怪盗VS探偵〆

…よぉ。言われた通りの場所に来てやったぜ。( 胸元からカードを取り出すとヒラヒラと相手に見せて)

とりあえず、お前とオレと2人になったからには、逃げられねぇと思ってろよ？ぜってぇ、逃がさねぇからな。( ニヤッと笑って )

おっとこれはこれは早いじゃねぇか、流石は名探偵。（　思った以上に早い登場に少々驚きつつ、）

逃げるつもりねぇけど、捕まる気もないぜ。名探偵がオレを捕まえる日がくるといいなぁ。（　余裕な笑みで、ニヤッとし）

それで、2役もしてみたいだったなぁー今日は名探偵の要望なんでも聞いてやるぜ。（　ちらっと目線だけ向け、尋ねて）

はっ、面白ぇ。いつまでその余裕が続くか楽しみにしてるぜ。

まぁ、たまに服部のヤツがこっちに来たい時があるみたいなんだが、どうだ？そういや、アイツ、おめぇになんか恨みでもあるみたいだしな( 以前服部に会った時のことを思い出しては )

へぇー、逆に名探偵がオレに捕まるかもって考えないのか？（ふっと笑い）

服部って、あの西の名探偵か構わねーよ。恨みねぇ、まだあのこと根に持ってのかよ、もう忘れちまった方がスッキリするって言っといてくれ。（　礼の事件を思い出せば、口元にやつかせて呟き）

…オレが捕まる？
どーゆう意味だよそれ。( 呆れたような顔で )

まぁ、伝えとく。( 後でスマホで連絡でもしようと )

高校生の名探偵にはまだわかんないか、今のこっちの話しだ気にしないでいいぜ。（　壁にもたれ、腕くんで）

ちゃんと伝えといてくれよー、そうでないと西の名探偵はしつこく追っかけ廻されんだからなぁ。（　溜め息まじりに、）

ンだよ。おめぇと大して歳変わらねぇだろ。
( じとっと相手を見れば )

自業自得ってやつだろーが。
( そもそも相手が悪いだろうと呆れて)

そうだったなぁ。なんだよ、オレを見ても捕まえる策なんて出て来ねーぜ（　視線の先を見返して、ニヤッと）

まんまと黙れる方がわりぃ、んだよ。気付かなかった、んだからよ。西の名探偵も間抜けなもんだぜ。（　口元隠しつつにししと笑い）

そんな簡単に捕まるとは思ってねぇし。
気長にやるしかないみてぇだ。
( 簡単に捕まる相手ならここまで苦労はしないと分かっていて )

否定はしねぇけど。
( 服部の話には乾いた笑いをもらして)

わかってるじゃねぇか、どんな策でオレを捕まえるのか楽しみだぜ。頑張れ、名探偵さん。（ニヤついたまま、余裕な笑みで）

騙しがいがあってーいいけどなぁ。（ボソッと呟き、）

そっちもあしもとすくわれねぇようにな。
( ニヤっと笑っては )

…そういや、恋愛の有無について話してなかったな。オレは有で進めたいと思ってんだけど。そっちはどうだ？

怪盗だぜー、すくわれるはずねぇだろう。オレのマジックなめんな、どんな手使ってこようが逃げ切ってやるさ。（　ニタっと笑い）

相談するって書いたっけ、オレも有りの方がいいと思ってたしなぁ。けどいいのか、オレに落ちたらもう逃してやんねぇしー離す気もねぇからなぁ。（　じっと見つめて、）

…そういや、おめえのマジック。確かに凄いよな。
小さい頃からやってたのか？( ふと気になり )

…は、まずオレを落とせるかの間違いじゃねぇのか？
( 相手の表情に少しドキッとしつつ )

だろう、オレのマジックの良さわかるなんてわかってるじゃねぇか。
まぁなぁー、けどオヤジに比べたらオレのマジックまだまだーなんだけどなぁ。（パッと小鳥出せば、指に乗せてはマジックの凄さ褒められたら思い、嬉しげに笑い）

名探偵なら、すぐ落ちそうだけなぁ押しに弱さそうだしなぁ。まぁーそう簡単に落ちてもらっちゃ困るけどなぁ、じわじわ追い詰めて落としてやるさ、覚悟しろよ、名探偵（指鳴らして、薔薇を出せば相手に差し出して）

へぇ。
マジックしてるの見てると、どうやってんのか意地でもネタを暴きたくなるんだよな。
( 鳥が指に止まったのを見てはびっくりしたように目を丸くして 、それがどうやっているのかを知りたくなるのが探偵の性だと言い)


…、キザなヤローだなほんと。
( 薔薇をとりあえず受け取ると、そう簡単に落とされてたまるかと意地をはりつつ、ドキドキしてしまい)

教えないぜ？そう簡単にーマジックのネタ暴かれちゃ困るぜ。名探偵は感が鋭いからなぁ、手の込んだもの考えるオレの身にもなってもらいたいもんだぜ。（　溜め息混じりに、ポツリと愚痴り）

ふっ、どうしたんだよもうーオレに落ちたのか？（先の表情と今の表情見ればニヤニやとしながら、相手に近寄り）

はーん、一応オレにも分からねぇようなもの用意してくれてんのな。
( 自分に合わせて難しいものを用意していることが分かるとなるほど、と納得し)

…は？そんなわけねぇだろ…！
( 近寄ってくる相手に思わず後ずさりして)

まーぁなぁ、そうじゃなきゃオレはとっくに捕まってるっての。オレの変装にすぐ見抜しなぁ。お前相手するの大変だぜ。（ふっと笑い）

へー、なら後ずさる必要ねぇよなぁ？名探偵（ニヤニヤしながら、距離詰めてみて）

変装はなんとなく違和感があんだよ。
( いつも見抜いているわけではないが、何となくわかってしまうと伝えて)

いや、近寄られたら距離はとるもんだろ！
( まだ近寄ってくる相手に困惑しながら、背後の壁に行きついてしまい、どうしようもなくなり)

違和感ねーぇ、こりゃ変装技術もっと磨かね～となぁ。どの辺に違和感あるんだ？（　気になれば思わず、理由を聞き出すように尋ねて）

まぁ、そうだよなぁー。...よく見れば、顔立ちいいよなぁ。名探偵、モテるだろう。（逃げ場無くした相手を追い詰め壁に片手つけば、からかうかのような口振りでじっと見つめて）