名無しさん 2024-03-23 00:11:55 |
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(/開幕文の提出、ありがとうございます!文体を見たところ、相性に問題はなさそうですね。此方も以下文より本編へと絡んでいきたいと思います。此方始まりはいつも長くなってしまう癖があるので普段は以下より少し少なめかもです。調子がいいときはもっと多くなることもあります。では改めて、これからよろしくお願いします!)
(日が暮れ、夜が始まろうとしているこの時、鼻歌を歌いながらルンルンとステップを刻んでいる一人の吸血鬼がいた。日が照る時間はエマは外を出歩きすることができない。だがこの時間になればようやくエマも外で自由に歩くことができるのだ。エマがいつもよりご機嫌なのは今日が幼馴染の彼と会う約束をした日だからだろう。彼と約束した場所は幼いころから二人で遊んでいた小高い丘。少しずつ丘を登っていくと視界には見慣れたツンツンの金髪頭が映り、すぐさま彼のもとへと嬉しそうに駆け寄ると「あ、待たせちゃった?ゴメンねぇ?ヴェイン」と待たせてしまったのかと謝罪をしながら血のように真っ赤な瞳で彼を見つめて)
(/問題ないようでよかったです!こちらこそ、是非末永く宜しくお願いします!では、ぼちぼち進めながら、何かあれば随時相談させてもらいますので、一旦本体は引っ込みます。)
(どうやら約束の刻まで幾分か早く着いたらしく、城下町を眺めながら待っている間に夜風に吹かれているとどうやら体が冷えてしまったようで。春がもうすぐやってくるとはいえ、すこし薄着で来てしまっただろうかと、寒さに体を震わせながら手土産の籠から水筒を取り出せば二つあるうちの一つのマグカップにホットワインを注いで一人晩酌しながら幼馴染を待つことにして。昔であれば二人で無邪気に体を動かして遊んでいたが、今はお互い成長して、成人として認められる歳になってからはこうやってアルコールを嗜む様になった。晩酌を始めてから少しして、背後から声が聞こえてきて、ワインによって暖められた体温とアルコールによって染まった顔を振り向かせればそこには約束の幼馴染がいて。夜空の下でも映える、深紅の瞳でこちらを見つめながら謝ってくると「いや、大丈夫。ちょうどいいくらいに暖まったよ。」と、先ほどまでホットワインが入っていたマグカップをふりふりと相手に見せては「待ってて、エマの分まで用意するから。」と、もう一つのマグカップにホットワインを注ぎシナモンとフルーツのスライスを浮かべれば「お口に合わないかもしれませんが。」と、アルコールのせいか、おどけたように冗談を交えながらマグカップを差し出して。)
(真っ赤な瞳で彼のことを見つめていると彼から出た言葉は大丈夫、という言葉と、ちょうどいいくらいに温まった、という言葉だった。マグカップを見せられると今まで飲んでいたものか、と思う。そう言う彼の声がエマは会ったころからずっと大好きだ。自分の分も用意してくれるという彼に「ありがとー」と返す。その瞬間ひゅうっと風が吹き、一瞬ゾワッと体が震えた。今日は一段と寒いな、と思いながら彼を見ると昔と変わっていない姿。自分の用意をしてくれ、またワタシのほうを向くとお口に合わないかもしれませんが、と少し冗談交じりに言ってワタシにホットワインが入ったマグカップを差し出してくる。「これはこれは、ありがとうございます。」と自分も冗談っぽく言って、彼が淹れてくれたホットワインが入ったマグカップを受け取り口元へと運ぶと一口口へと注ぐ。するとあまりのおいしさに「わぁ!美味しいよヴェイン!」と昔のような無邪気な笑顔を彼へと向けて)
