せんせい、あのね。(〆)

せんせい、あのね。(〆)

女子生徒  2024-04-30 23:32:52 
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  • No.241 by 鳴海 司  2024-06-01 19:39:45 




あー……………まあ、昔の話だよ。

( 質問を受けた瞬間ぎくり、というように動きが止まってはしばらく間を置いて遠回しの肯定を。いつもは綺麗に透き通って見える夕陽が不安な色で揺らいでるのに気付けば、深く突っ込まれれば面倒になりそうだと察したのか突き刺さるような彼女の視線から逃れるようにふいと目を逸らし。絶対退くだろうと思っていたその予想は見事に外れ、むしろ好戦的ともいえる様子で手を差し出してきた彼女に目を丸くさせて。「えっ。……あ、ハイ……。まーお前がやりたいんなら別にいいけど…。」勢いに押されるがまま上げていた手をそのまま彼女の方へ素直に差し出して。とはいえさすがに彼女のように無耐性ではないのでたいした警戒心はなく。 )


  • No.242 by 御影 みき  2024-06-01 20:36:40 



ま、まだ好き……?
…………ぁ。えと、ううん。なんでもない!せんせーもみきたちみたいな時代があったんだねぇ。

( 逃げるように逸らされた視線にずきん、と心の深いところが痛めば思わずと言ったように質問を。だがしかし今までこうして分かりやすく話を逸らされたことがないことに気が付けば、これ以上は触れてはいけないと慌ててその質問を無かったことにしていつもの笑顔を浮かべ。本当はすごく気になるし、もし彼の心がまだ其の人にあるのであれば失恋が確定してしまうかもしれないというみきにとってとても重要な事だけれど、彼が話したくないと言うのならばこれ以上は踏み込めないと一線を。素直にこちらに差し出された手をちいさな両手でそっと包みこんだところまでは良かったものの、如何せんどう触ればああなるのかが分からずにふに…と優しくマッサージをしているように指圧を。「 ……???なんか違う… 」と自分でも感じたのかぼそりと呟いては難しそうに眉を顰めながら指先だけを握ってみたり恋人繋ぎをしてみたりと試行錯誤しながら彼の手に触れ続けて。 )


  • No.243 by 鳴海 司  2024-06-01 22:54:44 




───~~っ、あのなぁ…そんなあからさまに気を遣われると逆にこっちが気になるだろ。
別に今はもう何とも思ってないし、それ以前にどこで何してるか分かんねーよ。

( 面倒ごとは避けて生きていくタイプ…なのだが、なぜだか彼女にはそれが上手いこと当てはまらない。今だって気になると顔に書いてあるのにそれを隠そうとして下手な気遣いで自分の心に蓋をする彼女を見ていると、どうにも心の奥がむずむずとして。たかだか2年そこらの付き合いではあるのだが、いつも眩しい笑顔がそのいつも通りに見えないのは、いつの間にか共に過ごした日々以上に彼女の事を想っている証拠かもしれない。元より隠すつもりもないし、気になるなら話すけど?と一言付け加えては彼女の答えを待って。小さくも温かい彼女の手の動きはどう考えてもハンドマッサージ。色んな動かし方に挑戦して頑張っている姿が可愛らしく、「おっ、御影ってマッサージ上手いんだな?」と揶揄うように笑っては必死に色々と試す彼女を優しく見つめて。 )


  • No.244 by 御影 みき  2024-06-02 10:14:43 



、……気に、なる。


( きゅう、と心臓が痛む。きっと彼はこうして深いところを見せるのは得意では無いと言うのは頭ではわかっているのに、どうしても彼の優しさに甘えて我儘になってしまう。無理矢理に浮かべていた笑顔の仮面がぽろぽろと剥がれ、みきは不安に歪んだ今にも泣きそうな夕陽で彼を見つめた後にぽそぽそと小さな声で答えて。彼が今までどんな人を好きになって、どうやってここまで生きてきたのか。年下の自分では知らないことばかりだが、それでも好きな人のことは全部知りたくなってしまうのが厄介な恋心。ただ唯一救いなのは彼がその人に恋心を抱いていないくらいで。先ほどの彼とおんなじように手に触れているはずなのにどう頑張ってもマッサージにしかなっていないのは自覚済み、「 い、今のは練習!ここから本番なの! 」と揶揄ってますと言わんばかりに此方を褒めてくる彼にキャンキャンと反抗しては〝迷走しています〟と言わんばかりに首を傾げながらハンドマッサージ(不本意)を続けて。 )


