監禁された人外青年

うん！食べる(ニコニコしながら、口を開き)

ん、あーん…ふふ、可愛い…(口に入れてやり)
少なくなってきたし、新しいの切ってくるな？

リュートは食べないの？(自分ばかりが食べている気がすると思い)

んー？ちょこちょこ食べてるから大丈夫。…はい、おかわり。せっかくだから、他の果物も持ってきてみたわ。(にこっと微笑み、ぶどうやいちごもいくつか乗せて戻り)

ほんとか？(顔を近付け、首を傾けながら聞き)
他にもあるのか？(果物と言われ、目を輝かせ)

本当だって。…こっちがいちご。で、こっちがぶどう。どっちも美味しいよ？(人参のグラッセやコーンを食べつつ、果物を説明して)
いちごは、緑の部分は食べないようにね。ぶどうは皮を出して？

なら、いいけど(とりあえず、信じることにして、美味しそうな果物に目を奪われて)
どれから、食べようかな

ん…どれも美味しいよ？…ふぅ…お腹いっぱいだわ…(人参のグラッセとコーンをだけで満腹感を覚え手を止め)
いちごもぶどうもあまくて美味しいから、リュミは気に入るんじゃないかなぁ？

いちごもふどうも食べる！(どっちがとっちか分からないで、両方食べ)
ん、美味い。俺、こっちのほうが好き！(いちごを指差しながら言い)

いちごかー…分かる。俺もいちごの方が好きだわ。…うん。美味しい。(1つ食べ、ふわりと微笑み)
好きなだけ食べていいよ。俺は片付けしてくるからさ。(頭をぽんと撫でて立ち上がり)

うん、ありがと(好きなだけと言われれば、いちごを全部食べて、お腹を抱え)
はぁ、お腹いっぱいだぁ。こんなに食べたの初めてかも

ふふ、お粗末でした。(お皿を洗いつつ)
…まだまだ美味しいものあるからさ、ここ出たらもっと美味しいもの食べような？

そうなんだ！楽しみ(ワクワクした表情をしながらニコっと笑い)

うん。楽しみにしてて。(片付け終わり)
…さて、後は夜中になる迄待って、こっそり出るだけ、か…

なぁなぁ、リュート！人間が住んでる所って他にもあるんだよな？(ふと、気になったので、服を引っ張りながら聞き)

ん？うん。他にもたくさん有るよ。色んなお店っていう物を売ってる所もあれば、遊ぶところも、綺麗な所もたくさんあるよ(頭を優しく撫でながら答え)
ここ抜け出せたら、行こっか

ヘェ～、そうなんだ。でもさ、俺みたいな人外が居たら不味いんじゃないの？(たからこそ、人間が暮らす所には行かなかったしと思い)

あー…でも、リュミにも色んなこと経験して欲しい。…尻尾と耳を隠せたら大丈夫じゃないかな？(悩みつつも、色んな体験をして欲しくて伝え)

隠せるかなぁ(耳を触りながら首を傾けて)

帽子で、こう…上手く出来ないかな…？暑いかもしれないけど、ニット帽とか…？(優しく耳に触れつつ)

ふふ、くすぐったい(耳に触れられると、思わず笑ってしまい)
多分、隠れると思う

あ、ごめん…隠れるなら、よかった。(ぱっと手を離して謝り)
…リュミ、抱き締めてもいい？

大丈夫(くすぐったかった、だけだしと付け足し)
じゃあ、俺が抱き締めてあげる(わざわざ確認なんてとらなくていいのにと思いながら、リュートを抱き締め)

わっ…ありがとう…ごめん、ちょっと怖くなった…(抱き着かれ驚き。今夜の事を考え失敗したらどうしようと怖くなったと苦笑して)
暖かいなぁ…リュミ…俺、頑張る…

怖い？(次ぐ言葉に、そう言う事かと思い)
失敗しても、一緒に居るから大丈夫だぞ

うん…ありがとう、リュミ…(肩口に顔を埋め)
絶対成功させような。

うん、ここを出て、いろんなところに行こうね(抱き締めたまま外での暮らしの事を考え)

