名探偵コナン　ほのぼのとなりきり

和葉>
ん？…何でもあらへん、何でもあらへんよ？
(どこか寂しそうな表情で相手をじーっと見て、パッと自然に手を相手へと差し出し)
冬休みはクリスマスに大晦日にお正月もあるから出かけ放題や！
和葉と思い出が作りたいねん、沢山の思い出を…


(ニッと相手を見るとフフッと小さく笑い自分が被っていた帽子を相手に被せ頭をポンポンと撫で)
楽しいこと一緒にしよな？

平次>
…そうなん？
(不思議そうに相手を見ながらも何もないと聞いて敢えて聞き返さず、冬休みの計画を考えてくれてる相手に対して素直に嬉しく思い笑顔を浮かべて差し出された相手の手に自身も手を繋いで)
クリスマスはイルミネーションがあるし。お正月は初詣があるで？

ア、アタシと思い出？それって……っ！
(何かを言いかけ相手の方を慌てて見ると、帽子を被せられ驚き一瞬身体を震わせて、頬が赤くなるのが分かるも帽子のつばでなんとか隠せそうで目線だけ相手へ向け)
な、なんかちょっとかっこええ……あ、えっと、うん。アタシも楽しい事一緒にし、したいなぁ。

和葉＞
い、イルミネーションは二人でみいひんか？
(裏声になりかけ咄嗟に口元を抑え横に視線を逸らし、指折り数えては相手に見せ)
そやな、ぎょーさんあるで…クリスマスに年末年始、今回は俺らが東京に来たんやから
今度は大阪に純粋にご招待はどうや？和葉も探偵事務所の姉ちゃんにはお世話になってるみたいやし


(帽子を被せた相手がこちらに視線だけ向けているのを見ると何とか平常心を取り戻し、真顔に直せた
と思っていたが相手の言葉に嬉しくなりパッと帽子を取り自分へと被り直しニッと再度笑いかけて)
そや思い出作りたい思うの和葉だけやで？

平次>
え？…ええの？と、東京でイルミネーション見た時は平次、事件や言うて、一緒に見れへんなって。蘭ちゃんと一緒に見たんやから。
(今度こそ一緒に見れるかと思い言ってみたクリスマスイベントに思わぬ返答に驚き、前に一緒に見れなかった事を思い出せば、相手の代わりに蘭が行ってくれた事をぽつりと話し、ふと相手の真似をした蘭を思い出して「ふふっ」と小さく笑い)
あ、それええね。大阪に来てもろうて、2人で蘭ちゃん達を案内しようや。

……へっ！？
(相手へ視線だけ向けていれば、急に視野が広くなり、目の前に突然笑いかけてる相手が現れて驚きの声をあげ、暫く何が起きたか理解できずにいれば、相手が帽子を取った事に気付き、赤くなった顔を見られた事をようやく理解し相手の帽子へと片手を伸ばして)
えぇっ…まっ、待って待って。い、今見られたない顔してんねんから！

和葉>
おーええで？たまには和葉の行きたい場所に行こか
(片手をヒラヒラと動かしニコニコと満面の笑みを浮かべ、スマホを操作しだし「イルミネーション　大阪」と検索した一覧を見せ)
前にあの2人が俺らにしてくれたから今度は俺らがあの2人に大阪案内したろやないか

ん？しゃーないなぁじゃあ被せといてやる
(再度相手に帽子を被せると隣に座り込み相手を見上げ)
…和葉さっき言ったことはホンマやで？

平次>
大阪にもたくさんあるんやね……！平次、あの、アタシ行きたいイルミネーション見つけたかもしれへん。
(相手が検索してくれた大阪のイルミネーション一覧を笑み浮かべながら見ていれば、行きたい場所が見つかったのか相手の方を見上げ、真顔で言いにくそうにポツリと話し)
うん、お好み焼きは絶対食べようや。コナンくんも蘭ちゃんも喜ぶと思うねん。

ん…。
(再度帽子を被せられれば安堵し軽く頷くも、隣に座り込んだ相手に気付き、「もぉ、下から覗かれたら意味がないやん。」と内心で思いながら帽子のつばを両手で持ち、目より下辺りまで帽子を下げて、相手の言葉に軽く頷いて)
なぁ、平次それってつまり……ううん、アタシも平次との思い出たくさん作りたい。せやから、デ…デー……トみたいな事も、したい。