  • No.245 by 鳴海 司  2024-06-02 13:27:53 




…年上っていっても俺が高2の時に教育実習に来てた人で……だから俺とお前ほどは離れてないんだけどな。
あの頃は進路なんか何も考えてなくて、ただこのまま何となく卒業して適当な所に就職するんだろうなって思ってた。けどその人に出会って、同じ場所に立ちたくて教師になって…っていう、俺にも憧れを追いかけた時期がありましたって話だよ。
そもそも実習なんて2週間くらいだし、たったそれくらいの期間しか一緒に過ごしてないのに本当に好きだったのかなんてよく分かんないだろ。

( 昔を思い出すように、というよりは記憶に新しいと思われるレベルですらすらと答え始め。つまるところ、教師としての自分が今いるのはその人がいたからだということ。当時抱いていた気持ちが恋なのかただの憧れだったのか、今となってはもうあんまり覚えてないので最後は少し自重気味な言い回しで肩を竦めて。ただ目の前の彼女があまりにも見たことのないほど寂しそうな表情をしているので、好きでした。とはっきり口に出すのを憚られた部分は多少なりともあるのかもしれないのだが。むにむにと程良い力加減で真剣に手を揉んでくる彼女を見ていると悪戯心が湧き上がって。「練習も本番もたいして変わりないマッサージなんだけど。こういうのだろ、お前がやりたいの。」と未だ指圧を続けてくる細い指先をきゅ、と優しく握ってはそのまま彼女の滑らかな肌をするすると滑るように恋人繋ぎの形に移行して。 )


  • No.246 by 御影 みき  2024-06-02 15:16:26 



……でも、そのたった2週間がせんせーの将来を変えるくらいの出会いだった、ってことでしょ?すごい人だったんだ。

( 昔の話、だなんて言っていた割にはすらすらと形の良い唇から紡がれる言葉たちには迷いがなく、またみきの心はずきずきと形容しがたい痛みが走る。ただ、入学して直ぐに彼に恋に落ちた身で〝恋に期間なんて関係ないんだよ〟という言葉を呑み込めただけでも主演女優ものだと褒めて欲しいことは間違いなく、せめて彼の美しい思い出に泥を塗らないようにへらりと笑いながら上記を返して。─── 聞かなきゃ良かった、だなんて後悔はもう遅いけれど。きゅ、と彼に柔く手を握られたと感知したのも束の間、びくりと固まった状態の手をそのまま滑らかな手さばきで彼の手がなぞっていけば「 ひ、…っ。 」 と同じ手を使った動きのはずなのにぞわぞわとした感覚が湧き上がり、最後に恋人繋ぎが完成していれば赤みを帯びた頬のまま不思議そうに瞬きを繰り返し。 )



  • No.247 by 鳴海 司  2024-06-02 15:44:17 




すごい人…なのかもな、ある意味。
おかげでお前にも会えたし。

( 教師を志していたかつての憧れの人は、今思えば教師らしからぬはちゃめちゃな人だったなと思い出しては薄く笑い。たった2週間だがその内容は濃いもので、実習生とはいえその人柄から彼女に信頼をおく生徒がたくさんいた中で自分もその1人だった。そんな相手にささやかな恋心を芽生えさせていたことは認めるがそれはそれ。今ここに教師としている自分は紛れもなく自分で選んだ道の結果であり、目の前の彼女が自分の生徒になってこうして懐いてくれているのも今の話なのだと。やはりどこか物悲しい笑顔を見せる彼女の頭を優しく撫でて。繋いだ手の温もりは心地良く、彼女を感じておきたいというように交差した指に優しく力を込めて。手を離すのが勿体無いと思ったのは内緒だが、いつまでもこのままではいけない。ましてやまだここは校内。パッと手を離すと今度は両手を顔の位置まで上げてはよく見る降参のポーズを取って。「──はい、レクチャー終了。今日はここまで。そろそろ下校の時間でーす。」淡々と告げては、やましいことをした訳ではないからなと念を押すように一言付け加えて。 )


  • No.248 by 御影 みき  2024-06-02 17:14:02 



!………うんっ!