うん。…リュミはさ、ここ出たら、まず何したい？(少し恐怖が和らぎ、力が抜け。ふわりと微笑んで)

え？んー、急に言われてもなぁ～(困ったように首を傾けて)
俺は、リュートが側にいてくれれば、基本何もいらないかな

それは、当たり前じゃん。俺だってリュミが居てくれるだけで幸せだし、それ以外何も要らないけどさ…リュミに色んな経験して欲しいんだよ(当たり前と言い。リュミの為に何かしたいと伝え)

いろんな経験？でもさぁ、俺、人間の街に行った事ないから、なにがしたいか分かんないし、、(行こうとも思った事がないので、想像も出来ず)

あ…そっか…なら、まずは街に行こう。で、気になったお店に入って、美味しいものもいっぱい食べよう。欲しい物も買って、楽しもうな？(楽しげに提案し)

うん！楽しみだな(1番は、リュートと一緒ならどこでも楽しいと思ったが口には出さず)
リュートは、ここから出た事あるのか？

…昔、ガキの頃はここの外で暮らしてたよ。ここに入ってからは数回だけかな。(あまり良くない思い出を思い出して苦笑し)
最近は殆ど出てないから、リュミと色んな所行くの楽しみなんだ

ヘェ～そうなんだ。(苦笑いするリュートを見て、あまり楽しくなかったのかな？と思い)

ほんとに、楽しみ？

うん。すごく楽しみ。だって、大切な人と自由に街で遊べるんだよ？そんなん、楽しみでしかないじゃん。(にこっと子どもの様に笑ってリュミに甘える様に抱き着き)

大切な人、、そっか、そうだよな。良かった(嬉しそうに微笑むと、抱き締め返すとリュートの匂いを嗅ぎ)

ん…リュミは大切な人で、俺がこれから先ずっと傍に居て、支えたい唯一無二の人だよ…(頭を撫で、愛おしそうに呟き)
大好き。

俺も、リュートが大好き！(頭を撫でられると嬉しそうに微笑み、頬に軽く口付けて)

ん。…うん、嬉しい。リュミ、大好き。(頬を撫でた後、軽く唇にキスし)
…よし、夜中になるまで、体をしっかり休めようか。

なぁ、夜中って何時に出るの？(キスし終わると首を傾けながら聞き)

そうだな…理想は深夜1時30分とかかな…その時間だと、見回りのルート的にここじゃなくて、別の場所を回ってるから…(施設の見取り図を取り出して指さしながら説明し)

ふーん、そうなんだ。(時間を言われても分からないなと思いながら、分かってるかのように頷き)

…とりあえず、ここを出る時になったら声かける様にするな？それまでは…リュミのやりたい事しよっか。寝てもいいし、まだ食べたい物あれば作るし…俺のできる事はなんでもするよ？(何となく分かってないのかなと思いつつも優しく微笑んで)

んー、やりたい事かぁ。(少し頭を傾げて考えて)
リュートとイチャイチャしたい！

イチャイチャ…？ぇ、あ、うん…いいよ…？(驚き、恥ずかしそうにし)
な、何したらいい？ギュッてする…？

んー匂い嗅いだり、舐めあったり？(自然界で見てきた、カップルがしていた光景を思い出しながら言い)

な、舐め…？匂い嗅ぐのは、分かるけど…舐める…？？(舐めると聞き、困惑し)
えっと…舐めるってどうするの…？

毛繕いみたいなもんかな。人間はしないの？(自分もよく、毛を舐めたりしていたので、キョトンとした顔で相手を見て)

そうだね…人間はしないかな？どんな風にやるの？(なるほど、ど思いつつ、興味本位で尋ね)

んっとねぇ、耳舐めたり、お腹、背中、尻尾、胸元、首とか舐めたらしてるの見た事あるぞ(中良さそうだったなぁと思いつつ話し)

