監禁された人外青年

良かった…もし、体調おかしくなったら教えて？

えー、なんでもいいが困るなぁ…さっき肉だったから、魚でいっか…今から作ってくるから待ってて？

うん、わかった。魚かぁ～(何の魚かなぁと思いながら、自分も川で魚捕まえた事あったなぁと思い出し)

魚…あ、鮭があったな…ムニエルにしよっと…～♪(楽しげにキッチンに立って料理を始め)

(暇なので、また時計を見て針に合わせて首を傾けていると、いい匂いがしてきて、食欲がわき)
まだかなぁ～

…よし、リュミー、おまたせ。出来たよ。(1人分の食事を作り上げ、机に起き)
足りなかったら、何か作るから行って？

あれ？俺の分だけ？リュートは食べないの？(疑問に思って聞いてみて)

あー…うん。この後、上官に呼ばれてるからさ。今食べたら、全部吐いちゃうし。だから、リュミだけ食べて？(先程端末で呼び出された為、苦笑しながら答え)

上官？(ピクっと耳を動かすと、リュートに近付き)
リュート、また血だらけで帰ってくるの？(心配そうに聞き)

血だらけ…や、大丈夫だと思う。だから、心配しないで？(頭を優しく撫で)
ほら、早く食べないと冷めちゃうだろ？

ほんと？もし、嘘だったら許さないからな。(リュートの服をギュッと掴みながら言い)

…うん、本当だよ。リュミはご飯食べてて？あ、シャワーも使っていいからな？(1度目を伏せた後、にこっと笑って誤魔化し)
じゃ、行ってきます

うん、分かった。(リュートを見送ると、作ってもらった料理を食べ)

っ、申し訳、ございません…っ何処を探してもあいつは見つからず…！(上官に難度も殴られたり蹴られたりし)
…はは、いてぇ…っ、ふー…ただいま、リュミ。(1時間後リュミに悟られ無いように笑みを作って戻って)

あ、おかえり。大丈夫だった？(足音が聞こえたので、来ることは分かっていて、扉の前でお座りして出迎えて)

！大丈夫だよ。リュミはご飯足りた？(打撲で身体中痛むが顔に出さず、頭を撫で)

うん、美味しかったぞ(血の匂いはしないなぁと思いながら、リュートを眺め)

ふふ、なら良かった。…っ、食器片付けてる間、シャワー浴びてくる？それともやめとく？(部屋に入り、疼く傷に一瞬だけ顔を顰めるが何事も無かったかのように話し)

シャワーって、そんな頻繁に浴びるもんなのか？(自分は何日も水浴びをしない日があるので、理解できずに首を傾けて)

そう、だなぁ…汚れたりしてたら浴びたり、寝る前に浴びたり…？人それぞれかな。リュミのしたいようにすればいいよ？(カチャカチャと食器を洗いつつ答え)

ふーん、なら入らなくていい。まだ綺麗だし汚れてないし(自分の匂いを嗅いでいい匂いだと思い)