名探偵コナン　ほのぼのとなりきり

平次>
それはそうやけど…「事件や！」言うて、すぐ行ってまうやん。それより、アタシと約束してたら優先してくれたん？
(相手の発言に納得したものの、疑いの目を相手に向け少し顔を近づけ質問し、エレベーターに乗り込み相手の笑みも気づかぬまま、上の番号を見て)
…そういえば平次、水族館も後で行くんやろ？

和葉>
和葉とは約束やったやろ？東京来たら行きたいとこ連れてったるって
(鞄から水族館のチケット取り出すと相手に渡し、眉を手でクイッと上げ「和葉は鬼になるからな…」と相手に聞こえないように呟きスマホを取り出し相手の写真を撮って)
そのチケット前に剣道部の後輩に貰ってな、せっかくやし和葉連れてこ思うて…そしたらちょうど東京に来る用事が出来て来たっちゅう訳や

平次>
せやけど、たまたまこっちで事件があった…ちょお、待って？今アタシの変顔撮った？なんかブツブツ言うてやん！なぁ、なぁ、なに撮ったねん、見せてやっ…….
(相手から水族館のチケットを受け取り目線を一瞬チケットへ向けてからすぐ相手の方を見れば、眉を上げられスマホで写真を撮られた事に気付き慌てて問いかけ、相手の呟きも何を言ったのか分からず思わず不安げな声を上げ、相手のスマホ覗き込もうとしたが手を繋いでた事に気付き小さく「あ……」と呟いて一気に顔が熱くなるのを感じて手から視線を逸らし、持ってたチケットの方を見て)
ぶ、部活後輩からもらったなんて初めて聞いた……はよ言うたらええやん。

和葉>
記念や記念、初スカイツリーの登頂した記念や
(誤魔化すようにスマホを相手に見せ悪戯っぽく笑うとふと手を繋いだままでいることに気づき大慌てで離し)
す、すまんかったな、ずっと手繋いだままで...心配もあって迷子にならんようにとか理由つけてたんや

平次>
記念って、それアタシの変顔やーん！嫌やぁ、はよ消してやぁ！
……な、なんで謝るん？
(相手の見せたスマホ見れば自身の変顔に驚き、顔赤くしながらムッとし相手に詰め寄り、相手の慌てて手を離す様子から、ようやく手を繋いでいた事に気付いたと思い離された手を見て黙り、小さな声で問いかけ、理由つけたという発言を変に期待してしまいふと相手の方を見て真剣な表情をし)
えっ、今なんて……平次、アタシのほっぺ、つねってくれへん？思いっきりでええから！

和葉>
変顔かどうかは撮った本人が判断するもんやで？それに俺にとってはこれもいい思い出や
(スマホの画面を見せると一度左右に頭をふり「変顔」と言う言葉を否定して、相手の言葉に驚くもすぐに真剣な表情になり頭をポンポンと軽く叩いてフッと悪戯っぽく笑い)
…ゆ、夢やないから期待しててええで？プレゼントの意味もそのまんまや

平次>
どう見ても変顔や…で、アタシのアップがなんの思い出になんねん？
(スマホ画面を見ながら眉間にシワを寄せぼそっと呟き、それが相手にとったらなんの思い出なのか気になり相手の方を見て尋ね、頭を軽くポンポン叩かれ少し上目で頭の方を見ていれば、期待していいと言われ胸の高鳴りを感じ、ボーっと相手を数秒見ていればエレベーターが最上階につきハッとして、慌てたようにドアが開けば歩き出して)
………エ、エレベーターついたようやね。えっと、めっちゃ高い景色、み、見えるんかなぁ？

和葉>
(突然自分の行動に照れ臭さを覚え帽子を深く被り直すと少々早歩きで歩いて後ろを振り向いて外側を指差し「早く見に行こうや」と呟くと再度ニッと笑いかけもう片方の手で手招きをし)
和葉…早く見ようや日本一の景色とやらを和葉と2人で見れんの楽しみやったんや
まだまだ時間あるし久々の東京やからたっぷりみてくでー

平次>
(エレベーターを降り窓の景色の方へ向かって歩き、相手が指差した方を見れば少しだけ見えた景色に「わぁ、めっちゃすごいやん…。」と呟きて、早く見に行こうと言われ頷き、相手の手招きを見て笑って)
平次、なんか子供みたいにめっちゃはしゃいでるやん。
なんか、かわい……あ、ちゃうちゃう、なんで男に可愛いなんて言うてんのやろ。
わぁ、やっぱめっちゃ高いやん。

和葉>
俺はくど…やのうてコ、コナンくんとはちゃうねんぞ
(「子供」と言う言葉に何故かコナンの姿を頭に思い浮かべ思いっきりムスッとした表情を向ければ小石を蹴る様な動きをして相手をじーっと見るとおもむろに近づき下から覗き込み)
あいつの目線やったらこんな感じか？
…ま、ええわ。せっかくやし景色楽しんで水族館行こか

平次>
コナンくんやなくて…子供みたいにはしゃいでるて言うたんよ？
(相手のムスッとした顔を見て苦笑しながら首を横に振って否定し、小石を蹴る様な動きを見て「そういうとことか？」と呟いて、近づいて来る相手に気付けば目を見開き相手の動きを見ていれば下から覗き込まれ笑って軽く頭をポンポンして)
結局コナンくんの真似してへん？…せやねぇ、コナンくんならこのくらいかもやね。
水族館行ったら、クラゲとかイルカとか見たいなぁ。その前にめっちゃ高い景色見てこ。

