動物系男子の集会所 (少人数/シェアハウス)

>>26／象谷(様)

─はら減ったぁあ～…、
（体力温存の為に昨夜は早めにベッドの布団に入り、眠りに就いた。翌日朝早くから出掛けた其の時の時間は、午前８：００。何故こんなにも早い時間かと云うと、フェスに招ばれた為だ。ファンサは少なめでありつつも、音楽テクやパフォーマンスで観客を沸かせフェスは大盛況に終演し。興奮冷めやらぬ儘、出先でストリートライブをしてきた帰り、帰宅を報せる玄関の開閉音ののち、よたよたと覚束無い足取りでリビングへ入ったかと思えば、ギターケースを背負った儘ずる、と壁伝いに其の場を屈み込み。意識していなかった長らくの時間が続いている強い空腹感を覚え、もう瀕死状態で。ふいと顔を上げ鼻腔を擽る匂いに思わず口元緩ませ。）
─！良い匂いがすんな。

>>32／灰崎

執着されない方が身の為だよ。見境ない行動起こすようになるから煩わしい。ＳＮＳ更新もプラベ位置情報バレないよう時間差で投稿するようになったもんね。仕事情報は仕方ねぇけどよ。
（した冗句には恐れ慄く姿で、面白そうに双眸を細め冗談だよ、としれっと返しておき。厄介なファン、と云うものに面倒事を体験してきたから、げんなりした顔で。ＳＮＳ更新は少ないが、ライブの知らせ時以外は時間経過してから投稿するようになったと言添え。冷凍庫から食材が取り出される様を眺める傍らに、彼の弁を聞いて。）
飯じゃない。唯の携帯品。飯はちゃんと別に外食で食ってる。心配ならアンタの料理が何れ程のお手の物か食べてやろうじゃん？（普段は外食で済ませており、怒られる程じゃない真っ当な食生活を送っている。注がれる視線に気付けば、はた、と瞬かせ「何？」と首を傾げ下方から窺うように見て。普段自炊する人な彼が作る料理の腕前は心配していないが、お手並み如何程かニッと口角上げ、此れが作って貰う人の態度ではないだろうが。一歩二歩近寄り、キッチンスペースに入ればシンク端の上で頬杖を突き見遣り。）手伝いは要る？調理以外で。