へ、へー…そうなんだ。人間はそういう事しないから新鮮だわ。
(想像して少し恥ずかしくなり、頬が赤く。)
えっと、それをやってみたい…？

リュートが嫌なら、しないぞ。逆に人間はどんなことするんだ？(興味津々で顔を近付けて聞き)

嫌じゃないよ？興味はある。人間…えっと…まぁ、キスしたり、抱き合ったり…その、繋がったり…(嫌じゃないと首を振り。
恥ずかしそうに目を泳がせながら言い)

そっか、ならいいんだけど、、(人間のいちゃいちゃで、分からない単語があったので、首を傾けながら聞き返し)
繋がる？

あー…えっと…動物で言う所の、交尾、かな…？と、とりあえず、今からどうイチャイチャする？(恥ずかしいのか、早口で伝え)

あー、交尾か、それなら俺でも分かるぞ。それで、子供が産まれるんだろ？(なるほどなと頷きながら思い)
リュートは、どんなイチャイチャがいい？

そうそう。(頷き。)
え、えっと…普通に抱き合ったり、キスしたり…？リュミを感じたいかな。(恥ずかしそうに微笑み)

うん！いいぞ。(リュートを抱き締めると頬をペロペロ舐めてから、唇にキスをして)

ん…ｯぁ…り、ゅみ…もっと…(ビクッと反応し、もっとと体を密着させてねだり)

うん、いいよ。(唇を一旦離すと首筋にキスしたり、鎖骨を舐めたり、再び口付けて舌を絡めて)

ん…っ、ぁ…りゅ、み…んんっ(頬を紅く染め、舌を絡め)
…すき…

(キスが終わると、ぎゅっと抱き締めて、匂いをかぎ)
いい匂い。リュート、大好き

は、ぁ…ん…おれも…リュミ、大好き…(顔を埋め、幸せそうに微笑み。)
…この幸せが続くといいなぁ…

そうだな(ニコッと微笑み、頭を撫でて)
リュートといろんな所に行きたい

いいな。絶対色んな所行こう。で、2人で色んなものも食べてる暮らそうな…(幸せな未来を目を閉じて想像し。顔を上げて自らキスして)

それ、楽しそうだな(ワクワクした表情でリュートを見て)
ん、キス足りなかった？

…うん。足りない。もっとちょーだい？(首に腕を回してねだり、軽くキスをして)

いいぞ。(リュートに顔を近付けると、深い口付けを繰り返して、甘い吐息が漏れ気持ちが高揚し、愛おしそうに顔中を舐め)
んっ、、

ん…ｯぁ…りゅみ…ぃ…もっ、と…(目が蕩け、潤み。自らも頬や唇に何度もキスをして愛を伝え)
…は、ぁ…リュミ…好き、大好き…

リュート、これ以上はダメだよ。我慢出来なくなるから(耳元で囁くとぺろっと舐めて離れ)
俺だって、一応男だし、交尾したくなるじゃん

んｯ…わかっ、た…はぁ…(耳への刺激にビクッと体が反応し)
…あの、さ…ぎゅーはいい…？

ん、いーぞ(言い終わると、ぎゅっとリュートを抱き締めて)

ん…ふふ…リュミ…リュミ暖かいな…安心する…(胸元に顔を埋めて甘え)

毛があるからあったかいのかもな。でも、リュートもあったかいぞ？毛深くないのにな(不思議そうに首を傾けて)

んー…俺体温高いからかもなぁ…(もう一度顔を埋めて)
…よし、夜にたくさん動ける様に美味しいもの食べよっか。リュミはどれくらいお腹空いてる？(意外とそれなりの時間が経っており、早めの晩御飯の相談をし)

ふーん、そうなんだ。(人間は毛が生えていないのに、どうして暖かいのだろうと首を傾け)
んー、どのくらいか分かんないけど、リュートが用意してくれたものは全部食べるぞ