(ワインが注がれたマグカップからは芳醇な香りを湛えた湯気が立ち上っており、見るからに熱を持っていることがわかる。熱せられたマグカップで相手が火傷しないよう慎重に渡していると、不意に風が吹き荒び、相手と、そしてワインによって暖められたはずの己の体もその夜風に体を震わせて。このままなんの対策もしなければ明日には風邪をひいてしまうだろうと思えば、そのあたりに落ちていた小枝を集め、小高くくみ上げてはその小山に手のひらをかざして炎の魔法を唱えて焚火を始めて。これで少しはましになるだろうと、その焚火に手をかざして暖まっているとホットワインを味わった相手から昔と変わらない無邪気で眩しい笑顔を向けられながらおいしいと告げられると、その心一杯の感想に胸の中が暖められていくようで「お粗末様。」と、どこか照れくさそうに返事をして。手土産はこれだけではなく、籠からランチボックスを取り出せばその中にはサンドイッチやチーズ、ハムなどが詰められてはこれをアテにしながら過ごそうというつもりのようで、「今日はエマは何してたんだ?」と、チーズを一つつまみながら他愛もない会話を始めて。)
(また一口とホットワインを口にすると、段々と体が温まって来る。すると彼は突然小枝を集め始め、少しくみ上げれば炎の魔法の言葉を唱え始めた。そうやって焚火を起こす彼の姿をエマはただ黙って見つめていた。ランチボックスから彼がチーズやサンドイッチを取り出すと、彼に今日は何してたのかと問われる。自分もサンドイッチを一つ手に取り、一口頬張ると「今日はねぇ~いつも通りお昼まではずっと寝てた!で、さっき起きたとこー」とにぱと笑って言う。寝ていた、というのはあながち嘘ではない。吸血鬼なら誰しもだが、昼、日中はエマは外へ出られない。日光を浴びてしまえば自分が灰になってしまうからだ。だからワタシは太陽の下で彼と会うことは不可能なのだ。吸血鬼は日が暮れるまでまでは真っ暗な巣の中で眠っているのだ。いつも何してた?と聞かれるとこう答える。他から聞けばさっき、ということは黄昏時。ほぼ毎日その時間に起きるなんて、おかしなことだが。)
(焚火を整える間、幼馴染は黙ってその様子を見ているようで、焚火を見つめると心を落ち着かせることができると誰かから聞いたことがあり、相手もその効果を譲受しているのだろうと思って。ホットワインで体の中から、焚火で体の外から暖まっていると先ほどからの寒さが随分と和らいで、寒気で震えていた体も落ち着きながら相手の話を聞けば、今日もいつものように今まで寝ていたとのんきに述べる相手に「またかよ…。」と呆れたように苦笑して。相手の一日の行動を聞くたびに決まってこの応えが返ってくる。さすがにおかしいと思わないといけないはずだがそうはせず、それはヴェインの頭がおめでたいからなのか、それとも、幼馴染の相手がもし『そう』だとしたらと無意識に考えないようにしているからなのか…。「夜に付き合わされるこっちの身にもなれよなー。」と、こっちは逢瀬をするたびに夜更かし気味になるため、たまには昼に会わないかとサンドイッチを口に放り込みながら遠回しに言って。)
(/これから、どのように進めていきましょうか?)
(焚火の暖かさが心地よくて落ち着く。先ほどまで寒くて凍えていたというのにもう暖かい幸せがここにある。ふぅ、と一息つくと夜にルき合わせるこっちの身にもなれよな、と彼に言われる。昼にも会わないかとは言っていないが、エマにはそう言いたいのかということはなんとなくわかった。ワタシだって昼でもヴェインに会いたい。でもそれは出来ないんだ。自分が何故吸血鬼として生まれてきたのだろうかといつも後悔している。もし彼と同じ人間で生まれてくることができたのなら…と思いながら「…ごめんね。」と少し意味深に、悲しい笑顔で言って。するとエマは「あははっ、でも無理してワタシと会わなくていーからね。」と彼に向かって言う。自分はヴェインとずっと一緒にいたい。でも彼がワタシに会うのが大変、ワタシに時間を合わせられない、会いたくないというのならワタシはそれでいい。そしてにこっと彼に微笑んで。)
(/そうですね…名無し様がやりたいシチュ的なものがあれば教えてもらいたいです。こちらは(ぱっと想像していたものですが)この後なにかしらで(エマが泊まりたいと駄々をこねてなど)でヴェイン様の家に泊まって、昼になっても起きないエマをヴェイン様が起こしに行く。そしてヴェイン様が昼に出かけないかと誘ったところエマは嫌だという。ヴェイン様が理由を聞こうとするとエマは初めてヴェイン様に怒鳴ってしまう。そしてヴェイン様がエマに吸血鬼なのかと疑い始めて…なんてどうでしょうか?ですがこちらの想像は結構其方様の行動を決めてしまっていますので名無し様が想像していたもので大丈夫です!)
