wrwrdなりきり

(……よく見たらこっちもやっとる。)

……

（普段のことなので大の字で寝ていそうな彼だが理想とは程遠く、横になりまるで胎児のように眠っている。今は安静に心ゆくまま眠っているようだ。）

……

(心の中で、『起こさないようにしていましょう、お疲れでしょうし』などと思えば、彼は再び部屋から『犯罪時報』を持ってきては読み始めることだろう。……grが寝ているソファとは別の椅子で。)

gr）……、ん…

（なんてモゾモゾと動く。ちょっとずつソファーの端に寝返っていくのでいつか落ちるぞこれ（）なんて状態で、なにか不服な夢でも見てるのか顔がむっすぅ、としてる。）

……

(モゾモゾしているgrに気付かず。いや、声を出している事には気付いているのだが、落ちそうになっている事に気が付いておらず。本に目を落としているため気付きようが無かったのだ。……声に反応してgrに目を向ければ良かったのかもしれないが。)

…うｯ……

（重力に従いずり落ちていくgr。どさっ、と音ともに呻き声が。うっすらと目を開ける。少し起きたようだ。なんとも寝相が悪いとこがよりによって身内では無いものにバレているなんて思いもせずにしばらくボーッと先を見詰めてる。）

……えぇ……

(ドサッという音でgrの方を見れば思わずそんな声が小さいながらも出る。純粋に落ちるなんて思ってもいなかったからである。一応grの様子を見てはいるのだが動きこそはしなかった。)

…ん、、戻ってたんですね……

（声が少し聞こえたのですぐに起きる。「いやはやお恥ずかしい所をお見せしました…」なんて言いながら机の上に自分のカップがないことに気づき「カップ持って行ってくれたのか、ありがとうございます」なんて何事も無かったかのように笑ってる。）

大丈夫でしたか？割と鈍い音がしていましたけど。

(rngは心配しているようでgrにそのように言うとgrの体の様子を見ることだろう。まぁそこまで痛くなさそうな反応をしているからまだ大丈夫なのだろうとは思うが……)

大丈夫っすよ！ぜーんぜんなんとも！

（なんかちょっと元気になった。安心させようと笑顔で）

そ、それならば良いのですが……

(rngは安堵したようでそう言うと一つ息をつく。落ちる瞬間を見ていなかったので危険な落ち方をした可能性が捨てきれず心配していたのだ。)

ソファーから落ちたくらいなら怪我してたとしてもでもすぐ治るでしょ。

(なんて少し手をブンブンと降れば軽くぐ、ぱー、ぐ、ぱー、と曲げたり伸ばしたりしている。てに少し違和感でもあるかのような動きだ。本人はなんとも思っていないような顔をしている。)

……！grさん、一応病院行ってきてください。手の動きが少しおかしいので。

(rngは医者では無いのだが普通にgrの手の動きがおかしいことに気がついてはそのように言うことだろう。)

え、はい？？病院…？？ちょっと手痺れてるだけなんすけど…？

（なんて言いえば手がよく見えるように顔付近でまた動かして見せて）

前にtnっちが似たような事をしていて、今のgrpnさんのように手は動かせるけれど痺れているみたいな事を言ってたんです。それを調べて見たら骨が折れていたという事があったので一応です。万が一があっては行けませんから。

(rngはかつての経験談(まぁrng本人(本魔)では無いのだが)に基づいてそのようにgrに病院に行くように促した。ちなみにtnっちの件最初に気付いたのは丁度動画撮影の為薬理凶室に居たawsm先生だったようだが。)

ほｯ…マジですか？それ…

（めっちゃビビってる。気や態度はデカいが、体は貧弱の彼だからこそ折れてる説はとても有力でちょっと不安そうな反応。「ってかtnっちさん大丈夫でした？？？」なんて、心配もあり、忙しない。）

マジです。tnっちはその後編集片手でやってまして動画はその一時期は実写動画は無くなってましたね。

(rngはgrの言葉をそのまま引用して本当であると答える。そして出てきたのは薬理凶室の裏話である。片手が使えない結果編集に倍近く時間がかかったのだという。)

うぐっ……

(企画しプログラミング等する以上仕事効率が下がるのは良くない。みんなに仕事を増やしてしまう可能性が…。なんて少しばかり深く考えてから、「電話してきます。あ、骨折系だったら何科にあたるんですか？」なんて、すぐにスマホを手に取り席をたつ。)

骨折の担当は整形外科ですよ。あと私の方からwrwrdのメンバーの方々に連絡しておきましょうか？

(rngは骨折は整形外科の担当であると正しい情報を教え、さらにwrwrdの他の方に連絡しておこうかと提案をすることだろう。もっとも、嘘をつく理由なんてないから至極真っ当な動きである。)

(上げでございます)