継 2024-04-18 08:43:30 |
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( / 仕事が終わっ た…休みまでが長かった気がする。ただいま崇臣。普通に有りだと思うけどその場合君はどうするのかな…マネージャーかそれとも同じドラマに出てるとかの俳優か。何方も僕的には捨て難い。そうなんだね、浴びる程呑んで記憶飛ばしてみる?なんて勿体無いことはしたくないか。最近香辛料効いた肉が好きで…何でもマキシマム掛けて食べてる。そう普通に手軽な最高が出来てしまうんだ…有難うサン○リー。
時間が解決するんだろうと…考えるのは簡単なんだけど君を思うと僕に何かできないものかと考えてしまうから不思議だね。これが恋なのかな。なんて、ね… ああ、…恥ずかしいけど綴っておくか…。来れなかったのは全然良いよ、君の体調を何より第一にしてくれたらそれこそ僕も安心さ。
絶対今の僕よりは当たり強いんだろうなあ。超がつくの…想像が追いつかないぞ。…良いの?それはそれで素直に考えてみるけど。仕事中に大分話の骨組みは考えたけどまあやるかどうかはさておき見せたいから頑張って仕上げようかなあ。明日あたりには公開できたら良いけど。
お人好しで人誑しの可愛い恋人で僕は心配…しても無いや、僕のだし。そうそう、気にするのもそこそこにって感じだろ。結構ままならないものだねえ、その微熱も…。…フ、そうだな。僕も一緒の時間が出来るのは喜ばしい。僕が君に優しくないことってある…?思いつかなくてまあまあな芝。ガレオン船だっけ…早い船は酔いそうだねえ、所詮陸で生きている分際だし。港で見るくらいはしたいかな、…あんまり関係ないけど海沿いで散歩とかも結構魅力的ではあるね )
( / ツグさん、お疲れ様ァ。んでもっておかえり。天候が不安定で面倒な中、よく頑張ったな。一番傍らに居てぇけど、俺自体がマネージャーって柄じゃねぇんだよな。…となると、共演者の若手俳優になンのかも。すげぇ魅力的な誘い、だけどなァ…ツグさんが記憶飛ばすまで飲むつもりなら介抱役が居ねぇと駄目でしょ。こんな時間にとんでもねぇ飯テロ食らったわ。うお、ツグさんが企業に感謝してる…成程な、相応悪魔的な美味さの組み合わせなンだな。
その気持ちだけで充分に嬉しいし、待っててくれるあんたがすげぇ好き。俺の居場所、此処にあったンだなァつってね。…そりゃあ恋だろ、心優しいツグさんは飛び越えて愛の可能性もあるけど。まあ治りつつはある、食欲も出てきたし…分量間違えて大盛りになった炒飯食えたぞ。
心折れちまうかもしれねぇから、適度にデレてくれよな…。塩対応のあんたに耐えられる程、心臓に毛は生えてねぇ。勿論良いに決まってる。あんたのネーミングセンスには信頼を置いてるしなァ。いつでもいいよ、あんたの気が向いた時にでも。楽しみは長く取っておく方が人生楽しめる気もする。
確かに俺はツグさんのだな。あんた意外余所見する余裕も暇もねぇくらい愛されてる。回復には向かってる気ィすンよ、信じらンねぇくらい眠ったし。…あんたの言葉に記し直すと、ちょい嬉しくなっちまうの何でだろな。魔法でも使ってンの?これ以上魅力的になンないでくれよ、…ツグさん。ねぇなァ、ツグさんの安定感はやたら安心感を齎してくれンの。…なァ、其れ聞いた上で提案があるンだけど )
( / おはよ、崇臣くん。休日に天気が悪くなることに定評がある僕だよ。本当は作業的にもうちょい長くやらなきゃ駄目だったんだけどだるいから帰ってきたよ。普通に隠れ社不。僕も制作側か俳優なんだろうなあって気はしてた、どういうドラマに出てるとかも考えるのも面白そうだよね。言ってはみたものの羽目を外して飲もうとか言う呑みべの高さは多分無いんだよな…ご飯とのペアリング考えて美味しく丁度よく飲み食いしたいものだね。
ん゛、ッ…唐突な好きアピ心臓に良くない。でも嬉しい…落ち着こう、残機は大事に。恋も愛も、僕には凡そ馴染みの浅いもので良くわからないけれど君が言うならそうである気もする。炒飯良いなあ、中華食べたい…いっぱい食べて寝てゆっくり元気が戻ったら良いよね。
カチカチに冷たい人間とか多分もう君相手には出来ないよ…。好きバレしない絶妙なとこは突いてみたいものだけどね。君の名前に寄せようか、イメージに寄せようかを延々悩んでいる…やるかも決まってないのに考えすぎていて我ながら無駄が多い。とりあえず今日中に何かしら形にするよ、言わないと僕はやらないからね。
改めて了承されてちょっと照れくさくなる感情なんなんだろ、もっと平静装いたい。あんまり寝れてなかったんだ…?睡眠は回復に必要だからね、いっぱい休んでくれ。そうそう、僕実は魔法使いなんだよ…君にずっと好かれる魔法だけ使える。なんてな。 安定なのかな?自分ではよく分からないところだ。…ん?何か思いついたのかい、是非聞きたいね )
( / おはよ、ツグさん。朝起きて寒すぎて即窓しめたわ…、折角のツグさんと休み被りつうのになァ。そんな日もあったっていいだろ、俺が許すよ。制作も向いてる気ィするけど、深夜帯にやってるようなドラマとかをあんたと紡ぎてぇな。中堅俳優と若手俳優で。実は俺もそっち派。だから今まで浴びる程飲むってのがなかったンだけど、やっぱ美味い飯あった方がお得感は出るよなァ。
っはは、じゃあ俺が言ったらそう…つう事でね。ツグさんの残機とやらを無視して言うと、俺もうあんたの居ねぇ日常に戻れねぇかも──とか思うくらいにゃ好きだ。中華…、天津飯も作れるし今度ご馳走してぇな。そうだなァ、かなり理想ではあンね。とか言いつつ軽い喉風邪拗らせンのマジで意味がわかんねぇんだよな。
ツグさん随分柔らかくなったもんなァ。別に排他的っつう訳でもなかったけど…こう、一線引く感じ。其れを飛び越えてツグさんに愛を伝えた訳だけど。へえ、ンな事できるのなァ…、俺無理かも。真っ直ぐ伝えていい?んー…じゃあイメージに寄せて欲しい。ツグさんの思う俺が純粋に気になるし。一つ足りとも無駄じゃねぇよ。今までだって、案片手に駆け抜けて来たじゃん。だから待ってる、…ちゃんと利口にな。
…平静装う必要ねぇのに。そうだなァ、ずっと考えちまうね。故人を思う度に向こうの世界では故人に花が降る──とかいうの知ってる?だから今は花で埋めつくされてンだろうなって思うと、ちょっとだけ愉快だわ。心配してくれてあンがとね、この調子で月曜を迎えられるようにしとくわ。狡ィ、…ツグさんが魔法使いを辞めても俺はずっとあんたの虜なんだろうな。ん、妙に変な起伏とかねぇじゃん。仕事以外では。海沿いで思いついたンだけど、ツグさんってアンニュイで作り物みてぇな風貌だし、人魚とかセイレーンっぽくね。海に住まう美しい生き物。だから童話の人魚姫パロとかも楽しそうだなァって思っちまったわ )
【死にたがり神父と堕ちかけ天使】
昔々ある所に一人の神父が死にたがっていました。
数年に及ぶ東西の国による戦争で両親を亡くし、友人は戦地から帰って来ず、
神職ゆえ数々の屍と相対する日々に神父は祖父の家にあった一冊の魔法陣の描かれた本を手にしこう思いました。
『──…悪魔にお願いして皆殺して僕も死ぬか…』
余り書いてあることは理解していなかったけれど魔法陣は見様見真似で描けそうだし変わり者の祖父だった故にこれは屹度悪魔召喚の儀式を行えるのだろうと縋る思いで教会の中庭にて召喚の儀式を始めました。
鈍く眩く円形の光の中から出てきた人の形をした何かは悪魔的な何かではなく、何方かと言えば天使に近いものでした。──毛髪と翼が3分の1ほど黒く染まった異様な出立ちの御使でした。
『こんばんはァ、神父さん。…いきなりだけど俺困ってンだよ、…助けてくんね?』
『……!……!?…思っていたのと違う…!!』
願いを叶えてくれそうに無さそうな本来なら崇める存在に近いそれに戸惑いを隠せず、それを無視して説明する天使の様な何かはこう言いました。
天界に帰りたいけれど御使の同僚に嵌められ冥界に住む黒い天使に堕とされそうだと言う話。
黒い天使に今なってしまうと数多死が蔓延する現状ブラックな職場過ぎて嫌だと言う話。
『──…で、アンタのこの先の運命の中で3つ…岐路があって。そこでの善行に手を貸すとこの戦争が終わるしこの国の死者も減るっつー話で、俺の上司もその上もそういう感じにしてェし俺も成功したら復職出来るんだけど。手伝ってくんね?』
『…マッジで帰ったりしてくれないのか?』
『んは、辛辣。チェンジは不可なんだなァ、これが』
本来なら悪魔を呼びたかったのになぜこんな事に、と面倒ごとになった予感しかしない神父は苦虫を噛み潰したような顔をしました。
さて、役目を終えるか黒い天使に染まり切らないと帰れない天使と契約してしまった運の無い神父は果たしてどういう結末になるのでしょうか──。
>>続…?