( 恋心とはなんとも単純なもので、先程まで胸が引き裂かれそうになるほど痛かったこともただ想い人に頭を撫でられただけで全部忘れてしまうもの。彼がその教育実習生の女性に恋をしていたのも事実ならば、そのお陰で教師としてここにいる彼と出逢えたのもまた事実。ぱちぱちと瞬きを繰り返した後にいつものような笑顔をパッと浮かべれば、先程の不安は何処へやら嬉しそうに彼の言葉に深く頷いて。柔く力を込められた手は自分よりもずっと大きいのになぜだか優しくて、もうすっかりおんなじ体温に溶け合って心地が良い。ずっとこのままがいいなぁなんてぽわぽわした頭で考えていたものの残念ながらその時間は永遠ではなく、繋がれていた手はあっさりと離れてしまい。だがしかし耳聡い女子高生の耳はちゃっかりと自分の都合の良い箇所だけを救いとったのか「 …今日は…ってことは次回があるの!? 」 と先程までやられっぱなしだったはずの瞳をきらきらと輝かせて。 )



  • No.249 by 鳴海 司  2024-06-02 18:10:22 




……あ。だからと言って年の差の恋愛をオススメしてるわけじゃないからな。
俺は今でもお前にちゃんとした青春を送って普通の幸せを手にしてほしいとは思ってるぞ、一応。

( ようやくいつも通りの眩しさで咲いた彼女の笑顔に心から安堵しホッと一息、そしてすぐさまこちらもいつもの調子で彼女が歩もうとしている道に苦言を呈して。しかし最後に小さく付け足された"一応"の一言が、それまでの言葉とは裏腹に彼女を突き放しきれないことを示唆しており。顔を赤らめて瞳を潤ませて、そして次はきらきらとこちらを見つめてくる彼女は本当に飽きることなくいつまでも見ていられそうで。そんな様子に軽く笑みを零しながら、わざわざ一部を掬い上げられたことにべ、と舌を出して「あるかもしれないし無いかもしれない。予定は未定だよ。」と、さっさと自分の逃げ道を確保。こっちが色々と我慢していることなど知らなさそうな様子で無邪気にぐいぐいと迫ってくる彼女を時折恨めしく思うこともあるが、それは決して悪い意味ではなく。 )


  • No.250 by 御影 みき  2024-06-02 19:32:08 



みきにとってせんせーとお話してるこの時間が立派な青春だし、更にせんせーが振り向いてくれたらもっともっと幸せになれちゃうんだけど?

( に、といたずらっぽく笑いながらいつものように大好きと瞳に書いてあるような分かりやすい夕陽で彼を見つめてはそのままこてりと首をかしげ、なんやかんや言っても最後の〝一応〟という言葉に彼の優しさとちょっぴりの愛情を感じたり感じなかったり。予定は未定、だなんて相も変わらず上げては落とす彼にこちらも同じように小さな舌をべ、と出しながら「 もしかしたら次回はみきの方がすりすりするの上手になってるかもだからね。 」 となぜだか次回開催しないと後悔するぞという脅しめいた言葉がチラ見えする言葉を自信たっぷりに告げて。最も練習するアテもなければ自分の何がマッサージになってしまうのかも分からなかったのだけれど。だがしかし時計の針は確かにもう生徒が帰らなければ逆に教師が怒られてしまう時間を指さしており、仕方ないなぁと帰り支度を始めて。 )