和葉>
(盛大にハァーとため息をつくと満面の笑みを見せ、何度も小さく頷いて)
たまには時間や事件を気にしないで過ごしてみたいと思うてな、だから和葉の行きたいとこ連れてったる
デ、デート…みたいやなくてそのままのい、意味やで

コ、コナンくんたちにはお好み焼きやたこ焼きとか案内したらええねん
(片手の人差し指を立て相手へ視線をじーっと見て、「タコパや！」と少し大きい声を出すと恥ずかしそうに視線を逸らし)
うちに確かたこ焼き器があった筈やからタコパしようやないか

平次>
(帽子のつばから手を離して顔を上げれば相手の満面の笑みを見て目を見開き)
ほ、ほんま？そしたらアタシ、ハルカスのイルミネーションが見たいんやけど、ええかな？
そ、そのままの意味…。平次、もしかしてめっちゃ遠回しにやけど、こ、告白してるん？

せ、せやね、大阪のお好み焼きもたこ焼きも美味しいからな。
(相手の帽子を自分の頭から取り相手の頭に帽子を返し、恥ずかしくなり視線を逸らせば、相手のタコパの提案に小さく「えっ…」と呟き相手の方を見て)
タコパ？平次の家で、今からやるん？

和葉>
(「そうや…関西人なら関西で決めればええねん」顎に手をあて考え込んで相手の言葉にハッとして相手へ視線を戻すとニッとイタズラっぽく笑いかけ)
おうハルカスでも何でも俺の愛車で連れてったるで！
ちゃ、ちゃうねん…こ、告白とかじゃあらへん


(ふざけた様にたこ焼きを焼く様なジェスチャーをすると相手の言葉に驚いた様に目を見開き片手を左右に振り)
い、今やないで！コ、コナンくんたちが来てからでええんとちゃう？ただ和葉がやりたいって思うなら今からでもええで？

平次>
天空のイルミネーションなんやて。綺麗なんやろなぁ。
(相手の言葉に嬉しそうに笑みを浮かべて軽く何度か頷き、「天空のイルミネーションて、どんななんやろ？」と内心思いながら目線を上へ向けて目を輝かせれば、告白と違うと聞いて恥ずかしい事を言ってしまったと気付き慌て出し首を目一杯横に振り)
あ、ちゃうねんちゃうねん！デ、デートってのは、蘭ちゃんと工藤くんみたいな関係の人がするんやろなぁとか思っててん。ま、まあ、そうやな…。うん、もうええねん、ええねん！

コ、コナンくん達が来たらな。平次、今タコパがしたいんやと思ったやん。
(「あはは…」と苦笑いしながら相手の肩を軽く叩き、今からやってもいいと聞いて考え込んでみるも、いきなり行って相手の母親に迷惑かけないか気になり)
うーん、今からタコパも全然ええけど、おばちゃんは大丈夫なんかな？

和葉>
ん？デートやで？
(キョトンとした顔で相手を見ると自分が今言った事にまったく分かっておらずサラリと言ってしまう、「告白」と「デート」を別物と考えてるのか目をパチクリさせて頭を傾げ)
和葉はちゃうんか？まぁええわ、天空のイルミネーション連れてったる

おー和葉ええ事言うな！よし、和葉…今から練習や
(両手をパチンと合わせ小さく何度か頷いて、ガッツポーズを作ると相手を再度見て)
そやそや練習や、くど…やなかったコナンくんにかっこいいとこ見せたいしな

平次>
…そ、そうなん。
(改めてはっきり言われ恥ずかしくなり、納得した返信返して目線を下へ向け、相手が意味をわかって言ってるのかわからないが「幼馴染でもするんなやなぁ。」と内心思えば相手の言葉に顔上げて)
ううん、違わん！デ、デートやね。天空のイルミネーション連れてってな。

うん、お邪魔してええなら今からでもええよ？
(笑顔で軽く頷いてから不思議そうな顔をして首を傾げ)
平次、練習せんでも、たこ焼き焼くのうまなかった？コナンくんにかっこいいとこ見せたいん？ほんま、お兄さんみたいやな。