( / そんな感じでバーッと仕上げてきたよ。本当は崇臣君の苗字からシープヘッドだったので悪魔の想定もあったのだけれど話の作りとして天使の方が話を纏めやすいからこうなりました。暇な時にでも読んでみてね )
( / 最近朝と夜寒いよね、気温に身体が追いつかなくて僕も若干風邪気味だ。深夜帯っていうの良いなあ、アングラなテーマも扱えるし、…結構面白く出来そうだな。結局酒っていうより美味しいもの食べたい、が重きを置いているのかな…そこらへんの感性が一緒なのは率直に嬉しいね。
そんなに君の日常に食い込んでるの僕。…想像してないだろうけど僕は!今!キーボードを打ちながらたった三文字の君の好意にどうしようもなく翻弄された挙句僕も好きだということしか伝えれなくて誠に遺憾だ…!何してくれてんだ…いや僕のステータス不足でもあるのかこれは…? …!天津飯良きだね。言おうか悩んでいたけど僕餃子の方の王将の天津飯とかも好きで丁度思い浮かべていたから凄い偶然だ。乾燥も最近あるある…濡れタオルとか吊るしておくだけでも少し違うよ。
誰にでも一定の温度感でいようとかいう雰囲気は前はあったかも知れないけど、君は結構ニコニコしながらそれ崩しにきてたものね…。…言ってはみたが出来るかどうかでいえば限りなく僕も無理よりな事に気付いた。残念だね。勿論君からのストレートは僕に有効だよ。…イメージ先行ならオルフェ。先に出した天使のイメージ作りの際に出た名前はそれだったよ。
なんだよそれ、オロオロしてるアラサー見て何か楽しいのか。 花が降るって話は僕は初めて聞いたかも。…とても大事な人だったことは分かるな、降らせ過ぎてもあっちで君のことを心配してるかも知れないよ。…どんな形でもずっと傍に居てくれそうだなあ君は。寂しく思う暇とか無いね、…また少し満たされてしまう。そうだね、喜怒哀楽で怒と哀が著しく低いかも…疲れることはしないんだよ、効率的じゃ無いからね。
人魚かあ、やった事ないな。セイレーンにすると海に引き込む魔物的なやつじゃなかったっけ…海にまつわる話って結構悲恋に終わるイメージだけどそこら辺どう変えていくかが肝になりそうな気はする。…あとちょっと調べると大体女性の魔物になるんだけど性別的にどうしよ…?って純粋に思ったところではあるね )
>52
( / すげぇ。続きが読みたくなるくらいにゃ、完成度高ぇし面白いな。黒い天使っていうのも目新しいし、…シープヘッドが悪魔過ぎンの普通に笑っちまった。天使にしてくれてあンがと、堕ちかけだけど魅力的じゃん。この場合の俺の両目ってやっぱり弱いンかなァ…。神父服のツグさん、よく観察してぇもんだけど──と、一先ずこっち先に返すね )
( / わかる、冷えるよな。5月だけど雨も多くね?梅雨ってもう来てンのかな、その所為で寒ィのならいっそ夏を迎えに行きてぇよ。無理しないでな、風邪拗らせンのが一人暮らしで一番さみしいししんどいだろ。…俺は此処に居るからさ。…っはは、良いっしょ、最近ツグさんの好み把握してきたかも、──…調子乗ってんなァ俺。気ィ合うね、俺ら。じゃあこの先も緩く長くやっていける気がする、…つーか期待しちまうね。
っ、あは…!そりゃあ朝起きて此処確認するのが日課になってる身としては──待った、恥ずかしい。…いや、翻弄されてくれンのは悪いことじゃねぇし、俺としては嬉しいけどなァ。ステータスなんて高いだろ元々。少し減ってもツグさんの魅力は揺るがねぇって。お、偶然。あれ上手いよなァ、近場に王将があった頃は友人が死ぬ程食ってた。…あ゛、勿論アレを超える天津飯は作れねぇぞ。ずっと気になってたンだけど生乾き臭とかしねぇの?そこだけがネックだわ。
だって好きだし。…誰にも盗られたくなかった、からブロック塀でもぶち壊す勢いだったぞ。残念って程じゃねぇよ、でもお互いの事好きすぎねぇ…?あーあ、幸せになっちまってる。あんたの所為だ。「オルフェ」!いい名前だな。へえ…!これから天使が名乗る、俺の第二の名前…。センス良いなァ、この前大好きだ。
ん、余裕のないあんたも好きだから。あー…でもなァ…人様に見られる可能性があンなら隠しておいて欲しい気持ちもある。綺麗な話だよなァ、ツグさんも覚えておいて。んは、そうだなァ。そろそろ前を向き始めねぇと、頭の天辺まで花塗れになっちまうか。そりゃあそうだろ、何を当たり前の事言ってンだよ。…、…其れは元から?ツグさんの言い分も理解してっけど、哀しみも怒りも人間に取っては結構重要なんだよ。…たぶん、感情を剥き出しにする機会が無かったのかな。名探偵じゃなくて迷探偵になってっかも。
女体の魔物でも、元々の顔が綺麗な上に…この前の1件で綺麗に化けれる事も把握したし、いざとなればご都合主義の魔法がかかる。悲恋に関してはアリだとは思う。俺らずーっとお熱いけど、偶にゃスパイスとして使うのもいいかとは思ってンね。でもまあ、俺の戯言だから深く気にしねぇでね。後こんな長くしちまってごめん、海に引き摺り込まれても文句は言えないな… )
( / 梅雨だったらもっと湿気ありそうだから多分違うのでは…?…そろそろガジュマルの植え替えもしないとなあ。寒いと触れ合える口実作りにはなるんだろうけどずっとはね。…出てるよ過保護が。そんなに身体も弱くないし何なら君の三倍元気なんだから僕の心配は無用だ。──…、何か試されているかな?こう…文章で答えるのは難しいけど僕からはその辺の憂いは無いかも、…理屈っぽい僕がいうと信用はないだろうけれど、僕は昔から自分からの『仲良くしたい』って勘を大事にしてるし…外したことはないから。…こうして色んな話が出来ているのも証明の一つだと思う。
心待ちにしてくれているということで間違いない?…フフ。止めようこれも多分お互い様ってやつだ。王将の天津飯は死ぬほど食べる…分かってしまう…近所にあったら僕も通うもの。アレを超えるのは絶対難しいだろ…あと君の手料理が食べたい下心が普通にある。乾燥した時期なら濡れタオル一晩で乾くけど生乾き臭か…そこまで気にしたことはないかな、部屋で香とか定期的に焚いてるし。
今日なんか好きって単語多い、な…?ええ…?幸せなんてあればあるだけ儲けものだよ、両手から溢れてもあとで一緒に回収すればいいんじゃない…?──…気に入ってくれたなら良かった、人に名付けるのも僕多分初めてだよ…ちょっと緊張した、柄にもなく。
元からでは、…無いね。怒っても、嘆いても、変化が無いなら無駄だなあと思うことがあったから、かな。心の疲れない方を選んだだけだ。別段これに関してはネガティブに捉えてないことははっきり言っておくよ。ストレスを掃くのに必要なエネルギー源の感情ではあるかもだけど精神的に図太くなってしまったもので余裕があると僕は解釈してる。よってあまり必要としていない…と思っているけど。要は適当を調整しながら気楽に生きているので問題はない。これでQEDだ。
そうだ君のスマホから女装のデータを消さなければ…。…海の話にしても僕の出した話にしても考えることは一緒でちょっと面白いな。結局天使も何方に転んでも別れが決まってる短編的なものだから。前世オチにして現代にどうにか繋げても面白いかななども考えていたし、…狂気的に君の命を奪うくらいなら共に死を選ぶんじゃないか、僕は。なんて、…短くしようとしても難しいよなあ、僕の方で切り上げてみたけど伸ばしてるところもあるし、ままならんものだね )
ああ、確かにそうだわ。ガジュマル、って入り組んでるみてぇな植物だっけ…?そうだなァ、それに徐々新しい口実でも誘い込んでみてぇし。…んは、しまわねぇと。今心配される方は俺だったかもなァ。…あ゛ー、違う違う。試しちゃいねぇよ。けど其れ聞けてすげぇ安心してる自分がいる。俺も逸れた気持ちだったらこンな喋ってねぇもんなァ。
ふ、大丈夫、間違いねぇから。だよなァ、天津飯煌めいて見えるもンな…。久しく食えてねぇけど。なンだ…、ンなの言ってくれりゃすぐにでも作るよ。これから湿り気を帯びる時期だし、まあ一人暮らしの家にゃ杞憂かもしンねぇけどね。へえ、香か…。いいな、洒落てるし参考になる。
んは。ごめん、無意識だった。…でも其れで俺の事尚更意識してくれてたら万々歳だわ。他に何も要らねぇな。前向きな考え方だな、最近の俺じゃできやしなかった。ちょい倣っても良い?特許とか平気?俺も人に名付けられンの初めて。ツグさんでも緊張すンのなァ、実際俺はかなり気に入ってる。
なるほどな、実体験からそうなったのか。でもツグさんがストレスフリー寄りに生きれてンなら、それに越した事はねぇよ。
ッは!?駄目に決まってンだろ、家宝にすンだよ…!…んは、思考まで仲良しなんて面白ぇけど、哀しい最期を遂げるのは悪くねぇな。前世オチっつうのもいい。…一緒に死んでくれンだ、俺は拒みそうだけど。──…と、削り乍ら返事考えてみた。絡み辛ぇとかこの話題は終わりてぇとかあったら、好きにしてくれて構わねぇよ )
( / そうそう、根っこ近くが独特な観葉植物…?…何か命あるものを管理してみるという試みの一環で育ててたけど手軽だし育つと意外と可愛く見えてくるよ。…マンネリしてないか心配だった?というか馴れ初めから見れば元々僕らそこまで長文使ってなかったしテンポ良い方がとかも考えてしまうよな。…疲れたら休む、やる気出たらやる、で全然いいんだよ。さっきまで僕も安酒で一瞬脳死してたしな。
わあ好き。…ッハ、しまった普通に溢れた。いいね、市販の冷凍餃子も焼こう。最近のほんと美味しいし簡単だから。手軽なとこだと無印のとか普通に香り良いからおすすめだよ、気にいる匂いがあるかどうかは別としてだけれど。…崇臣くんはどういう傾向の香りが好きとかある?