  • No.251 by 鳴海 司  2024-06-02 22:41:06 




ほんっとああ言えばこう言うでブレないなお前は…。

( 彼女の一途さと頑固さに呆れ半分感心半分といったような溜息を吐いて乾いた笑いを零し。どう言っても真っ直ぐ打ち返してくる彼女にこの話題は暖簾に腕押し、最近ではこうして適度に口にはするものの粘らずに早々と退くようになってしまって。しばらく試した結果が終始ハンドマッサージで終わったうえで、この自信はどこから湧いてくるのか。意地悪い笑顔で「上手になる頃にはマッサージ店が開けるかもな。常連になってやってもいいぞ?」と揶揄っては、椅子から立ち上がって帰り支度を始めた彼女を待つように部屋の入り口に立ち。 )


  • No.252 by 御影 みき  2024-06-02 23:21:48 



ほんとのことだもーん。

( こういったやり取りをもう何度も繰り返しているせいか、最初はしっかりと否定していた彼も最近では早々に諦めてしまっているのは果たして誇るべきことなのか。みきはにこにこと笑いながら椅子やらなんやらを片してスクールバッグを手に取れば先ずは水槽内の小さな友人たちにひらひらと手を振って挨拶を。それから部屋の入口に立つ彼の元にパタパタと駆け寄ればイー!と背伸びをして威嚇したあとに「 みきのマッサージは高いんだから! 」といつもの彼のようにべ、と舌を出したもののその怒った顔も長くは続かずに思わずふは、といつものような穏やかな笑顔に早変わり。「 じゃあねせんせー、またあした!だいすき! 」 とにこにこいつもの挨拶を交わしてはばいばいと手を振りながら教室を出て )



( / いつも御相手ありがとうございます背後です!今回距離が近かったり過去がちょっと見えたりしてなぜか背後が大興奮でございました…!!!
次の当方レスからテスト後まで飛ばさせていただきますね~~!!/蹴推奨 )



  • No.253 by 鳴海 司  2024-06-03 07:01:14 




恩師価格で割引になるの期待しとくな。

( 彼女の可愛らしい威嚇にもしっかり軽口で返し、釣られるようにこちらも穏やかな笑顔に。来るなと言っても聞かないのに、時間いっぱい話し込んだあとに帰れと諭すと素直に言うことを聞く。それどころか嵐のようにバタバタと帰り支度を済ませる彼女は少しだけ面白い。いつもの別れの挨拶にはいはいと生返事、「気を付けて帰れよー。」と先生らしいことも言ってみて。静かになった部屋の中に残ったお茶会の跡にほんの少し寂しさが漂う気がするが、またすぐあの賑やかな嵐がやってくるのだと思うと自然と笑みを零しながらそのまま机の上の片付けに入り。 )


  • No.254 by 御影 みき  2024-06-03 09:36:05 




っ、せんせー!!!!

( テスト返し当日の、放課後。テストがどうだった、だとか親に怒られる、だとかそんな会話をしながらだらだらと帰宅をしたり部活動に勤しむ生徒がいる中、ぱたぱたと忙しなく廊下を走りよほど焦っているのかいつもの身だしなみ整えタイムすらもないままに準備室の扉を開ければ、HRが終わった途端教室を飛び出してきたのか頬を紅潮させ浅く呼吸をしながらもキラキラした笑顔で「 て、テスト、62点…ッ! 」 と当たり前に彼が採点しているので既に存じているのはさておき〝62〟と書かれた自身のテスト用紙を彼に見せて。 )


  • No.255 by 鳴海 司  2024-06-03 10:33:53 




──っ!?……びっ、くりした…。
お前ほんとっ……廊下は走るないきなりドア開けるなまずノックするか声かけろって何度も……!

( 廊下から聞こえてくる声はいつもと違い、返却されたテストに関する喜びであったり嘆きであったり。そんな声を背中に受けながら授業で使うプリントをまとめているとぱたぱたと走ってくる足音が聞こえて。しかしこれまたいつもと違って部屋の前で止まる気配が無かったため気に留めてなかったのが災いし、油断していた所に勢い良く開かれた扉と響いた声にびくりと両肩が跳ねてしまい。今日も今日とて、いや普段よりも3割増しくらいのきらきら顔でやってきた嵐が目に入ると、ばっくんばっくんと打つ心臓を抑えるように胸に手を当てながらその行動に注意を。しかし彼女の手にあるテスト用紙に気付いては「知ってるよ。やっぱりやれば出来んじゃん、おめでとう。」と。にやりとした笑みを浮かべながら賞賛して。 )