んー…どれくらい作ろうかなぁ…リュミ、どれくらいのお肉なら食べれそうか一緒に見ようか。おいで？(離れ、立ち上がり。微笑んで、リュミに手を差し伸べ)

うん(手招きされると、近くに行き食材を眺め)

うーん、見ただけじゃ、よく分かんないなぁ。リュートも一緒に食べるなら多めでもいいかもな

まぁ、確かに…そうだなぁ…何作ろうかなぁ…ハンバーグとか？(ミンチを取り出し、準備を始め)
今から作るけど、リュミはどうする？座って待ってても良いし、1人で入れるならシャワー浴びててもいいよ？

ハンバーグ？なんかよく分かんないけど、美味そうだな。(名前は知らないがきっと美味しいのだろうと思い)
え？シャワー？いや、いいや。リュートの側に居る

うん、美味しいと思うよ？俺が失敗しなければ…(材料を取り出し、手早く調理を始め)
いいけど…目、痛くなるかも。(玉ねぎを刻み始め)

え？なんで？(なんで目が痛くなるんだろうと思っていたら、目の辺りがヒリヒリしてきて)
うわっ、なんだこれ、毒か！？(素早くその場から離れ壁際へ寄り)

ふふ、毒じゃないよ。これね、玉ねぎって野菜。炒めたりしたら美味しいんだよ。ただ…切ると鼻にツーンと来て涙出るんだよ。(くすくすと笑い、説明し)
っあー…やっと終わった…俺も涙止まんないなぁ…(服で涙を拭いつつ料理を続け)

たまねぎ？(そんな食べ物があるのかと不思議そうに思いながら、少しづつ近付き)
じゃあ、体に害はないんだな？

うん、害ないよ。切る時に涙出る位で…(タネをコネつつ、形を形成して)
もう近寄っても大丈夫だろ？

そっか(安全だと分かるとゆっくりと近付き鼻をくんくんさせ)

うっ、すごい匂いだ。(嗅覚が人間の倍以上あるため、鼻を指で摘み)

あ、そっか…リュミは俺よりも嗅覚優れてるから…焼き上がるまで離れてる方がいいかも(リュミの様子に気付いて心配そうにいい、素早く形を整えて、焼き始め)

そっか、じゃあ離れて待ってる(少し離れたところで、お座りしながら、料理が出来上がるのを待ち)

…よし、出来た。(上手くハンバーグが出来、お皿に乗せて持って行き)
多分、味は大丈夫だと思う…自信ないけど…

(ハンバーグと言われた料理の匂いをかぎ)
いい匂いだ。美味そう。食べていい？

うん。あ、熱いから気を付けな？(水も持ってきて)
リュミの分はそこまで味濃くして無いから大丈夫だと思うけど…(心配そうに見て)

分かった。(フーフーしてから食べてみて)
ん、おいひい。肉って焼いた方が美味いんだな。

良かった…。そうだね。お肉って焼いた方が美味いんだよ。後、魚も焼いたら美味しいよ。ここから出たら、美味しい焼き魚食べてみる？(美味しいと言われほっとし。ニコニコ嬉しそうに笑いながら)

ヘェ～、そうなんだ。(もごもごしながら話し)
魚はよく食べてたぞ。生だけど

生も美味しい魚いるよね。(リュミより小さなハンバーグを食べ)
焼いた魚も美味しいから、一緒に食べよな？

うん！食べたい！(嬉しそうに頷くと、料理を食べて)美味しかった

本当？良かった。(食べ終わり、食器を片付け)
…もう少し遅くなったら、出て行く準備しようか。(時計を確認し)

うん、初めの頃より、美味いぞ。(牢屋にいたころを思ったら美味しいと思い)
うん、分かった。

…ぅ、あん時はごめん…人外ってだけでリュミの事憎くて…(しゅん…として謝り)
それまでに、荷物の確認しとくな？

もういいよ。それに、お互い様だろ？(リュートを頭を撫でると微笑み)
うん、分かった

…ありがとう。これからはリュミが美味しいって思える料理作れる様に頑張るな？(撫でられ気持ち良さそうに目を細め)
…とりあえず、食材と衣服、タオル…あんまりあっても邪魔だよな…リュミ、ここ出る時、このカバン持って行ける？(衣服類が入ったリュックを指さし)