沢山、好きって言葉を見ると君の好意の明確さを意識せざるを得ないし僕にはそれは堪らなく役得だ。はは、思っているよりは平和な奴だろう?特許は要らないから一緒に幸せになってくれ。…本当に?…駄目だ何だか頬が緩まってしまうね。隠れないと。
家宝になる本人はとっても複雑な気分だ…。まあ一旦置いておこう。前述した通り、色々パロ考えるのは楽しいんだけど考えが纏まらなかったり、少し脳を休める期間が欲しいとかだったり色んな要因やら希望等あれば僕は全然急がないつもりなんだ。面白そうだけど時間置いたら忘れそうだと思うから綴っているだけみたいなところがあるからね…。 ああでも、そのうち此処に投げている設定の情報のまとめみたいなのは設けようかな、と口には出しておこ…これもまた言わないとやらないからってだけだからお気になさらずという感じだ )
( / 一応画像検索してみたけど、ガジュマルって結構大きく育つのな。種類によると思うけど、ラピュタが頭を過ぎったわ。っや、…えっと、其れに近いものは少しだけ。確かにそうだよなァ、豆ロル主体のトピだったし。あんたに肯定されると安心しちまうよ。甘やかし上手ってこの事か。っはは、休みの日なら飲みてぇよなァ。
今のは天津飯に?俺に?…なァんて。良いな其れ、絶ッ対やろう。上手い事羽付きの儘焼き上げてぇね。へえ、無印か。生憎俺ン家周辺にねぇから、ちょい遠出した時にでも寄ってみる。香りに拘りはねぇけど、今主につけてる香水は、BVLGARIのプールオムってやつ。やっぱお客さんと距離近い仕事してっし、清潔感ある匂いを選びがちになンね。ツグさんは?
…好き、堪らなく好きだ。──…意識すンの深まった?平和だなァ、そりゃあ話してて落ち着く筈だ。なん、…っええ…プロポーズみてぇな事言うじゃん。心臓が痛てぇ。…隠れちまうの勿体ねぇって、俺その表情好きだよ。
俺としては上手く撮れてンだけどなァ。正直継翅さん達に──まあやり過ぎだけど、少しの感謝は持ち合わせてるかもしンねぇ。ン、分かった。考案発表時に俺としては毎度ツグさんが器用に纏めてくれンの見て感激してるくらいだけど、至るまでの努力やら時間を消耗して貰ってるのは分かる。んや、其れでも充分なくらい満足感があるぞ。嬉しいしありがてぇけど、“いつか”で全然大丈夫だからな )
( / ただいま。色々と…返したい気持ちはあるんだけど今日は多分脳死日だなあ…思考がとっ散らかってるから素直に休むと宣言しよう…。…ああでも、質問の答えと、意見だけ一つずつ。…とりあえず最近僕がつけているのは和香水っていう…そこまで香らないやつ。武蔵野ワークス…っていうメーカーの白檀2019っていうの好んでつけているよ、木の香りがするものが最近好きなんだ。
で、…以前君が言ってくれたように、僕も君とほぼ一緒で、君にも気になる人や仲良くしたい人が出来る可能性があるだろう、という可能性もあると仮定して…僕は何処かに遊びに出ていても気にしないよ。…っていうか君じゃない君に描写似てる人のロルがあると捨てられたものだとばかり思っていたからね…恥ずかしい話だけど、 …いや本当に恥ずかしい、んだけど… 今くらいのテンション感じゃないと言えないしな。…とりあえず、そういうこと、なので…大丈夫だよ、と伝えたかったんだよ、うん )
( / 了解、ンな日もあるだろ。ゆっくり休んでくれよ。ちゃんと伝えてくれる辺り、真面目だし気ィ回して貰えて嬉しい。へえ…白檀か。俺も嫌いじゃねぇし、ちょい調べてくンね。さんきゅ。
其の可能性はマジでツグさんが此処を辞めちまったら出てくるンじゃね。元々そんな色んな人と並行して話せねぇンだよな、話がぐちゃぐちゃになんの。雑魚い頭で申し訳ねぇ…、折角お許しを貰えたのにな。っはは、ンなの俺もそうだよ。本人か似た方文体なのか一瞬では分かんねぇけど。でも自由に生きてるあんたが好きなんだ。お別れはちゃんと伝えてくれそうだし。つー事で、何処にも行かねぇよ。今日の日中は、友人達が車で遠出してくれて丁度今さっきまで寝転けてた所。体力無さすぎだろとか思うだろうが、俺はハイボールも数杯入ってたしね。つう訳でお互い無理せず今夜はおやすみ、って事にしよ。
俺がサイト来てンの、あんたと話す為だからな。其れは覚えて帰ってください。重たいとか捉えられるかもしンねぇ、けど…普通にツグさん以外に興味が向かねぇだけだから )
( / GW明けてから急に仕事が詰まってね…もっと余裕のある生活を送っていたいんだけど。こればかりは僕一人の範疇ではどうにもならないね、…普段そんなに真面目な人間じゃない僕が君だけに真摯であることは努努忘れないことだ。
当面そういう予定は無いなあ、…へえ、そう、なんだ…?意外だ…そういう雰囲気を感じた事がなかっただけに余計に。…別れとか考えたくない、僕にその気はない。舐めるなよ、諦めずに待ってた男だぞ僕は。…自由を謳う姿を評価されているのは悪くないが別にそんなものは、…僕にとっては重要じゃない。…休みたいのに泣いて目が冴えてきたじゃないか、意味無いな…。楽しそうな時を君が過ごせたならそれが一番だよ、…お酒が入ると色々緩いのは仕方ないんじゃないか、僕も今日はハイボールだ。
──…有難う。…フ、君がめんどくさくて重たいのなんか今に始まった事じゃ無いだろ…全て含めて愛している。…君もそこだけはしっかりと覚えていてね )
( / 徐々俺も復職すっから、其れ味わうンだろうなァ…。それは置いといて。今日もお疲れさん。早めに身体を休めて欲しいもンだけど、ツグさんにもタイミングっつうのがあるだろうしな。…っはは、分かった。ンな熱烈な台詞、忘れたくても忘れらンねぇって。
…そっか、…そっかァ~…。そンな意外?まあ大所帯だった頃のあの場所に、よく喋りに赴いてたしなァ。無理もねぇか。んは、軽率に喜んじまうわ。俺も同じだよ、ツグさんと別れる気も更々ねぇし、…其れも聞けただけで今夜の寝付きが良くなりそう。つうかさ、なんで俺の事待っててくれたの?片手間でもすげぇ嬉しかった。え、──ッはあ!?…どうすっか、泣かせちまってンじゃん俺。よしよし、ごめんなァ。疲れで心も弱っちまってンのかもなァ。大丈夫だ、ゆっくり目ぇ瞑って深呼吸。いつか俺とも飲んでくれよ、揃いのハイボール。
…恥ず。ツグさんの観察眼には驚かせられるけど、余計なもンまで見詰めないでくれよ。ン、でも負けねぇくらい俺だってツグさんを愛してる。覚えとくよ、心に深く刻むくらいにゃあ )
( / いやほんとすっごい…今年はマジで何これって誰かに言いたくなるくらい忙しくて笑ってるよ。ありがと、そうだね。無理がない程度の返信をしてるだけだからあんまりそこら辺は気にしなくても良いと思う。
何というか…長男みがあるよな、と。頼れるお兄さんの雰囲気が凄かったぞ。──…待ってた理由、…?諦めが悪いくらい君を好きだったから、じゃ、…駄目なのか。…呆れるな、もっと頼れる人間で居たいのに変なところで情緒崩れて、…ああもう優しくするな馬鹿。チューニングがズレるだろ…、…。…うん、まあ良くはなってきた。…何処まで本気か領域の見定めが難しいなそれ、…でも良いよ、飲もうね。
人の心の先を想像するのが割と好きなんだけど、君ほど真っ直ぐでいじらしい人もそうそう居ないと…勝手に思ってる。…フ、ハハ。紛れもなく相思相愛じゃないか、…嬉しさ噛み締めて寝る準備でもしようかな。 じゃあ、一足先におやすみ、また明日ね )
( / 其れだけ需要のある仕事なンだなァ…。俺は普通に髪切ったり染めたり、つう当たり障りのない…、って言ったら失礼か。代わり映えのない毎日を送ってる。ン、ツグさんは俺よりしっかりしてるし心配要らねぇか。
長男じゃねぇのに不思議だな?周囲が賑々しい人達ばっかだからそう見えたンかな。…っ、…すげぇ嬉しい。どんな形であれ俺の事忘れないでいてくれたのなァ。…いいンだよ、支え合おう。その為にも俺はあんたの傍らに居るし、情緒が崩れる時なんざ誰にでもあるぞ。何処までも本気だよ。美味いハイボール飲み行こ。
っはは、ンな可愛いもんじゃねぇって俺は。そりゃあ相思相愛しかねぇ、俺達の関係を安易に表すならな。昨晩は疲れで先に眠っちまってたみてぇ。ツグさんが心地好く眠れてる事を願っておく。つっても昼過ぎたけど )