  • No.256 by 御影 みき  2024-06-03 12:26:53 



─── …えへへ、ごめんなさい。

( 彼からの注意と賞賛にふにゃふにゃと笑ってはようやく落ち着いたのか開け放しにしていた扉を静かに閉めて。まだ心臓はドキドキしているけれど、それよりも嬉しい気持ちが勝り今更思い出したのか廊下を走ってきたが故に少し乱れた前髪をちょいちょいと指先で直して。……けれど、60点以上を取ったといえことはそれ即ちご褒美も貰えるということ。みきはちら、と廊下を見やって誰も来ないことを確認しては「 ご褒美貰いに来たの! 」 とにこにこぴかぴか両手を広げて。 )


  • No.257 by 鳴海 司  2024-06-03 12:56:31 




相変わらず行動が早いな…、
で?何が欲しいんだ?

( 彼女が前髪を直しているうちに、びっくりした拍子に落としてしまったペンを椅子に座ったまま拾い。しかしテストが返却されたその日にご褒美を強請りにくるとは…いや彼女ならそうするか…と、ひとり納得した様子で溜息吐いて。顔を上げるとこちらに向けて両手を広げる彼女と目が合い、何か大きな物でも欲しがっているのかと的外れな推測を。たいして怪訝に思うこともなく首を傾げては彼女に望みのものを問いかけて。 )


  • No.258 by 御影 みき  2024-06-03 13:49:38 



んふふ。
ちょっとこっち来て。そしたら両手こうしてね。

( どうやら自分の欲しいものが分かっていないらしい首を傾げた彼に思わずくすくすと笑ってしまえば、廊下側から死角になっている場所へと彼を手招きし。それから先程のように両手を広げてはその場で待機をするように指示を。窓はそもそも向かいには何も無いので良いかと思ったものの念の為1部だけカーテンを閉めて。少しだけ薄暗くなった室内はいつもとはほんのちょっぴり雰囲気が違って、彼の元に戻ってきたみきはにこにこと楽しげで。「 ぎゅってしたいの。でもこれは室内が暗くて躓いちゃったからだよ。 」 と言い訳を並べては前に確認したしこれは良いでしょ、と言いたげに首を傾げては彼を見上げて笑い。 )


  • No.259 by 鳴海 司  2024-06-03 14:24:06 




…え、何なに、怖いんだけど。

( びくびくと文句を垂らしながらも指示されるがままに動いては両手を広げて待機。謎のポーズを取らされていることに頭の中で疑問符が駆け巡っていたところ彼女の口から聞かされたご褒美の内容に、あ!と腑に落ちたような顔をすればその後すぐにほんの少しだけやらかした、という顔も。「……そういやそんな事言ってたっけ……、うーん…。…まあ、約束は約束だしな…。じゃあ俺は、躓いて転びそうになった御影を正面から受け止めたってわけね。」男に二言は無い。ふう、と一息ついてはこれから起こる予定の事象をわざわざ口に出して説明するように。 )


  • No.260 by 御影 みき  2024-06-03 15:48:45 




そう、せんせーは〝たまたま〟正面にいたから、受け止めてくれただけ。

( 彼から了承されればぱぁ、と瞳を輝かせながら大人の逃げ道を丁寧に丁寧に舗装していき。なんとも稚拙で言い訳と呼べるかどうかすら怪しい建前は、自分には必要ないけれど教師である彼には必要不可欠。みきはそれからちょっぴり緊張したように深呼吸をひとつすればそのまま彼の両腕に収まるようにぽす、と小さな体を預けて。そのまま彼の背中に腕を回せば飼い主に甘える子犬のようにきゅ、と力を込めて頑張ったご褒美であるハグを堪能し。「 …んふふ。せんせーあったかい。 」とぽそぽそと囁くように言葉を零せば、確かにドキドキはしているはずなのに多幸感の方が勝っているのかその表情はとても穏やかで。 )



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