え？今までのだって、充分美味しいぞ(いろいろと説明をされて、耳を傾けて聞くと頷き)
そのカバンを待てばいいんだな。分かった

いや、もっと美味しいもの食べて欲しいからさ。(にこっと微笑み)
…うん、お願いね？よし、俺は今から一旦部屋の外の様子見てくる。施設の予定通りなら、誰も居らず、会議中の筈だから…(立ち上がり、ドアへ向かい)

じゃあ、楽しみにしてる(ニコッと微笑むと、様子を見に行くと言うので、気をつけてと声をかけて)

うん。楽しみにしてて。…行ってきます。(くしゃりと頭を1撫でした後部屋を出て)
…よし、部屋前、廊下、大丈夫…!門番居るな…どうにか誘導させないと…(数十分後に戻り)

あ、おかえり！どうだった？(帰って来ると、ギュッと抱き締めて)

わっ…ふふ、ただいま。部屋の前と廊下は大丈夫そう。ただ、問題は門番かな…？もう少ししたら、巡回に行くはずなんだけど…(驚きつつも、微笑んで頭を撫で)

殴って気絶させればいいんじゃないの？(首を傾けながら自分の意見を言い)

ううん…それでもいいんだけど…もし誰かに見られたら後々大変だし…この後、ここを出る時にまだ居たらそうしよう。(悩みつつも了承し)

そっか、なるべく目立たない方がいいんだ(いろいろ大変なんだなぁと思い)
まぁ、誰かに見られたら俺が囮になるよ

!それはダメ。リュミが囮になるなら、俺がなる。(ダメ、とすぐ否定し)
…とりあえず、様子見だな

えぇーなんで？俺の方が足速いし、囮にむいてると思うけど(不満そうに首を傾けて)

…リュミに傷付いて欲しくないから。それに、この施設に関してより詳しいのは俺だから。だから、ダメ(そっと頬に触れ、真剣に言い)
…よし、ちょっと外見てくるな？

でも、俺だってリュートの役にたちたいんだよ！(ギュッと拳を握ると辛そうな表情で相手を見て)
なら、俺は俺の判断で動くから

っ、駄目。役に立とうとしてくれるのは凄く嬉しいし、頼もしいよ。でも、駄目。囮は俺に譲って？な？いい子だからさ。(そっと頬を撫で)
…リュミは大人しく待ってて。(素早く部屋を出て、外を確認し戻り)

たとえ、リュートの言うことでも、聞けない。俺に無茶させたくなかったら、危なくないようにしてよ。(意地でも譲らないと言い切り、今はとりあえず大人しく待つことにして)

…ただいま。今見た感じ、居なかった。ただ、いつ戻るか分からないから…今から出よう。リュミは耳と顔をなるべく隠して。尻尾も動きずらいかもだけど、ズボンの中に…！
(静かに戻り、真剣に伝え。荷物を持ち)

うん、分かった(言われた通り、耳と尻尾をなるべく隠して準備を整えて)
いつでも、いいよ

…よし。リュミ、この荷物お願いね。それと、堂々としつつも顔はなるべく隠しながら行こう。あ、少し息苦しいかもだけど、このマスクも付けて？(マスクを手渡し)
…出るよ。(ドアを開け)

うん。(荷物を持つとマスクを渡されて首を傾け)
え？なにこれ？どうやって使うの？

あ、そっか。これは、こうして…(自分の分のマスクを付け近寄り、リュミに新しいマスクを付けてやり)
息苦しいけど、我慢してな？(そっと頭を撫で)

(マスクを付けてもらうと、確かにちょっと苦しいと思いながら、我慢すると頷き)
分かった

ん、いい子。(優しく撫で)
…なるべく堂々と。でも、顔は見えない様にね。行くよ。(扉を開け部屋の外へ出て)