( / ただいま、明日から二連休で何してやろうかウキウキな僕だよ。ああ、普通に本職なんだ…?僕にしてみれば手に職を持っている技術のある人って凄いと思うけれどね。しっかりっていうかただのマイペースなんだけどね、全然しっかりはしてないよ。気を抜くと3歳になる日だってある。
周りのテンション感に合わせれるって長所だよなあと素直に感心する。僕はその辺自己中だから無理に等しいしな…。 …んん、昨日の僕消したい…何言ってんだマジで…。…ああでも、そういう言葉を君から貰えるんだから言って良かったこと、なのかな…?…いや恥ずかしさが勝つけど。…背後が変な声出して死に掛けてるからその辺にしといて、…ちゃんと飲みには行きたい意志は此処に置いておく。
そうなのかな。君が可愛くても僕は困らないけど。…フフ、特に悩む事もなく言ってるんだろうなと想像が容易くて安定感が半端ない。…最近は寝苦しいのかちょいちょい起きてしまうけど総合的には寝れてるよ、多分ね )
( / おかえりィ。二連休か、ゆっくり休めンね?好きな事して美味しいもン食って、ツグさんらしく過ごせるように願っとくか。っと、ごめんなァ…完也で対応させて貰ってる。ちょい特殊な仕事なもンで、身バレが普通に怖いンだよなァ。主軸が自分にあるってすげぇ事だよ。職場の若い女の子なんざ、彼氏を主軸にしてたから別れた翌日に顔合わせたらボロボロになってた。もし三歳になったらさ、すげぇ甘やかしても良いもンかな…!?
んは、逆に俺は自分がねぇつって怒られた事もあるし、きっと隣の芝生なんだよな。そうそう、良かったーつってくれた方が、俺は嬉しいぞ。っはは、背後ちゃん可愛いのな。ツグさんごと、あんたも愛してるよ。気づいてる?…よっしゃ、偶の我儘も言ってみるもンだなァ。
ぐ、…ツグさんって罪な男過ぎ。可愛くなるしかねぇじゃん。つう冗談はさておき、ツグさんの許容範囲が広過ぎて腰抜かしてるわ。ん?んー…あ、そうかもしンねぇけど、ちゃんと本音だかンね。中途覚醒ってやつ?睡眠が途切れンの地味にしんどいよなァ。…多分、じゃ俺が安心できねぇよ )
( / そうだね、仕事柄腰を落ち着けて休める日も限りがあるので貴重ではある。溜めているサブスクで観ようと思っていたものを消化しながら珈琲飲んだりちょっと家事したりするくらいだとは思うけどね、基本家が好きなんだよな。 …ん、ああ。何方でも僕としては些細な問題だ、それならそれでいい。…僕の場合は、他者に魅力を感じることが極端に少ないからな。…友人にも言われた、僕は見知った人間8割くらいすぐ切るだろって。笑ったけど的を得ているんだよな。…ええ、甘やかしたいの…?その前に3歳精神の日の僕を見せたくないぞ…
え、誰だそいつ軽く捻りにいこう。と言うのは2割冗談だけど。人には人の羨望があるか。──…気づかないフリも結構大変なので放置してくれないかそこはマジで本当にも゛ぉ…!……、危ういな本当君、唐突なデレ供給は僕らに効くぞ…
本当に何でも…僕は君から向けられる愛だと思える全て飲み込める自信しかないので。自分でもこの状態に仕上がってるのは我ながら恐ろしいけれど、それでもいいんだろ?大好きなんだからしょうがないと言うことで。本音なのは疑ってないよ、毛ほどもね。 …何処かで話したかも知れないんだけどショートスリーパーみたいなところがあって。…長く寝るっていう習慣はあんまり無いし、それでも元気だから問題はないよ。脳が疲れてる日は睡眠とは無関係なこと多いしな… )
( / 大人の休日って感じだなァ…。飲みに行ったりとかはしねぇの?とか、何だかんだ言えど俺も基本家が好きで屋内で過ごしてンよ。お揃い。さんきゅ、そう言って貰えると肩の荷が降りた気分。へえ、俺の知らねぇツグさんだ。んは、8割って相当だぞ。…残りの2割、そン中に俺も入れてくれてる訳か。光栄だなァ。3歳児のツグさんも、普段のツグさんも甘やかしてぇよ。まあ結局あんたに首ったけってとこ。
もう縁切っちまったから、俺でも何処で何してるかも分かんねぇよ。っはは…!8割本気だったか。──…駄目だった?んは、なんだろ、そこまで良い反応してくれたら癖になっちまいそう。
すげぇな、そンなに俺愛されてンの?駄目だ、ニヤケちまうな…。いいよ、当たり前だろ。俺はどんなツグさんでも受け止めるし、愛せる自信しかねぇよ。んー…、睡眠と脳って割りと直結してね?でも日常に不足ねぇなら、取り敢えずは安心だなァ。ま、さておき。おはよツグさん。5時に起きてンの…?3度見はした )
( / 飲みにはあんまり…?賑やかな所もそこまで得意ではないし。崇臣くんは誘われたら出掛けそうな雰囲気ではあると思ってる…お揃いって結構好きだったりする?って、…ふと思っただけだけど。 そうだなあ、まあその辺は元々…?…寄り添いたいとかいう性格じゃないんだろうな。人は自分と正反対の性格の方が長続きするらしい、って何かで拝見した気がするんだけど、…そういった意味では君と相性が良くて喜ばしいと思う。…甘く煮詰めてジャムにでもされるんだろうか、…隙あらば愛を説いてくるねえ…全く、困った恋人だ。
なんだ大事そうな関節変な方向に曲げに行こうかと思ったのに…。なら仕方ないか。…なあそれ言って否定しないのわかっててやってるだろ。分かっててやってるだろ…!大事な事だから2回言ったぞ、癖にならないうちにそっとしまいたまえ。
ナチュラルに自分のことながらおかしいくらいではある。…幸せに笑っていて欲しいからそうであれば僕が嬉しい。…本当、もうさ…お互いこんな好意曝け出してる状態って結構異常性があると思う。…自覚したところで止める訳ではないんだけどさ。 そうそう、問題ない…けど5時に起きたのは近所で朝から芝刈り機の音が鳴り止まなかったからという背景がある…。流石に昼寝するかもなあ、ちょっと今眠いものな… )
( / 俺が近くに居たら誘い出してたンだけどなァ…、とか叶わねぇ願望呟くくらいにゃ許されンだろ。ン、誘われたら基本は行く。今日も嗜む程度には飲んだし。…、…バレた。其れが女々しいって元カノに振られた事あるくらいには好き。あ、俺も聞いた事あンなァ。雑学的に相性が良いっつうのだけで好意を持ってる訳じゃねぇけど、なんとなくの保証は持てるよな。ツグさんのジャム…、んや。恋人を毎朝消費すンのは気が進まねぇ。…執拗いようだったら我慢すっけど。こっわ、…ンなダメージ負ってないし平気、寧ろツグさんの手が其奴に触れるのが全然嫌だ。お、2回も。ツグさんのお願いじゃあ仕方ねぇなァ…。
少なくとも俺はすげぇ幸せだよ。ツグさんが俺の笑顔やら幸せを願うなら、その倍は願われてるっつう事を刻んでおいてくれよ。んは、確かにバカップルに見られても可笑しくはねぇなァ。ン、俺も止める訳じゃねぇ。へえ、…芝刈り機…ってどんな音すンの?イメージでは煩そうだけど。名前の響きも真新しいな、動画サイト見てくるか。俺は飲みに行って早めに解散したところ、ちょい眠たいからすれ違いになっちまったらごめんなァ )
( / めちゃめちゃ渋る僕が想像出来るけどね、…さて、願望かどうかは…君次第かな。僕は肯定しないでおこう。…友達付き合い良さそうだなあ、僕は一人でも嫌いとか面白くないやついたらあらゆる手練手管で行かないよ…。はは、やっぱり。そんな理由で振られるんだね…人間関係は難しいな。
個性がぶつかりすぎてお互いに相容れないとかいうパターンもこの場合はありそうだけど、…僕らに関してはそれは無さそうな気がする。…お互い知りたがりで、相手を認めてるのは明確な事項だものね。…止めるとかではなく堪えるって辺りがなあ…、…許してしまう。惚れた弱みすぎるなこれ…。 …いやまあ勝てるかどうかは謎だけど、フィジカル特化では無いし。…フ。ご理解頂けたなら何よりだね。
後出しでそう言うのは絶対に狡いと思うんだけど。君が居ればずっと叶っている状態も同然だから安心してくれ。どんな音、…あー近いのはチェンソーとかの感じじゃ無いかな。近所でそこら辺の雑草2時間くらい刈ってるんだよ…寝れるかって話。まあ昼寝挟んだし今は元気に家飲み中だけど、…ああ了解。前も言った通り此処だけが僕の全てでは無いから、何か気ままに動画なり映画なりゲームなり…?のんびり過ごしながら待っているさ )
( / ふ、っ…すげぇ想像し易い。え、俺次第でどうにかなンの?…俺は其れができねぇから、自分の意思を強く持って白黒ハッキリしてるツグさんがすげぇ格好良く見える。なァにその観察眼…──そうなんだよなァ、もっとドライに振る舞えたら良いのに。
