧れを持ってもらえるような教師になれているのだろうかと思うと心がじんわり温かくなるのを感じ。 )


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