監禁された人外青年

んｯ…わかっ、た…はぁ…(耳への刺激にビクッと体が反応し)
…あの、さ…ぎゅーはいい…？

ん、いーぞ(言い終わると、ぎゅっとリュートを抱き締めて)

ん…ふふ…リュミ…リュミ暖かいな…安心する…(胸元に顔を埋めて甘え)

毛があるからあったかいのかもな。でも、リュートもあったかいぞ？毛深くないのにな(不思議そうに首を傾けて)

んー…俺体温高いからかもなぁ…(もう一度顔を埋めて)
…よし、夜にたくさん動ける様に美味しいもの食べよっか。リュミはどれくらいお腹空いてる？(意外とそれなりの時間が経っており、早めの晩御飯の相談をし)

ふーん、そうなんだ。(人間は毛が生えていないのに、どうして暖かいのだろうと首を傾け)
んー、どのくらいか分かんないけど、リュートが用意してくれたものは全部食べるぞ

んー…どれくらい作ろうかなぁ…リュミ、どれくらいのお肉なら食べれそうか一緒に見ようか。おいで？(離れ、立ち上がり。微笑んで、リュミに手を差し伸べ)

うん(手招きされると、近くに行き食材を眺め)

うーん、見ただけじゃ、よく分かんないなぁ。リュートも一緒に食べるなら多めでもいいかもな

まぁ、確かに…そうだなぁ…何作ろうかなぁ…ハンバーグとか？(ミンチを取り出し、準備を始め)
今から作るけど、リュミはどうする？座って待ってても良いし、1人で入れるならシャワー浴びててもいいよ？

ハンバーグ？なんかよく分かんないけど、美味そうだな。(名前は知らないがきっと美味しいのだろうと思い)
え？シャワー？いや、いいや。リュートの側に居る

うん、美味しいと思うよ？俺が失敗しなければ…(材料を取り出し、手早く調理を始め)
いいけど…目、痛くなるかも。(玉ねぎを刻み始め)

え？なんで？(なんで目が痛くなるんだろうと思っていたら、目の辺りがヒリヒリしてきて)
うわっ、なんだこれ、毒か！？(素早くその場から離れ壁際へ寄り)

ふふ、毒じゃないよ。これね、玉ねぎって野菜。炒めたりしたら美味しいんだよ。ただ…切ると鼻にツーンと来て涙出るんだよ。(くすくすと笑い、説明し)
っあー…やっと終わった…俺も涙止まんないなぁ…(服で涙を拭いつつ料理を続け)

たまねぎ？(そんな食べ物があるのかと不思議そうに思いながら、少しづつ近付き)
じゃあ、体に害はないんだな？

うん、害ないよ。切る時に涙出る位で…(タネをコネつつ、形を形成して)
もう近寄っても大丈夫だろ？

そっか(安全だと分かるとゆっくりと近付き鼻をくんくんさせ)

うっ、すごい匂いだ。(嗅覚が人間の倍以上あるため、鼻を指で摘み)

あ、そっか…リュミは俺よりも嗅覚優れてるから…焼き上がるまで離れてる方がいいかも(リュミの様子に気付いて心配そうにいい、素早く形を整えて、焼き始め)

そっか、じゃあ離れて待ってる(少し離れたところで、お座りしながら、料理が出来上がるのを待ち)

…よし、出来た。(上手くハンバーグが出来、お皿に乗せて持って行き)
多分、味は大丈夫だと思う…自信ないけど…

(ハンバーグと言われた料理の匂いをかぎ)
いい匂いだ。美味そう。食べていい？