ン、今までぶつかり合いみてぇになった事ねぇもんな。上手いこと個性が調和されて、パズルのピースみてぇにくっ付いた。…っはは、冗談。あんたが困るような事はしねぇって。ツグさん、大分弱体化しちまったなァ。確かにあんたは2択なら頭脳派っぽいよな。聞き分けは良いかンね。
そっちの方が狡ィだろ。なに其の台詞、全力投球の殺し文句じゃね。聞いてきた上でツグさんの話を聞いて第一に思ったのは、うるせぇ、だな。あれを近場で2時間もやられちゃ目も冴えるわ。お疲れさん。ツーグさん、逢いに来た。寝転けてねぇ? )
( / 『今日は絶対に家から出ないと言う結界張ったから行かない』とか意味不明なこと平気で言うからね…。…多分?この場所に執着が無ければどうとでもなりそうだと僕は考えてるけど。意思ねえ…僕からすれば普通の事だからその辺はいまいち格好良さの直結にはならないからな。…勘だよ、あとは…純粋に愛とかもあるんじゃない。君の望むことを想像するのも僕の楽しみだからな。
昔ジグソーパズルが趣味だったことがあるんだけれどあれって似てるようで全然違うピースで500とか1000とかあるだろ…そういう解釈で嵌っているって想像すると中々稀すぎる関係だなあ、と思う。ただでさえ貧相なのに弱体化…!悲しい…。こっそり対策立てていこうそうしよう…。
はは、僕の場合は君のパッション的な部分には勝てないので文字に頼るしか無いだけなんだけど。…な、うるせえだろ…昼寝したし元気にはなったけど。 ──…ほう?寝てないよ、寧ろ冴えてるくらいだ。 )
( / ごめ、っくく…、っふ、あんたマジで面白いよなァ。結界なんて言われちゃ、流石にどうする事もできねぇよ。耳タコになる程知ってると思うけど、ツグさんの事すげぇ好きなんだよ俺。だからどんな形でもあんたの傍らに居てぇ。当たり前ができる奴とできねぇ奴がいンの。隣の芝生は今日かて青々としてるわな。あい、……愛、…っは、やばいな今日。ンな俺が喜ぶ間もなく重ねるなっての。
メタい事言うと…このネットの海から、ツグさんつうすげぇ愛せる存在を見つけられたのは奇跡に近ぇし…俺も中々稀な関係だと思うぞ。あと、ジグソーパズルが趣味だったっての、あんたらしくて微笑ましくなったわ。ああいうの、俺すぐ挫けちまうからさ。でもツグさんとなら完成させられンだろうなァ。
強気なツグさんも、弱体化してるツグさんも、…俺の所為で可笑しくなっちまうあんたも全部愛おしいよ。って、変な対策立てンなって…!
んは、お互い補い合ってンの面白ぇ。すげぇうるさかったわ、あれ朝5時にやる必要あンの…?そりゃ良かった、夢に俺はお邪魔できた?何とか入り込んでやろうっつう魂胆だったンだけどよ。っはは、頼もしい限りだ。今夜も長ぇからなァ )
( / 至って真面目に真剣な気持ちで言ってると一周回って納得してしまうだろ。まあでも君だけなら考えるくらいはちゃんとするさ。…とりあえず準備はしてきた、が検索が効くのかなこれは…昨年あたりに名前が変わった某呟く所に僕の仕事部屋名で垢作成はしてきてみたけど。…探すも探さないも君次第さ。…そういうものなのかもね、…ちょっと後から恥ずかしくなってきたなあ、なんで僕の口は言う前からそう言うのを察知出来ないのかな…。
はちゃめちゃに素直だな…有難う…僕も同じ気持ちだと思う。全然今はやってないけど君と肩を並べてやるのは面白そうな試みではある。これも実現できたら良いなと思う事柄の一つかも。
全肯定だなあ崇臣くん…、すっごい心拍上がってるんだけど。…対策よりメンタル修行の方が必要なのかも知れないな。
いや本当にそれはそう…。2週間に一回くらい最近週末にギャンギャンにやってるから自然とあのくらいの時間に起きてしょうがないからイヤホンつけて動画見ながらストレッチしたり珈琲飲んだりしてる…健康だね。夢…ってあんまり見ないんだよね…?…出てきたら目覚めが得した気分になりそうだな …夢魔っていうのも君の名前から想像出来て何だか良いね )
( / 納得しちまうな…、これが恐らく丸め込まれるつう感覚なンかね。俺に真剣なあんたが好きだ、…ああ歯痒いなァ。今すぐにでも駆け寄りてぇのに上手くいかねぇ。俺次第なンだろうが、あんたからのヒントを待つよ。そンなツグさんに惚れてる訳だから、変に改善しようとか考えンなよ。
其れ一応は長所だかンね。極稀に短所にもなり得るから困ってンだけどよ。ふ、じゃあ今度作らねぇ?でっかいパズル買ってさァ。俺も実現させてぇし。
そりゃあ好きな相手にはこうなる、…誰だってそうだろ。其の儘死なないでくれよ。未亡人ポジは御免だ。…んや、そンな事しなくたって時期に慣れてくるだろ。適当にあしらわれたらちょい寂しいけど。
芝刈り機で健康得たくねぇよォ…。対策練って充実させてるツグさんは、其れは其れで面白ぇンだけどさ。へえ、眠りが深いのか。いい事じゃね?んは、シープヘッド?夢魔はなァ、何かと良いイメージはねぇけど…あんたがもし悪夢を視るなら食ってやるよ。…俺、結構苗字に引っ張られ気味だな? )
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部外者の書き込み失礼致しました
【 ??? 】
…こんばんは、…言うて誰が見てるん。此処には作家先生と連れの方しかおらへんやろって。
…否まあ出るんもめんどいんやけどこれも仕事やさかい…堪忍な。
──…これから話すんは怪談話。どう言うもんがあるかは俺も正直見てへんし音声データやら読者から送られてきた話やら色々垂れ流すよって、…万が一俺ら以外見てる人がおるんやったらそれは自己責任や。そこだけはよおく刻んでおいて欲しい事項やから先に記しとかんと。
…あの二人?…ああ作家は煩いからちょっと措置しといてるし連れの方は買収したわ。詳しいことは後から分かるんやない…知らんけど。
ほな、ぼちぼちやっていこか。まだるっこしいのは嫌いやねん。
【とある夏の日】
初夏のことだったと思います。
曽祖母のお世話をしていた方が亡くなり、当家とも縁のある人でお葬式もつつがなく終わった頃、私はいつものように家事をしていました。
洗濯も外に家族分粗方干したのだけれど、まだタオル類が残ったカゴが洗面所の方に残っていたことを思い出しました。夏休み中の小学校低学年の次女が通りすがるのがふと目に入り、私は、
「メイちゃん、お洗濯済んだものまだあるから取ってきて」
と素早くお願いしました。
次女は嫌そうな顔をしましたが渋々、といった感じで取りに行ってくれました。
夏の暑さがじわじわと肌を焼くのを感じながら少し待っていると廊下をドタドタと走る音が迫ってきます。
そんなに急がなくてもいいのに、と思いながら私は振り返りました。
そうすると、次女は何だか興奮した面持ちで、
「ねえいた!いたよ!」
と言いました。何のことだろうと私は首を傾げました。
「おばあちゃんとこの!たえさんが!いたの!青かったけど!」
──吃驚しました。
それは先日死んだお世話役の方の名前でした。…次女とは仲が良かったから会いにきたんでしょうか。
次女曰く、よく出てくる三角の布を頭につけた白装束姿のお世話役の方がいらっしゃったそうで。
とても穏やかに笑っていたそうでした。
何故だか私はその場で泣き崩れてしまいました。何故かは今は思い出せませんが。
次女がこうした霊体験を語ったのは後にも先にもそれ一度きりで、その日のことを夏が近くなるとふと思い返してしまうのです。
いつだっけなあ、地元の花火大会の帰りなんだけどさ。
マジ山道で人も通らねえ超過疎のトンネル通らないと帰れなかった訳。
怖いじゃん普通に。だから友達寝かすまいと俺運転と会話めっちゃ頑張ったんだよ。
んでさ。こっからまたほんのりちょっと普通に怖いんだけど。
トンネル通過してる時に運転してる途中にボーダーの襟付いたシャツにジーンズ履いた男っぽいやつがヨタヨタした感じで歩いてたのをさ、サイドミラーで見て。なんか心配になる歩き方してんなあと思いながらそいつを当然車だから追い越すじゃん。で、友達に、
「なんであんなとこ歩いてるんだろうあいつ、顔見た?」
って何気なく隣の友人に聞いたんだよ。そしたら。
「えっ、……誰も。居なかったけど…」
って。
…絶対に居たんだけどな、くっきり見たし。顔は見てないけどさ。
姿形見たまんま俺友人に捲し立てたけど友人は首を振って、