(サンドイッチによって多少失われた口の中の水分を補給するために、口の中に残ったものを流し込むように、ホットワインをグビリと呷っていると、こちらの発言がなにかまずかったのか先ほどまでの光のような相手の笑顔に陰りが差して。そしてその陰った笑顔のまま、どこか強がりの様に無理しなくていいと告げられると、どこか心の奥が締め付けられるような気分になり、相手に気を遣わせてしまったと思えば、その強がりで無理しているのはどちらだと言わんばかりに、相手の頭を優しく撫でながら「…俺は無理してないよ。エマに会いたいから会ってる。」と、元気づけるようにそう言って。「ほら、これも食べな。」と少ししんみりしてしまった二人の空気を取り戻すためにチーズを一つつまんで相手の口に向けて。)
(/申し訳ありません、生活に追われていました!これからはペースを取り戻せると思います。
いい展開ですね、是非それで行きましょう!流れとしては、ワインに酔ったエマ様が駄々をこね始めて―。という感じでいかがでしょうか?)
(少し下を向いて俯いているとふいに彼に頭を撫でられる。そして彼が発した言葉は、無理はしていない、彼は自分に会いたいから会っているということだった。その言葉にエマは「本当?…よかったぁ。」と一安心したようなほっとした顔で言う。彼がワタシを撫でる手はいつも優しい。だからきっとワタシは彼を独り占めしたくなってしまうのだろう。自分に会いたいから会っている、という言葉はエマにとってこれ以上ない特別な言葉であって。でもたまに思うことがある。こういう言葉を他の人間共に使い、ソイツに優しくしている、というのはこの優しい彼にはありえることだ。もしそんなことがあったら…と考えると少し胸が締め付けられる。その時これも食べな、と彼が口に向けた一つのチーズを受け取らずにそのまま彼の手の中にあるチーズを口に入れ「美味しーよ!」と、先ほどのような無邪気な笑顔に戻って。そうすると少し喉が渇いたのか、彼が淹れてくれたホットワインの入ったマグカップに手を伸ばし、クイッと飲み込む。すると段々体の中がぽかぽかしてき、薄っすらだが、彼女の頬も赤に染まってきているような気がする。)
(/全然大丈夫ですよ!リアルを大切にしてください。
こちらの提案を受け入れてくださりありがとうございます!いいですね!エマが段々駄々をこね始め、ヴェイン様の家へと泊まりたいの!と言って行くことが想像できます…ではエマが少しずつ酔ってて行くような場面で進めたいと思います。)
(手渡すつもりだったのに、相手はそのままこちらの手のチーズに食らいついてくれば計らずも「あーん」をしてしまった形で「うぉっ」と、一瞬驚き、いつまでも変わらずというべきか、それともアルコールのせいというべきか、無邪気な相手の振る舞いにやれやれと仕方がなさそうに肩をすくめれば「ほら、あーん。」と、こちらもこちらでアルコールによるものなのか今度はハムを相手に向けて。ワインをくいくいと飲み進める相手の頬の赤さがだんだんと増してくると「はい、そろそろおしまい。」と酔いすぎて家に帰れなくなる、なんてことにならないようそこまでと相手のマグカップを取り上げて。)
(/了解しました!
