「安心して。貴方は私が守るから…二人で、この世界を生きよう。何時かくる希望のために。」
――――世界観――――
『ペール』『カースス』『メモリア』という三つの国が何世紀もの間休まることなく戦争を繰り広げてきた、科学と魔法が同時に繁栄してきた世界。戦況は長らく膠着状態であったが、三国が総力戦という形をとったがために深刻な被害を受け、今ではそれぞれの国家もほぼ壊滅状態であり、人口は激減。戦争こそ終結したものの世界はもはや復旧不可なほどの状態で、そう遠くない未来にあらゆる生命が大陸から姿を消すと予想されている。
『ペール』は高度な科学技術による優秀な装置を扱う国、『カースス』は圧倒的な魔法教育による魔法軍を持つ国、『メモリア』はそこそこの科学技術を持ちながら魔法研究を進めているバランスの取れた国。どの国も今となっては瓦礫の山が積まれており、森林は愚か、花を咲かせる植物が見れることすら貴重なレベルである。それぞれの国は違う言語を使っていることもあり、場所によっては生き残っている人間を見つけたとしてもコミュニケーションが取れないことも。
三つの国は地続きで巨大な大陸となっているが、その周りは海で覆われていることがわかっている。それぞれの国が調査隊を派遣したが帰ってくることはなく、未だ海の向こうに何があるのかはわかっていない。科学者たちの中には「海の向こうにはまだ他の国がある可能性もある」と予想している人物もいるが、実際のところどうなのかは不明のままである。
魔力(マナ)は魔法を使うために必要なものであり、魔力が切れると強い倦怠感などの体調不良を引き起こし、一時的に行動不能に陥る。装備を強化するエンチャントから炎を出すなどの属性魔法、肉体強化や空中浮遊などの様々な魔法があるが、その全てを扱える者は1%にも満たないと言う。
少年少女も兵として使われるほど切迫した状況であったこともあり兵器によって汚染しきった地域もあれば、兵器による汚染の影響で変異し、人々を襲う生物も。汚染された地域は一般人なら防護服とガスマスクなどの対策が必須であり、人が寄り付かない場所であることが殆ど。
民間人は常に隠れて生活をしており、それは地下であったり、何処かの廃墟であったりと様々。幼い頃の試験にて魔法に適合できなかった者などは民間人として扱われる。成長して特訓を積むことで魔法を扱う人間も居るが、九割は扱えない。
野菜などは滅多になく、栄養と魔力と水分を補給するためだけに作られた特殊なゼリー等が普及されている。とはいえそういった食料すらも今となっては足りておらず、飢餓に喘ぐ人々が多数存在する。野菜や穀物は無いわけではないが、あったとしてもかなり高値であり、育てるのも難しい。
――――募集(♂又は♀)――――
運だけで終末世界を生き延びていた一人の民間人で、最初は仲間と共に逃げていたが、度重なるトラブルによりいつの間にか一人になっていたという設定だとありがたいです。年齢は10歳以上から30歳未満でお願いします。仲間と死別したのか、意見が合わない等の喧嘩別れだったのか、最初から仲間がいなかったのか…細かな設定はお相手様にお任せします。
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・三週間無言で打ちきり
・セイチャット規約厳守
・展開は要相談
その他、質問などがあれば声をお掛けください。
私の萌萎としましては、萌えは『僕っ子、熱血』萎えは『冷酷(ツンデレ等は含まない)、会話ができないほどの無口、極度の人見知り』です。