「居なかった!絶対に!居なかったから!」
って断言するもんだから、怖くなって。このトンネル矢鱈長いのにほんといち早く出たくて。後ろ絶対振り返らないようにしながら友達と喚いて帰ってきたよね…
あれ何だったんだろ…、思い出してもめっちゃ寒気すんだよな…
【同じ写真】
まだ私が5歳の頃の話。
次女の出産を機に、わざわざ県を跨いでやって来た父方の祖父と観光をしていたんです。そこは鮭が有名で、民家や観光施設にも鮭が吊るされていて。
祖父にはそんな光景が物珍しかったのでしょう。
「A子、せっかくだから一緒に写真を撮ろう」
そう私に提案したんです。
母方の祖父にカメラを頼み、シャッターが二度押されました。同じ写真を2枚。
時が過ぎ両親が離婚し、私が小学校高学年の頃でしょうか。此処ではまた別の話に逸れてしまうので省きますが──訳があり、私と母と妹は父方の祖父と共に住んでいました。
父親代わりに世話を焼いてくれた祖父の趣味は、ホラー番組やレンタルビデオ屋で借りたホラー映画の鑑賞。私も一緒になって楽しんでいたのが、今ではとても懐かしく感じます。
「そうだ、A子に見せたいもんがある」
夏休みも終わりに近い夕方頃、突然祖父が言い出しました。
私の応えを聞く前に、祖父はプラスチックケースを漁り始めました。不思議に思い、近づいて傍らにしゃがみ込みます。
祖父の手には写真がありました。まだ幼い私と祖父が鮭の吊るされた土産屋を前に笑顔で撮った写真。
それが2枚。同じ写真。の筈でした。
片方はなんの変化もない、ただ私と祖父が笑顔で映る写真。
もう片方は、私達の周りに沢山の骸骨のようにやせ細った人間らしき顔が幾つも写っています。それも私達を囲むように。
顔は同一人物ではありませんでした。
その骸骨のような顔の表情こそバラバラでしたが、何かを訴えるかの如くハッキリと写っているのです。
思わず叫び声を上げました。
私が泣いてしまった事で、祖父はすぐに写真を再びプラスチックケースの中にしまい込みました。お菓子を食べよう、と提案する祖父に頷きつつ、普段通りの優しい祖父に安堵しました。
中学に上がると同時に祖父との同居を解消し、私と母と妹で、祖父宅の近くに部屋を借り住んでいました。当時はよく祖父宅を訪ねており、毎回快く歓迎してくれていました。ただ、極稀に、プラスチックケースを収納した押し入れの方へ気を取られる事もあったのです。
そんな祖父は一昨年肺癌が原因で亡くなりました。
疎遠になっていた叔父が、一人暮らしの祖父の私物を片付けたようで、あの部屋には今はもう違う住人が住んでいます。
あの同じようで異なる写真はどうしたのでしょうか?
叔父が供養してくれた事を祈り、このお話を投稿させていただきます。
【音の行方】
短い話でも良いと聞いて投稿させて頂きます。
流行りの感染症にかかってしまい、私は1週間ほど学校を休んでいました。
久しぶりに登校して、授業を受けて、そして放課後。
私は吹奏楽部でクラリネットを担当していたので楽器ケースを持って小走りに音楽室へ向かいました。
日直もあり、職員室で仲の良い先生と少しお話が弾んでしまったのでいつもの時間に行けなかったからでした。
扉越しからでも聞こえる、楽器達の音色がどんどん近付いて、皆と合わせ出来るの嬉しいなあ、なんて。
ちょっと自分でも笑っちゃうくらい足が速くなって、勢い良く扉を開きました。
『失礼します、遅れました』
明るい声音で挨拶をして、先ず気付いたのは──風通りの良さ。
視界には誰一人、…演奏をしてる人影一つ見付からなくて。
通り過ぎそうになった保健の先生があら、という声と共に足を止めて言いました。
吹奏楽部は今日は他校との交流練習にお邪魔してるから誰もいないのよ、って。
なら私が聞いたあの音は何だったのでしょうか。
打楽器の重低音も、金管楽器の不安定な音も、伸びやかなで繊細なバイオリンの音も、全部全部聞いて中に入ったのに。
霊とか関係あるんでしょうか。私は自分が霊感がある方では無いと思ったから、今でも信じられません。
最近な、車乗っててん。
んでなあ…真夜中で。何故か俺は踏切手前におって、自分の車やっちゅーねんにブレーキも踏まずに車から降りたんよ。
下り坂やさかい、当然車は進んで行ってしまうよな?
で、俺も何やってんねやろ…って車徒歩で追いかけてん。
…なんか、俺の車ノロノロ何故か右折したんよ。自分の意思があるような感じで、誰も乗ってへんのに。
…何でやねん、て思って俺もあとを追って、右に曲がったやん。
そしたら車がどこぶつかるでも無く忽然と消えて。
はぁ?って。頭にめっちゃ疑問符浮かんだとこで思うたん。
ああ、これ夢やったわって。
そこで起きたんよ。
…ん、怪談ちゃうかこれ。
いやこういう外しの話もあらへんとしんどいかなあ思うて。
あ、ツグがブチ切れそうな顔してる。ハハハ。宥めといたってな、羊頭さん。
…ほな、書類整理しながらもうちょい見ていこかぁ。
突然ですが、座敷童子ってご存知ですか?
妖怪ではあるのですが住む神とも言われ、見た者には幸福が訪れる上に家に富を齎すとも伝承があります。
まあ、少し悪戯っ子な面もあるようですが。
これは僕が体験した、座敷童子との話です。
春風が温い5月上旬の頃、一人旅が趣味である僕はI県に旅行に行きました。街に留まらず遠くの山を見れど桜が満開であり、都会と違い澄んだ空気が心地好く絶好の旅日和。
今回の旅の目的は、オカルト好きな友人に頼まれた「座敷童子と会うこと」でありました。
何を馬鹿なこと、と鼻で笑う方もいるでしょう。僕もその一人だったのです。
その一方で友人は大のオカルトマニア。本来ならば友人がこの場に来ていた筈だったのですが、前日に高熱を出し急遽押し付けられるままに電車に押し込まれたのです。
傍迷惑、とでも、帰ったら言ってやるつもりでしたが、美しい景色と観光地への満足加減でそんな気持ちも薄れて。結局I県での一日を堪能しました。
程よい疲労感のまま、残すは今回の旅のメイン
座敷童子に会うこと
だけとなりました。友人に指定された旅館は年季を感じれど、何処か懐かしい雰囲気を纏う場でした。女将さんに案内されるがまま、部屋に通された僕は座敷の平凡さに安堵しました。
何せ相手は妖怪や神の類、おどろおどろしい部屋に通される…。否、友人のことですから敢えてそんな部屋を予約したのではと勘繰っていたからです。
友人を信用、ですか。してますよ、恐らく。
座敷に通された僕は、夕飯までの時間を持て余し温泉に赴くことにしました。程よい疲労感に、少し熱い湯が染み入ります。我ながらおじさんのような溜め息が零れた途端、
ばしゃん
と背後で音がしたんです。
他のお客さんの邪魔になったかと、軽く会釈をしそそくさと湯に浸かりつつ端へ移動します。たしかに今のは僕が悪い。温泉からの景色は、絶景…という訳ではありませんが、遠くの山に桜が群れをなしたように広がっています。
ばしゃん
今度は斜め後ろから聴こえました。
ばしゃん
水面を強く叩くような音です。子供の所為だろうか、それにしては静かだし、咎める親の声だってしません。なんだか気味が悪くなり、外が仄暗くなって来たこともあり、そそくさと温泉を後にしました。
部屋に戻って一呼吸吐いた頃合い、仲居さんが夕飯を運んでくれました。年季の入った旅館にしては気合いの入った料理に舌鼓を打ち、あれよあれよと寝支度を整える頃には温泉での出来事なんて既に忘れ去っていました。
白く清潔な布団に横になり、目を瞑ります。意識が薄ぼんやりとしてきて微睡んでいた僕は、パタパタと周囲を走り回る音で頭が覚醒しました。一瞬、夢と判別がつきませんでしたが、身体が鉛のように重く指一本たりとも動かせません。せめて悪い夢であれと、目を瞑ったまま願います。
足音は数分続き、金縛りが解放された頃には座敷に静けさしか残っていません。
良かった。胸を撫で下ろし、周囲に異変がないか確認する為に目を開け──
僕は絶叫しました。
視界いっぱいに映る男児の顔。病的なまでに白い肌と古めかしい着物を纏った男児が、僕の顔を覗き込んでいたのです。
座敷童子。そうだ。そうだった。僕は座敷童子に会いに来たんだ。否が応でも実感せざるを得ない状況下、目を開いた僕に、その子はにっこり笑います。
「おにいちゃんの汚れ落としたよ」
「だから代わりに、おにいちゃんの何かを頂戴よ」
汚れ?代わり?