うん、分かった(扉が開くと興味津々で、あたりを見渡し)

…リュミ、色々気になると思うけど、もう少し落ち着いて？(苦笑しつつ手を引いて入口付近まで誘導し)
…今なら、居ない…か？

あ、ごめん。(興奮していたことを謝り、大人しくなり)

うんん。初めて見たものも有ったでしょ？なら、仕方ないよ。(そっと頭を撫で)
…ここからは、静かに素早く抜けるから。俺の手、離さないで。(手を繋ぎ、素早く入口へ向かい)

うん、分かった(相手と手を繋いで早足で付いて行き)

っ、行ける…!!リュミ、こっち!!(入口を抜けようとした際に気配を感じ)
…一旦ここに隠れて。(相手の死角の位置に誘導し)

ん？うん。(リュートに言われた所に隠れて静かにしていて、大丈夫かなぁ？と心の中で思い)

…どうしようかな…どうにかして誘導しないと…(近くを警備する門番に軽く舌打ちし)
リュミ、俺の荷物持って入口から出られる？俺はあいつを裏へ誘導してくる

入り口ってどこ？(キョロキョロと辺りを見渡し)

あ、ごめん。えっと…あそこ。見える？門。(指を指し教え)
…俺があの門番を誘導するから、見えなくなったらあそこから出て、誰にも見つからない所に隠れてて？

分かったけど、俺だけ逃す気じゃないよな？俺、リュートが来なかったら、ずーっと待ってるから(じーっと相手の顔を見つめて)

…違うよ。ちゃんと後で追い付くからさ。大丈夫。(優しく微笑んで頭をぽんぽんとし)
よし…いってくる。(門番へ向かい、裏へ誘導して)

(言われた通り、見えなくなると門にたどり着き、ゆっくりと開けて外へ出て)

…出れたかな…(ちらりと後ろを確認し)
!…いえ、こちらの裏に不審な物陰が先程ありまして…っ(裏へ誘導し、見えない位置まで行くと門番を気絶させて急いで戻り)
リュミ…大丈夫だろうか…

どこで、待ってればいいんだろう(出たはいいが、場所が分からずウロウロと歩き、不安そうな顔をして)
リュート、早く来て

…ふぅ…とりあえず、抜けれた、かな？(門を抜けキョロキョロし)
リュミはどこだ…？リュミー…？(抑え気味の声で呼び)

(近くの茂みに身を潜めて隠れていると、ふと声が聞こえて茂みから出て)
リュート？

！リュミ！…よかった、怪我とかない？誰にも見られてないか？(声が聞こえ、駆け足で近寄り。)
…とりあえずここを離れよう。確かあっちの方に空き家があったから、そこへ行こう

うん、誰にも会ってないよ。(安心して、抱き付き)
リュートも無事で良かった。

良かった…(抱き締め、頭を撫で)
…よし、行こっかリュミ。(食材の入った鞄を持ち、手を差し出して)

うん！(抱き締め返すと、自分も荷物を待ち)
結構暗いけど、道分かるの？

…何となく…？多分こっち…(勘で誘導し)
着いたら、一緒に寝ような？

匂いで辿れるといいんだけど、どんな匂いか分かんないしなぁ～(役にたてないことへの憤りを感じて)

匂いかぁ…俺も長い事行ってないから覚えてないな。(手を握って数分歩き)
あ！ここ！ここの獣道の奥だった気がする！リュミ、こっち。もうすぐだよ。

うん、分かった(リュートの道案内で、どんどん進んで行き)

…あった…！ここ、ここだよリュミ！…だいぶボロボロだけど…(草をかき分けて歩いた先にちいさな一軒家を見つけ)
ホコリ、凄いだろうけど、一旦中入ろっか

ヘェ～ここが、、(ふと、血の匂いがしてリュートの服を掴む)
ちょっと待って。血の匂いがする。俺が先に入って確認するから、リュートは待ってて

え…？駄目。俺も行く。リュミ1人に危ない事任せたくない！(目を見開き、駄目とく日を振り)

