【ウマ娘】春待つ蕾

あっ、すみません！ありがとうございます
トレーナーさんの分は私がよそってあげますね！
(お礼を述べて相手の分の器を手に取り)
トレーナーさんはお肉多めがいいですか？それともお野菜？
(笑顔で穴あきのおたまを手に持ちながら問いかけて)

ん～野菜かな
チヨは、良いお嫁さんになりそうだね
（自分の皿によそいでくれると言ってくれた彼女を見て微笑み）
はい、チヨが頼んだ抹茶オレ
（店員が持ってきた飲み物を彼女の方に置き）

そ、そうですかね…！？そんなこと初めて言われました…
(耳をピンと伸ばし、頬赤らめて瞳を泳がせていて)

ありがとうございます！
…ふあぁ…甘くて美味しいです
(グラス受け取って抹茶ラテを一口飲み幸せそうに、ほぅ…と吐息を吐いて)

そう？チヨはお年頃の女性だし言われそうだけど
（彼女の反応が可愛く笑ってしまう）

それはよかった
なにか食べたいのがあったら頼んでいいからね
（そう言いセットで付いてきたキムチきゅうりを食べ）

うーん、そういうものなんでしょうか？
私の周りではあまりそういう話しをする人がいないんですよね
(小首を傾げて考え込むような仕草をして)

ありがとうございます！
それよりトレーナーさん、お鍋美味しいですよ！どんどん食べましょう！
(お皿に盛られたモツ鍋をもぐもぐ食べ進めて)

まぁ、ゆっくり考えればいいよ
まだ若いんだしさ
（そう言う自分は独身だな～と独り言をして）

ドンドン食べていいよ
おかわりしたかったから頼んでいいし
（彼女が食べ始めたのを身て自分も食べ始め）

わ、私の事はいいんです！
…それに、今はそういう話よりもウマ娘としてもっと強く速くなりたいってそういう気持ちの方が強いので
(頬赤らめたまま半ば無理矢理に話題を切り替えて)

ありがとうございます！
それじゃあお言葉に甘えてお野菜とお肉追加しちゃってもよろしいでしょうか？
(ほぼノンストップで食べ進めてあっという間に鍋を空にしてしまうと、やや遠慮がちに問いかけて)

そっか
でも最初にも言ったけど無理だけはしたら駄目だよ？
（烏龍茶を飲みながら言い）

いいよ、まだ食べ足りないでしょ？
それに、ご飯を食べるのも練習だからね
（そう言い肉と野菜を追加で頼み）

は、はい！それはもちろんわかってます
だからトレーナーさんが正しい努力の仕方を教えてくださるんですよね？
(期待に満ちた眼差しを向け、ニコリと微笑み)

えへへ、正直言うとまだ全然…
でも、食べ過ぎには注意しなくちゃですね
(言いながら追加で届いた具材を再び鍋で煮込み始めて)

そんなに凄い練習をする訳じゃないんだよ？
ただチヨが最高のパフォーマンスをする手伝いをするだけで
（期待されるような練習は特にないと申し訳無さそうに言い）

（/すみません。体調を崩してしまい中々返信できませんでした
まだ完治してませんので迷惑を掛けます）

わかってます、何事も特別や近道なんてないんですよね。やれることを一つ一つコツコツと積み重ねるしかないんだって
(相手に言われた事を理解してコクコク頷き)

でも、きっと私はその加減を間違えてしまうから、ですからトレーナーさんには私が間違ってると思ったら正しい方向に導いて欲しいなって…えへへ
(照れ笑いを浮かべると頭の後ろを掻いて)

あぁ、勿論だよ
（頭を優しくなで）

だから、何かして欲しい時は言いなよ？
甘えたい時でも何か食べたい時でも温泉に行きたい時でもね？
（優しくチヨの頭を撫で続け）

えへへ…ありがとうございます！
でも、少しぐらいは厳しくしてくださってもいいんですよ？
私、頑張ってついていきますから
(心地よさげに瞳細めながら胸元で小さくガッツポーズをして)

なら皐月賞で一位になったら
旅館でも行こうか、せっかくだし箱根の景色が良さそうな
それならチヨの集中も持ちそうでしょ？
他の場所が良いなら言ってよ、チヨのお願いなら出来る限りは聞いてあげるよ
（優しく微笑み、チヨにスマホで箱根の旅館を見せ）

楽しみです！
あ、でも皐月賞の後はダービーまで1カ月ぐらいしかありませんし…そこまではどうしても頑張りたくて…だからダービーの後でもいいですか？
(スマホ画面見て瞳輝かせ、それからハッと思い出したように自分の気持ちを話して)

あぁ、チヨがそれでいいなら
（自分の気持ちを言った彼女の意見を尊重して）
それにしても、チヨはよく食べるね
俺はお腹いっぱいだよ
（お腹を擦り、苦笑いをして）

そうですねウマ娘ですから
あの…やっぱりもう少し遠慮した方が良かったですか…？
(会話しながら早くも4杯目の鍋に手をつけており、遠慮がちに上目で尋ねて)

全然？俺はチヨの美味しそうに食べる姿を見るのが好きだし
だから遠慮なんかしないで、いっぱい食べていいよ
（遠慮がちに言う彼女の頭を撫で、気にしないでいいと言い）

ありがとうございます！
(明るく元気いっぱいに返事をしてその後も鍋を次々平らげていって)
…ふぅ、ご馳走様でした！お腹いっぱいです

よく、あの量を食べたね
大丈夫？このあとは温泉だけど
（お会計を済ませ、車に乗り込んでから聞き）