頭が追いつきませんが、その子が姿勢を正したことによってすぐさま布団から飛び起きます。小学校低学年程の男児は、変わらず笑顔で頬をふくふくとさせながら期待の眼差しを向けてくるのです。
余談ですが、当時の僕にはその子と同じくらいの年代の弟がいたことから、恐怖心が引いていくのを感じます。
「お菓子は食べられる?」
それでも依然、上擦った声音で僕は問います。男児はこくりと深く頷きました。それを合図とし、リュックに手を突っ込み探ります。確か、確か。
弟に土産のつもりで買った、鮮やかな色合いを小瓶に詰めた金平糖。布団の方へ戻った僕は、正座姿で男児に差し出します。受け取るなりパッと明るくなる表情は、弟を彷彿とさせました。可愛いな、とさえ思ったのです。
「ありがとう!」
「また来てね」
それだけ言い残し、男児──座敷童子は金平糖の小瓶を片手に走り去りました。
残った静けさと胸の動悸だけが、現実だと突きつけてくるのです。結局その晩は寝つけず、朝早くにチェックアウトを済ませ新幹線に乗り込んで。漸くそこで緊張感が解れ、眠りにつけたのです。
東京駅で降り、そのまま近くの喫茶店で友人落ち合わせました。一連の話を聞いた友人は大興奮。自分が行けなかったことを心底後悔している様子でした。
そんな彼に、胸のつかえを吐きました。
「汚れ、ってなんだと思う?」
「単純にお前が汚いだけじゃないのか。とでも言いたいけど、お前観光で水場に寄ったか?」
「寄った。崖が近くてあまり水場とは言えなかったけど」
「考えられるのは〇〇岬だな。あそこは自殺者が多い。大方変なものでも憑いたんだろう」
納得がいきました。温泉で聴いた謎の水音はそれの所為で、座敷童子は親切にそれを祓ってくれたのだと。
僕自身はもう一度赴く気はないのですが、これから座敷童子に会いに行く予定のある方がいれば、どうぞ参考にしてください。金平糖を買うのを忘れずに。
長々と失礼しました。
これが僕の人生に於ける、少し怖いような変わった話です。
…怖い話ィ?ああ、…あー無い訳でもねえか。
ありゃあ秋の夜、空っ風吹き荒ぶ背筋も凍る冬に近い日のことさ。
冷蔵庫に何も無ェ、冷凍庫にも何も無ェ、腹を満たすにゃ近場のコンビニに行くしかねえか、ってなもんで。
ただまあちょっとばかり問題があってなあ。アパートから踏切通る道が最短なんだけどよ。
人通りも余り無ェ夜半の踏切ってなると分かるだろう、…自殺の話なんかがちょいちょいあるとこでよ。
街灯もあんまり整備されてなくて薄暗ェ、…いやまあスマホにもライト機能あるしそれで手元照らしゃ行ける、って俺もあんまり考えねえで飯を調達しに行ったわけよ。
行きは良かった、ランニングしてるおっさんとか、仲良いカップルとかいいなあ~なんて横目にしながらのんびりしたもんだった。
だからか、…なんか腹も減ってたし気が緩んでたんだよなあ。
帰りのタイミングと、踏切の遮断機が降りるタイミングが丁度かち合っちまって。
カンカンカン、
って音が鳴る中、俺は自動警報機よりは数歩後ろで待ってたわけ。
カンカンカン、カンカンカン、
ずーっとずーっと鳴ってる音の中まだ電車来ねえのか、と目を一瞬逸らしたらよ。
踏切の向こう側にいつの間にか…女が立っていたんだ。
白い傘を差して、もう寒いのに肩を出した白いワンピースを着た青白く痩せた黒い長髪の女だった。
…寒くねえのか、まるで夏の服装だ、って俺は呑気に思っていた。…顔は傘で覆われて分からなかった。
その女はゆっくり、…ゆっくり傘を持ち上げてよ。
…こっちを見ようとしてた。…気がする。…や、実際目は合わなくて。
その動作の最中には電車が通過したんだ。四両編成のやつな。…まあそこはどうでもいいか。とにかく。
電車が過ぎたら女の姿は影も形も無かった。
…嫌なもんだったのかな、なんか、俺すげえ助かった、って感じがして。
心臓バクバクしながら走って帰ってったよな。
こんなんでいい?
ああ、全然いいよ。暇だったし。今日はこれから肩も重いから整骨院行くくらいだったし。
じゃあこの辺で。
会社からの帰り道、歩いて5分くらいのところでふと思い出したんです。
ああ、水筒忘れた、って。
デスクにあるだろうしまだ引き返せると早足で職場に戻りました。
今日は皆定時で帰ってご飯に行こうとか、飲みに行こうとか楽しそうで。
なるべく早く帰るために一致団結したから締めの作業もとっても早くて。
案の定職場はもぬけのからでしたが、おかしなことに──部屋の奥の窓は一箇所だけ空いていました。
おかしな話です。課長の席が最寄りなのですがきちんと施錠したところまで先刻私は見ていました。
目に優しい若葉色のカーテンが風にゆらゆら揺れて窓から風が吹き込んでいます。
何となく、…何となく気になって其方を見ると、違和感に気づきました。
窓の縁をぎゅ、っと握る小さな手。
しかも部屋の中からではなく、…方向としては外側から掴んでいる、小さな手。
…このビルの、私の職場は4階にあたります。人がそんな場所にぶら下がっているわけはないんです。
違和感に捉われ目が離せずにいた次の瞬間、…何処かから物音が聞こえました。
何か技能を振りますか?
【創作シナリオから修正を加え抜粋 / これも怖い話にカウントされます?】
ーーーーーーーーー
担当M「おいこら誰かクトゥルフシナリオ混ぜよったな!…いやまあこれも怖い話なんか…?判断難しいわ…」
【 手 】
短いお話でごめんなさい、でも怖かったんです。
ダブルワークで夜職を終えた私は泥の様に眠っていました。けれど極偶に眠りが浅く2時間くらいで起きてしまうことがあるんです。
その日も何故かぱっちりと深夜の2時も過ぎた頃に目が覚めたんですけど、頭が重くて。
飲み過ぎなのかと思いました。お客さんの奢りでテキーラかち込んだから当然かなって。
でも重い頭の上を何か暖かなものが撫でていて。
感触的にしっかりと、男の人の骨ばった手に撫でられてるあの感触で。
でも私一人暮らしだし、彼氏と会う約束もしてない。…彼氏も泊まりに来てる日じゃない。
不審者かと思ったけど息遣いも聞こえない。
温い掌の感触だけ…ずっと頭上にあって。
怖くて、ぎゅっと目を閉じてじっとやり過ごしました。
…いつの間にか意識を手放していたのか気付いたら朝で。
手の感触は無くなっていたし、当然のように部屋には私一人でした。
霊って暖かいんですかね?職場の先輩は生き霊なんじゃね、とか言ってたけど。…そっちの方が怖いです、本当に!