俺は人間より頑丈だから大丈夫だって、拷問にだって耐えてたの、リュートも知ってるだろ？それに、俺は足も速いし牙も爪も発達してる。だから、リュートはここで待ってて(肩に手を乗せながら、自分からに任せてほしいと笑顔で訴え)

っ…でも…っ、い、入口までは一緒に行く…それならいいだろ？(リュミの服を掴んで言い)

リュートは心配障だなぁ。でも、中に入るのは俺だけだからな(そこは譲らないと言い前に立ち)

…リュミこそ心配性じゃん。…もし、襲われそうになったら、絶対逃げろよ…？(不安そうに服の裾を掴んだまま言い)

分かったよ。でも、生き物の匂いはしないんだよね。とりあえず行ってくるね。(ドアを開けると中は真っ暗だが、夜目がきくので警戒しながら中に入り)

っ…リュミ、どう…？大丈夫そうか…？(言われた通り中には入らず、心配そうに声をかけ)

死体がある。これ、人間だ。多分獣に襲われたんだと思う。食べられた形跡がある。(鼻をクンクンとさせ、微かに残っている獣の匂いを嗅ぎ分けて)

し、死体…？なんでここに…しかも、獣が食べたって事は…まだ近くに居たりするって事…？(中に入り、リュミの隣に立って)

うーん、でも、この死体を見るかぎり最近の物じゃないと思う。だいぶ腐ってるし、お腹いっぱいになったから捨てて行ったんだと思うよ。(腐敗臭がして、思わず鼻を抑え)

そ、そうなんだ…とりあえず片付け無いと駄目だよな…でも、そこら辺に捨てる訳にもいかないし…他の場所探す？(匂いに顔を顰め、手で鼻と口を覆いながら話し)

他、探した方がいいかもな。(死体の匂いで、具合が悪くなり)

…そう、だな…とりあえず、一旦出よう。…リュミ、大丈夫？(手を引いて外へ誘導し。心配そうに尋ね)

ん、鼻以外は平気。(外に出ても、まだ嗅覚が働いているらしく鼻をつまんだままで)
これから、どうする？

…とりあえず、ここから離れて…どこか洞窟とか隠れられる所を探そっか。(心配そうに見つつ、野宿出来る場所があるか周りを見渡して)

そうだね。俺は鼻が効くから危なくないルートで行こう(自分だけなら、なんとかなるがリュートを危険な目にあわせられないと思い)

うん。リュミ、お願い。…荷物は俺が持つよ。(リュミの分の荷物も持つと手を伸ばし。)
いい場所あるといいね

それじゃあ、リュートが大変じゃん。俺なら大丈夫だぞ(リュートだって、荷物を持っているんだからと首を振って断り)

別に荷物くらいなら持てるよ？それに、何か会った時リュミの手が空いてる方がいいだろ？(渡して欲しいと小首を傾げて頼み)
…この奥の方行ってみる？俺、この奥行ったことないからアレだけど…

そう？なら、お願いしようかな(そう言われると確かにと思い、リュートに荷物を渡し)
俺が居た森に行ければ庭みたいなもんなんだけどな。(捕まってから出ていないので、どのくらいの距離か分からず)

ん。…リュミがいた森かぁ…俺も知らないんだよなぁ…(荷物を受け取り)
とりあえず、歩こうか。

多分、近くじゃないと思う。なんか、早い物に乗せられて来たから、、(トラックの事を言っているらしく、ここがどこなのか、よく分からず)

そっか…とりあえず、見つからない様に奥へ逃げよう。こっち。(勘で森の方を指さして行こうといい)

あ、ねぇ。俺の方が鼻が効くから先頭行くの俺の方がよくない？(リュートを危ない目に合わせるわけにはいかないと思い)

…たし、かに…？や、でも？リュミに何かあったら嫌だから俺が前行くよ。(納得しかけるが、首を振って前を譲らず。)

