常連さん 2024-03-24 18:47:32 |
![]() |
通報 |
うん、それなら良かった
(優しく微笑みながら向かい側に腰掛け、自分もゆっくりしたペースで食べ進めて行きつつ話題を振り)
今日は空くんに必要な物を買いに行こうか。新しい服とか靴とか…携帯は持ってる?
え?(急に話しを振られて、ちょっとだけフリーズして頭の中で情報を整理して)
あの、でも、俺、お金ないし働いてないので返せない。それに、服とか靴は一着あれば充分だし、携帯がなくても困ってないので、いらない、かな。(そんなにしてもらって、あとから請求されても困ると思い断り)
返して貰わなくていいよ?僕が使って欲しくて、勝手にあげるだけだから。
家電がないからもし何かあった時の連絡手段がないんだ、だから持ってて欲しいんだけど…ダメ、かな
(要らないと断られてしまえば眉を下げるものの、こちらが使って欲しくて買うからお金なんて必要ないと緩く頭を横に振り。
今時携帯もないとなると、自分が仕事している最中に何か起こっても助けてあげられるから持って欲しいと真摯に伝えてみて)
え、でも、、あとから請求とか、されたら、困るし、、そんなに必要なら自分で稼いで買うよ。(やはり、他人を信用する事が出来ず、警戒している為、首を横に振り)
だから、仕事探すの手伝ってほしい
そっか……。
仕事探しかぁ、……どんなことがしたいとか、逆にこれはしたくないとか、ある?
(請求なんてしないのに、と肩を落とし悲しげに眉を下げるものの願いはなるべく聞いてあげたいと気を持ち直し。力になれそうなら動こうと思い問いかけ)
えっと、俺愛想がないから接客業は苦手。夜勤の警備とか、工場とかがいいかも、、あと、なるべく時給が高いところ(多く稼げば、秋斗にも生活費を渡せるし、出て行く費用も貯まりやすいだろうと思い)
体売るのも大丈夫。あんまり、喋んなくていいし、お金持ってる人だと一回で何万も、もらえるんだよね?
なるほど……うん、分かった。
(夜勤は自分が帰った時に居ないかもしれないから却下かな、なんて思いつつ口には出さず。接客はなし、時給のいいところ、工場…と脳内にメモを残す中、売りの話が出れば目を見開き固まって)
ダメだよ。絶対ダメ。ろくなことにならない。
(じっと目を見つめつつダメだと繰り返し。自分にとっては会社からの接待要請と同じこと。そんなことはさせないと頭を横に振り)
売りだよ。とにかくダメだから。
(ハッキリとした口調で真剣に見つめつつ伝えた後、一度視線を逸らし戻して)
えっと……会社員、かな。デスクワークが殆どでたまに営業先に出掛けたり、接待したり…毎日遅くまで残業してる…
(残業してると話しては俯いて軽く咳き込み)
あー、売りってそんなにダメなの?施設の男性職員に、お前なら売りに向いてるかもなって言われたんだけど、、?
しかも、一回寝ただけで、何万も貰えるんだから、楽じゃない?(キョトンしながら答えて、自分の仕事について語る秋斗を見て様子が、おかしいなと思い)
嫌な仕事なの?
そんなこと言われたの?…酷い人だね。
全然楽じゃないよ。お金を払えば何でもして良いと思って…とにかくろくなことにならないから、絶対ダメ。
(施設の職員から聞かされた。そんなことを言う奴は滅んでしまえばいいと眉を寄せたものの、酷い人だと一言で断じてしまい。何万なんて金額で治らない物は沢山ある。だからダメだと繰り返し)
嫌、というか……。会社の駒だからそんな意思は要らない、かな…
(身体や心から発される危険信号は全て無視して働くのが当たり前。駒に意思は必要ないとへらっと笑ってみせ)
まぁ、最初は痛かったけど、毎日されてたら慣れたけどね。(感情を殺して、ただ終わるのを待つだけだったしなぁと思い、淡々と話し)
まぁ、売りは最終手段にしておくよ。
(会社の駒とはどう言う事だろうと思い首を傾けて)
仕事、かえたりしないの?
……受け入れちゃダメだよ。君はもう自由なんだから
(本当に昔の自分を見ているようだと、痛みも辛さもよく分かると涙目になってしまい慌てて腕で拭い。最終なんて使わせないと強く思い)
変えるだなんてそんな……僕が居なくなったら後の人が困るから…
(緩く頭を横に振り、今抜けたら後がどうなるかと、他人の心配ばかりしては眉を下げ)
自由、、そっか俺自由なんだ。好きな事していいんだ、、(それでも別にしたい事が、すぐに思い浮かばず)
そっか、秋斗さんはまわりから必要とされてるんだね。俺と違って、、
うん。…ゆっくり探したらいいよ、ここに居ていいんだから
(軽く頷いては優し良い眼差しを向け、何ならずっと居ても大丈夫と微笑み)
まさか。ただの都合の良い押し付け役だよ。居なくなったら僕じゃない誰かに大量の仕事が回る。だから必要なだけ。……ごめん、変な話をしたよね
(必要とされてる。その理由を淡々と述べては最後に歪な笑みを浮かべ。そのまま少し黙った後真顔になり謝って)
ねぇ、秋斗さんは、その、何が目的で俺の世話をやいてくれてるの?特にならないよね?(ふと、疑問に思った事を聞いてみて)
いや、別にいいけど、秋斗さんに彼女が出来たら俺は邪魔だから出て行くから、好きな人が居るなら俺に遠慮しないでね。
……昔の僕を見てるみたいで、放っておけないんだ。
(目的を問われ改めて考えてみればやはり放っておけないの結論に至ったらしく、苦笑いしつつ伝え。無条件に助けてくれる人が居なかったから相手にとってそうでありたいらしい)
あぁ、その心配は要らないよ。だから空くんこそ遠慮しないで?
(可笑しなことを言うなぁとクスッと微笑んでは、ずっと居ていいのにと軽く首を傾げ)
昔の?(施設暮らしだったのかなぁ?それとも家庭環境が悪かったのかなぁと思うも、それを聞くのは踏み込みすぎだろうと思い)
そう、なんだ、、(そんな事を言われても遠慮するよなぁと思いつつ空返事をして)
うん。だから別に見返りなんて……お帰りって言って貰えるだけで、十分だよ
(求めないと言おうとしたのだが暫し固まり。家に誰かが待っていて出迎えてくれる、そんな些細なことで満足だからと微笑み)
そうそう。気にしないで?
トピック検索 |