「怖い話かあ、都市伝説…っていうかあたし達の地元で噂されてた話結構怖いの!」
「あのねあのね、しおりちゃんって言う子がいるの」
「しおりちゃんはね、素敵な子をいつも探しているの」
「貴方の爪が綺麗なら爪を貰うし」
「あの子の髪が綺麗なら髪をもらっていくの!」
「でね、ここからが要注意」
「しおりちゃんが本に挟む栞を持ってたら答えちゃいけないの!」
「絶対にこう聞かれるの」
「貴方は優しい人なのね」
「普通の言葉みたいでしょ?」
「でもその人は死んじゃうの!」
「「 しおりちゃんは呪いの栞でその人を殺しちゃうからね 」」
「なーんちゃって!ただの噂だし!」
「そうそう!ただの噂だし!」
「ところであたしの名前は潮(うしお)!」
「あたしの名前は薫(かおり)」
「なんで名前を名乗ったか不思議そう!ねえお姉さん、…察しの良いお姉さん!」
「それじゃあ貴方に質問するね!」
「「 貴方ってとっても優しい人なのね? 」」
ーーーーーーーーー
担当M『実際の事件を元にリメイクした創作演劇の脚本やて、…ボイスサンプルよお出来、…うわ何や二人とも顔青なって。…分かった分かった、次っちゅーか最後はそこまで怖ない話やから。…多分な』
これは僕の先祖にあったと言われる不思議な妖怪の話。
数箇所の県で伝承されるバンドリという妖怪の話です。多分有名でもないし、スマホゲーの略称みたいだなって僕は思いました。そこは一先ずさておきますけど、ええと。
バンドリというのは蓑の妖で、その辺に投げ捨てると付喪神になるというものなんだそうです。
僕のひいひいひい…何代前かはちょっと分かりませんが、ご先祖様は蓑を売って暮らしていた時期があるそうです。そのうちの一人に定吉(さだきち)さんという方がいました。
定吉さんは息子も娘も居ましたが何方も向こうの家の嫁に行ったり、仕事の関係で別の家を設けたりなどしたのでお婆さんと二人きりで暮らしていたそうですがお婆さんも先に亡くなってしまいました。
そんな定吉さんはお婆さんが丁度死んで一年が経つある日、街の方へお酒と米を買いに行きました。…帰りはとてつもない猛吹雪で、前が見えなかったそうです。
蓑を被ってよろよろとした足取りで家に帰る中で、林の道を過ぎ去ろうとした時に定吉さんはあるものが目に掛かりました。
バラバラの方向に倒れた6体のお地蔵様の石像群でした。お婆さんが信心深い方だったので定吉さんもよく見知ったそのお地蔵様達が風に煽られて地に伏せる形になってしまったのでしょう。
定吉さんは悴む掌で六体全て直してあげて、更には風の吹き荒ぶ方向に太い枝を数本立ててそこに蓑を引っ掛けました。こうすれば少しは倒れにくくなると思ったのでしょうか。…自分の身体が冷えることも厭わず、そのままその場を後にしました。
荷物の麻袋を両腕にしっかりと握りしめながらカタカタと震えながら暫く歩いているその時です。
何処かから跳ねるような音が迫ってきました。
軽やかに、弾むように近づいてきたのは定吉さんの蓑が丸くなった何かでした。但し、何故か一つ目が生えて飛び跳ねてきゃらきゃら笑いながら定吉さんに忍び寄って、
ばさり、と音を立てて定吉さんの顔から覆い被さりました。
何が何やら分からず定吉さんがもがいているにも関わらずその蓑は恐ろしい力で何処かへ引っ張っていきます。行き先が明確なように、どんどん、どんどん進んでいきます。…その間は不思議と寒くはなかったそうです。
目も見えていないため時間の感覚も分からないまま妖怪に連れ添われた定吉さんは死を予感していました。
それはそれでも良いと思ったそうで、…お婆さんもいない家に帰るのは矢張り何処か寂しく、気持ちが弱っていたそうです。
どれくらいの時間が経ったことか、事態は急に変化しました。唐突に蓑が作る闇は祓われ吹雪の白さに定吉さんは眩しささえ覚えて目を擦ります。その中で、遠くから響く蓑の笑い声と、雪風に乗って一言、
「…まだ早いですよ、定吉さん」
と、お婆さんの声が聞こえたそうです。
呆けた様子で辺りを見渡しましたが、当然お婆さんの姿は亡くなっているので見当たりません。
代わりと言うやら呼ばれたやら、程なくして吹雪の中を息子が松明を持って駆けて近寄ってきました。
「親父!ああ、…ごめん、ごめんなっ…!嫁が子供がもう少し大きくなるまでとずっと聞き入れてくれなくて、…、…もう、もう大丈夫だから…!ごめんな、…ごめんな…!!」
どうやら定吉さんを迎えに家まで来ていたらしいのですがずっと家に戻らず付近を捜索していたそうです。
本当に良かった、死んでしまったかと思ったとわんわんと泣く息子に何度も頷きながら定吉さんは思いました。
婆さんは蓑に憑いて息子と引き合わせたかったのかな、と。
虫の良い話なのかもしれません。もしかしたら妖怪の気まぐれで、定吉さんに聞こえた言葉も幻めいたものだったのかもしれません。それでも目の前の息子が自分が生きていてくれて心底良かったと思っていてくれているのは分かったそうで、…うんうん、と静かに頷きながら二人は家に帰ったそうです。
これが僕の古い倉庫から出てきた定吉さんの息子さんの手記に書いてあったものです。…妖怪ものってよく聞きますけど珍しいのではと思って投稿させて頂きました。怪談の足しになれば幸いです。
──…まあこれで目ぼしいとこは揃うたか。
いやあ長く掛かってもうた、…羊頭さんには後ほど報酬はお渡ししますよって。
…ええ、結局何やったかって?
そのうち言うたやんな…?別にすぐ分かるっちゅー話ちゃうし。
ほな俺は一旦帰りますさかい、例の件に関しては追々資料送ります。…お疲れさん。
【 ??? 終 】
【 見やすさ重視の人物紹介・改 】
安藤継翅(アンドウケイシ)
179cm/72kg/age30
姿形は瓜二つの継彦の兄だが髪は背中を覆うほど伸ばしていて所々に金のメッシュが入っている。
身体はかなりしっかりめに鍛えており日に焼けた浅黒い肌をしている。
ヤニカスで服にアメスピの香りが常に染み付いている。
諸事情あり通年掌を見せないようにしてるため常に肌の見えない黒地の革手袋をしている。尚この状態でもスマホは使える。吸水性の高いピッタリめの白ノースリーブシャツとダメージ加工の薄青ジーンズ、ミヤマカラスアゲハをイメージしたオーダーメイドのカーディガンは肩を通さず袖に通すだけして羽織っている。左耳朶にシルバーのフープピアスひとつ開けている。足元は臙脂色の鼻緒の草履を着用。
別名アーティスト『C.K』
素性不明の油彩画専門画家、時折出品される絵画の能力の高さには欧州の画商が目をつけ始め現在高騰している。絵画の端と共に手の甲にある片翅ずつの蝶の刺青を毎度手を触れ合わせる「完成」の合図の投稿は常に万バズを海外のファン達によって達成されている。徹底した素性隠しによるブランディングを施しているので外では手袋を外せない。
捉え所もなくしっかりもしていない、絵を描く為に寝てもいないため常に目の下に隈を拵えている。病み細マッチョという奇跡のアンバランス。感情の起伏は乏しく動物かというくらい思ったことの儘に喋るのをよく怒られているため最近は気をつけているらしい。
一箇所にいるのが苦手でよく迷子になる為常に警護のものがつけられてるがそれすら撒くほどフラフラしてる。
海外に男性の恋人を持ち、その彼はメイクアップアーティストをしている。何でもかなり腕は良いらしいが彼と付き合い始めてから帰国した際に愉快犯の様にたまに謎のサプライズを受けていて専ら継彦の頭を悩ませている。
Alex Hubert(アレックス ユベール)
184cm/72kg/age32
左に偏る斜めアップバングショートは全体的に緩やかなパーマスタイルで無造作風、髪色は黒 /鼻筋がスッと高く肌色は健康的に白め、引き締まった体躯 /くっきりとした二重でアーモンド型のやや吊り目、双眸の色は薄青/眉は並行に目端のラインに整うように /形の良い小顔ゆえに年齢よりは幼めに見える顔立ち/シンプルめなファッションを好み、動きやすい服装傾向でトータルコーデでウン十万することもあればUNI○LOでいる日もある。
快活な自由人、継翅とは恋仲。フランスを拠点にヘアメイクアップアーティストをしているらしいが継彦も詳細は知らない。親日家というより日本のアニメ好きが過ぎたために日本語が流暢、仕事柄英語も話せるらしく継翅とは英語と日本語で会話しているが日本に遊びにきている時は日本語と決めている。愛の国の人からすれば何一つ恋愛をしてこなかった継彦がとてもではないが珍しくついたあだ名が『ベイビーちゃん』、当然継翅は面白さ優先で放置してる。
宮永 一葉(ミヤナガ イチハ)
176cm/65kg/age28
センターパートで分けた黒髪ショートでニュアンスパーマを軽く当てている/黒縁オーバル型眼鏡/常に眠たげな雰囲気のある垂れ目二重/筋肉とかは溝に捨てた普通体型でやや猫背/ストライプや細かい水玉の入ったシャツ等を好んで着ている他は黒スラックスとカーディガン羽織っているのが通常、脚元は茶革靴。
継彦の担当編集。マイペースで基本だるそうだが出身が関西人らしく会話は好む。継彦とは大学時学部とサークルが被っていた為仲はそれなりに良く、就職して偶然再会した経緯有。後輩という事で継彦に散々振り回されるがただでは転ばない。『やられた分はきっちりやらなあかんよな…』と毎度トムジェリさせられている。因みに先輩とはあまり思っていなくしばしば敬語を忘れている。
( / 細かいところを修正したり合わせてみたり、そういや数値書いてなかったとこあったななど足してみたり。…衝動で書いてるから後々見ると変なところ多いったら…! 良い機会だしまとめ用に。)
【etc 設定情報一覧】
・アトリエの詳細
>1
・崇臣くんちの間取り
>3
・多分しゃしゃり出てきそうな界隈の何か
>97
( / 小説とかイベント情報なんかは省きつつ簡潔に。…自己紹介も引っ張ってきても良かったけど夏服も考えたいし一先ず…保留。君の分も待っておきたいところだね…、…作業は一旦終了、…ちょっと休憩に入ろう…)
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