動物系男子の集会所 (少人数/シェアハウス)

そか、そりゃ良かった。！…アンタにとっては悪い事になんの？此れからもオレとワルイコトしようよ。しょっちゅう夜中に買い食いしてるオレにゃそんな悪い事してる気はしないけど、悪い人認定になンのかね？─なんて、冗談だ。困らせたよな？悪い、謝らせて。
（自身の口から出る、漏らす事がなければ２人だけの間を繋ぐ内緒と云うワードは、自棄に胸を疼かせる響きを持たせた。鰐渕は知ってか知らずか、彼が変に目線を彷徨わせていたのを尻目に其の儘、外に繰り出す事へと。
店に着けば共にアイスコーナーへ行き茶目っ気のあるウィンクを見せられつつ選ばせた其れを手に、煙草と一緒で購入し薄茶色のアイスを手渡すと彼にしては珍しい口角を吊り上げての面差しで話す相手に、負けず劣らず悪魔のような顔で彼にとっては悪いに当たるらしい事を刷り込むように誘い。真っ直ぐ帰る事もあるが仕事終わりで良く寄り道して買い食いするので、悪い事の意識はなく世俗は確かこんな時間に食べるものは罪の味、とかって云うんだっけ。思わず滅多にないギザ歯を覗かせた無邪気な顔でずいっとらしくもなく接近し揶揄うも揶揄い過ぎず、我に返り直ぐ様離れては咳払いし、しどろもどろバツが悪そうに謝罪して。）

（／うわぁ、一部表記間違えてたので正しく反映させたもの載せますねぇ。お騒がせしましたぁ。）