和葉>
ほーそうかそうか...景色を見て願い事を強く思うと叶うんやって
(自分が自分じゃない様な行動を次々にする自分を次第に恥ずかしさを覚え頭を抱えため息をついて、頭を左右に振って雑念を吹き飛ばしチラリと相手を見て両手で顔を覆い横を向いて)
...何やろなぁ、和葉といると調子おかしくなるわ。良い方向が多いんやけどたまーに変な方向に不安になんねん

平次>
願い事なぁ。……は、恥ずかしいから、見んとって、な。
(景色を眺め暫く考えて、両手を組んで願い事をしようとし、ふと隣を二度見して、恥ずかしくなり相手と逆方向を向き、相手の言葉を聞けば、俯いて下の景色眺め息を吐き)
…うん、調子狂うのはアタシも感じててん。ごめん、えっと…平次、期待してええとか言うし、なんていうか…て、照れ隠しやねん。照れんように頑張ろうとしてたんよ。

和葉>
(相手の言葉に頬をぷくっと膨らまし片手を添え首をすくめると相手の頭を再度ポンポンと撫で何度か小さく頷いて)
ぷっ...俺ら同じ気持ちやったんやな、同じ事を考えて悩んで相手を気にして。ずーっとちっさい頃から一緒におるのに気持ちなんて分からん、それが人間っちゅうこっちゃ

(相手の立つ位置と並ぶと胸に手をあて自分の気持ちを頭に浮かべじっと下の景色を見つめてから視線を相手へと移し真面目な表情を崩しクスッと笑いかけ)
さ、行こか...まだまだ行きたいとこ有るんやろ？

平次>
(頭を撫でられ少し恥ずかしげに目を泳がせ、相手の方をチラッと見てから再度両手を組み目を閉じて、これからも相手と一緒に居れるよう願えば目を開け、相手の方を見て笑顔になり)
…平次、悩んでたん？昔から余裕そうに見えたんやけどなぁ。アタシの気持ちは…そうやなぁ、平次事件ばっかりやし、気付いてへんと思うけど。昔と変わってへんから。
でも、はっきり言わなわからへん時あるなぁ。

(再び景色へ目をやり、空を眺めて暫く考えて自分から言うべきかと悩み息を吐いてから相手の方を向き相手と同時に笑み浮かべ)
そうや、水族館やなぁ。もう、たくさんあり過ぎて回りきれるんかな？

和葉>
…なんや、お互いがお互いを気にし過ぎてたんやなぁ
(チラリと腕時計を見て少し焦った表情を見せ、相手の洋服の端を軽く引っ張りエレベーターを指差し)
んじゃ水族館の方へ行こか、見せたいイベントがあんねん
和葉が付けてくれたネックレスとリンクしてるんや

…東京にも色々見てみたいって思う場所あんねんな
(無意識に相手の手を取りぎゅっと繋ぐとニッと悪戯っぽく笑い返し、相手をじっと見つめて)

平次>
…そうみたいやね。
イベント？水族館で今イベントやってるん？そしたら、はよ水族館行こ。
(苦笑い浮かべ答えれば、洋服の端を軽く引っ張られキョトン顔をし、相手の指差すエレベーターの方へ歩き出し、ネックレスとリンクしてると聞いて、ふとネックレスに触れ視線を向け)
へぇ、ネックレスと関係あるん？……ひょっとして桜？

せやね、イルカとクラゲとペンギンとラッコは、絶対見たいっ……！？えっ、なに？アタシの顔なんか付いてるん？
(手を繋がれた事に気付かず、上目で考え込みながら見たい水族館の生き物を指折り数え相手について行き、笑顔で勢いよく相手の方を見れば、じっと見ている相手に気付き驚き顔を赤くし、繋いでない方の手で頬触り)

和葉>
ちゃちゃうねん！
(更に焦った表情を向け繋いで無い方の手を左右に勢いよく振って、エレベーターに乗り込むと外の景色をじっと眺め昔のお寺の事を思い出すと自分が見ていた初恋の女の子が幼馴染の相手では無いかと再度じっと見て)
そうや桜と関係あるんや…今年は忙しくて見にいけんかったからなぁ
毎年花見は行ってたけど…梅雨の時期の桜もええなぁと思うてな

平次>
な、なんや。てっきりなんか付いてると思ったやん。
(頬触っていた手を撫で下ろし、「それやったら、なんで見てんねん…。」と内心思い、ふと手を見れば繋がれた手に気付いて恥ずかしくなり相手を一瞬見てから視線を逸らし、エレベーターに乗り込めば花見の話になり眉を下げて少し溜め息ついて)
…ほんま、今年はお花見行けへんかったなぁ。梅雨時期なんて珍しいから楽しみやね。

和葉>
話してまうとな、今桜と魚のコラボレーションやってるんやってガイドブックに書いてあったわ
(ずんずんと前を歩き出し水族館と相手を交互に指差し、満面の笑みを見せ)
春に花見花見言うとっても俺は部活で行けへんかったやろ？
だから探しといたんや、今でも桜を見れる場所を…そのネックレスはだいぶ前に買うてたからな