しのぶれど色に出づ(〆)

東京、行かへんか。
くど…やない、コナンくんに誘われてな。なんやでっかい遊園地連れてってくれるらしいわ。
( 相手の予定が空いているのを知れば嬉しそうに笑いつつ、例の彼に誘われて最近できたばかりの遊園地に連れていってくれるという。あの鈴木財閥がどうやらたてたものらしく、プレオープンのイベントに参加させてくれるという。チラシを相手に渡して)

東京！？行くー！コナンくんに誘われてんのやったら、久しぶりに蘭ちゃんにも会えるんやろ？
…ほんまや、なんやでっかい遊園地やん。
(東京と聞けば、久々に仲がいい友人にも会えるという思いから嬉しそうに微笑み、相手の差し出したチラシを受け取ればじっと見つめ、チラシの鈴木財閥の文字を見つけ顔を上げ)
…え、これ、園子ちゃんとこの？

おん、会えるんやないか？
そうらしいわ。さすが、鈴木財閥はスケールが違うのぉ。
ほんなら、土曜早朝に和葉の家迎えに行くさかい。寝坊すんなや？
( きっと工藤がいるならあの姉ちゃんもいるだろうと頷き。鈴木財閥のことに関してはもうちょっとのことでは驚かないくらいになり苦笑して。集合時間について言えば、ニカッと笑って)

めっちゃ楽しみ。園子ちゃんにも会えるやん。
なぁなぁ、また貸切なんとちゃう？
…なっ、寝坊なんてするわけないやん、迎え来るんちゃんと待ってるから。
(蘭に会える事と、鈴木財閥が建てたと言う事から園子にも会えると更に喜び、遊園地の貸切を期待しながら相手の肩をポンポン叩き、子供扱いの相手に対して少しムスッとした顔をし首を振り)

なんかそんなかんじするなぁ。
へいへい。ほな土曜な。
( 貸切、なのだろうか。どうやら遊園地内にあるホテルに宿泊もさせてもらえるとのことで、さすが鈴木財閥と、改めて心の中で思えば。ちょうど相手の家の前にたどり着き、手をヒラヒラとふると自分の家の方へ歩いていき。)

さすが、園子ちゃんやなぁ。
うん、ほんなら土曜日な。
(チラシを見ながら何度か頷き、自分の家の前にたどり着けば、ヒラヒラ手を振る相手に手を振って見送り家の中へ。土曜日の朝になり、ある程度支度を終えて、最後に鏡の前で髪をポニーテールにすればいつものリボンで結び)
……よしっ、準備オッケーやね。

和葉、迎えに来たでー。
( 土曜の朝、いつも通りバイクで相手の家まで来るとインターホンを鳴らしては声をかけて。)

…はーい、平次、時間通りやん。
(家のインターホンが鳴り、返事しながらバタバタ玄関へ走って来てドアを開け、幼馴染の姿を確認して笑顔になり)

俺は時間は守る男やぞ。
ほら、後ろ乗りや。駅までバイクで行って、そこからは鈴木の姉ちゃんが車を用意してくれてるらしいわ。さすが鈴木財閥。
( 相手の姿を確認するときちんと用意ができているな、と把握し。バイクのヘルメットをもうひとつ渡すと後ろに乗るよう指示を)

せやなぁ、ほんなら時間以外も守ってもらわなあかんなぁ。
え、ほんま？駅から車なん？すごいやん、東京から迎えに来るんやろ。
(口元緩ませ相手を横目で見て少し冗談を言い、駅から鈴木財閥の車が迎えに来ると聞き驚いた表情をしながら相手からヘルメットを受け取れば、頭に被り相手の後ろに乗り相手の腰に腕を伸ばし捕まり)
な、なんか、平次のバイク乗るの…久しぶりちゃうかな。

なんやそら。
らしいで。
( 時間以外も、と言われると確かに思い当たる節がありすぎていいかえせず。駅に車が迎えに来ているということは、東京からわざわざ用意されたということで間違いないだろう。ヘルメットをつけて後ろに乗った相手が腰に手を回したことに、何故か妙に意識してしまい)

…そ、そうか？ほないくで？

…冗談やねん。なんや楽しみやなー。
う、うん、最近乗ってへんかったやん。
(言い返さない相手にふと可笑しくなって笑ってしまい冗談と伝え、鈴木財閥の車なら高級車に違いないと想像し、相手の腰に腕を回せば久しぶりに感じた相手との距離感に照れてしまうが、出発の合図でしっかり捕まり)
……ええよ。駅まで、はよ行こ？

しっかりつかまっときや。
( 準備が出来たことが分かればバイクを走らせて。あっという間に駅に着いては、バイクを指定の場所に停めヘルメットをしまうと。)

えーっと、あ、あの車ちゃうか？

うん…。
(相手の腰にしっかり捕まり駅へと向かい、相手がバイクを停めてから自身もヘルメットを取り相手に返して、バイクを降り相手の見る方を見てみれば鈴木財閥の車が見え)
ほんまや。やっぱりすごい車やねー。周りの人もめっちゃ見てるやん。

乗り込むん恥ずかしなるな。
…、あ、どうも。よろしく頼んます。
ほら、和葉乗るで。
( 黒いリムジンのような車の運転手に名前を伝えては、ドアを開けてもらい中へ入ろうとして。後ろにいる相手を誘導するように先に進み)

せやね、あんなめっちゃ人に見られとったら…。
…よ、宜しくお願いします。
(周りの視線を気にして恥ずかしそうに相手の後ろを歩いて、運転手に幼馴染が挨拶すれば自身も頭を下げて挨拶して、誘導され車に乗り込んで広い車内に感動し)
うわぁ、中広いやん。こんな機会、めったにないやろね。

テレビやネット環境があるのは当たり前やけど、軽食と飲み物も用意されとる。はぁーすごいなぁ。
( 長時間の移動でもくつろげるシート、さらにテレビなど退屈しなさそうなものも取りそろえてあり目を丸くし。飲み物は冷蔵庫の中にあり、お茶のペットボトルをとりだしては相手に差し出し)
ほれ、飲むか？

…….へ、平次、あんまはしゃぎ過ぎひんといてや？
あ、うん。ちょうど喉も乾いてきたとこやし、ありがと。
(目を丸くしてる相手を見て苦笑すると、運転手とミラー越しに目が合い、恥ずかしくなって相手の服の袖摘み、ちょいちょいと引っ張り小声で言い、差し出されたペットボトル受け取り)

(／すみません！背後忙しく返信遅れます…もしかしたら週末までお返事出来ないかもしれません)

(/了解しました。連絡ありがとうございます。リアル優先にして下さいね。あと、文章打ち間違えてました…。「はしゃぎ過ぎんといてや？」と打ったつもりでした。訂正です。)