ダメ！俺が先に行くから、リュートは後ろから付いて来て(そう言えば、前に周り匂いを嗅ぎながら進み)

ちょ、リュミ…！俺が前に行くって…！(慌てて前に出ようとするが暗闇に慣れてない為転けそうになりつつ頑張って追い掛け)
…ごめん、前髪行かせて…危険なのに…

ちょ、リュミ…！俺が前に行くって…！(慌てて前に出ようとするが暗闇に慣れてない為転けそうになりつつ頑張って追い掛け)
…ごめん、前髪行かせて…危険なのに…

ちょ、リュミ…！俺が前に行くって…！(慌てて前に出ようとするが暗闇に慣れてない為転けそうになりつつ頑張って追い掛け)
…ごめん、前髪行かせて…危険なのに…

逆にリュートが前歩いてたら俺が怒る(少し、ブスっとした声で言うと、なるべく安全な場所を歩き)

…怒られるのは嫌だなぁ…(苦笑しながら後ろを歩き)
どう？なにかありそう？

だったら大人しく付いて来る(分かってくれたみたいで安堵して)
うーん、なんかどこかで嗅いだ事があるような匂いがするんだよな(匂いのする方へ進んで行き)
リュート、ちゃんと着いて来てる？

あ…っと…うん、大丈夫。(躓きつつも着いて行き)
嗅いだことある匂い…？懐かしい感じ？(ぎゅっと服の裾を邪魔にならない様に掴んで尋ね)

あっ！ここ、俺が居たところだ(暫く進むとひらけた荒野が見えて、自分が暮らしていた場所だと分かり)
とりあえず、夜の行動は危ないから、空洞見つけて、朝になるのを待とう

ここ…？リュミが居たところなんだ…明るい時にきちんと見てみたいな(キョロキョロと見渡すが暗くて見えず、肩を竦め)
うん…リュミ、案内お願い。(ぎゅっと裾を掴んで着いていき)

そうみたいだ。案外近かったんだな。(身を潜めると、リュートを抱き締め)
逃げたの、見つかったら大変だね。

わっ…そうだな。誰か居そう…？(急に抱き締められ驚き。声を潜めて尋ね)

今の所は大丈夫かな。でも居ないのバレたら探しに来るかもね。朝になったら、もっと遠くに逃げないと(抱き締めたまま、耳元で話し)

っ、ぁ…っそう、だな…リュミ…っ(耳に息が当たるとビクッと体が跳ね、声が漏れ)
朝になったら、なるべく遠くへ逃げよう

ん？どうかした？(体が変に動いたので、何かしたのかと思い顔を見つめて問いかけ)

ん？どうかした？(体が変に動いたので、何かしたのかと思い顔を見つめて問いかけ)

ぁ、や、その…耳にリュミの息があって擽ったくて…き、気にしないで！(目を泳がせ、恥ずかしそうに俯いて言い)

、、、なるほど、リュートは耳が弱いのか(ニヤリと笑うと、なんだか相手の弱味を握れたみたいで嬉しくなり)

！べ、別に！弱くないしっ!!急に耳に息が当たったから驚いただけで…！耳、弱くないし！(違うと必死に否定し、弱くないというが耳は紅く。)

そうなの？じゃあ、試してみてもいい？(本当に弱くないのか、確認したくなるが、一応、してもいいか確認をとり)

そうだし…！別にいいよ？俺、耳弱くないし!!(強がって弱くないと言い。)
…っ、やるなら、早く。(ぎゅっと目を瞑って感覚に耐えようと強ばり)

じゃあ、遠慮なく(リュートの右耳を舌でペロペロと舐め始め)

ｯ、ぁ…ｯ(ビクッと震え、リュミの服を軽く握って耐え)
ほ、ら…ｯく、よわくない、だろ…ｯ

じゃあ、次は反対の耳な(両方舐めてみないと、と思い)

っ…や、やるなら早くやって…っ(裾を掴んで、目をぎゅっと瞑り。)