~ 人魚 と メガネ男子 ~ 2024-03-08 20:42:50 |
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まさか、、制服でプールに入る日がくるなんてね
でも、どうして泣いちゃったの?
(全身ずぶ濡れ状態だが、彼女のことを責める気はなく
彼女の心配が勝ってしまう))
『 いや 、 その 、 自分を認めてもらったような気 が して 。 』
否定的なコメントしかもらったことがなかったため認められたような気がして
涙があふれてしまったのだと今になって自覚する。
そんなの認めるに決まってるでしょ?
皆は知らないけど、僕は雫葵さんを認めてる信頼してるよ
だから何かあったら言ってね?守ってあげるからさ
(自分によく似た体験をしていると彼女の目を見ればわかる
だから自分だけでも彼女の味方だと優しく言い、また頭を撫で)
『 守る … ですか ? 兄みたいなこと言う んですね 。 』
どうやら少し暗い過去があるようで暗い表情を見せる。撫でられた頭から
手を離し、更衣室に向かおうとする。
『 味方 … 』
戸惑ったように首を傾げる。着替え終わると帰るため玄関まで行くが、雨が降っていて
帰れそうになかった。そのため前で雨宿りをする。
傘、、持ってないの?
(着替えを持ってきていないため濡れた状態な為
カメラを部室に置いてから帰ろうとすると彼女が居たため話し掛ける)
『 あ 、 いえ 。 平気です … 』
否定も肯定もせず、顔を隠したまま雨の中を走っていく。顔は雨なのか不明だが
濡れているように見える。家に帰ってもだれもいないが今は気にしないほどその
場を去ることしか頭になかった。
ちょっ、、
(彼女の手を取り)
やっぱり、嫌だった?
俺に人魚見せるの、、もし!もう関わって欲しくなかったら
言って欲しい、嫌なら関わらないようにする
(彼女に傘を指した状態で言い)
『 離してっ 、 下さい 。 何も … 変わらないですから 。 』
目にハイライトとが入っておらず俯きながら言葉を発する。傘を差されているが
抜けて走っていこうとする。
違う、関わって良いのか駄目なのか
それを聞いてるんだ、雫葵さんの気持ちはわからない
だけど、話しを聞いてあげたり人には言えないことを聞くぐらいなら俺にも出来る
君が少しでも自分らしく居られる相手になら俺にもなれる
(彼女の気持ちはわからないが、自分らしく居られる場所なら作ってあげられると言い)
『 要らないってば …。 』
相手がいなくなったのを確認して涙があふれる。翌日には何事もなかった様に
笑顔で挨拶をする。まるで「知らない人」かのように。
あ~そう言えばカメラ置いたままだな、、
(昨日、置いて帰ったカメラを取りに一回に行き
その時に寒気がした気がするが「風邪かな?」なんて笑いながらカメラを取りに行き)
『 アレ 、 先輩じゃないですか 。 』
小さく会釈をして小走りしていく。日記の様な本を見て前の出来事を確認してから
気まずそうにプールに戻っていく。
ん~やっぱり嫌われたかな~
は、、ハクシュ!
(体が重たく体が暑いが無理をしてカメラを取り
屋上に行く)
これは、風邪かな~
しかも嫌われたし、、
(ダルそうにプールの方を眺めながら言い)
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