他に相談がなければこのまま本体は下がりますね。
なかなか毎日顔を出すことが出来ず、申し訳ありません。上げ感謝です。)
(チーズをぺろりと食べると次は彼があーん、と言いながらハムを口へと向けられた。今のエマは相当酔っているので、あーん状態のことなど全く気にせず(普段も基本気にしないとは思うが)向けられたハムをまたパクリと口の中へと入れ、もぐもぐと噛んでゆく。「こっちも美味しぃねぇ」と飲みすぎたせいだろう。ほんのり頬を赤く染め上げた彼女が大好きな彼を見て言って。そろそろおしまい、と言って彼にマグカップを取り上げられると「えーヤダぁ。ワタシまだ飲めるもん!」と、駄々をこねる子供のような顔で言葉を吐き捨て、意地を張りたいのか、自分はもう子供ではないのだと見せつけたいのか、相手が持っているマグカップを強引に奪い取り、残っているホットワイン全てを飲み干してしまう。ぷっはー、と満足気に飲み干せば、「ねー、ヴェインーエマもう歩けなーい」と地面に座り込み、ふわふわとしたいつもとは違う口調と、眠たげな目で相手を見つめながら言って)
(/また何かありましたら相談させていただきます。
いえ、大丈夫です!ではこちらの背後も一旦下がります。)
あっ、こら。
(相手のためをと思って取り上げたマグカップだが、当の本人はそんな気遣いを意に介さないほど酔っているらしく、意地を張るようにしてマグカップを取り返されるとそれを止める暇もなくワインを飲み干されてしまい。ぷはっと、景気よく一息つく相手がとうとうアルコールに飲まれてへなへなと地面に座り込んでしまうと「ほら、いわんこっちゃない…。」と、呆れ果てながらよろよろとふらつく不安定なその体を支えるように肩を抱いて。眠たげな眼でこちらを見つめながら歩けないなどと宣う相手にこんなに酒癖が悪かっただろうかと首をかしげながら「家まで送るよ、どこ?」と肩を支えて立たせて問いかけて。)
(/上げ感謝です。なかなか顔が出せずすいません…。)
(彼に肩を支えられ立たせられると家はどこかと問いかけられ、ギクッと一瞬目をそらし、また彼のほうを見ると「家……ワタシに家などない…」と嘘を吐いたときのぷくりと頬を膨らませた顔で言って。彼に家の場所を教えでもすればもう終わりだ。エマの家は吸血鬼のすみか。もし彼と行けば彼には吸血鬼だということがバレ、ついには殺されてしまうかもしれないのだから。かといって一人で家に帰られる程の気力は今のエマにはない。そしてエマはもうこれしかないと、アルコールのせいでよくまわらない頭で考え抜いた言葉が、「ね、ヴェイン~ヴェイン家泊めてよぉ」というものだった。またふわふわとした口調で発したその言葉は一見ただお前がそいつの家に泊まりたいだけなんじゃね?とも思えるが、…まあその通りだ。それにきっと優しい〝ワタシの〟ヴェインなら、こんな願いも受け入れてくれるだろうと信頼も込めて。)
(/いえ、のんびりまったりやって行きましょう。空いた時間などにこちらも上げますので顔出せるときに出していただければ大丈夫です!(蹴り可))
(/まことに申し訳ありません。短い間しかやりとりをしていませんが、当方、本体の生活が想定外に変化が起きてしまいました。これから返事が今まで以上に不定期になってしまいますので、エマ様をお待たせしてしまうことになります。それではご迷惑をかけてしまいますので誠に勝手なのですがなりきりを解消させてはもらえないでしょうか?勝手な言い分で本当に申し訳ありません。)
(/お久しぶりでございます。いいえ、お体の調子は大丈夫でしょうか?こちらはいつまでも待ちますが…なんて我儘は置いておいて、解消の件、承知致しました。今まで貴方様と一緒になりきりをしてきた時間はとても楽しく、一番大好きな時間でした。迷惑だなんて一ミリたりとも思っておりません。なのでどうか、謝らないでください。またどこかで出会えることを願っています。これからもお体にはお気をつけてお過ごし下さいませ。お返事は不要です。では、またいつか。)
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