動物系男子の集会所 (少人数/シェアハウス)

>>130 伊浪さん
こちらでよろしかったでしょうか？
お隣、失礼しますね。
(いつの間にか晩酌を共にすることが決定した事に不意を突かれながらも、断る理由もなく言われた通りに戸棚からワンセットを手に取り、机へと置いて。誘われるとは思ってなく、本当にいいのだろうかと思いながらも、それを口に出すのは無粋だと感じて。自分が持ってくる間に手際よく準備されたパイとワインを見て、あまり興味が無い自分でも分かるくらいには上等なものだと感じ。促されたソファーの隣に、はいはいと言いたげな顔をして腰を下ろして。上まできっちりと留められたボタンを、少し煩わしそうに外しながらお疲れ様です、と在り来りな挨拶をして。)

>>131 象谷さん
知らない人、と言っていますが…どういうことでしょうか。
……少し署まで来て頂きましょうか
(はて、と言いたげな顔を浮かべているが、大方予想通りと言う言葉を噛み殺して。知らない人から接近されるのはかなりの恐怖だろう。震えている声で自分に訴えてくれる彼に感謝と、すぐに助けますからという視線を向けて。もう様子見は必要ないと判断し、まだ彼とのありもしない思い出を語っている相手の狂気などをものともせずに、あくまで任意の同行を求める。話している内容はほとんど他人に近い人にする対応のもので、よくもここまで勘違いできたものだ、と呆れてしまい。足りませんか、という言葉には「もう結構」と冷たく言い放って。もし自分が不審者ではないというのなら、自分が健全な市民ならば、街を守るためのお巡りさんに協力してくれますよね、という感情を込めて。)